キョードー東京 からメールが着いていおりました。
以下抜粋:
国立モスクワ音楽劇場バレエ2010メールマガジンvol.09 (4月12日発行号)
芸術監督セルゲイ・フィーリン「オープニング・ガラ」出演中止
国立モスクワ音楽劇場バレエ芸術監督、セルゲイ・フィーリンは、4月13日(火) 19時開演
「オープニング・ガラ」の「ドン・キホーテ」のバジル役の一人として出演する予定でしたが、
体調不良のため出演出来なくなりました。フィーリンの出演を楽しみにお待ち頂いたお客様には
大変申し訳ありませんが、ご理解頂きますようお願い致します。
なお、「ドン・キホーテ」は予定通り上演し、バジル役をゲオルギー・スミレフスキ、
セミョーン・チュージン、セルゲイ・クジミン3名でガラ・コンサート用スペシャルバージョンにて
お贈りする予定です。
また、上記の変更によるチケットの払い戻しは致しませんのでご了承下さい。
お詫びとともに、ご了承を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。
株式会社キョードー東京
らしいのですが、忙しくなってきた事もあり、今回は見送っております。でも最近はクラシックコンサートへの出入りも増えてきており、ますますバレエの時間が難しくなる。5月の連休は東京に居ないので、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2010 も参戦出来ませんが、やっぱりオケをじっくり聞きたいとき、ピアノを聞きたいときはコンサートに限ります。
今年は、ショパン、マーラーかと思いますが、私も時間が許す限りで参加してみたいと思いますが、次回は、上原彩子さんのチャイコフスキーなので、今からとても楽しみです。それと交響曲5番も・・
6月はこれ ・・ http://www.japanarts.co.jp/html/2010/piano/zimerman/index.htm
と思います!
少しバレエと関係無い話も有りましたが、すみません♪
2010年4月12日月曜日
2010年3月28日日曜日
3/28 新国立劇場バレエ 『アンナ·カレーニナ』 4回目/shutdown
キャスト:
公演最後の『アンナ・カレーニナ』を観て参りました。 すみせん、やっぱり気力・体力が、この演目では持続する事が出来ませんでした。弦楽セレナーデが終了と同時に気持ちがshutdownしてしまいました。幕間も・・その・・ぼんやり。でも、トロワ・・って言うより、山本さんのソロ。カレーニンが絶望の淵に際するヴァリエーション。・・から、「組曲第3番 ト長調 op.55 主題と変奏」部分に乗せた、黄金のマスクの群舞。やっぱり素晴らしいし、ぐんぐん引き込まれる。また、最後に蒸気機関車のシーンは、胸が高鳴る。 観る側(わたしにとって)はとっても良い演目でしたし、作り手(ダンサー)はタフな舞台だったと考えます。 ヴァリエーション、ソロ、パ・ド・ドゥ、トロワ、そして群舞の難易度とスピード。本当に素晴らしい舞台でした。
【アンナ】厚木三杏
【カレーニン】山本隆之
【ヴロンスキー】貝川鐡夫
【キティ】本島 美和
新国立劇場バレエダンサー ほか
公演最後の『アンナ・カレーニナ』を観て参りました。 すみせん、やっぱり気力・体力が、この演目では持続する事が出来ませんでした。弦楽セレナーデが終了と同時に気持ちがshutdownしてしまいました。幕間も・・その・・ぼんやり。でも、トロワ・・って言うより、山本さんのソロ。カレーニンが絶望の淵に際するヴァリエーション。・・から、「組曲第3番 ト長調 op.55 主題と変奏」部分に乗せた、黄金のマスクの群舞。やっぱり素晴らしいし、ぐんぐん引き込まれる。また、最後に蒸気機関車のシーンは、胸が高鳴る。 観る側(わたしにとって)はとっても良い演目でしたし、作り手(ダンサー)はタフな舞台だったと考えます。 ヴァリエーション、ソロ、パ・ド・ドゥ、トロワ、そして群舞の難易度とスピード。本当に素晴らしい舞台でした。
昨日、ニーナ・ズミエヴェッツのひざには出血がありました。あの睡眠用のモルヒネの世界で最後ぐるぐる回り終わった後の様です。男性2人もひざを床に何度の打ちつけている場面に遭遇しています。最後迄出演していたので、怪我などされていない様に思われますが、大変お疲れさまでした舞台後にいつも幕の中から拍手が聞こえてきますが、今日はもっと盛り上げっていても良いのではないでしょうか? そう、これだけの舞台を乗り切ったのですから・・。 もちろん他と比較しても意味が無い事はわかっております。多分エイフマン・バレエでは、また他では、これだけの施設を持ちながら、年間35公演なんてあり得ないと思います。今の新国立劇場バレエ団のペース配分は、体に染みついているだろうし、その分怪我も少なく、ある意味健全に運営されている気がします。スキルという意味で言うと、この方針とは逆になる気がしますが・・・
なにせ、観る方も気力が必要・・と言う事を胸に刻む事となりました
また、時間が有る時にでも、アンナと2人のアレクセイの小説と、エイフマンの差異について考えてみたいと思います
もう眠る事とします
それと、ついでですが、検索していました
こちら多分、マネージメント会社と思われますが、(右フレームの)Ardani Photo Album がとても素敵です
なぜかと言うと、ディアナの Beauty in Motion の舞台、リハーサル、ほかの写真がいっぱい。
ほか盛り沢山です。
それと、ついでですが、検索していました
Eifman Ballet of St. Petersburg | Ardani Artists Management
こちら多分、マネージメント会社と思われますが、(右フレームの)Ardani Photo Album がとても素敵です
なぜかと言うと、ディアナの Beauty in Motion の舞台、リハーサル、ほかの写真がいっぱい。
ほか盛り沢山です。
3/27 新国立劇場バレエ 『アンナ·カレーニナ』 3回目
続けて、ソワレも観てしまいました。エイフマン・バレエのプリンシパル達を初めて拝見です。 先行アトレでの購入では日本人キャストのみの販売だった為、急きょ1枚買い足したもの。結果的にはとても良かったと思いました。でも、もともとのシーズンチケットは、ソワレでの購入だった筈なのに・・・、少し騙されている感じもしますが、まっいいや! 幸せだから・・
【振 付】ボリス・エイフマン
【音 楽】ピョートル・チャイコフスキーなど
【装 置】マルティニシュ・ヴィルカルシス
【衣 装】ヴャチェスラフ・オークネフ
【照 明】グレプ・フィリシチンスキー
ボリス・エイフマン
【芸術監督】牧 阿佐美
【主 催】新国立劇場
キャスト:
【アンナ】ニーナ・ズミエヴェッツ
【カレーニン】セルゲイ・ヴォロブーエフ
【ヴロンスキー】オレグ・ガブィシェフ
【キティ】堀口 純
新国立劇場バレエダンサー ほか
ニーナ・ ズミエヴェッツ | オレグ・ ガブィシェフ | セルゲイ・ ヴォロブーエフ | 堀口 純 |
ニーナ、オレグ、セルゲイ、3人の・・・と言うより、
完璧な「アンナと2人のアレクセイの物語」を観せて頂く事が出来ました
(アンナ&アレクセイ・カレーニン、アレクセイ・ヴロンスキーの事です)
・・・・ 欲が出ますね♪ 、プリンシパル達は素晴らしい物語で最終となりました。そうニーナも思っていたよりも以上に大きく新国立劇場の男性陣の中に入っても目立ちますし、調和としてはゲスト組的な違和感さえ覚えます。・・・っで、欲の話としては、エイフマン・バレエの来日でしょうか。そもそも映像で観た衝撃はやはり舞台全体の調和と個性。 もし機会がありましたら楽しみにする事と致し、この舞台、明日1回を楽しむ事としましょう。
最後のカーテンコールでの彼女の気遣い、舞台マナーは素晴らしいもの。とても賢者なのではないでしょうか?
ソワレ短評:
骨格の違いを改めて感じます。骨盤が地面と垂直な日本人ダンサーと、前傾のあるゲスト達。 これは1分で感じます。アンナが舞踏会に出かけるシーン。息子セリョージャと別れ夫アレクセイが漆黒のコートを妻にはおらせます。腕を通し、肩をすくめ愛する息子を思いながら、幸福を再認識し、腕を組み1歩1歩、歩き始めるのですが、胸骨から歩くニーナにわたしは参りました。素敵でした。この後でも「この姿」が、何度も頭の中でフラッシュバックしております。 始まりです。やはり弦楽セレナーデが、先程も涙した "色" と全然違っている。ほんと・・幸せに満ちている。アンナの心が生きている。 ニーナのアンナとセルゲイの夫アレクセイは、幸福の家族愛で舞台を作っていた。とてもエレガントな役作り。小説で読んでいたやぼったい年老いた公僕感なんて、ちっとも無い。いい♪
暗転し、続いている弦楽セレナーデは舞踏会の表の美しさを十分に醸し出します。そう、あくまで表であり、その事は十分心得てるわよ・・って言わんばかりにニーナのアンナは颯爽としているし視線に気を配っている。リフトが高い。一目で2人が判る。オレグのアレクセイ・ヴロンスキーは、キティと気まぐれに踊っており、(今まで気が付きませんでしたが、)あのスピードの中で、手にキスをしている余裕さえ、なんだか「きまぐれ」に映ってしまう。 ヴロンスキーとアンナの出会いが合わさった。待っていたのはこの感じ。一瞬の出会いを物語にすることの(むずかしさを感じる事の)できる才能と出会えた事は、鑑賞の中でもほんとうに幸せの一言に尽きる。 2人のニーナ、ズミエヴェッツとアナニアシヴィリ。不思議な感じ。このニーナは身体能力の高さを感じる半面、先程書いた才能全開で迫るし、なんとも容姿が抜群に美しい。あの舞台では、3人ともって言うより、全体が舞踏会ではキラキラしてたし、楽曲がとても優しく聞こえる。オレグはやっぱりヴロンスキーであった。ソロの美しさは青年の颯爽とした華となるし、その後に続く群舞たちの贅沢感にも十分に対抗可能。本当に彼の美しさを堪能した。この舞台はやっぱり凄い事になる感じがこの時点でしました。
凄かったのは、何点かありますが中でも、
2幕最初のトロワですが、カレーニンが詰め寄り、ヴロンスキーが庇い、アンナが犠牲の上の決断をし、最大の悲嘆と最高の幸福という対象的なシーン ・・と言う簡単なストーリが、とんでもなく迫力で織りなされていました。あっけにとられたし、涙する事も出来なかった。って言うのがほんとの処。修羅場の筈です・・がきりきりした緊張の中でも静かな感じがしました。前に観た2回と真逆な感覚。感情をむき出しにし、カレーニンが結婚と世間体の間で苦悩する姿、人妻であるアンナを横取りする事が目的化しているヴロンスキー、嘘の無い感情と女としての愛を手に入れる事に必死になるアンナ・・なぜ静かなの? 小説をきちんと読めばわかる事かも。(でも新国立バレエのダンサーが違ってたのはなぜ?)宗教を信じていなかったカレーニンが許す事の偉大さを知る。って処だったのでしょうか。でもかと言って許す中に緊張感を張り詰めるのは論外。理由は理性。やっぱり公僕であるカレーニンの演技が光る場面で有った事は確かなのでしょうし、関係した2人・アンナとヴロンスキーの脇がしっかりと、このシーンを織りなした。ブラーヴォ♪
2幕、義勇兵達は、自慢話で大盛り上がりをしておりますが、ヴロンスキーが1人苦しんでいます。その後のソロはアンナを手に抱く事が出来ない苦しみだと思います。このソロが有って、その後のトロワ、イタリアの幸福、ねたみと続く、とても大切な場面。また新国男性陣を敵に回し受けて立つ場面。 オレグのヴロンスキーは凄かった。前にも書きましたが、やっぱりポイント。
1幕、特質すべきは息子セリョージャへの視線と愛情の表現。愛しい最後の諦める顔をオペラグラスで覗いて観たのですが、優しいし、やっぱりその悲嘆が美しい。以外でした。わたしの彼女への思いの事。本当に変わりました。(って今まで全然知らないのですが、映像で観てた感覚)上でも書きましたが、舞台人としての賢明さを兼ね備えた人と思いました。 また2幕でのヴロンスキーへのイタリア旅行でのいとおしさと、その瞬間反転したイライラ感。徐々に猜疑心の塊となっていくアンナ。 ぺテルスブルグの社交界に戻ったアンナの孤立。ヴロンスキーさえ、もう庇う事を諦めてしまっている。ヴロンスキーの足に絡みつき、眉間を寄せ、そんなアンナについに、自身のした事の後悔を感じ始めます。まるで言葉を語ってしまった様にアンナは感づきます。アンナの嗚咽。苦しい位の切羽詰まった場面です。本当に凄いとしか言い回しが出来ないのが残念。
こんな場面、公演観れて幸せなのです。
とっても苦しいけど、久しぶりに牧先生に感謝です
今日はマチネの休憩時間に牧先生ホワイエで見かけました。
声をかけたいと思いましたが、しませんでした。
でも、この演目の選択にとっても感謝したいです
新国立劇場バレエのみなさまも、とっても輝いているし、とくにマイレンの明るさにも参った・・しました。本当に芸人です。
上手いし面白い。(将校全員で、酔っぱらっている場面)
明日1回を残すのみ、楽しみますし、気力で乗り切ります
2010年3月27日土曜日
3/27 新国立劇場バレエ 『アンナ·カレーニナ』 2回目
本日も、新国立劇場バレエ・『アンナ・カレーニナ』を観て参りました。マチネ、ソワレ初の連続での鑑賞となります。天気も非常に良かった為か、幕間ホワイエへ出ると日差しま眩しくて少し辛かったし、先日も書いたように、小説に感動し、ついつい回数を追加してまで買い込みました。こんな重たい作品とは知らず・・、エイフマンがどんなものかも知らず・・無知で気力を絞っておりますが、後悔は全然しておりません。先日の間違いがかなりありました事を含めて、書きますが違いはご容赦願う事と致します。先日未だ山本さんの出来が・・なんて、書いてしまいましたが、今日はその言葉を吹き飛ばして頂く事が出来ましたし、凄ましいと言う言葉がぴったりと嵌ります。
今日のマチネは「カレーニン・苦悩と論理性」を観た気がしてなりません。
キャスト:
【アンナ】厚木三杏
【カレーニン】山本隆之
【ヴロンスキー】貝川鐡夫
【キティ】本島 美和
新国立劇場バレエダンサー ほか
マチネ短評(感動順):
■知ってしまったカレーニンと山本さん
薄いベージュのシュフォンと刺繍の豪奢な衣装を着たアンナは、ヴロンスキーと結ばれます。寝転がりキスをし、互いに振付による会話を紡ぎます。そこに通りかかったカレーニン。観ていた事を理解する「間」。山本さんのここからが凄かった。到底受け入れる事を拒否するのか、それとも受け入れて偽善的な善後策を練るのか? ・・もちろん表現したいのは、苦悩はアンナへの愛ゆえ・・なのかもって思いました。そう彼は公僕を、絵画化した様な人。リズムに全く不協和音は無く、常にテンポを一定に刻み続けるべき性格。その彼が今体験した不協和音。受け入れる事が出来ない苦しみ(って言うと陳腐ですが、言葉が見つからない)を、すざましい勢いで表現していた。楽曲を良く覚えていないのですが、わたしの中に波・・大きな波が押し寄せる事となります。(タイトルは知らないのですが、楽曲を知っていた為。もう相乗です)
どちからと言うと笑い顔の山本さんが、あの表情には、わたしすっかり惚れる事となりました。凄いとしか言いようがありません。苦悩が言葉となります。背中を見せていてもそうです。全くもって素晴らしいダンサーです。
■黄金のマスクの舞踏とその後・・
たぶんあの豪華さ、飾りはイタリアと考えれらます。
黄金のマスクは仮面舞踏会で、名前を隠し快楽に溺れるにはうってつけ。楽しむ事を人生の生きがいとする、その節操のなさの中に身を置くアンナとヴロンスキー。もう振りの迫力と楽曲が見事に合わさり、音のテンポとスピード感が完全にシンクロし、その上衣装の豪華(エグい程の)さと煌びやかさは、この上なく感動ものです。もう終わった瞬間から感動して拍手する事すら動く事が出来ない状態です。新国立劇場バレエのソロイスト達は、楽曲に乗って完璧なスピード感だった気がします。(テープだからね!)
その旅先でその仮面舞踏会から帰ったアンナとヴロンスキーは幸せ♪ 愛しいアンナの肖像画に励むヴロンスキーは、書きながらでも、そんな事より・・って感じでそわそわそ。絶頂なのです。窓辺を眺めるアンナの後ろから、腕いっぱいでアンナを包み込む姿は少し感動的です。でもすぐそのあと、別のアンナが「このまま本当に続くの?」って言っている様なシーンが展開されます。布石は了解出来た気がします。
■カレーニンとアンナのパドドゥ
何度か展開されるカレーニンとアンナのパドドゥですが、これ程優位性が目まぐるしく変わる内容は初めて観ました。場面としては1幕の最後です。アンナとカレーニンの別れのシーン。拒否の優位性のアンナ、セリョージャへの愛ゆへのカレーニンの優位性、蔑むアンナの優位性、一瞬カレーニンはアンナへ許しを請う仕草を直ぐ撤回し、今度はアンナがカレーニンの手にキスをして、互いが目まぐるしく憎悪と蔑みと過去の愛と今を見事に2人に見せていただく事が出来ました。涙・・・
■最後の列車
やっぱりここは凄いです。とんでも無く凄い。テープの音量は容赦無しに場内を揺さぶり、ストロボライトが危機感を煽り、ステージからの白熱系のオレンジのライトが死の世界を表現。こんな凄い場面は観た事がない。その後の静けさと、今まで無機質だった群舞の一種独特の悲壮感。
■エイフマン
これは実はすべてのベースである為、この書き方が正しいか疑問です。が書かなきゃ!
心に正直で嘘の無いアンナが世間から蔑まれ忘れ去られ、偽善で覆い尽くしたカレーニンが評価される世界感。惨い物語ですし、惨い。
初演に向けて下記の記載がありました。
何がより大切なのだろうか。義務と感情の調和という、ありふれた幻想を守ることだろうか?それとも、嘘偽りの無い激情に身をゆだねる事だろうか?
はたして、わたしたちは感情の赴くままに家庭を破壊し、子供から母親の思いやりを奪う権利があるのだろうか?
最後に表現したい世界感が見事ですし、ある意味楽曲センスが良い。でも大好きなてチャイコフスキーのあの楽曲を今後聞くときのイメージが変わった事は否めません。
改めてゲスト組をソワレで観る事となります
今日のマチネは「カレーニン・苦悩と論理性」を観た気がしてなりません。
キャスト:
【アンナ】厚木三杏
【カレーニン】山本隆之
【ヴロンスキー】貝川鐡夫
【キティ】本島 美和
新国立劇場バレエダンサー ほか
厚木三杏 | 貝川鐡夫 | 山本隆之 | 本島美和 |
マチネ短評(感動順):
■知ってしまったカレーニンと山本さん
薄いベージュのシュフォンと刺繍の豪奢な衣装を着たアンナは、ヴロンスキーと結ばれます。寝転がりキスをし、互いに振付による会話を紡ぎます。そこに通りかかったカレーニン。観ていた事を理解する「間」。山本さんのここからが凄かった。到底受け入れる事を拒否するのか、それとも受け入れて偽善的な善後策を練るのか? ・・もちろん表現したいのは、苦悩はアンナへの愛ゆえ・・なのかもって思いました。そう彼は公僕を、絵画化した様な人。リズムに全く不協和音は無く、常にテンポを一定に刻み続けるべき性格。その彼が今体験した不協和音。受け入れる事が出来ない苦しみ(って言うと陳腐ですが、言葉が見つからない)を、すざましい勢いで表現していた。楽曲を良く覚えていないのですが、わたしの中に波・・大きな波が押し寄せる事となります。(タイトルは知らないのですが、楽曲を知っていた為。もう相乗です)
どちからと言うと笑い顔の山本さんが、あの表情には、わたしすっかり惚れる事となりました。凄いとしか言いようがありません。苦悩が言葉となります。背中を見せていてもそうです。全くもって素晴らしいダンサーです。
■黄金のマスクの舞踏とその後・・
たぶんあの豪華さ、飾りはイタリアと考えれらます。
黄金のマスクは仮面舞踏会で、名前を隠し快楽に溺れるにはうってつけ。楽しむ事を人生の生きがいとする、その節操のなさの中に身を置くアンナとヴロンスキー。もう振りの迫力と楽曲が見事に合わさり、音のテンポとスピード感が完全にシンクロし、その上衣装の豪華(エグい程の)さと煌びやかさは、この上なく感動ものです。もう終わった瞬間から感動して拍手する事すら動く事が出来ない状態です。新国立劇場バレエのソロイスト達は、楽曲に乗って完璧なスピード感だった気がします。(テープだからね!)
その旅先でその仮面舞踏会から帰ったアンナとヴロンスキーは幸せ♪ 愛しいアンナの肖像画に励むヴロンスキーは、書きながらでも、そんな事より・・って感じでそわそわそ。絶頂なのです。窓辺を眺めるアンナの後ろから、腕いっぱいでアンナを包み込む姿は少し感動的です。でもすぐそのあと、別のアンナが「このまま本当に続くの?」って言っている様なシーンが展開されます。布石は了解出来た気がします。
■カレーニンとアンナのパドドゥ
何度か展開されるカレーニンとアンナのパドドゥですが、これ程優位性が目まぐるしく変わる内容は初めて観ました。場面としては1幕の最後です。アンナとカレーニンの別れのシーン。拒否の優位性のアンナ、セリョージャへの愛ゆへのカレーニンの優位性、蔑むアンナの優位性、一瞬カレーニンはアンナへ許しを請う仕草を直ぐ撤回し、今度はアンナがカレーニンの手にキスをして、互いが目まぐるしく憎悪と蔑みと過去の愛と今を見事に2人に見せていただく事が出来ました。涙・・・
■最後の列車
やっぱりここは凄いです。とんでも無く凄い。テープの音量は容赦無しに場内を揺さぶり、ストロボライトが危機感を煽り、ステージからの白熱系のオレンジのライトが死の世界を表現。こんな凄い場面は観た事がない。その後の静けさと、今まで無機質だった群舞の一種独特の悲壮感。
■エイフマン
これは実はすべてのベースである為、この書き方が正しいか疑問です。が書かなきゃ!
心に正直で嘘の無いアンナが世間から蔑まれ忘れ去られ、偽善で覆い尽くしたカレーニンが評価される世界感。惨い物語ですし、惨い。
初演に向けて下記の記載がありました。
何がより大切なのだろうか。義務と感情の調和という、ありふれた幻想を守ることだろうか?それとも、嘘偽りの無い激情に身をゆだねる事だろうか?
はたして、わたしたちは感情の赴くままに家庭を破壊し、子供から母親の思いやりを奪う権利があるのだろうか?
最後に表現したい世界感が見事ですし、ある意味楽曲センスが良い。でも大好きなてチャイコフスキーのあの楽曲を今後聞くときのイメージが変わった事は否めません。
改めてゲスト組をソワレで観る事となります
2010年3月25日木曜日
3/24 古典楽曲の楽しみ
日テレ「深夜の音楽会」公式サイト
http://www.ntv.co.jp/yomikyo/movie.html
と銘打ち、交響曲全編を聞かせて下さっております
興味のある方は、是非ゆっくりを聞いてみてはいかがでしょうか
今わたしは、有名な「モーツァルト:交響曲第40番」を聞いております(観ていない!)
それと「チャイコフスキー:バレエ音楽〈くるみ割り人形〉」などもあります
いつものオケピのバレエ公演の時よりも、多分良いかと思われます
わたしの環境は、先日の機器リニューアルでパソコンの画像をTVへ映像をOUTし、
音源は少し良いスピーカへ出せますので、まあまあ(とは言えない場合もありますが)な
演奏・コンサートを聴く事が出来る様にセットしております。
話は先日の「CDの話」ですが、実は大好きなRAVEL、ゆっくり聞く事が出来ました。
でもショッ・・・・ク!!
音源がステレオ録音になっておらずに、聞く限りかなり音がつぶれており、オケを鳴らし
始まってからは、全く何が・・何の楽器が鳴っているの? 状態。
欲張りなタイトルに目を奪われ、買った・・自分が悪い! って言うしかない状態です。
残念、また探します。
そうそう、今週末は初台にも出向きますので、幕間に新宿へ出てみたいと思います
反省、でした
http://www.ntv.co.jp/yomikyo/movie.html
と銘打ち、交響曲全編を聞かせて下さっております
興味のある方は、是非ゆっくりを聞いてみてはいかがでしょうか
今わたしは、有名な「モーツァルト:交響曲第40番」を聞いております(観ていない!)
それと「チャイコフスキー:バレエ音楽〈くるみ割り人形〉」などもあります
いつものオケピのバレエ公演の時よりも、多分良いかと思われます
わたしの環境は、先日の機器リニューアルでパソコンの画像をTVへ映像をOUTし、
音源は少し良いスピーカへ出せますので、まあまあ(とは言えない場合もありますが)な
演奏・コンサートを聴く事が出来る様にセットしております。
話は先日の「CDの話」ですが、実は大好きなRAVEL、ゆっくり聞く事が出来ました。
でもショッ・・・・ク!!
音源がステレオ録音になっておらずに、聞く限りかなり音がつぶれており、オケを鳴らし
始まってからは、全く何が・・何の楽器が鳴っているの? 状態。
欲張りなタイトルに目を奪われ、買った・・自分が悪い! って言うしかない状態です。
残念、また探します。
そうそう、今週末は初台にも出向きますので、幕間に新宿へ出てみたいと思います
反省、でした
2010年3月22日月曜日
3/22 新国立劇場バレエ 『アンナ·カレーニナ』 1回目
新国立劇場バレエで、新たに演目に加わった『アンナ·カレーニナ』、ロシア文学の神髄を観て参りました。 比喩的でリズミカルな表現と、両輪をなすストーリー。賢母ドリイとオブロンスキーの大家族の生活と、リョーヴィン・キチイの愛に満ちた時間。 これは生活感の中で美しさを奏でます。もう片側は、もちろんタイトル・ロールになったアンナとヴロンスキーとカレーニンに苦悩の時間軸。互いの時間軸が離れ、また絡みあい、小説を読んでいたわたしは、期待をしてこのマチネを迎えます。そう、アンナの心境表現は?、またカレーニンが一時的に天使になる様子は?、ヴロンスキーの愛ゆえの犠牲で獲得するものは?・・・ 思う事も多い小説ですね。兄オブロンスキーとドリイの浮気の仲裁に行った先で、会うべくしてヴロンスキーと会ってしまう。もともと賢母であったアンナは、”サンクトペテルブルグの良心” であるグループで、上品に、また敬虔に暮らした日々。
快活で有った筈のアンナの2面性。息子セリョージャと愛人ヴロンスキーの、究極とも言うべき選択を迫られた時の苦悩と、現代でも解決出来ない問題への対峙。幕切れ。
いろんな事を思い浮かべておりました。
また使われる楽曲もとても楽しみにしておりました。
スタッフ
【振 付】ボリス・エイフマン
【音 楽】ピョートル・チャイコフスキーなど
【装 置】マルティニシュ・ヴィルカルシス
【衣 装】ヴャチェスラフ・オークネフ
【照 明】グレプ・フィリシチンスキー
ボリス・エイフマン
【芸術監督】牧 阿佐美
【主 催】新国立劇場
キャスト
【アンナ】 厚木三杏
【カレーニン】 山本隆之
【ヴロンスキー】貝川鐡夫
【キティ】 本島 美和
新国立劇場バレエダンサー ほか
中劇場は始まる時、真っ暗になるので少し・・っていうか怖いです。 まっくろの暗闇のその中、弦楽セレナーデ第1楽章が響きます。このどこをとっても素晴らしい楽曲といろいろな思いが合わさって、息子セリョージャへの愛に生きるアンナの生々しい位の厚木さんに、いきなりなみだしてしまうわたし。「いい」、厚木さん・・オデット以来苦手としていたわたしでしたが、今日ここまでは、「良い」。(って始まって1分程度。すぐでしたが・・)しっかり舞台を掴んでおりました。この演目難しいと思いました。真っ直ぐに観ている方が良い。小説など読まないで、素で観た方が入る。トルストイ、新潮文庫の単庫本でも1500ページ以上の長編です。自分でポイントと思っていた処も多いし、物語の中で迷子になっている自分。パンフレットを読んでボリス・エイフマンのアンナ・カレーニナへの思い、焦点は感じたつもりでいましたが、だめダメでした。(の為、今回は気になったポイントしか書くことが出来ない様です) 考えないで観る ・・これしか無い。
セリョージャを寝かしつけた後、弦楽セレナーデに乗せて舞踏会のシーンが展開されます。(ここはキティがヴロンスキーとマズルカを・・と思ってたシーン、結婚を申し込まれ、「幸せな結婚」を夢見るキチイ)・・でもこの舞台では、ヴロンスキーとアンナはこの舞踏会で出会いました。一目でヴロンスキーが気になりました。(判るよ!でも厚木さんちょっと大げさすぎ?)。キティは全く予期せぬ行動・・ヴロンスキーがアンナをマズルカに誘った事に打ち砕かれてしまいますが、一向に気にすることなく、って言うかアンナしか目に入らないヴロンスキー。貝川さん・・ナイスです。とぼけたキャラは合いますね。
この舞踏会のシーン、新国立劇場バレエの贅沢に配したソロイスト達は見事でした。もちろんこの後、何度か交響曲に乗せて縦横上下へ走り、リフトし、交差するシーンが繰り広げられますが、何処を切っても素晴らしいし、快活。上手く演目を選択したと思います。先日「セレナーデ」では、NYCBとでの違い・・コンチェルトに乗せた物足りない新国立劇場バレエの躍動感を書きましたが、良い悪いでは無く個性と思っている最近です。 あっ・・もちろん好みは有りますが、最後「黄金の仮面」で疾走する振付の素晴らしさは圧倒されますし、幻想序曲「ロミオとジュリエット」にのせ、黒の衣装を着て蒸気機関車の疾風を演じるコール・ドは迫力満点です。ドキドキします。表現が変ですが、日本男児(だけではありませんが・・)の心意気の強さを感じておりました。(ふんどし・大太鼓の圧倒感ってのが合っているかも?) ひろみさんが書いておられます。 → こちら http://www.t-twins.net/message/index.html ほんとうにきついシーンなのでしょうね♪ 十分に迫力は伝わります。
舞踏会から時間が経ち、論理的な思考以外でも、アンナの行動の異変に気付く部分です。山本さん扮するカレーニンは、その思いを動と静で表現。(出来は未だなのでしょう)一部慣れてないな・・って感じるし、凄いと感ずる部分のギャップがまだ大きい。(いつもの完成度では無い事は感じた) 終盤に向けて完成度が上がってくるのが楽しみ。急激な「動」と時間が止まったかのように見える「静」。エイフマン独特の振付。 彼の表現はこの時点で苦悩を滲ませていた。そう、どんどん引き込まれる。厚木さんアンナとのPDDが大変長い時間、複雑でタイミングの難しさは観ててドキドキする位ですが、気持ちは十分に伝わる。「わたしはあなたに触れらる事を拒みます」って声が聞こえてくるPDD。アンナがベッドの中で、カレーニンを拒絶する論理的理由が理解出来ないし、仮説による追求もしない。
またまた時間が経ち、2人のPDDを目撃してしまうカレーニン。ここでも山本さんの演技がさえる。理性(我慢)が伝わります。彼は「ロシアの知性」で有った為、倫理を尊重し、軽蔑と位置付ける猜疑心的な感情・自分の心の中の嫉妬、アンナの視線、などに蓋をしてしまいます。もちろんそれがあだとなるのは明白。一本気でいろんな意味で正直なアンナには、これは欺瞞としか映りません。この思いは”欺瞞に満ちたカレーニン”を軽蔑で拒否し、ヴロンスキーへの愛へどんどん転嫁され、彼女の生きる意味とします。上手でアンナがベッドに横たわって模索している中、下手カレーニンが暗闇で1人。考え上げた末、アンナがいるベッドルームへ向かいます。1つになった瞬間からアンナの絶叫。(官能的な場面でした)
もう受け入れる事が出来ないアンナ。カレーニンは2人の事を既に知っています。 ヴロンスキー(下手)、華紺の紗幕を境に(ライティングが見事です。幕無しでも全然OKです)、上手にアンナが紗幕でうっすらとベッドにいる姿が映ります。完全に2人の気持ちがシンクした瞬間。互いに同じヴァリエーションを紡ぎだし(って、ここもう少し合わせて欲しかったです!)、こころとからだを合わせる事が出来ない切なさを感たかった。(← 振付ですが) 直ぐにでも彼のもと・・へって。パーティなのか? (何色か忘れましたが)ライトにぱっと華やぎ、群舞が踊り、何度目かの再会。ついにアンナはヴロンスキーと結ばれます。 結果はカレーニンの気付く事となり、世間的外聞を守る為に考え出した案(セリョージャとの生活)を飲む事が出来ないアンナは、セリョージャからついに離れる事となり、悲観のうちにヴロンスキーへ向かい、1幕が終了します。 この写真は、そのシーンです。 残酷です。でもそうなのかもしれません。
選択はしなければならないのです。
概ね流れは合っている気がしますが、細かい組み立てが、初見で覚えきれておりません
2幕はイタリア旅行からの始まりでした。(これ感です。たぶん)
2人は大きなトランクを広げて、旅行を楽しんでる様です。彼女曰く、「真の夫」であるヴロンスキーとの旅行です。軍隊を除籍したのであろうヴロンスキーは、アンナといられなくなったサンクトぺテルスブルグから離れ、社交界から離れ、悠々自適に暮らし始める事を誓い、1つ目の行動がイタリア旅行の筈。らしき感じはありあませんが、屈託の無いアンナの表情とヴロンスキーの楽しげな、また短い幸せは絶頂なのでしょう。たのしげ♪
たぶんサンクトぺテルスブルグに帰り、久しぶり・・人の噂もと感じてた2人に、世界は冷酷でした。・・やっぱり。 それまで楽しく踊っている群舞は、アンナ登場した瞬間、またアンナとヴロンスキーが踊りだした瞬間から、顔をゆがめ、不機嫌に、指を差し示し軽蔑を浴びせかけます。ここ迫力ありましたね。何人かは不明ですが、新国立劇場のソロイスト達が全員揃ったのでは無いか・・・位の軽蔑の視線が一点に。 そうアンナは瞬間的に、条件反射の様に立ち向かいます。・・がヴロンスキーが少し弱い。協力しても良いのに・・・ヴロンスキー・・って思いながらですが、何回か跳ね除けますが、アンナも、もう立ち向かう勇気が底を尽きます。黄金のマスクを被って、金の刺繍、アクセサリを贅沢に付けた、群舞はフォーメーションをあらゆる形に変化させて、軽蔑の感情を送ります。(この豪華さと気持ちが凄い)ついに我慢出来なくなって立ち去ります。
アンナにとって残されているのは、そう愛しい息子のセリョージャ、・・と生きる意味のヴロンスキーとの愛、失いかけの将来。
ここから意味が少し不思議なのですが、睡眠用のモルヒネの世界感なのか?
ワゴンの登場でした(上手前方にワゴンがあります。1人が通れる位の小さなもの)。 憔悴してるものの、財力に任せ美しいドレス姿のアンナが、部屋で1人。先程の苦しさ、今後の対処を考えています。 横たわりアンナは、ワゴンから顔を覗かせ、そのワゴンを通った瞬間から深層心理の世界。裸です。(って見えるだけですが)最終的には全てのダンサーがまるで裸で蠢く、おぞましい世界感を演出している・・これはアンナの心の葛藤である事は明白。 選択した息子のセリョージャとの別れ、最後に残る筈の、ヴロンスキーとの愛。生活、そして残された将来。このソドム的な振付は、観る事がつらくなる位の迫力と雰囲気を持っておりました。 この部分はあまり観たい ”さま” ではありませんが、この世界観では必須なのでしょう。みなさん、ダンサーの方々は素晴らしい躍動感で演じてられてた事、とても感服しました。 ブラーヴォです♪
気持ちの整理がつかない、アンナはヴロンスキーに迫り、「愛している?」 「ほんとう?」・・ もう狂気に満ちていました。厚木さんの顔だけが怖いし、受け止めるべき貝川さんが、ここでも弱い。少しアンバランスですが、理解は出来ます。 ここではヴロンスキーへ選択を迫るアンナ。「一緒に居てほしい」・・「仕事がある」・・「不審感に繋がる」・・「愛していない?」って流れ。何処にもいけなくなるヴロンスキー。なにも出来なくなる2人。アンナはヴロンスキーを愛しているし、その気持ちがPDDでも伝わります。
いよいよラストです。ここは判りやすい。
蒸気機関車の音とスモーク。列車を思わせるオブジェクト。群舞は黒い衣装と被りもので、疾走する機関車を表現します。とてつもない迫力と、楽曲が合い混じって、まるで『ボレロ』の最後近くの様な迫力で、前に迫ります。アンナが舞台後方のバルコニーに登場します。切羽詰まった表情がわたしの席からでも伺えます。幕切れと同時にエンディングに向かいました。
やっぱり、細かい組み立てが、初見で覚えきれておりません
間違っていたらごめんなさい
再度あと数回観ますので、間違いは都度修正します
ボリス・エイフマンを演目にする事の素晴らしさ、難しさ? を初めて知りました・・って判ったふりをしすぎですが・・(すみません)、映像で「ロシアのハムレット」を観ましたが、とにかく初見はアクロバチック等と言う言葉が陳腐で、振付の必要性と、ダンサーの身体能力・表現力を、このカンパニーのプリンシパルは必要である事を思った次第です。今回新国立劇場バレエでの取り組みに対しては、ブラーヴォで有る事は間違いないと思いますが、なぜかわたしの中では「しっくり」ときません。今回だけかもしれませんし、次回は反対を言っているかもしれません。
なにせ、1回目の出来としては素晴らしいと思いましたし、男性陣を充実させた事が成功の一因と考えます。
最後今回のエイフマン・バレエの方、あとボリス・エイフマン本人もカーテンコールに出てこられました。スタンディングの方もおられた様です。
私自身は、上手く理解するまでに至っておりません
楽曲(1幕で使用されている楽曲です)
チャイコフスキー 弦楽セレナーデ ハ長調 op.48 第1楽章
チャイコフスキー 組曲第1番 ニ長調 op.43 序曲とフーガ
チャイコフスキー 交響的バラード「ヴォエヴォーダ(地方長官)」 op.78
チャイコフスキー 組曲第1番 ニ長調 op.43 間奏曲
チャイコフスキー 懐かしい大地の思いで op.42 スケルツォ ハ短調
チャイコフスキー 交響曲 第6番ロ長調「悲愴」op.74 第1楽章
アレクセイ・ウートキン 「ロシアの鐘」
チャイコフスキー 交響曲「マンフレッド」 op.58 レント・ルグーブレ
チャイコフスキー 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」 op.32
チャイコフスキー 弦楽6重奏曲「フィレンツェの思い出」 ニ短調 op.70
アレクセイ・ウートキン 「ユーリエフの鐘」
楽曲(2幕で使用されている楽曲です)
チャイコフスキー 交響曲第2番ハ短調 op.17 第4楽章
チャイコフスキー 幻想序曲「ハムレット」 op.67a
チャイコフスキー 組曲第3番 ト長調 op.55 主題と変奏
チャイコフスキー 組曲第3番 ト長調 op.55 悲歌
チャイコフスキー 交響曲 第6番ロ長調「悲愴」op.74 第3楽章
チャイコフスキー 懐かしい大地の思いで op.42 瞑想曲 ニ短調
デイブ・ミラー 電子音楽
レオニード・エリョーミン 電子音楽
チャイコフスキー 幻想曲「テンペスト」op.18
チャイコフスキー 幻想序曲「ロミオとジュリエット」
快活で有った筈のアンナの2面性。息子セリョージャと愛人ヴロンスキーの、究極とも言うべき選択を迫られた時の苦悩と、現代でも解決出来ない問題への対峙。幕切れ。
いろんな事を思い浮かべておりました。
また使われる楽曲もとても楽しみにしておりました。
スタッフ
【振 付】ボリス・エイフマン
【音 楽】ピョートル・チャイコフスキーなど
【装 置】マルティニシュ・ヴィルカルシス
【衣 装】ヴャチェスラフ・オークネフ
【照 明】グレプ・フィリシチンスキー
ボリス・エイフマン
【芸術監督】牧 阿佐美
【主 催】新国立劇場
キャスト
【アンナ】 厚木三杏
【カレーニン】 山本隆之
【ヴロンスキー】貝川鐡夫
【キティ】 本島 美和
新国立劇場バレエダンサー ほか
中劇場は始まる時、真っ暗になるので少し・・っていうか怖いです。 まっくろの暗闇のその中、弦楽セレナーデ第1楽章が響きます。このどこをとっても素晴らしい楽曲といろいろな思いが合わさって、息子セリョージャへの愛に生きるアンナの生々しい位の厚木さんに、いきなりなみだしてしまうわたし。「いい」、厚木さん・・オデット以来苦手としていたわたしでしたが、今日ここまでは、「良い」。(って始まって1分程度。すぐでしたが・・)しっかり舞台を掴んでおりました。この演目難しいと思いました。真っ直ぐに観ている方が良い。小説など読まないで、素で観た方が入る。トルストイ、新潮文庫の単庫本でも1500ページ以上の長編です。自分でポイントと思っていた処も多いし、物語の中で迷子になっている自分。パンフレットを読んでボリス・エイフマンのアンナ・カレーニナへの思い、焦点は感じたつもりでいましたが、だめダメでした。(の為、今回は気になったポイントしか書くことが出来ない様です) 考えないで観る ・・これしか無い。
セリョージャを寝かしつけた後、弦楽セレナーデに乗せて舞踏会のシーンが展開されます。(ここはキティがヴロンスキーとマズルカを・・と思ってたシーン、結婚を申し込まれ、「幸せな結婚」を夢見るキチイ)・・でもこの舞台では、ヴロンスキーとアンナはこの舞踏会で出会いました。一目でヴロンスキーが気になりました。(判るよ!でも厚木さんちょっと大げさすぎ?)。キティは全く予期せぬ行動・・ヴロンスキーがアンナをマズルカに誘った事に打ち砕かれてしまいますが、一向に気にすることなく、って言うかアンナしか目に入らないヴロンスキー。貝川さん・・ナイスです。とぼけたキャラは合いますね。
この舞踏会のシーン、新国立劇場バレエの贅沢に配したソロイスト達は見事でした。もちろんこの後、何度か交響曲に乗せて縦横上下へ走り、リフトし、交差するシーンが繰り広げられますが、何処を切っても素晴らしいし、快活。上手く演目を選択したと思います。先日「セレナーデ」では、NYCBとでの違い・・コンチェルトに乗せた物足りない新国立劇場バレエの躍動感を書きましたが、良い悪いでは無く個性と思っている最近です。 あっ・・もちろん好みは有りますが、最後「黄金の仮面」で疾走する振付の素晴らしさは圧倒されますし、幻想序曲「ロミオとジュリエット」にのせ、黒の衣装を着て蒸気機関車の疾風を演じるコール・ドは迫力満点です。ドキドキします。表現が変ですが、日本男児(だけではありませんが・・)の心意気の強さを感じておりました。(ふんどし・大太鼓の圧倒感ってのが合っているかも?) ひろみさんが書いておられます。 → こちら http://www.t-twins.net/message/index.html ほんとうにきついシーンなのでしょうね♪ 十分に迫力は伝わります。
舞踏会から時間が経ち、論理的な思考以外でも、アンナの行動の異変に気付く部分です。山本さん扮するカレーニンは、その思いを動と静で表現。(出来は未だなのでしょう)一部慣れてないな・・って感じるし、凄いと感ずる部分のギャップがまだ大きい。(いつもの完成度では無い事は感じた) 終盤に向けて完成度が上がってくるのが楽しみ。急激な「動」と時間が止まったかのように見える「静」。エイフマン独特の振付。 彼の表現はこの時点で苦悩を滲ませていた。そう、どんどん引き込まれる。厚木さんアンナとのPDDが大変長い時間、複雑でタイミングの難しさは観ててドキドキする位ですが、気持ちは十分に伝わる。「わたしはあなたに触れらる事を拒みます」って声が聞こえてくるPDD。アンナがベッドの中で、カレーニンを拒絶する論理的理由が理解出来ないし、仮説による追求もしない。
またまた時間が経ち、2人のPDDを目撃してしまうカレーニン。ここでも山本さんの演技がさえる。理性(我慢)が伝わります。彼は「ロシアの知性」で有った為、倫理を尊重し、軽蔑と位置付ける猜疑心的な感情・自分の心の中の嫉妬、アンナの視線、などに蓋をしてしまいます。もちろんそれがあだとなるのは明白。一本気でいろんな意味で正直なアンナには、これは欺瞞としか映りません。この思いは”欺瞞に満ちたカレーニン”を軽蔑で拒否し、ヴロンスキーへの愛へどんどん転嫁され、彼女の生きる意味とします。上手でアンナがベッドに横たわって模索している中、下手カレーニンが暗闇で1人。考え上げた末、アンナがいるベッドルームへ向かいます。1つになった瞬間からアンナの絶叫。(官能的な場面でした)
もう受け入れる事が出来ないアンナ。カレーニンは2人の事を既に知っています。 ヴロンスキー(下手)、華紺の紗幕を境に(ライティングが見事です。幕無しでも全然OKです)、上手にアンナが紗幕でうっすらとベッドにいる姿が映ります。完全に2人の気持ちがシンクした瞬間。互いに同じヴァリエーションを紡ぎだし(って、ここもう少し合わせて欲しかったです!)、こころとからだを合わせる事が出来ない切なさを感たかった。(← 振付ですが) 直ぐにでも彼のもと・・へって。パーティなのか? (何色か忘れましたが)ライトにぱっと華やぎ、群舞が踊り、何度目かの再会。ついにアンナはヴロンスキーと結ばれます。 結果はカレーニンの気付く事となり、世間的外聞を守る為に考え出した案(セリョージャとの生活)を飲む事が出来ないアンナは、セリョージャからついに離れる事となり、悲観のうちにヴロンスキーへ向かい、1幕が終了します。 この写真は、そのシーンです。 残酷です。でもそうなのかもしれません。
選択はしなければならないのです。
概ね流れは合っている気がしますが、細かい組み立てが、初見で覚えきれておりません
2幕はイタリア旅行からの始まりでした。(これ感です。たぶん)
2人は大きなトランクを広げて、旅行を楽しんでる様です。彼女曰く、「真の夫」であるヴロンスキーとの旅行です。軍隊を除籍したのであろうヴロンスキーは、アンナといられなくなったサンクトぺテルスブルグから離れ、社交界から離れ、悠々自適に暮らし始める事を誓い、1つ目の行動がイタリア旅行の筈。らしき感じはありあませんが、屈託の無いアンナの表情とヴロンスキーの楽しげな、また短い幸せは絶頂なのでしょう。たのしげ♪
たぶんサンクトぺテルスブルグに帰り、久しぶり・・人の噂もと感じてた2人に、世界は冷酷でした。・・やっぱり。 それまで楽しく踊っている群舞は、アンナ登場した瞬間、またアンナとヴロンスキーが踊りだした瞬間から、顔をゆがめ、不機嫌に、指を差し示し軽蔑を浴びせかけます。ここ迫力ありましたね。何人かは不明ですが、新国立劇場のソロイスト達が全員揃ったのでは無いか・・・位の軽蔑の視線が一点に。 そうアンナは瞬間的に、条件反射の様に立ち向かいます。・・がヴロンスキーが少し弱い。協力しても良いのに・・・ヴロンスキー・・って思いながらですが、何回か跳ね除けますが、アンナも、もう立ち向かう勇気が底を尽きます。黄金のマスクを被って、金の刺繍、アクセサリを贅沢に付けた、群舞はフォーメーションをあらゆる形に変化させて、軽蔑の感情を送ります。(この豪華さと気持ちが凄い)ついに我慢出来なくなって立ち去ります。
アンナにとって残されているのは、そう愛しい息子のセリョージャ、・・と生きる意味のヴロンスキーとの愛、失いかけの将来。
ここから意味が少し不思議なのですが、睡眠用のモルヒネの世界感なのか?
ワゴンの登場でした(上手前方にワゴンがあります。1人が通れる位の小さなもの)。 憔悴してるものの、財力に任せ美しいドレス姿のアンナが、部屋で1人。先程の苦しさ、今後の対処を考えています。 横たわりアンナは、ワゴンから顔を覗かせ、そのワゴンを通った瞬間から深層心理の世界。裸です。(って見えるだけですが)最終的には全てのダンサーがまるで裸で蠢く、おぞましい世界感を演出している・・これはアンナの心の葛藤である事は明白。 選択した息子のセリョージャとの別れ、最後に残る筈の、ヴロンスキーとの愛。生活、そして残された将来。このソドム的な振付は、観る事がつらくなる位の迫力と雰囲気を持っておりました。 この部分はあまり観たい ”さま” ではありませんが、この世界観では必須なのでしょう。みなさん、ダンサーの方々は素晴らしい躍動感で演じてられてた事、とても感服しました。 ブラーヴォです♪
気持ちの整理がつかない、アンナはヴロンスキーに迫り、「愛している?」 「ほんとう?」・・ もう狂気に満ちていました。厚木さんの顔だけが怖いし、受け止めるべき貝川さんが、ここでも弱い。少しアンバランスですが、理解は出来ます。 ここではヴロンスキーへ選択を迫るアンナ。「一緒に居てほしい」・・「仕事がある」・・「不審感に繋がる」・・「愛していない?」って流れ。何処にもいけなくなるヴロンスキー。なにも出来なくなる2人。アンナはヴロンスキーを愛しているし、その気持ちがPDDでも伝わります。
いよいよラストです。ここは判りやすい。
蒸気機関車の音とスモーク。列車を思わせるオブジェクト。群舞は黒い衣装と被りもので、疾走する機関車を表現します。とてつもない迫力と、楽曲が合い混じって、まるで『ボレロ』の最後近くの様な迫力で、前に迫ります。アンナが舞台後方のバルコニーに登場します。切羽詰まった表情がわたしの席からでも伺えます。幕切れと同時にエンディングに向かいました。
やっぱり、細かい組み立てが、初見で覚えきれておりません
間違っていたらごめんなさい
再度あと数回観ますので、間違いは都度修正します
ボリス・エイフマンを演目にする事の素晴らしさ、難しさ? を初めて知りました・・って判ったふりをしすぎですが・・(すみません)、映像で「ロシアのハムレット」を観ましたが、とにかく初見はアクロバチック等と言う言葉が陳腐で、振付の必要性と、ダンサーの身体能力・表現力を、このカンパニーのプリンシパルは必要である事を思った次第です。今回新国立劇場バレエでの取り組みに対しては、ブラーヴォで有る事は間違いないと思いますが、なぜかわたしの中では「しっくり」ときません。今回だけかもしれませんし、次回は反対を言っているかもしれません。
なにせ、1回目の出来としては素晴らしいと思いましたし、男性陣を充実させた事が成功の一因と考えます。
最後今回のエイフマン・バレエの方、あとボリス・エイフマン本人もカーテンコールに出てこられました。スタンディングの方もおられた様です。
私自身は、上手く理解するまでに至っておりません
楽曲(1幕で使用されている楽曲です)
チャイコフスキー 弦楽セレナーデ ハ長調 op.48 第1楽章
チャイコフスキー 組曲第1番 ニ長調 op.43 序曲とフーガ
チャイコフスキー 交響的バラード「ヴォエヴォーダ(地方長官)」 op.78
チャイコフスキー 組曲第1番 ニ長調 op.43 間奏曲
チャイコフスキー 懐かしい大地の思いで op.42 スケルツォ ハ短調
チャイコフスキー 交響曲 第6番ロ長調「悲愴」op.74 第1楽章
アレクセイ・ウートキン 「ロシアの鐘」
チャイコフスキー 交響曲「マンフレッド」 op.58 レント・ルグーブレ
チャイコフスキー 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」 op.32
チャイコフスキー 弦楽6重奏曲「フィレンツェの思い出」 ニ短調 op.70
アレクセイ・ウートキン 「ユーリエフの鐘」
楽曲(2幕で使用されている楽曲です)
チャイコフスキー 交響曲第2番ハ短調 op.17 第4楽章
チャイコフスキー 幻想序曲「ハムレット」 op.67a
チャイコフスキー 組曲第3番 ト長調 op.55 主題と変奏
チャイコフスキー 組曲第3番 ト長調 op.55 悲歌
チャイコフスキー 交響曲 第6番ロ長調「悲愴」op.74 第3楽章
チャイコフスキー 懐かしい大地の思いで op.42 瞑想曲 ニ短調
デイブ・ミラー 電子音楽
レオニード・エリョーミン 電子音楽
チャイコフスキー 幻想曲「テンペスト」op.18
チャイコフスキー 幻想序曲「ロミオとジュリエット」
2010年3月17日水曜日
3/17 頭の中が、いっぱい
先日の、ニーナ&グルジア・バレエ団の余韻が冷めさいでいます。
3/14・ゆうぽうとに行く前の寄ったCDショップで、買ったCDがそのままです。
音楽を聴く事が多いわたしは、いつもなら直ぐに
パソコンにCDをいれる (第1ステップ)
|→ 専用ソフトで音を調整する (第2ステップ)
|→ iPODへ転送する (第3ステップ)
|→ 聞き入る (第4ステップ)
3/14・ゆうぽうとに行く前の寄ったCDショップで、買ったCDがそのままです。
音楽を聴く事が多いわたしは、いつもなら直ぐに
パソコンにCDをいれる (第1ステップ)
|→ 専用ソフトで音を調整する (第2ステップ)
|→ iPODへ転送する (第3ステップ)
|→ 聞き入る (第4ステップ)
って流れだと思っておりました。
ノイマイヤー版の「椿姫」でも使用されている、ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 第2楽章などは、良い演奏となると聞いているとなみだ物ですね。また、同じく、ピアノ協奏曲第1番ホ短調 第2楽章もそうですね。
・・が、今回未だ、第1ステップに達しておりません。
また他にも交響曲を久しぶりに買いました。
頭の中では、プロコフィエフの楽曲が響いており、瞬間・瞬間が思い出されます。
ウヴァーロフの表現、ニーナのあどけなさ、エレーナちゃん、JAさんのタイミング、舞台人としての姿
このまま、新国立劇場の『アンナ・カレーニナ』に来週突入ですが、少しタイミング悪いかもしれません。
ところで、JAさんのサイトでは、「グルジア・バレエ」は過去になりつつあります。ベストショットはこれです。
たくさんの写真、ありがとうございます
本当にこまめに更新して頂いている事、いつもながら感謝致します。また写真もとても楽しんでおります。
ニーナ&グルジア・バレエ団初回ので書きましたが、『今後、ニーナに踊って欲しい演目は?』って・・答えを今も探しております。
先日は、「続けて頂ける限り、全て観ていたい」と書きましたが、今また思いは募ります。
ニーナと踊って欲しいダンサーは? ・・って設問も有って良かった思いでした。
もちろんわたしの答えは、「続けて頂ける限り、全て観ていたいし、ウヴァーロフとの共演も追加」と・・なっております。
2010年3月14日日曜日
3/14 CDの話
今日は時間に余裕があったので、先週行く事が出来なかったCD屋さんへ出かけました。
先日から欲しいと思っていたのはラヴェルです。
以前
- 亡き王女のためのパヴァーヌ (これは大好きです)
- 鏡(組曲)
- ボレロ
- ダフニスとクロエ
先日から欲しいと思っていたのはラヴェルです。
以前
- 亡き王女のためのパヴァーヌ (これは大好きです)
- 鏡(組曲)
- ボレロ
- ダフニスとクロエ
など、有名な処は聞いていたのですが、もう少し聞いてみたく、欲張りなCD
CD1:
- 夜のガスパール(Gaspard de la Nuit,1908年)
- 水の戯れ(Jeux D’Eau, 1901年)
- ハイドンの名によるメヌエット(Menuet sur le nom d'HAYDN, 1909年)
- 鏡(組曲)(Miroirs, 1904年~1905年)
- 古風なメヌエット(Menuet antique, 1895年)
- 左手のためのピアノ協奏曲(Concerto pour la main gauche)
CD2:
- ピアノ協奏曲ト長調(Concerto pour piano et orchestre, sol majeur)
- クープランの墓(Le Tombeau de Couperin, 1914年~1917年)
- 亡き王女のためのパヴァーヌ(Pavane pour une infante défunte, 1899年)
- ソナチネ(Sonatine, 1903年~1905年)
- 前奏曲 イ短調(Prélude, 1913年)
- 高雅で感傷的なワルツ(Valses nobles et sentimentales, 1911年)
を買いました。ヴラド・ペルルミュテールのピアノです。
あと他、いろいろ・・
でも久しぶりにショパンを聞きたく、協奏曲とか、数枚目になるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲とかです。
また、聞く時間が要りそう。まっテレビはあまり見ないので、良いですが・・♪
3/14 グルジア・バレエのレパートリ
一応書いたので下記調べました。
確かにレパートリーは36演目有ります
って事は、 「ニーナ・アナニアシヴィリが芸術監督に就任して5シーズンで33演目」
と言う事は、それ以前は・・
確かに偉業
リンクは下記
http://www.opera.ge/eng/ballet-repertoire.php?page=ballet
Ballet Repertoire (6)
- P. Tchaikovsky - Swan Lake
- P. Tchaikovsky - Nutcracker
- A. Crain - Laurensia
- A. Adam - Gizelle
- L. Minkus - Don Quixote
- S. Prokofiev - Romeo and Juliet
Frederick Ashton’s Choreography (8)
- F. Herold - La Fille Mal Gardee
- A. Messager - The Two pigeons.
- A. Glazunov - Birthday Offering
- J. Massenet - Thais (Pas de deux)
- J. Strauss II - Voices of Spring
- J. Offenbach - La Chatte
- L. Delibes - Sylvia (Pas de deux)
- Marguerite and Armand
August Bournonville’s Choreography (4)
- H. S. Paulli - Le Conservatoire
- A. Moller - Jockey Dance
- E. Helsted, H. S. Paulli - Pas De Deux (from Flower Festival in Genzano)
- From Siberia to Moscow
George Balanchine’s Ballets (10)
- P. Tchaikovsky - Serenade
- I. Stravinsky - Apollon Musagete
- H. Kay - Western Symphony
- P. Tchaikovsky - Mozartiana
- G. Donizetti - Donizetti Variations
- C.W. Gluck - Chakonne
- T. Mayuzumi - Bugako
- L. Gottschalk - Tarantella
- I. Stravinsky - Duo Concertant
- P. Tchaikovsky - Pas De Deux
One-Act Ballets (8)
- A. Vivaldi - Green
- L. Berstein - Lea
- F. Mendelssohn - Midsummer Night's Dream
- G. Bizet - Bizet Variations (Pas de Six)
- Sagalobeli - Ballet in One Act on Georgian Folk Melodies
- Chronos Quartet - Second Before Ground
- L. Eto, N. Iamaguchi, A. Tosha - Dreams About Japan
- Jiři Kylian's Ballets
確かにレパートリーは36演目有ります
って事は、 「ニーナ・アナニアシヴィリが芸術監督に就任して5シーズンで33演目」
と言う事は、それ以前は・・
確かに偉業
リンクは下記
http://www.opera.ge/eng/ballet-repertoire.php?page=ballet
Ballet Repertoire (6)
- P. Tchaikovsky - Swan Lake
- P. Tchaikovsky - Nutcracker
- A. Crain - Laurensia
- A. Adam - Gizelle
- L. Minkus - Don Quixote
- S. Prokofiev - Romeo and Juliet
Frederick Ashton’s Choreography (8)
- F. Herold - La Fille Mal Gardee
- A. Messager - The Two pigeons.
- A. Glazunov - Birthday Offering
- J. Massenet - Thais (Pas de deux)
- J. Strauss II - Voices of Spring
- J. Offenbach - La Chatte
- L. Delibes - Sylvia (Pas de deux)
- Marguerite and Armand
August Bournonville’s Choreography (4)
- H. S. Paulli - Le Conservatoire
- A. Moller - Jockey Dance
- E. Helsted, H. S. Paulli - Pas De Deux (from Flower Festival in Genzano)
- From Siberia to Moscow
George Balanchine’s Ballets (10)
- P. Tchaikovsky - Serenade
- I. Stravinsky - Apollon Musagete
- H. Kay - Western Symphony
- P. Tchaikovsky - Mozartiana
- G. Donizetti - Donizetti Variations
- C.W. Gluck - Chakonne
- T. Mayuzumi - Bugako
- L. Gottschalk - Tarantella
- I. Stravinsky - Duo Concertant
- P. Tchaikovsky - Pas De Deux
One-Act Ballets (8)
- A. Vivaldi - Green
- L. Berstein - Lea
- F. Mendelssohn - Midsummer Night's Dream
- G. Bizet - Bizet Variations (Pas de Six)
- Sagalobeli - Ballet in One Act on Georgian Folk Melodies
- Chronos Quartet - Second Before Ground
- L. Eto, N. Iamaguchi, A. Tosha - Dreams About Japan
- Jiři Kylian's Ballets
3/14 ロミオとジュリエット アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ
本日最後のニーナとウヴァーロフの舞台を観て参りました。今回の来日公演が最後と言う事もあり、またニーナと暫く会えない事を含め、先週みたいな事が無い様、確りと朝起きました。
≪ロミオとジュリエット≫ 全 3 幕
2010年3月14日(日) 15:00~18:00
音楽 : セルゲイ・プロコフィエフ
台本 : レオニード・ラヴロフスキー,
セルゲイ・プロコフィエフ,セルゲイ・ラドロフ
振付 : レオニード・ラヴロフスキー
振付改訂 : ミハイル・ラヴロフスキー
振付改訂補佐 : ドミートリー・コルネーエフ,イリーナ・イワノワ
アレクセイ・ファジェーチェフ
装置 : ダヴィッド・モナヴァルディサシヴィリ
衣裳 : ヴャチェスラフ・オークネフ
衣裳デザイン補佐 : ナティヤ・シルビラーゼ
照明 : ジョン・B・リード
照明デザイン補佐 : アミラン・アナネッリ
舞台監督 : ニアラ・ゴジアシヴィリ
指揮 : ダヴィド・ムケリア
管弦楽 : 東京ニューシティ管弦楽団
<出 演>
ジュリエット : ニーナ・アナニアシヴィリ
ロミオ : アンドレイ・ウヴァーロフ
ティボルト(キャピュレット卿夫人の甥) :イラクリ・バフタ-ゼ ワシル・アフメテリ
マキューシオ(ロミオの友人) : 岩田守弘
ヴェローナの太守 : パータ・チヒクヴィシヴィリ
キャピュレット卿(ジュリエットの父) : ユーリー・ソローキン
キャピュレット卿夫人 : ニーノ・オチアウーリ
ジュリエットの乳母 : タチヤーナ・バフターゼ
パリス(ジュリエットの婚約者) :ワシル・アフメテリ ダヴィド・アナネッリ
パリスの小姓 : テオーナ・ベドシヴィリ
ローレンス神父 : パータ・チヒクヴィシヴィリ
ジュリエットの友人 : ラリ・カンデラキ
吟遊詩人 : ヤサウイ・メルガリーエフ
モンタギュー卿(ロミオの父) : マヌシャール・シハルリーゼ
ベンヴォーリオ(ロミオの友人) : ゲオルギー・ムシヴェニエラーゼ
居酒屋の主人 : ベサリオン・シャチリシヴィリ
(パリスの小姓って以外と気になりました!)
概ね、あらすじは前回書いているので割愛します
でも今日のオケは、慣れてきている為か、人が変わったのか、テンポが良い。ダヴィド・ムケリアは本当に良い鳴らし方をしている。もちろん外している楽器は何度か有るのはあきらめていますが、それでもここ・・と言うタイミングでは、気持ち良い位、鳴らしてくれている。あ~~気持ちがいいし、入りこめる。とっても嬉しい。
今日は、前回にも増して、涙、なみだ、ナミダの舞台だった気がします (下記順不同)
■一番の涙:
2幕の中でも圧巻は、前回も少し書きましたが、マントヴァでのロミオの苦悩のシーン。楽曲はバルコニーの主題が展開されています。この場面で、今日もまたなぜ?・・って感じですが、そうだった・・完璧な楽曲配置。そうです。ロミオはジュリエットとの、あの愛の喜びに満ちた瞬間、バルコニーの一時を思い出している事とるのですね。 でもまた主題が変わる。 ・・ロミオは苦しさを現し、もう胸を突き刺す程の体現。ウヴァーロフの凄さは圧巻だった。もちろんこの主題には、布石がしっかりとあります。それは、バルコニーと一部同じ振付。 舞踏会で出会い、嬉しさの初パ・ド・ドゥ、この後に続く悲劇の前触れ。ジュリエットとのバルコニーでのパ・ド・ドゥで、片膝を付き両手を一杯に広げ、背中を反らせて体でジュリエットへの愛を何度も誓う・・あの振付です。ウヴァーロフの腕が苦しみと同等に伸び、このバレエダンサーの身体能力の高さを感じる。嬉しさと愛で一杯だったバルコニーでのロミオだった筈が、マントヴァでは心の叫びとなり、胸を打ちのめす。わたしは足に力が入り、息が苦しくなる。そのあと体中に力が入り緩める事すら出来ない状態が数秒続き、やっと緩める事が出来た時、涙が流れて止まりませんでした。そのあとにベンヴォーリオがジュリエットの葬儀の事、死の事を告げに到着します。
■次のなみだ:
2幕幕が開き、喧騒の中で決闘が始まります。マキューシオの完全な死に際して、ティボルトが剣を持ったままで十字を切ります。その瞬間楽曲の主題が変わり、管がそれまでの空気を切り裂きロミオの感情として響きます。この鳴り方・・感動しました♪ って言うかウヴァーロフのタイミングが絶妙です。気持ちがある。悔しさが激情として観える。 直前ジュリエットと愛を誓い合い、ジュリエットの為に和解し一歩引き、我慢した。 ・・ 前回はベンヴォーリオ、仲間達の心の渦に巻き込まれた感じのロミオ・・と書きましたが、いいえ・・今日は完全に悔しさと、復讐心と、どうしようも抑えられない激情で、真っ赤になった顔のウヴァーロフ。凄い。たてはウヴァーロフが全てに於いて持って行くほどの迫力。負けているみんな・・・それほど今日のウヴァーロフは気合いが違う気がしました。後悔を持ちながらティボルトに立ち向かうロミオが、切なくて切なくてジュリエットの姿が無い分、余計に心に残った。
■最後のナミダ:
3幕全て ・・って少し乱暴ですね。でもそんな感じです。
寝室のパ・ド・ドゥの主題は聞いているだけで高揚しまし、ついなみだぐみます。その後に続く、ニーナのジュリエットは少女のまま神父の庵に飛び出します。そう・・とても愛らしい。(いつもDVDで観ているマクミラン版はここで少女→女性になります)『そうだ!良い事思いついた』的な率直さは案外良いですね。帰ってくるなりジュリエットの部屋で両親・パリスが居合わせるタイミングとジュリエットのひた隠す表情の対比。その後、パリスとの1幕での主題の繰り返し、はにかんだジュリエットは今の2人は別意識。聞けば聞くほど良く出来ている。徹底的な主題の繰り返しと感情の違いを見事に解釈し振付たラヴロフスキー版に、プロコフィエフの楽曲が、これでもかという位に後押しして3幕全体を盛り上げていた。
カーテンコールでニーナはグルジアの国旗を持ち出しておりました
少し意味深です。なにも無ければ良いのですが・・・グルジア・バレエの今後を頼んだだけで有れば良いのだが・・・!
それと、今日は愛娘のエレーナちゃんも登場してくれました。ちっちゃいね。出てきた瞬間からニーナ母になってた。
あの膝を折って迎える仕草、忘れられない♪
でも・・あのタイミングであの爆音。ほんとみんなびっくりしてたよ。
綺麗なテープ、紙吹雪で送りたかったのでしょうJAさん。いつもながらの演出。でも今日は意表を突かれた気がします。
近いところでは、マリインスキーの千龝樂では、紙吹雪&テープの量が半端無くて、ダンサーが観えなくなっていた事。
今日は、爆音と同時に、少し地味めな量のテープと紙吹雪。
難しいのね! JAさん・・花束を渡すタイミングも含めてね♪
パンフレットを読んでいるうちに、(ここ抜粋)
1851年800人の歌劇場建設と書いております。
バレエは1852年10月ぺテルスブルグから招かれたダンサーが、タオリーニ『ラ・シルフィード』の2幕を上演、これがバレエ初演。
翌年1853年『ジゼル』2幕。1896年、1200人収容の新劇場が完成。1937年、グルジアが誇る作曲家の名前を冠し、ザカリア・パリアシヴィリ記念グルジア国立トビリシ・オペラ・バレエ劇場となった。
しかしこの劇場は、1973年の火災で焼失。現在の劇場は最初の様式に戻され再建されたもので、1065人を収容できる劇場であるらしい。
21世紀の挑戦と題し、2004年 ニーナ・アナニアシヴィリが芸術監督に就任して5シーズンで33演目を上演する事が出来た様です。
とんでもない偉業ですね。
(詳しくは、サイト観て下さい → http://www.opera.ge/eng/ballet.php?page=ballet )
もちろん人の繋がりがあっての事でしょう。
わたしでも聞いたことがある名前がずらずらと出現しております。客演も多い様ですね。
国家が落ち着いてくれる事を祈ります。
JAさん、なぜ今回は募金箱、置かなかったのでしょうか?
今、N響アワーを見ながら書いております。マーラー、アダージェットでした。何とも雰囲気の良い楽曲ですが、今日の締めとしてとても相応しい、幸せな時間を過ごす事が出来ました。
そういえば、今日は、TVカメラが沢山入っていました。少し期待します
こんな奇跡的な舞台は絶対に放映お願いしたいもの♪
ありがとうございます、ジャパンアーツさん (また素敵な写真、楽しみに待っております)
ありがとうございます、グルジア・バレエ団のみなさん
それと、とっても素敵な岩田さん
アンドレイ、ニーナ 愛してしまいました
≪ロミオとジュリエット≫ 全 3 幕
2010年3月14日(日) 15:00~18:00
音楽 : セルゲイ・プロコフィエフ
台本 : レオニード・ラヴロフスキー,
セルゲイ・プロコフィエフ,セルゲイ・ラドロフ
振付 : レオニード・ラヴロフスキー
振付改訂 : ミハイル・ラヴロフスキー
振付改訂補佐 : ドミートリー・コルネーエフ,イリーナ・イワノワ
アレクセイ・ファジェーチェフ
装置 : ダヴィッド・モナヴァルディサシヴィリ
衣裳 : ヴャチェスラフ・オークネフ
衣裳デザイン補佐 : ナティヤ・シルビラーゼ
照明 : ジョン・B・リード
照明デザイン補佐 : アミラン・アナネッリ
舞台監督 : ニアラ・ゴジアシヴィリ
指揮 : ダヴィド・ムケリア
管弦楽 : 東京ニューシティ管弦楽団
<出 演>
ジュリエット : ニーナ・アナニアシヴィリ
ロミオ : アンドレイ・ウヴァーロフ
ティボルト(キャピュレット卿夫人の甥) :
マキューシオ(ロミオの友人) : 岩田守弘
ヴェローナの太守 : パータ・チヒクヴィシヴィリ
キャピュレット卿(ジュリエットの父) : ユーリー・ソローキン
キャピュレット卿夫人 : ニーノ・オチアウーリ
ジュリエットの乳母 : タチヤーナ・バフターゼ
パリス(ジュリエットの婚約者) :
パリスの小姓 : テオーナ・ベドシヴィリ
ローレンス神父 : パータ・チヒクヴィシヴィリ
ジュリエットの友人 : ラリ・カンデラキ
吟遊詩人 : ヤサウイ・メルガリーエフ
モンタギュー卿(ロミオの父) : マヌシャール・シハルリーゼ
ベンヴォーリオ(ロミオの友人) : ゲオルギー・ムシヴェニエラーゼ
居酒屋の主人 : ベサリオン・シャチリシヴィリ
(パリスの小姓って以外と気になりました!)
概ね、あらすじは前回書いているので割愛します
でも今日のオケは、慣れてきている為か、人が変わったのか、テンポが良い。ダヴィド・ムケリアは本当に良い鳴らし方をしている。もちろん外している楽器は何度か有るのはあきらめていますが、それでもここ・・と言うタイミングでは、気持ち良い位、鳴らしてくれている。あ~~気持ちがいいし、入りこめる。とっても嬉しい。
今日は、前回にも増して、涙、なみだ、ナミダの舞台だった気がします (下記順不同)
■一番の涙:
2幕の中でも圧巻は、前回も少し書きましたが、マントヴァでのロミオの苦悩のシーン。楽曲はバルコニーの主題が展開されています。この場面で、今日もまたなぜ?・・って感じですが、そうだった・・完璧な楽曲配置。そうです。ロミオはジュリエットとの、あの愛の喜びに満ちた瞬間、バルコニーの一時を思い出している事とるのですね。 でもまた主題が変わる。 ・・ロミオは苦しさを現し、もう胸を突き刺す程の体現。ウヴァーロフの凄さは圧巻だった。もちろんこの主題には、布石がしっかりとあります。それは、バルコニーと一部同じ振付。 舞踏会で出会い、嬉しさの初パ・ド・ドゥ、この後に続く悲劇の前触れ。ジュリエットとのバルコニーでのパ・ド・ドゥで、片膝を付き両手を一杯に広げ、背中を反らせて体でジュリエットへの愛を何度も誓う・・あの振付です。ウヴァーロフの腕が苦しみと同等に伸び、このバレエダンサーの身体能力の高さを感じる。嬉しさと愛で一杯だったバルコニーでのロミオだった筈が、マントヴァでは心の叫びとなり、胸を打ちのめす。わたしは足に力が入り、息が苦しくなる。そのあと体中に力が入り緩める事すら出来ない状態が数秒続き、やっと緩める事が出来た時、涙が流れて止まりませんでした。そのあとにベンヴォーリオがジュリエットの葬儀の事、死の事を告げに到着します。
■次のなみだ:
2幕幕が開き、喧騒の中で決闘が始まります。マキューシオの完全な死に際して、ティボルトが剣を持ったままで十字を切ります。その瞬間楽曲の主題が変わり、管がそれまでの空気を切り裂きロミオの感情として響きます。この鳴り方・・感動しました♪ って言うかウヴァーロフのタイミングが絶妙です。気持ちがある。悔しさが激情として観える。 直前ジュリエットと愛を誓い合い、ジュリエットの為に和解し一歩引き、我慢した。 ・・ 前回はベンヴォーリオ、仲間達の心の渦に巻き込まれた感じのロミオ・・と書きましたが、いいえ・・今日は完全に悔しさと、復讐心と、どうしようも抑えられない激情で、真っ赤になった顔のウヴァーロフ。凄い。たてはウヴァーロフが全てに於いて持って行くほどの迫力。負けているみんな・・・それほど今日のウヴァーロフは気合いが違う気がしました。後悔を持ちながらティボルトに立ち向かうロミオが、切なくて切なくてジュリエットの姿が無い分、余計に心に残った。
■最後のナミダ:
3幕全て ・・って少し乱暴ですね。でもそんな感じです。
寝室のパ・ド・ドゥの主題は聞いているだけで高揚しまし、ついなみだぐみます。その後に続く、ニーナのジュリエットは少女のまま神父の庵に飛び出します。そう・・とても愛らしい。(いつもDVDで観ているマクミラン版はここで少女→女性になります)『そうだ!良い事思いついた』的な率直さは案外良いですね。帰ってくるなりジュリエットの部屋で両親・パリスが居合わせるタイミングとジュリエットのひた隠す表情の対比。その後、パリスとの1幕での主題の繰り返し、はにかんだジュリエットは今の2人は別意識。聞けば聞くほど良く出来ている。徹底的な主題の繰り返しと感情の違いを見事に解釈し振付たラヴロフスキー版に、プロコフィエフの楽曲が、これでもかという位に後押しして3幕全体を盛り上げていた。
カーテンコールでニーナはグルジアの国旗を持ち出しておりました
少し意味深です。なにも無ければ良いのですが・・・グルジア・バレエの今後を頼んだだけで有れば良いのだが・・・!
それと、今日は愛娘のエレーナちゃんも登場してくれました。ちっちゃいね。出てきた瞬間からニーナ母になってた。
あの膝を折って迎える仕草、忘れられない♪
でも・・あのタイミングであの爆音。ほんとみんなびっくりしてたよ。
綺麗なテープ、紙吹雪で送りたかったのでしょうJAさん。いつもながらの演出。でも今日は意表を突かれた気がします。
近いところでは、マリインスキーの千龝樂では、紙吹雪&テープの量が半端無くて、ダンサーが観えなくなっていた事。
今日は、爆音と同時に、少し地味めな量のテープと紙吹雪。
難しいのね! JAさん・・花束を渡すタイミングも含めてね♪
パンフレットを読んでいるうちに、(ここ抜粋)
1851年800人の歌劇場建設と書いております。
バレエは1852年10月ぺテルスブルグから招かれたダンサーが、タオリーニ『ラ・シルフィード』の2幕を上演、これがバレエ初演。
翌年1853年『ジゼル』2幕。1896年、1200人収容の新劇場が完成。1937年、グルジアが誇る作曲家の名前を冠し、ザカリア・パリアシヴィリ記念グルジア国立トビリシ・オペラ・バレエ劇場となった。
しかしこの劇場は、1973年の火災で焼失。現在の劇場は最初の様式に戻され再建されたもので、1065人を収容できる劇場であるらしい。
21世紀の挑戦と題し、2004年 ニーナ・アナニアシヴィリが芸術監督に就任して5シーズンで33演目を上演する事が出来た様です。
とんでもない偉業ですね。
(詳しくは、サイト観て下さい → http://www.opera.ge/eng/ballet.php?page=ballet )
もちろん人の繋がりがあっての事でしょう。
わたしでも聞いたことがある名前がずらずらと出現しております。客演も多い様ですね。
国家が落ち着いてくれる事を祈ります。
JAさん、なぜ今回は募金箱、置かなかったのでしょうか?
今、N響アワーを見ながら書いております。マーラー、アダージェットでした。何とも雰囲気の良い楽曲ですが、今日の締めとしてとても相応しい、幸せな時間を過ごす事が出来ました。
そういえば、今日は、TVカメラが沢山入っていました。少し期待します
こんな奇跡的な舞台は絶対に放映お願いしたいもの♪
ありがとうございます、ジャパンアーツさん (また素敵な写真、楽しみに待っております)
ありがとうございます、グルジア・バレエ団のみなさん
それと、とっても素敵な岩田さん
アンドレイ、ニーナ 愛してしまいました
登録:
投稿 (Atom)
