今回は最後のコッペリアです。なにせ楽曲の美しさは単独で聞いていても良いくらい♪ 熊川さんはバレエを聞く・・とプロデュースしておられましたが、気持は勿論分かりますし、DVDからのRIPより、足音など入らない、美しいオーケストラの音は宝物となると思います。私の中では、単独で聞いて好きなのは、やはりジュエルズ(エメラルド&ダイヤモンド)がNo.1ですし、ジョルジュ・ビゼーの シンフォニーインC。全幕ものでは、ライモンダ、コッペリア、バヤデールです。 プロコフィエフは、聞いていて切なくなりすぎます。 熊川さんプロデュースは『くるみ割り人形』だそうですが、レパートリーを増やして欲しいと思います。はとても美しいワルツが多いですね。
Roland Petit's COPPELIA
新国立劇場バレエ団
オペラ劇場
指揮:デヴィッド・ガーフォース
オーケストラ:東京フィルハーモニー交響楽団
【振 付】ローラン・プティ
【音 楽】レオ・ドリーブ
キャスト
【スワニルダ】タマラ・ロホ
【フランツ】ホセ・カレーニョ
【コッペリウス】ルイジ・ボニーノ
【スワニルダの友人】西山裕子/さいとう美帆/寺島まゆみ
丸尾孝子/伊東真央/寺田亜沙子
タマラ・ロホ、舞台を観る機会が無く初見でした。新国立のソロイストと並んでも、決して大きくないのですね。以外と新国立のダンサーとマッチしているゲスト・ダンサーは今回が初めてかもしれません。タマラの技術は凄かったという印象だけでしょうか。少し年上のしっかり者ですが、時々にシリアスな表情になり、あれれ・・と言う感じもありますが、2幕コッペリウスの家から出てからの、ヴァリエーションからコーダはもう舞台全体がのりのりで、タマラとホセの威力はスワニルダの友人達に感染し、とっても楽しい舞台でした。
今日改めて書きますが、コール・ドの中には女性ソロイス(判ったのは湯川さん、厚木さん、真忠さんほか)が多くおりましたし、男性陣もマイレン、吉本さん等は特にあの中でも光っております。こんな贅沢な、無意味なキャスティングは新国立劇場ならではでしょう。 (まったく牧さんは何を考えて、マンネリな演目を繰り返しているのか!) でも、ダンサーの方は全く無いスケジュールよりも、観る側にとっては本当に嬉しい限りですし、このディベルティスマンの少ない演目を選択したのであれば、しょうがないのかも知れません。 なぜ選択したかは別としてですが・・・^^
彼女への思いはたくさんありますし、今日はここまでにしますが、続きはまた書く事にします。
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