2007年12月28日金曜日

12/27 モスクワ・白鳥の湖

  

今日は国立モスクワ音楽劇場バレエの ブルメイステル版「白鳥の湖」を観てまいりました。プロローグ/エピローグ 全4幕  18:30開演(フォーラム ホールC)でしたが、時間ぎりぎりで入り事が出来ました

スタッフ
  音楽: ピョートル・チャイコフスキー
  台本: ウラジミール・ブルメイステル、ワシリー・ゲリツェル
  振付・演出: ウラジミール・ブルメイステル(1953)
  第2幕振付: レフ・イワーノフ
  同復元: ピョートル・グーセフ
  美術: ウラジミール・アレフィエフ

キャスト
  【オデット/オディール】 : タチヤーナ・チェルノブロフキナ
  【ジークフリード王子】 : ゲオルギー・スミレフスキ
  【王妃】 : インナ・ブルガーコワ
  【悪魔ロットバルト】 : アントン・ドマショーフ
  【道化】 : デニス・アキンフェーエフ
  【パ・ド・カトル】 : オリガ・シズィフ、カドリア・アミーロア、セルゲイ・クジミン、ドミトリー・ハムジン
  【アダージョ】 : アナスタシーヤ・ペルシェンコーワ
  【スペインの踊り】 : イリーナ・ベラヴィナ
  【ナポリの踊り】 : アナスタシーヤ・ペルシェンコーワ
  【ハンガリーの踊り】 : ダリア・ダリエンコ、エカテリーナ・ガラーエワ、アレクセイ・カラショーフ、セルゲイ・マヌイロフ
  【マズルカ】 : マリア・ボロディネツ、ドミトリー・ロマネンコ

  指揮:(主席指揮者)フェリックス・コロボフ
  演奏:国立モスクワ音楽管弦楽団
    


 チケットは発売日から、頑張って買っていて納得いく席で十分に楽しめました。構成は、プロローグからの全4幕、3回休憩でエピローグを付けて、有楽町の駅に着いたときは22:30を回っていました。何となくゆったりした時間です。最近はコンパクトに時間を纏めているプロダクションが多いと思いますが、じつはこんなのんびりした時間を大切にしたいと思っています。

チェルノブロフキナがとっても愛らしい。期待通りのオデットです。本当に物語を紡ぐバレリーナです。決してフェリ的な女優という感じでは無いのですが、技術の裏付けされた人柄が出ているのかな。そうだと推測すると好きです。 またスミレフスキ の王子はまた絵に描いたようなフワッとした人物想定。なにか思い通りの「白鳥の湖」が展開されました。 大好きな1幕ワルツはコール・ドが素晴しく、また美しくやっぱり相当アダルティックな舞台でした。 本編曲順は、チャイコフスキーへの回帰とパンフレットにはありましたが聞きなれているオディールとのパ・ド・ドゥが第1幕から入っており、あれれ・・って思っているまもなく、アダージョが展開されます。 ここでは、両端の2人が候補となりますが、王子が選択したのは、ペルシェンコーワ、選ばれて嬉しそうにしている演出はとても面白かったです。
カトルは狭いホールCでは面積が物理的に足りないですね。スケールとあっていない振付と、人数が相当きつそうでした。 (勿体無いですよ、キョードー様) シズィフ、アミーロア、クジミン、ハムジンの4人で踊られますが、男性も女性も美しさはとっても良かったです。
どうしても気になったのが、王妃(インナ・ブルガーコワ) 、生粋のロシア美女です。絶世と言うには私自身の知至が足りないかもしれませんが、今日までの舞台で兎に角一番美しいと思います。
こんな母親だったら、オデットでない方向に進むパターンは・・って感じるほどでした。
そのうちにどこかで誰かのミューズ的な存在になるかも・・(意味違います?)
第2幕の湖のシーンは、静けさと言う意味でコール・ドは綺麗で、かつ素晴しい。

あと、ディヴェルティスマンでの、マントに見え隠れするオディールは少しずつ、少しずつ盛り上げます。オデットの残した、羽毛を握り締めた姿、・・スペイン・ナポリ・ハンガリー、マズルカと進みますが、この中身もそれぞれの見せ場があり、例えばチャルダッシュではタンバリンを花嫁の耳元で打ち鳴らします。とっても悪っぽく・・、観ていて「そう繋がるの的」な楽しさが自然と物語を作り上げます。特に招待客、花嫁はイジリ対象になっている様、そこからオディールが赤黒のマントから見え隠れする演出。 タイトルであった、ドラマチックは本当でした。これは決してチェルノブロフキナの演技では有りません。多分台本、振付、沸き出でるチームワークがそう感じさせます。(でもチェルノブロフキナ以外だったら分かりませんが♪)

*続きはまた書きます(今日はダウンです) ・・ 追記しました(12/28)
【プロローグ】
悪魔ロットバルトが、オデット姫を魔法で白鳥に・・
印象は、長いです。広げたはねは、約5メートルってところですね・・あれは! (あの台の上からオデット姫を隠してしまう長さ)
【エピローグ】
愛の力で悪魔の呪縛から解かれ、人間の姿に戻る。そこからサンライズです
このエピは少し感動的です。

カタログで、デッサン画があったのでつけておきますが、本当にこんな感じ。
衣装がどっちかと言うと、よき時代のソビエトみたいな感じがしています・・でもとっても(っていうか今は無いくらいのゴージャスさ!)

    
この「白鳥の湖」・・っていうか正規のブルメイステル版は初見でした。ストーリーは極めて分かりやすく、また人物の規定が確りされており、非常に理解し易いプロダクトかな。上にあるデッサン画ですが、衣装の事少し触れていますが、それより3幕、「王妃が催す舞踏会」のセットも凄かった。 シャンデリアはこの会場ではインパクトが強すぎて、ダンサーより目立っている様です。広い舞台でこそ発揮できるデザイン性ですね・・衣装も含めて。 ブルメイステル版ベースのヌレエフ版をDVDで見ていましたが、やっぱりこちらの方が総括的に好き♪でした。
  

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