ラベル 小野絢子 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 小野絢子 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2011年9月14日水曜日

9/14 新国立NEWssss !!!


サイトに出ていました。
それはそうと、「パゴタの王子」のCD聞きました。先日も書いたかも・。・
面白いので、是非!
amazon 等では無いのですが、発売はされております
(写真も無くてすみません)


それはそうと、かなり混乱してるのかしら?
メールでも気になっておりますが・・・

10月30日に開幕する『パゴダの王子』で<王子>役を予定されておりました山本隆之(11月1・3日)の代役が芳賀 望(はが・のぞむ)に決定いたしましたのでお知らせいたします。これに伴い、11月1・3日の<東の王>役奥村康祐(おくむら・こうすけ)が出演いたします。

また、<皇帝>役で出演が予定されておりました津村禮次郎(10月30日、11月2・5・6日)は、創作の過程で出演しないこととなりました。代わりまして、堀 登(ほり・のぼる)が出演いたします。なお、津村禮次郎は、今後も本作品にはアドヴァイザーとして参加いたします。





それと、こんな記事も  sooooon ですよ♪



バレエ団ブログ 新国立劇場バレエ団
新国立劇場バレエ団 バレエ団ブログ(現在、準備中)リハーサル風景やダンサーの日常などをご紹介!


実のところ、少し離れてる途中ですが、やはり気になります

今また、マルッキのベートーベンを聞いております
先日書いたように、付き合えば好きになれるタイプなのかしら
N響は、あまりノリ気で無い気がしてなりませんが、揺らさない5番って初めてかもしれません

いい♪


2011年7月2日土曜日

7/2 ロミオとジュリエット3回目

少し前段ですが、「パゴダの王子」のPDFが掲載中ですね。
(ちらしを掲載します)

詳細は: http://www.nntt.jac.go.jp/ballet/pdf/20000444.pdf


これ不思議でしょう・・って思います
フォーカスは小野絢子さんではなく、カメレオンなのです
花も変ですし、そのコントラストも変です
極めつけは、1匹と1人のその間には青空です
それと、いろいろと齟齬があります。さくら姫とか、とかげとか 呼称を統一して欲しい
一応「動物界脊索動物門爬虫綱有鱗目トカゲ亜目(wikiから)」なのでよしとするが・・
(新国立劇場の階段上のボードには、Princess Cherry って有ったように思います)
意味不明なのか意味深なのか? 現在のところは不明です
英国バーミンガム・ロイヤル・バレエとの共同制作 ⇒これ合理的ですね。今回はメリットでしょう
なにせ、今までに無い感じの感覚ですね


ジュリエット:本島美和
ロメオ:福岡雄大
マキューシオ:八幡顕光
ティボルト:古川和則
ベンヴォーリオ:厚地康雄

本島美和の舞台を見るのは久しぶりです。
チケット購入の時点では判明してない事が原因で結果
結果から書きますと、今回少し見直しました。って言うか、これはこれで良かった気持ち
もし、7/2 ジュリエット:本島美和 だったら買ってなかったし、こんな偶然もありですね

前回も書きましたが、八幡さん登場で何となくバランスが崩れますね
練習不足と言ったほうが合っていますか。彼のパフォーマンスから申しますともう少し技のキレは有るはず
身長等、ウィークポイント以上のパフォーマンスで勝ち取ってきた役達に申し訳無い様な出来
こんな事言うのも、八幡さんがヒール役で頑張れる人と思ってるから
不可欠な人にならなきゃ、みんなの目的はそうだと思うし、芸術家として、パフォーマーとして、有るべき姿に戻って!
本日ロミオとベンヴォーリオはキレがあり、本当に美しくもあるのですが、キャピュレットへ入る前のトロアでも彼だけが遅れるし、軸がぶれぶえだし、観てて悪態を付けなくなる寂しさを覚えます。男の子でしょ♪
福岡さん、厚地さん、輪島さん、等本当に男性陣の層が良くなってきている事、今回とても嬉しく思いました
(いまさらって感じですね・・多分、他でしっかりとスキルを上げた人たちだもの)
女性は若い方がどんどん出てきてて、普通今からと思う、先日のプリンシパル昇進に伴い、もう後が無くなってしまった。
名前をもらう責任は、最後が一番きついと思う。小野さんのプリンシパルは、5年後の在るべき姿で保持出来るのでしょうか?
若くして、エトワールになったオペラ座の人はしっかりと45歳迄地位を約束されているし、歴史がある
もちろん本人の努力次第で役の有無はあると思うが・・
そのエトワール達を私たちはみているし。
日本もそうなってほしいな。
若い方だけを優先するのも悪いとは言えないものの、フェリが46歳で演じた、バルコニーのジュリエットは少女そのものであった。

なかなか本題へ行くことができませんが、すみません
じつは本島美和は故意に避けていたのです。
とにかく、書きだすと悪口になりそうなので話をしない事にしておりました
プロモーションで売りだすダンサーって印象で、はじめから実力もないのに抜擢?って
正直な所でした。
それから数年たっておりましたが、その間がすっかり抜け落ちております
たまに準主役的な役柄でも出てても、書かないか、ここが嫌い・・って感じでした
でもでも、今日実は「ほろっ」って涙が・・昨日ゲスト組の舞台では感じなかった、「気持ち」がきっちりと伝わりました。凄い進化、やはりお膳立てしてくれた日々を彼女は無駄にすること無く、それ以上に頑張ったのでしょう。って思います。ものすごく巧くなっている。いつも体操選手的な感じしか見たこと無く、演技するとかはまるで別世界の次元と思っていたのも過去の事では無いかと思います。たぶんみなさん気づいているし、今頃何を言うの? って思いますが、いま自分を振り返り、真っ直ぐ観てなかった事、またしても馬鹿な自分です。(でも多分ですが、牧版・椿姫でマルグリット役を見たと思います。その時以後からの進化と思います)
良いことを書きましたが、全編ではありません。3幕の一部です。本島美和は恵まれた容姿を持っています。それと来シーズンはプリンシパルです。どうなるのかな?
お約束なのですが、オケ木管が戻ってた。

やっと本題です
1幕:
街の喧騒、コール・ドの髙橋一輝君と思う。彼おもしろい。この喧騒の中、しっかりと目立っている。吉本さんばりの演技。
キャピュレット家の前、来客達が集まってくる
ロザラインのうっとりする美しさに、ロミオが魅せられた(実は2回目だが)⇒わたしも
3人のトロアが印象的。足さばきに美しさにしばし埋れていた。
悪ふざけも飽きてきたし、中へ突入ですね
マンドリンはマキューシオで、ゴールドのマントはベンヴォーリオ
騎士たちの1歩目は遅れないで済んだ、この感じです。3回で一番あってた。
下手側にいたわたしは、ロミオがロザラインに4回迄、迫るのを目撃した。
そうそう、ジュリエットとパリスのパ・ド・ドゥは始まっていたが、気になって気になってロザラインの断り方、無視の仕方、ロミオ引き際をじっくり観察していた。川村・ロザラインは、目を合わせない攻撃で対応中。って言う間に最後になってた、ロミオとジュリエットの目が合ってしまう。恋が始めってしまう・・って思ってたら、そうなった。パ・ド・ドゥ全然見れなかった。いいや!
ロミオ、良いですね。恋が始まった瞬間から1点を見つめるジュリエットに対峙する姿は美しい。パリスはロザラインと話込み、珍しく声すらジュリエットにかけないでいる。こんな展開初めてでした。でもその分ジュリエットはロミオを見つめたままで、わたしにとても強い印象を与えた。意外に演技として成り立っていた。ってからが見直しの始まり!
ボール・ルーム
無邪気な2人をどう魅せるのか?
期待はしない。⇒ぜんぜん間違いだった
「頭痛がするの」って声も聞こえる。期待も見えてくる。いつもの本島美和では無い。そのあとのロミオが凄かった
って言うか2人の世界観を確りと作り上げている・・ってことがどんどん見えてくる。これは良い舞台になるって思った。
これが主役の力。
こういう事を楽しみにしている私たち。
違う角度からのアプローチも楽しい。ジュリエットが、ロミオを見つめ、場面が進み、マンドリンをロミオが渡そうとした時の、長田さんの気遣いが素晴らしかった。あの仕草って演技なのかな? 優しさと気遣いが相まって、母さんに見えてしまったのもあるが、優しい友人は直接渡されるより・・って思い、一度手に取りジュリエットに渡す。言い含める顔も優しい。とってもいい場面だった。こんな場面今まで気にした事無かったから・・ 発見でした
周りからの良いエネルギーに支えられてよくなる舞台。今回両方揃っていたが、やはり全てを引っ張って行くには未だ勉強だ!って言っておきます・・とりあえず(少しまだ意固地なわたしがいます)
バルコニーはやっぱり書くことができません

2幕:
街の喧騒からですが、また今度にします
今、ニコラがNHKプレミアで始まりましたので・・すみません

2011年6月30日木曜日

6/29 ロメオとジュリエット1回目

新国立劇場、7年ぶりの再演となっていました。
以前は、
アレッサンドラ・フェリ/アンヘル・コレーラ
酒井はな/山本隆之
シオマーラ・レイエス/デニス・マトヴィエンコ
で6回の公演でした。
http://www.nntt.jac.go.jp/season/s217/s217.html

ジュリエットダンサーであるフェリが出演したのが7年前ですね。本日は、じつは初めてのマクミランバージョンです。ほんとうに、「観れない」し、「見たくない」って思いもあり、大好きなジュリエットダンサーが出演していただく事が出来る迄って、避けていたかんじなのです。でも新国立劇場の公演であれば・・、また小野さんであれば・・って思い本日意を決して見にいきました。
ここは、シーズンチケットを購入するときには小野さんが決まってた為、正確に言うと、「本日」ではありませんが ^^:;

ロメオとジュリエット (MacMillan's Romeo and Juliet)
【振 付】ケネス・マクミラン
【音 楽】セルゲイ・プロコフィエフ
【監 修】デボラ・マクミラン
【舞台美術・衣裳】ポール・アンドリュース
【照 明】沢田祐二
【指 揮】大井剛史
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

ジュリエット: 小野絢子
ロメオ: デニス・マトヴィエンコ <マリインスキー劇場>
マキューシオ: 八幡顕光
ティボルト: マイレン・トレウバエフ
ベンヴォーリオ: 芳賀 望




そういえば本日、撮影が入っているってアナウンスがあったのでDVD化するかもしれません
マイレンさん、おめでとうございます! 来シーズンは、もっと主役を!ね 
本日のひげ、とても素敵でしたよ。似合うから嬉しい。
小野さんは、確かにジュリエットダンサーになります。
まだまだうまくなる、のびしろも多い。彼女の詳細はしりませんが、未だだいぶ若いと思います。あと10年ぐらい新国立劇場で踊ることが出来れば、また芸術監督が良ければ、優等生として大切に踊ってくれると思います。(だって新国立劇場あっての小野さんだもの!)不満ってもちろんあります。いつも思うのは感情移入はあまり出来ません。彼女の舞台。でも・・それでも、十分な幸せ、元気な気持ちにしてくれる。これは財産。賢明さが伝わるし「こうしたい」って事がはっきりしてる。 それと誤魔化しの無さがやっぱり観てて気持ちが良い。

主題ですが、

1幕:
いきなりですか? 
オケの話ですが、外し過ぎでしょう。今日は、とっても素敵なプロコフィエフの楽曲が台なしですよ。これは半分のエレメントが楽曲って言うくらい私的には思い入れがあります。なんどもなんどもフェリの映像を観てるから、なにか「パブロフの犬」状態なのです・・・・って意味ですから、これには参った。
デニス君、見るの久しぶりなのですが、だいぶ老けてた。びっくりした。

キャピュレットをからかい、街の喧騒が始まる。
娼婦の湯川さん、はじけてた。
ロメオと思いっきりのキスで朝を迎えている。
すざましい迫力・・さすが湯川さん(2度いいました)。楽しそうな人・・人。
あっマキューシオは八幡さんだ。
まったくキャスティング見ないでいたので、1人小さいしやけに子どもっぽい。
でもあの猫のような技巧を披露するには、役柄があっているかもね。
芳賀さんとデニス君のバランスがヤケに美しいって思える。ベンヴォーリオっていつも地味な役っておもってたけど今日は違ってしまった。八幡さんのお陰♪
おふざけの巧いベンヴォーリオは、街の女たちを追っかけ回す。(役者さん!)
でもあの化粧は頂けない、いまの世の中でなぜ、あそこまで白塗りでショッキングなコントラスト? シンデレラでもそこまでやらないだろ!
キャピュレットの登場。まちは喧騒中。
そのあとそれぞれ一家そろっての喧嘩。
やれやれ、街の役人さんも大変です。
本当に、仲が悪いっていう演技。それはそれで面白いが、街の女たちまでみんな喧嘩しているし、行き過ぎはなんとか。
パリスがジュリエットに会いにきた。ジュリエットはぱちぱちさせて見ている。
若い小野さんで良かったと思う。 ⇒ ここだけは。そのあとも可愛いし。

キャピュレットが集う
パーティの始まりです。
暗転から1テンポ、音が遅れて、「騎士たちの踊り」が入る。 ⇒ 意外と気になる
ここやっぱり好きです。
そのあと、パリスがジュリエットのパ・ド・ドゥが入るのですが、ここ見所でした。
ジュリエットがふわりと浮遊感を魅せてた。
素晴らしい、あの感じ。
どこかで観た気がする。ここだけで小野さんまたまた好きになった。
パリスは相変わらず嫌われている事を認識せずにいるが、ロメオと出会ってしまってからはもう目は無い。ぱちりぱちりとした、大きな目をした小野さんは、ジュリエットの気持ちを伝えるべく、努力は視えるが、しない方が自然。彼女の素敵さは、自然と出ているし、無理に目を大きく開けて、意識しないでも、良い気もする。(これは好みでしょうが)
デニス君のロメオも素敵。
初めての2人であうボールルーム。確かめ合うかのようにって書きたいのですが、嘘になる。
どっちかって言うと、興味津々って感じがあう。子供たちが遊ぶ感じ。以外とデニス君もいけてた。
厳しいティボルトの威勢が優っており、いい感じのバランスを出していた。
バルコニーは、技術的な部分しか感じ無い。
ここからあの刹那を想像するのは無理。
でもよい、これはこれで。
キスの初々しさなんて期待しない
ロメオはやはり表現が巧い?と思うが、キレは落ちてた。

2幕:
2番目の見せ場、マキューシオ、ティボルト、ロメオ。男性の全くっていいほどの 馬鹿さ加減をあますこと無く脚本に記した、シェイクスピアの勝利。
ロメオが幸せ絶頂の中、喧嘩はやめたモードに、内心怒りを感じつつ、余裕をもって小馬鹿にするティボルトは収まらずにいる。マイレンくんの演技はさすが。
マキューシオは彼で、のんきに喧嘩をはじめるものの、注意が足りないし、粘るし。
切れた
ロメオはもうあとも先も何も見えない これが悲劇。
両家の間に燻る見えない力が動いた。ティボルトの死です。
あ~いつもながら、キャピュレットのお母さんは凄い。
ここからのレールは、神が敷いた通りのスピードと結果
神父が考えた計略さえ、陳腐化する

3幕:
寝室、ここは好きな場面です。また一番涙する場面。
バルコニーと同じなので割愛です。
ベッドに座りじたばたし、ヴェールを取り、神父さんの下へ ・・ 一番の見せ場なのですが、ここも割愛です。
じたばたして欲しいってわたしいつも思います。フェリは息で表現していました。
理想的ですが、これを彼女に望んでる訳ではありません。
そう、じたばたするでしょ。それ自体が欲しいだけなのに。

パリスは無意識のジュリエットと、パ・ド・ドゥのつもりが・・・、全くリフト持ち上がってないし貝川さん
ここでも、小野さんは綺麗です(体のつよさは尊敬する)

ナイフを手に取る、ジュリエット。
豆腐に刺した感じで、とっても軽くて面白い演技。
死んじゃった。そのあとも意外と粘りも薄い。
ひと通りのルーティンは守った・・きがする。言い当ててると感じますが、死までのロードマップとしいては、イベントが少なくってあれれ・・って思う。
それとヴァイオリンのソロが、死にゆくジュリエットを思い素敵に響いて欲しい所
いつもの小野さん。こんな感じが好きな人も多いとおもう・・ってわたしが大好き。 
きょうの粘りは、マキューシオの場面。あれは理解出来なかった。死に向かう場面は違うものの、なぜここで悔しい表現?なのって。 
一方のティボルトは少しだけ笑った。カッコ良すぎる
小野さんのジュリエットでわたしが好きなのは、「意志ありき」ってところ。
ロミオ(上手く演じてた)がだめだめなのでジュリエットがしっかりとする

でも小野さんって面白い。ジュリエットは似合わない1番手だった。
コッペリアが一番
ジュリエットとニキア、いきなりデビューってほんとうに大変だったと思う
今は良いとして、今度もお客さんはいってほしい
長い間、プリンシパルとして頑張れる、新国立劇場であって欲しいと思う


2011年5月29日日曜日

5/29 ロミオとジュリエット か

新国立劇場『ロミオとジュリエット』の配役、気になって見てみました
もうとっくに出ているし・・

とても美しい、広告までできておりました
⇒ PDF DOWNLOAD
東京フィルは全然問題無いのですが、指揮が、大井さん・・やっぱり気になる。
ここ割に「おみあい」なんてしないで欲しいし・・なんて思います。

私は下記を今とっておりますが、行けるかどうか不明です。
体調が全然ダメです。また、気分的な事が大きいのかもしれませんが・・
小野さんもジュリエット・デビューなのですし、この公演は観たいきがする
7/2はあまり興味が湧きませんが、取り敢えず、29日は行きたいと思いますね♪

こちらも

【6/29(水)7:00】
    ジュリエット:小野絢子
    ロメオ:デニス・マトヴィエンコ<マリインスキー劇場>
    マキューシオ:八幡顕光
    ティボルト:マイレン・トレウバエフ
    ベンヴォーリオ:芳賀 望
【7/1(金)7:00】
    ジュリエット:リアン・ベンジャミン<英国ロイヤルバレエ>
    ロメオ:セザール・モラレス<英国バーミンガム・ロイヤルバレエ>
    マキューシオ:福田圭吾
    ティボルト:輪島拓也
    ベンヴォーリオ:菅野英男
【7/2(土)2:00】
    ジュリエット:本島美和
    ロメオ:福岡雄大
    マキューシオ:八幡顕光
    ティボルト:古川和則
    ベンヴォーリオ:厚地康雄

2010年12月3日金曜日

12/3 新国立劇場 『シンデレラ』 2回目


  本日は2回目『シンデレラ』でございます。先日の川村さんを忘れられずにいます。 全体的には本日がファーストキャストと思われますが、好き嫌いはあるのも・・ どちらが好きになれるかな?
西山さんのキャスティングは大きいな・・って思うし、4人のフェアリー達のつぶは揃っている。また吉本泰久のナポレオンは、とてもじゃないが、静観は無理♪ だって新国立劇場一番の役者?なのですから、お約束でも面白いでしょ! でも、鉄壁の小野&山本、今シーズン一押しのペアリングとキャスト陣を揃えたはずなのに・・・。

キャスト:
    【シンデレラ】  小野絢子
    【王子】  山本隆之
    【義理の姉たち】  高木裕次 マシモ・アクリ
    【仙女】  本島美和
    【父親】  石井四郎
    【春の精】  西山裕子
    【夏の精】  西川貴
    【秋の精】  高橋有里
    【冬の精】  厚木三杏
    【道化】  八幡顕光
    【ナポレオン】 吉本泰久
    【ウェリントン】  市川 透

スタッフ:
    芸術監督: デヴィッド・ビントレー
    振付: フレデリック・アシュトン
    作曲: セルゲイ・プロコフィエフ
    装置・衣裳製作: 英国ロイヤルバレエ
    指揮: デヴィッド・ガルフォース
    管弦楽: 東京フィルハーモニー交響楽団


早速本題です
結果から言うと、温かい気持ちで、育ってくれる事を待つ事と致しましょう♪ (なんで上から目線?)

アシュトンの振付は私などでは解らない難しさがあると思われます。 さいとう美帆は、出てきた時からシンデレラだった。そのあともず~っとそう。気品があるし、シンデレラオーラがあった(気がする) でも小野絢子は、技術的な強さは随一だし、とてもひとつひとつが丁寧で、そこがファンとしては大変嬉しくもあり、良い時もそうでない時も、応援致したくなります。彼女の演目への向き合い方、音楽性と丁寧なバレエは本当に大好きなのですから。 でも今日はキラキラしたシンデレラでも無ければ、強さも感じ無かったし、なんかいつもよりも中途半端な演技だし。残念だった。あっ・・当然ですが、一般的な水準以上である事は言うまでも無いのですが。 山本&小野絢子のペアでは、いやが上にも期待しちゃうし、厳しくなった結果の言葉です。せっかくの機会、もっともっと弾けててもいい感じがするし、そんな小野絢子を今回期待していた。あと、王子が・・山本さん、少しだけ練習不足なのでしょうか? 体が重たそう! でもいいです。許しちゃう。この2人観てて本当に綺麗だもの。 日本人のペアで一番好きな理想の2人。

1幕目:
今日も出だしからシンデレラを中心として観ておりました。やっぱり1人1人全然違う。面白い。歩く場所から、掃除する範囲。音楽の取り方。同じのは幕が開いたときの居場所だけかも。好きとか嫌いではなく、とってもありです。(明日まゆみさんも楽しみにしておきます) 小野さんの役作りは、姉さん達とキチンと向い会ってた。あれじゃ疲れる。でも彼女らしいって言えばそうかも知れない。勝手に作っている小野絢子像。ソロは本当に上手い。踊り出すとシンデレラだと思い出す。この不思議な楽曲に上手く乗る。 この振付・・って。よどみの無さって大事だけどできるスキルを持ってる人って、実は少ない?かも。 一流の音楽性がベースに無いと無理だものね♪ 姉妹達は今日もあまり目に入らない。前のおじさんのアタマにやられました。
いい事思いついた・・って感じの瞬間、ぱっと上を見てシルクのスカーフをほうきに括りつける。また変装した仙女が顎に手をあて、ぱっと目を見る瞬間。いろいろとあれれって思う瞬間はありました。年齢を重ね、舞台を重ね、本当に時々で私たちはあなたを観てまいりますね。
仙女と言えば、今日のファーストキャストの4人の精達は、上に書いたとおりで、中央付近はあまり観ておりません。


2幕目:
場所はお城ですね。楽しみにしてるのは、シンデレラ登場シーン。それとパ・ド・ドゥ。ヴァリエーションと、12時の鐘。だいたい見れたので満足♪ 今日思ったのですが、小野絢子は、マイレンの方が鉄壁なのかな? パ・ド・ドゥは観てて余り上手く無かった気がする。本当に美しく安定してる所・・得意・・と、不得手が交錯してた感じ。どちらがって訳でなく、上手く無いって訳でなく、なんとなくしっくり来ない感じが、この2人から臭う。この幕はそれぞれ相手に対して真摯に向き合うのが前提となり、その上で細かい役作り・感情が、私たちの下へ響いてくる。今日感じる事ができなかった理由の言い訳として、マイレン君を思い描いても見た。
そうすると、さいとうさんが困るから、やっぱり撤回!
それにしてもうっとりでした。もちろんシンデレラ登場シーンです。唇を結んだ小野絢子は、とても愛嬌系の個性的な女性。決してゴージャスな美人系では無い筈なのに・・・ 今日見直した♪

それにしても、ここのワルツ・プロコフィエフは不思議な世界です。極上のワルツは、この演目で一番好きなパートです。

3幕目:
時計の幕から飛び出てきたシンデレラは、いつしか眠りから覚めて、住み慣れた家の暖炉で気がつく。楽しい夢・・ゆめと思いつつ、思いを胸にソロヴァリエーション。・・から、王子登場。ひと通りのコメディがあり、靴を落としてしまうシンデレラと、ハッピーエンドに向かう2人とその舞台。ここでも上手いが、それ以上で無い感じ。当然それ以下であるハズは無く・・なのですが・・。山本さんも今日はオーラ攻撃! 的な鋭さが無く、まったりとした王子となってしまっている。これは良いか悪いか私の鑑賞眼では・・解らない。
 - バランスであれば、今日は◎
 - 1人を見るのであれば、今日は△
って感じです。

この物語の最後は、仙女が中心で誘い、4人の精たちは王子の友人に抱かれて、王子とシンデレラが幸せを、金色と夜の漆黒の中で誓い合います。証人としての、あちらからフェアリー達と、人間世界から友人達。それと極めつけが仙女。頑張って♪

やっぱり本日観れてよかったですね♪
そのポイントは、もちろん山本さんと小野さんでございます
もちろん、羽賀さん、西山さんペアは見惚れてましたが・・
江本さんは相変わらずかっこいいし、コールドでも気になる人発見。名前判明したら書きますね♪

明日、寺島まゆみさんのシンデレラストーリーを存分に愉しみます

2010年5月30日日曜日

5/29 DANCE to the Future


  本日は、新国立劇場、中ホールでの、「DANCE to the Future」を観てまいりました。先日のマラーホフの贈り物も、全然書くことが出来ないくらいに、病んでおりました。ただの風邪ですが。
  そうなのです、「マラーホフの贈り物」を観て電車の中で発病と思われます。すっかり、カラヴァッジオの毒にやられてしまった感・・なんて思っていたら、とんでもない位に熱が出ておりました。体温計を見てしまうともうダウン。(なんて、単純な・・わたし) それから、4日間もう全然食事も受け付けないし、完全な脱水症状を起こしていて、お医者さんに行ったときには、ひどく言われてしまう始末。 やっとのこと、社会復帰できたのは、金曜・・なので、ちょうど1週間かかってしまいました。 それで本日は、バレエです。楽しかったです。


  久しぶりの、はなさんと新国立バレエ。中劇場は久しぶりです。このチケットどうやって買ったのかは忘れましたが、今日の舞台は、階段がある10列目まで、すべて平舞台。 こんなパターンは初めて見ました。このホールは可動式なの忘れてました。10列目は、舞台の仕切り線から、1メートルの距離。実は私今日はその10列目の席。ダンサーが近過ぎで、こちらが凝視出来ないくらい。あれは少し近づき過ぎと思いますよ! それにしても新国立劇場のオールコンテンポラリーって初見です。多分。

以外なのですが、発見したのは、「The Last Era of Cinderella」で見せた、本島さんの集中力の強さ。やっぱり牧先生のお気に入りで、ずいぶんこなした舞台度胸。あの狭い、また近い空間でも、しっかりとしたビジョンを持ち、表現したいことがはっきりしています。いいですね、見直しました。チケット買い足すことは無いと思いますが、成長はしっかりと見せて頂く事が出来たと思います。
また今日は、第4期生の同窓会的な舞台だったのかな? しっかりとこちらも成長しています。やっぱり、一押しは、 山田蘭さん。以前も書きました(こちら)が、その時も「一番好き」と書いています。時間はたっている分、彼女は大人っぽく成長しています。特に赤の衣装を着て、インターバルダッシュを繰り返しながら、しっかりとしたバレエを踊るのは、大したものでした。この演目のみ、第4期生は彼女1人。とっても良かったと思います。「Wolfgang for Webb」は、さすがって感じの先輩方。締まりますね。


***********************
「Snow Lotus-雪蓮華」
      振 付:井口裕之

      ダンスミストレス:遠藤睦子
      音 楽:J.S.バッハ


      澤田展生
      前田新奈/遠藤睦子/西川貴子
      大和雅美/井倉真未/今村美由起/若生 愛/間辺朋美/益田裕子

タイトル:
「チベット問題」と「中絶」をテーマに、命の尊さについての問題を、螺旋状に絡ませながら、仏教的な世界観を描いた作品

  時々見えてくる、振付家の感性を、この距離の舞台でどうしたいのかは最後まで理解することが出来ませんでした。あまりにも抽象的な振付は苦手です。また 雪蓮華 に意味が在るとも思われません。チベット人への軍の暴挙的な赤のライティングの面が迫る・・部分の表現は面白かったですし、なんとなくその周りは理解出来たのかもしれませんが、やっぱりこの演目は、ストレートではありませんし、もう少し解説を入れてくれたら良かったかもしれません。 タイトルでも述べている様に、意味、得たインスピレーション、ビジョンが創作時しっかりと有ったと思われる為です。
無伴奏チェロ組曲(だと思う)で始まります。途中、ブランデンブルグ協奏曲も入っていた気がします。・・が何番かは、ヴァリを覚えていない為、不明です。



***********************
「The Last Era of Cinderella」

      振 付:能美健志
      ダンスミストレス:軽部裕美
      音楽:P.ダリオ 他


      貝川鐡夫/本島美和
      大湊由美/川口 藍/成田 遥/細田千晶/中田実里/山田 蘭

タイトル:
シンデレラ・ストーリーは終わりを告げた・・・!?
男女の物語は時代とともに変貌する。男は妄想執着し、女は幻想し飛翔する。
男女の距離、関係性、そしてそれぞれの欲するものとは・・・。

シンデレラのグラスシューズが光と共に登場します。
  舞台袖で、上手は下半身だけで、下手は上半身で、赤のドレスと赤のシューズで、エロさ満点です。貝川さんは草食系、こころもと無い、ヨワヨワしい状態で、ガラスの靴に胸を痛めています。本島さんは女性の象徴でしょうか。煌びやかな赤のドレスと赤のピンヒールで、男性の許へ・・。もうそんな「ガラスの靴」なんて・・って言いたげに、こちらは強さ炸裂。妄想への執着(男)本当にうまいです。現代音楽(って言うより雑音)に乗せて、女性たちは、舞台の光で作られた、進むべき道(舞台を1周する正方形の枠)を、7人が瞬間移動していきます。なんとも面白い。2人ずつ男性へアプローチしますが、全然対応出来ていないのでしょう。もう完全に弱っていく男性。ある意味ですごいヴァイタリティ。一昔前は、男性へ向けて使う言葉。大好きな大湊さんと期待大の蘭さん。この一番盛り上がる場面の見直したと言った、本島さんの演技は男前だった。良いダンサーになりましたね♪ でも古典系は別なので、このジャンルは任せても良い気がします。
  触れないパ・ド・ドゥは、もう少しです。全ての部分で男女2人は物理的な触れ合いがありませんが、その間を2人の気で見せて頂きたかったのでは無いでしょうか? 触れない事は、親密さの反作用的な雰囲気を醸し出すことが出来れば、あの触れないパ・ド・ドゥは、完成を見る気がします。(って勝手なこと言っていますが・・) 惜しいって感じが否めません。
その辺が、本島さんなのですが。
でも蘭さん、カッコ良いです。女性として、あの背中。もう直ぐにでもオディールを踊って欲しい位♪
(超近くで見ててそう思いました)


***********************
「Wolfgang for Webb」
モーツァルト3部作「Wolfgang Amadeus Mozart」より

      振 付:ドミニク・ウォルシュ


      美 術:リビー・マスターソン
      振付補佐・衣装:ドメニコ・ルチアーノ
      バレエミストレス:板橋綾子
      音 楽:W.A.モーツァルト


      ドメニコ・ルチアーノ(ゲストプリンシパル)/酒井はな
      小野絢子/さいとう美帆/楠本郁子/西山裕子/湯川麻美子/冨川祐樹
      福田圭吾/古川和則/山本隆之/八幡顕光

タイトル:
面白い♪
楽しいかと言われれば、NOかもしれません。が、ダンサーで見せて頂けたことは、嬉しかったです。

また気が向いたら書きます。
今日はこれくらいで。

2010年1月20日水曜日

1/20 新国立劇場バレエ『白鳥の湖』  第2回目

本日は、新国立劇場バレエ『白鳥の湖』です。まるで昨日の事が無かったかの様な、書き出しですみません。

小野さんやっぱり「白鳥の湖」はデビューなのですね♪ 楽しみにしてた舞台。

ダンサープロフィールです

これによると、小さな白鳥、トロア、ナポリらしいです。本日が主役デビュー、もちろん満足のいく舞台。嬉しかったです。技術的には新国立劇場の中でもしっかりとした方と思われますが、32回転はやはりドキドキ。 最初ダブルを入れて調子は良いかなって思いましたが、想像以上のプレッシャーだったのでしょう。ダブルでグラっと来てからはシングルで最後近く迄、頑張ってられました事、とても安心致しました。 
上手から一身に注目を浴びるオデットの登場。 以前から思っていたのですが、バレリーナと言うよりも、女芸人的なコケティッシュな顔立ち。笑顔がある意味笑える。もしかして次シーズンのジュリエット等は多分キャスティングされても違和感を感じない。フェり以外ジュリエットダンサーと未だに思えない私にとっては、少し大胆な意見。 でもあやこオデットは、少し悲劇的な境遇を受け止めてはいるが、暗くない。あくまでポジティブというよりも明るい雰囲気、好き嫌いはあるとしても、間、音、などの取り方が、何となく好みに合う方です。 少し天然的なジークフリード山本さんが、オデットを見つけるやいなやアタック。(押しが強い関西人!) 手を握るジークフリードがオデットを見つめた時から、今日の舞台が成功したと私的には思いました。思ってた以上に上手い。 一方のオディールは経験がカバーする。今日はこれで十分。・・でした。
でも真面目な顔をした時の小野さんも好きです。(フォローですが・・)

あと、道化では福田圭吾さんをキャラとして観ましたが、まだまだ遠慮はあるものの、技術的な感じは、やっぱり昨日の八幡さんより心に響いた。 男性陣は昨日も書きましたが充実です。小芝居も意外とイケてる。大きい4羽の白鳥には今日も堪能。 ここは安心して満足します。それと新国立の白鳥は、オディールが登場してから露骨な視線で、花嫁候補たちは無視しますし、王子には「なぜ~~? 黒なの?」ってかなり小芝居がかっていました。それとスペインの踊りですね。 湯川さんは好き、もうキレキレのスタイルは新国立では逸品。

スタッフ
【振 付】マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ
【作 曲】ピョートル・チャイコフスキー
【監修・振付】牧 阿佐美
【指 揮】アレクセイ・バクラン
【舞台装置・衣裳】ピーター・カザレット
【照 明】沢田祐二
【管弦楽】東京交響楽団
【芸術監督】牧 阿佐美
【主 催】新国立劇場

キャスト
【オデット/オディール】 小野絢子
【ジークフリード王子】 山本隆之
【ルースカヤ】 井倉真未
【ロートバルト】 貝川鐵夫
【王妃】 西川貴子
【道化】 福田圭吾
【王子の友人(パ・ド・トロワ)】 堀口 純 寺田亜沙子 福岡雄大
【小さい4羽の白鳥】 遠藤睦子 西山裕子 寺島まゆみ 長田佳世
【大きい4羽の白鳥】 川村真樹 寺島ひろみ 本島美和 丸尾孝子
【スペインの踊り】 湯川麻美子 寺島まゆみ 江本 拓 芳賀 望
【ナポリの踊り】 高橋有里 大和雅美 吉本泰久
【ハンガリーの踊り】 西山裕子 高木裕次
【2羽の白鳥】 堀口 純 寺田亜沙子

2009年12月26日土曜日

12/26 新作『くるみ割り人形』 3回目




本日は2009年最後のバレエ公演でした。
あっと言う間にクリスマスは飛び去りました。 気付いていない。

本日で、新作『くるみ割り人形』は都合3回鑑賞しております。 この季節・クリスマスの演目としては日本という場所では、きっと無くてはならない演目でしょうし、少なくともどこかのバレエ団で公演を打っている筈。 別に牧先生の新作『くるみ割り人形』に固執する必要も無く、好きな版を観る事ができれば、きっと幸せな気分で、チケットを有効活用できる筈。日本のバレエ団はわたし、新国立劇場バレエ団しかしりませんし、今のところは変更するつもりもございません。 ってやはり数年1つに絞って観ているので贔屓も出てきたり、成長も見えたり、意外性があったりでとても、趣味としては充実しております。やっと・・やっと終了してダンサーのみなさまもゆっくりお正月に向けて休んで欲しいものですね♪ 

  この公演を終わって判ったことがいくつかあります。それは後述するとして、小野絢子さんの成長が凄いです。もともと舞台での感情表現・細かい表情がウィークポイントと思っておりました。随分前2007年のくるみ割り人形・【パ・ド・トロワ】小野・井倉・八幡に観た時から、役がつくごとに成長しておられます。それは誤魔化しの無いパを美しく楽曲に遅れることなく踊れる資質です。今日は全然違う、新しい一面を発見(って前から持ってるのでしょうが、私的に発見とします)。 
  もちろんベースは変わっていないのですが、プラスアルファの 「感情表現がとても繊細で私たちに伝わる」 ものになっておりました。小野さんが・・舞台を、まずは1幕・・を完全の包んでいたように感じます。 さいとうさんはキラキラしたという表現がぴったりくる人。小野さんは楽しさ、ポジティブ、元気さを強いエネルギーをもって、展開されておられました。 でも表情がともて愛らしいし、少女の役にはぴったりで、ボールルーム(だと思われる)でのクリスマスパーティは、大勢の中でも彼女の元気一杯でとても愛らしいオーラは光っておりました。(逆に居ないと、少し地味に舞台が観えるくらいに・・) 彼女を観てるだけでこの演目、1幕は救われます。
  八幡さんとペアを組むことが多い小野さん、でも、初日(観ていないが)の山本さん、今日のマイレンさん、ペアを今後考えていただきたいと思います。わたし八幡さんが少し苦手なのでこんな事言ってますが、八幡さん自身はトレパックででも証明してるように、ともて魅せてくれるダンサーです。(プラボーコールは一番多いくらいです)

  さいとうさんの金平糖の精は、意外ですが、結構地味め? クララを演じている時のキラキラ感を、今日は出てきた瞬間から感じる事は出来ません。もちろん次第に盛り上がってきますが・・ 。それと抜擢なのでしょうか、今日の5期生の加地くん。なんとも頼りないし、技術もいまいち・・でも、憎めない顔。スタイル。^^;; 鍛えあげて下さい。かれとっても期待していますし、他の5期生メンバーは未だまだ、コール・ドの交代要員がほとんど。益田さん等は、安定してベテランさん後ろなどの定位置を確保した様ですね。 

  本日雪の女王の堀口さんは以前と感想は変わりません。音のとり方が、私にとっては苦手な部類。それぞれステップを一本調子で面白く無くすのも、タメを作ってメリハリをつけるのも、音のとり方・・感性なのでしょう。本当に感じます。 良い例では、NHKで都さんのバレエレッスンの生徒さんは殆どが、メリハリの無い踊り方をしている(?) 後の都さんの模範映像で、同じ振付が全く別ものになってたのは事実と思います。 それと同じような感想を、湯川さんで前回観てるので、今日の堀口さんはそう思いました。 ボリショイでの「椿姫」が素晴らしいのは、実は想像が付きません。 多分わたしが堀口さんの良い部分が分かっていないだけなのでしょう。 それか役柄によるものなのか? 現時点では不明ですが、今後楽しみとします。

  意外となんでも、消化しているまゆみさん。今日は中国です。前のアラビアではひろみさんが、気高い気品をもったアラビア王女で登場した後なので、少しある意味違和感を感じ見てましたが、うまいですね彼女は・・何を踊っても。Mayumi's Styleが確立されています。葦の精でも、今日もとっても美しく、スタイリッシュなまゆみさんにブラボーでしょう♪ 後輩たちと踊ってても軸の正確性、アラベスクの足の向きなど ・・多分一番綺麗♪ と思います。観てて力みのない、わたしがうっとりできる1人である事は間違いありません

★後述の1番目は、3回を通して書けていなかった事ですが、1幕目のクララと、王子のパ・ド・ドゥがあるのですが、この時、ボールルームの背景紗幕、他オブジェクトたちが、舞台転換の為に、引き上がり、次の舞台の為に、サイドの背景紗幕が降りてきます。ここ・・とっても気になります。何故かというと、集中して観たい部分で・・牧さんも新国立劇場のダンサーを一堂に魅せたいハズなのに、転換が気になってしまっています。 ここだけでも終わってからでもいいんじゃないでしょうか? そうする事で、このパ・ド・ドゥがいきてくる様に思うのは私だけかもしれません。
★後述の2番目は、2幕ではボールルームの背景は1幕の臙脂色から、ターコイズブルーと天井の高級なエメラルドグリーンを配した背景になります。そのに舞台正面にくり抜いた、入り口に星を配した夜景の中、金平糖の精が登場します。この場面はこの版で一番の美しさと思います。金平糖の精は白のベースに金刺繍のチュチュ。王子は、スカイブルーに金刺繍の上着で、白とのコントラストがこの上ない美しさを見せていました。(何度見てもうっとり♪)
★後述の3番目は、ひろみさんの素晴らしさはやっぱり、新国立劇場では飛び抜けていました。やはり階級通りである事は証明された感じをわたしは持ちます。(川村さんもです。もちろん)
★後述の4番目は、初回見た時の感想で「花のワルツ」と音が合っていないと書いておりましたが、今日は素晴らしい出来だったと思いますし、コール・ドのみなさんは本当に綺麗でした。
★後述の4番目は、クリスマス企画が多いこと。ホワイエには、ねずみ君がいて、人気者になっています(写真撮影では一番多いのでは?)


ちなみに・・服装辞典によると、
  白・・・願いが聞き届けられる希望・純潔
  赤・・・激しく燃え上がる愛、名誉欲、闘争心
  青・・・誠実
  黄・・・幸福をもたらす愛
  緑・・・芽生えつつある愛
  黒・・・死
の様になるそうです。


スタッフ
  【振 付】マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ
  【作 曲】ピョートル・チャイコフスキー
  【演出・改訂振付】牧 阿佐美
  【指 揮】大井剛史
  【舞台装置・衣裳】オラフ・ツォンベック
  【照 明】立田雄士
  【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
  【芸術監督】牧 阿佐美
  【主 催】新国立劇場

キャスト
  【金平糖の精】さいとう美帆
  【王 子】マイレン・トレウバエフ
  【クララ】小野絢子
  【雪の女王】堀口 純
  【ドロッセルマイヤー】森田健太郎
  【シュタルバウム】逸見智彦
  【シュタルバウム夫人】楠元郁子
  【フリッツ】加地暢文
  【ハレーキン】江本 拓
  【コロンビーヌ】伊東真央
  【トロル】八幡顕光
  【ねずみの王様】市川 透
  【くるみ割り人形】八幡顕光
  【スペイン】古川和則
  【アラビア】寺島ひろみ 貝川鐵夫
             今井奈穂 大湊由美 中田実里 原田有希 
  【中 国】寺島まゆみ 江本 拓
  【トレパック】グリゴリー・バリノフ 八幡顕光 福田圭吾 
  【葦の精】高橋有里 長田佳世 大和雅美
  【花のワルツ】遠藤睦子 丸尾孝子 西山裕子
                寺田亜沙子 陳 秀介 福岡雄大 
                輪島拓也 芳賀 望


2009年5月21日木曜日

5/21 新国立劇場バレエ『白鳥の湖』 第2回目

 
 本日も新国立劇場バレエ『白鳥の湖』を観てまいりました。だめですね。私追加チケットを結局買わずじまいでした。本日はシアターショップでDVDを購入して今週の土日にでもゆっくり鑑賞してみたいと思いますが、それより生舞台を買い損ねた悔しさでいっぱいです。せめて真忠さんの舞台が観たかったのですが、あいにくとデンマークの「ロミオとジュリエット」が入っており、危なくブッキングする所。 「ロミオとジュリエット」は待ちにまった演目ですし、やはり今回は縁がなかったのでしょう ( -_-;;

キャスト
【オデット/オディール】 スヴェトラーナ・ザハロワ
【ジークフリード王子】 アンドレイ・ウヴァーロフ
【ルースカヤ】 湯川麻美子

 ロートバルト: 貝川鐵夫
 王妃: 西川貴子
 道化: 八幡顕光
 王子の友人(パ・ド・トロワ): 本島美和 丸尾孝子 芳賀 望
 小さい4羽の白鳥:さいとう美帆、本島美和、寺島まゆみ、小野絢子
 大きい4羽の白鳥:川村真樹、丸尾孝子、堀口 純、小村美沙
 スペインの踊り: 寺島まゆみ、楠元郁子 芳賀 望、中村 誠
 ナポリの踊り: 高橋有里、大和雅美 吉本泰久
 ハンガリーの踊り: 西山裕子 マイレン・トレウバエフ
 2羽の白鳥:川村真樹、大湊由美
新国立劇場バレエ団

 前回と全く同じキャスティング。 プルミエ・ソワレを購入している私にとって、これで終わるのはとっても残念でなりません。やはりと言うか、昨日とは”一転”しておりました。さすがです って言うか期待通り。 美しいザハロワが、幸せオーラ満載のウヴァーロフ、観ているこちらをとても幸せな気分にしてくれました。でも3幕終幕から4幕の冒頭部分、こんなにダンディでクールなウヴァーロフを観てしまうなんて・・・。

 仕事が詰まっており劇場に着いたのはぎりぎりでしたが、一応問題なく間に合う事ができました。アレクセイ・バクランが相変わらず(すごく)熱の籠った指揮をしております。私の席からは彼の息使いと併せて、いろんな音が聞こえてきます。もちろん彼の情熱によるものですが、楽曲と合っている所が・・・また素晴らしい♪ (今回たった2回でしたが、よい演奏を聞かせて頂けたと思います)

 プロローグは置いておいて、今日はテンションが全然初日の公演とは違う様です。良い予感は当たり♪ この組曲では、2番目に好きなワルツが始まると同時に、マイレンの素敵な姿が・・あっ(もちろん埋もれるわけないけど)・・と思っている間にウヴァーロフがやけに嬉しそうに登場。頭の中でワルツをなぞりながら進みます。
 初日も感じましたが、やはりトロワは意外と芳賀さんの体幹がしっかりキープできてない事が多いように感じましたし、彼自身も女性2人と、とても踊りにくそうな感じがしておりましたし。・・以前の芳賀さんはそんな感じは強くは思いませんでしたが・・・。突っ張りすぎている脚、着地で痛めなければなんて思う位(素人の私がこんなこと書くことは間違いなのかもしれませんが) です。八幡さんは先日あんな意見書きましたが、今日は体が切れていましたね。跳躍力が素晴らしい、努力している感が・・っていう印象。 それそうとキャスト表を見ていて気が付きましたが、吉本さんは24日に道化でした。(で↑の悔しさに繋がる訳です)

 今日も前回以上(平常心がより彼女を引き立てます)に大湊さんには「おめでとう」を言いたいと思います。美しい、少しだけザハロワ似(って今日思いました)の彼女はとても素敵でした。随分と進化してます。 演じている要素より未だ可愛い系でしょうか、少しだけ華を感じさせてくれるダンサーになったと思います。裕子さん、マイレンは、今日も絶好調。少し遅れる彼の指先と、少し進む目線・・。眉間に力を込めて決める姿と対照的に、歯をむき出して楽しそうな笑顔のギャップが、もちろんパートナーをひきたてつつドキドキさせてくれます。この時間はやはり至福です♪
 あと小至福は小さい4羽の白鳥、スペインで・・またコールでも出演されている、まゆみさん。コールにいると彼女はとても目立ちます。とにかく上手過ぎる。キチンと音に合わせて、遅れることなく、正確(多分)に踊っている姿が誰よりも目立ちます。また小さい4羽の白鳥では、新国立劇場でも個性の強い4人の中でもしっかりとした存在感を感じますし、スペインでは、楠元さんのペアを結局観れなかったという印象。 本当に不思議さんですね・・まゆみさんは♪
小野さんもとてもきれいで上手な方ですね。コールの中で何度か見つけました。黒鳥のときの一番後ろの時の多く、すぐに見失ってしまいます。彼女はまゆみさんとは逆かもしれませんね。
もう一度書きますが、川村さん、大湊さんは大好き♪
 残念なのがナポリでしょうか。高橋さん、大和さん、吉本さん。彼もこの2人ととても踊りにくそうな感じを受けました。

 ザハロワは期待以上でした♪ 美意識とテンションの鬩ぎ合いがある時彼女は、観ていてとても躍動感にあふれます。もちろんオディールの場面ですが、絶妙なタイミングをウヴァーロフは捉え、あと瞬間遅かったら、落ちると言う所までの間の取り方は、やっぱり止められません。いつもザハロワなりの完璧な形を私は期待していますが、 前回は、やっとポジションに入れていた感が強かったのですが、今日は観てて気持の良い入り方でした。 「これ」です。瞬時に背中の柔らかさを使いアラベスクの足のラインと並行な腕。 いつもながらため息。 こちらは過呼吸になる位です。多分集中してて息をしていないのだと思います。(笑) オディールに愛を誓った後の悲恋は、時に哀れさ、悲しみ、を感じさせるのが常道と思っておりましたが、今日のウヴァーロフはこの瞬間も、クールでダンディ。なぜそう観えたかは本当に分かりませんが、とにかくそう見えてしまいました。 稚拙な言葉で表現するなら「オデットを傷つけてしまった」でしょうか。 いつもはそう、「自分は何と言う事を」と、1人称で自分の愚かさを思うのですが、「他を思う愛」をウヴァーロフに感じた事、・・とこじつけてみました。 この方が私的に少し大人的に思った訳です。 ・・やっぱり稚拙でした。 それにしてもかっこ悪い場面(ともすればマザコンまで行く時アリ)が、そう見せつけるウヴァーロフのオーラが素晴らしかった。
 
なんともさみしいのですが、『白鳥の湖』はこれで終了します。
またまた来年も観ることができます。牧先生はやはり商売上手なのでしょう
 
明日は「ロミオとジュリエット」です。楽しみ♪

2009年3月29日日曜日

3/29 BALLET THE CHIC 第2回目

 
本日も、新国立バレエ「BALLET THE CHIC」を観てまいりました。

- BALANCHINE, THARP, DUATO-
ジョージ・バランシンの 『セレナーデ』
井口裕之         『空間の鳥』
ナチョ・ドゥアト      『ポル・ヴォス・ムエロ』
トワイラ・サープの    『プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ』

【振付】
ジョージ・バランシン(『セレナーデ』)
トワイラ・サープ(『プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ』)
ナチョ・ドゥアト(『ポル・ヴォス・ムエロ』)
井口裕之(『空間の鳥』)
【指 揮】渡邊一正(セレナーデ)
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団(セレナーデ)

<セレナーデ>
寺島ひろみ、厚木三杏、堀口 純、森田健太郎、中村 誠
ほか 新国立劇場バレエ団
<空間の鳥>
真忠久美子、貝川鐵夫、江本 拓、八幡顕光、高木裕次、佐々木淳史、末松大輔、
アンダーシュ・ハンマル、泊 陽平、清水裕三郎、野崎哲也、原 健太、三船元維
<ポル・ヴォス・ムエロ>
湯川麻美子、遠藤睦子、西川貴子、本島美和、丸尾孝子、高橋有里
吉本泰久、貝川鐵夫、陳 秀介、冨川祐樹、芳賀 望、末松大輔
<プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ>
デニス・マトヴィエンコ、厚木三杏、本島美和、小野絢子、西山裕子、山本隆之

 またも前列の席を取れておりました。各ダンサーの息遣いに、この2日間はとても楽しめました。もしかして、2階席からの全体のフォーメーションを見た方が楽しめたかもしれませんが、とても満足しています。今日はやはり、ひろみさんの美しさにうっとりしていました。 昨日のまゆみさんと同じロシアンガール。やはり、キャリアでしょうか、昨日のまゆみさんは個性を限りなく消し去って、まるで空気と同じ比重で、ふわり・・という感じがぴったり。 飛んだ時の高さと頂点、着地がこの上ない美しい弧を描き、それが衰えない感じです。体力ともともて充実しているまゆみさん。 このロシアンガールは空気感を追及するのであれば、まゆみさんはとても素晴らしいはまり役と感じます。でも確かにこの役はそれだけではない様におもいますし、詳細はわかりませんが、本日のひろみさんの舞台を観てやはり、個性は必要と感じておりました。 もちろん体力の充実感は最後まで衰えをしらず、美しい弧は他のダンサーの追随を許しません。 厚木さん、堀口さん、ひろみさんという3人は、厚木さんのやはり男前感は、この演目にはきつかったです。昨日書いたように、やはり、裕子さん、まゆみさん。寺田さんがベストキャスティングでした。

 連日のハードな演目で、出演者の方は疲れていたと思いますが、キチンと最後まで見せて頂くことが出来たこと本当にうれしくおもいますし、お疲れ様でした。 この演目は新国立バレエ団にはとてもあっていますね♪ バランシンの追及する美しさは、少し男性目線かもしれませんが、少し控え目な表現が得意な日本のバレエ団で、彼のレパートリーを増やしてほしいものですね♪

本島さんの事、久しぶりに書きたいと思いますが、ポル・ヴォス・ムエロでの彼女はとても、全幕公演などで観るより合っていた様に感じました。意外ですが早すぎるダンスも彼女は苦手なのかもしれませんね。

プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ、デニスでもこの演目の粋さ、キザさをこなしている感じはありませんでした。いったい誰の為の演目でしょうか?このとってもわざとらしい演技を厭味なく、またさらっとこなせる、現代の男性ダンサーとは誰なのでしょう? ・・ なんとなくこの演目は消化不良気味です。

今回の公演、コンテンポラリー作品は新国立劇場バレエでは初めてでした。とても理解出来るに至りませんでした。ポル・ヴォス・ムエロの感情もそうですし、空間の鳥での、生まれる為に破らなくてはいけない壁も、このダンスで正直理解することはできませんでした。 (というより、うまく感じることかもしれませんでしたが・・・。)もう少し感受性をを磨かないと無理かもしれませんね ^^;;

でも今日もまた、チャイコフスキー「弦楽セレナード」聞けたこと・・幸せでした♪
  

2009年3月28日土曜日

3/28 BALLET THE CHIC - 第1回目

 

 
本日は、新国立バレエ「BALLET THE CHIC」を観てまいりました。久しぶりの中劇場、今日はセレナーデ用にオーケストラが入り、6列目が最前列です。

- BALANCHINE, THARP, DUATO-
ジョージ・バランシンの 『セレナーデ』
井口裕之         『空間の鳥』
ナチョ・ドゥアト      『ポル・ヴォス・ムエロ』
トワイラ・サープの    『プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ』

【振付】
ジョージ・バランシン(『セレナーデ』)
トワイラ・サープ(『プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ』)
ナチョ・ドゥアト(『ポル・ヴォス・ムエロ』)
井口裕之(『空間の鳥』)
【指 揮】渡邊一正(セレナーデ)
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団(セレナーデ)

キャスト
<セレナーデ>
西山裕子、寺島まゆみ、寺田亜沙子、マイレン・トレウバエフ、冨川祐樹
<空間の鳥>
前田新奈、貝川鐵夫、江本拓、八幡顕光、高木裕次、佐々木淳史、末松大輔、
アンダーシュ・ハンマル、泊陽平、清水裕三郎、野崎哲也、原健太、三船元維
<ポル・ヴォス・ムエロ>
湯川麻美子、遠藤睦子、西川貴子、本島美和、丸尾孝子、小野絢子
吉本泰久、 貝川鐵夫、陳 秀介、冨川祐樹、山本隆之、古川和則
<プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ>
福田圭吾、湯川麻美子、小野絢子、さいとう美帆、中村誠
ほか 新国立劇場バレエ団

-- -- -- -- -- --


いや~~西山裕子さんに”惚れてしまった” 状態です。特に髪をほどいてからの裕子さんの美しさといったら、前列にいた私はすっかり参ってしまいましたし、顔はニコニコというより、ニタニタしてたと思います。時々彼女の素晴らしい側面が見えます。
 チャイコフスキーの「弦楽セレナード・ハ長調・作品48(バイエルン放送交響楽団)」、この楽曲を聞くだけでも幸せな気分になります。以前、「10周年ガラ」で初めて「セレナーデ」を見てから、早速アマゾンでこのCDを買いました。今日は初めて衣装、息遣いを意識して見ることの出来る席についていました。

 白のクラシックチュチュは、思っていたよりオーガンジーを思っておりましたが、どちらかと言うと、もっと柔らかい、ジョーゼット的なとても薄い軽さがあります。
私は第3楽章の「ロシア」 テンポが上がってきてからの幕と最後の「エレジー」がとても気に入っています。裕子さんもそうでしたが、まゆみさん、美帆さん、それに”マイレン”・・私にとって、新国立劇場でのベストキャスティングですね。

明日はひろみさんで観ます。とても楽しみですが、マイレンが居ないのが寂しいかもしれません♪

あとの3演目は全くの初見です
空間の鳥 ・・ 何人かもう少し「入り込んで欲しい」と思う人もいたのが残念かもしれません。先日NHKの芸術劇場で見た「モーリス・ベジャール -愛、それはダンス」に出てきた衣装にとてもよく似ていた事・・ほかはよく理解できませんでしたが、もう少し強い息遣いを感じたいが、新国立劇場の行儀のよさからは無理かもしれません。(不得意系の演目と思います) 次の演目、もちろんポル・ヴォス・ムエロもそのカテゴリでしょう。『あなたのために死ぬ』という心情を、強いステップと、早い舞台展開と、とてつもなく奇妙なライティングで、効果的につなぎます。 意味が分らない私にとって、少し退屈でした。

やはりこの手の演目は私、苦手です。(ごめんなさい) でも湯川さん、山本さん、吉本さんなどとても素敵な、「入りきった」パフォーマンスを見せて頂けた方もいます。湯川さんのかっこよさはここでも光っています。小野さんではやはりこの役は上品過ぎて物足りない・・って感じます。確かに正確だとは思いますが・・ 。 一番残念だったのは、『プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ』でしょう。福田さんの演技に粋さと、品を感じない。 もっとコミカルに、もっと上品に、って。頑張っている様子がひしひし。

 今回とても難しい演目ではないかと思います。もちろん新国立劇場バレエにとっても良い経験になる舞台とおもいますが、合う合わないがはっきりでています。「セレナーデ」以外の演目では、今の新国立劇場バレエを生かしきることの難しさを感じました・・。
  

2009年2月12日木曜日

2/12 新国立劇場 第3回目『ライモンダ』

 
本日新国立劇場「ライモンダ」を観てまいりました。


【振 付】 マリウス・プティパ
【改訂振付・演出】牧阿佐美
【作 曲】アレクサンドル・グラズノフ
【装置・衣裳】ルイザ・スピナテッリ
【指揮】オームズビー・ウィルキンス

キャスト
【ライモンダ】スヴェトラーナ・ザハロワ
【ジャン・ド・ブリエンヌ】デニス・マトヴィエンコ
【アブデラクマン】森田健太郎
 ドリ伯爵夫人:楠元郁子
 アンドリュー2世王:市川 透
 クレメンス:丸尾孝子
 ヘンリエット:堀口 純
 ベランジェ:マイレン・トレウバエフ
 ベルナール:芳賀 望
 第一ヴァリエーション: 厚木三杏
 第二ヴァリエーション: 寺田亜沙子
 スペイン人:湯川麻美子 江本 拓
 チャルダッシュ:西川貴子 マイレン・トレウバエフ
 グラン・パ ヴァリエーション:西山裕子

 新国立劇場バレエ団

 昨日の思いはやはり本物だった事、確信しました。 それはこのバレエ団のシーズン契約ゲストダンサーのキャスティングの悪さです。もちろん、デニス、ザハロワに文句が有る訳も無く、大変プルミエと本日、素晴らしい舞台を見せて頂くことが出来て感謝しておりますが、昨日拝見したひろみさんと劇団メンバーの作り上げた舞台と雰囲気。 力いっぱい出し切った晴々としたひろみさんの演技と、白を基調としたキラキラした色彩、またサポートした山本さん、文句なしにデニス&ザハロワに1日譲って・・って言いたくなります。 昨年の凱旋公演だとすると、ひろみさんデニスのコンビも良かったのに・・ゲストダンサーとの組み合わせなんて、洒落た事をたまにはして欲しいものです。(ってやはり、牧さんでは無理かもしれませんね ^^;;)。 もちろん新国立劇場バレエのファンは私だけではありませんし、海外組だけを楽しみにしている方には、大変ご迷惑かも知れませんが、このバレエ団の真価は、品の良さと、鍛えられた底辺だと私は思っております。 確かにダイナミックさ、バイタルの高さ等は他にかなわない部分もあるかもしれませんが、この美しさは私は好き。 最近はなんとなく表現が時々暴走(周りとの乖離と言うことかもしれませんね)する海外ゲスト組より、ぴったり嵌る新国組の舞台が楽しみです。もちろん、次のシーズンのチケットもソワレ以外はマイダンサーズでお願いしました。

 結局3日間とも、アブデラクマンは森田さんでした。これは少し残念でしたが、やっぱりサラセン軍団は本日も弾けまくっており ブラボー♪ またスペインの湯川がかっこよすぎますし、第二ヴァリエーションの寺田もとっても素敵でした。少し最近気にはなって居りましたが、湊川さん、1幕夢の場面の宝石達(エメラルド色の衣装)の様なコール・ド、大変美しく長いアラベスクを決める場面で、初日・本日ともバランスを崩しておりました。 バランスは苦手なのかな? あとコール・ドの難易度も高いせいか、足に疲れが来ているせいかわかりませんが、2回ぐらい突っかかって転倒している女性がいましたが、大丈夫かな?
あと今日気づきましたが、1幕夢の場面で、クレメンス、ベランジェ、ライモンダ、ヘンリエット、ベルナールが互いに腰に手を添えて、1歩ずつ足を進めるシーンですが、マイレンは本当にライモンダと、息が合っていましたが、残念ながら芳賀さんベルナールは32分音符分だけ遅れる感じ。この感覚は本当に気のせいかもしれません。楽曲とカウントの違いかもしれませんね。彼はとてもアーティステックで表現の為に間の取り方が独特です。良い時の彼は大変素晴らしいと思いますが、あの場面はとても私の好きな場面なので、気になっちゃいました。
今日のデニスはプルミエより、ジャンプの高さが数cm位高かったとおもいますし、疲れが取れたのか「若々しく」なっていて、ホッとしました。(これだけ顔が違うと不思議です♪)

云い忘れないうちに・・本日の一押し、パ・ド・ドロワでした。(さいとうさん、まゆみさん、小野さん)
って言いながら、グラン・パ ヴァリエーションの裕子は外せませんね♪

 今回もとても楽しませていただきました。
 機会があれば、川村さんも観てみたかったのですが、ハンブルグがあるので今回はパスしか
 なさそうです。 とても残念です。ひろみさん・川村さんはこのバレエ団のメインですもの♪

新国立サイトに「お客様の声」がUPされていました。
昨日も紹介しましたが、これからWEBでアンケートを書こうと思います

皆さん、まだ今週末まで続きますが、怪我の無い様に頑張ってください
それと私はとても満足しております、良い舞台ありがとうございます 
 

2009年2月11日水曜日

2/11 新国立劇場 第2回目『ライモンダ』


 
 本日も、新国立劇場へ向かいました。寒いです。今日は朝から仕事をしており、作成したファイルが見当たらなくなり、少し焦りましたが、ちゃんと保存してた。ほっとして、お風呂で温まり、初台へ向かいました。この時期のお風呂は気持ち良いですね。 ついつい長く入ってしまいますが、時間ぎりぎりまで入っていました。 今日はひろみさんの舞台・・楽しみにしていました。

スタッフ
 【振 付】 マリウス・プティパ
 【改訂振付・演出】牧阿佐美
 【作 曲】アレクサンドル・グラズノフ
 【装置・衣裳】ルイザ・スピナテッリ
 【指揮】オームズビー・ウィルキンス

キャスト
 【ライモンダ】 寺島ひろみ
 【ジャン・ド・ブリエンヌ】 山本隆之
 【アブデラクマン】 森田健太郎
 ドリ伯爵夫人: 西川貴子
 アンドリュー2世王: 市川 透
 クレメンス: 寺田亜沙子
 ヘンリエット: 堀口 純
 ベランジェ: マイレン・トレウバエフ
 ベルナール: 冨川祐樹
 第一ヴァリエーション: さいとう美帆
 第二ヴァリエーション: 高橋有里
 スペイン人: 井倉真未、 江本 拓
 チャルダッシュ: 大和雅美 グリゴリー・バリノフ
 グラン・パ ヴァリエーション: 遠藤睦子
 新国立劇場バレエ団

 今日のひろみさんは完璧でした。全開のパフォーマンスは以前デニスとの『ドン・キホーテ』の時に感じた一体感が私的には体験しましたが、またまた今日やってくれました。舞台全体がキラキラしていて、素晴らしいでは語り足りない生の舞台。 また山本さんとのパートナーシップが素晴らしいし、急な降板で大変だったと思いますが、失礼ながら結果的には本当に良かった・・と思います。ひろみさんは何処を切り取ってもライモンダで、ヴァリエーションはとても安定しており、見ていて思わず笑みがこぼれる位に嬉しくなる感じます。また山本さんのサポートが優しくて高貴で、、1幕目から(私だけかもしれませんが)グラズノフの楽曲も相待てって、涙がこぼれてきました。決してここは涙ぐむ場面で無い筈ですが・・・♪ 
やっぱり楽曲、演奏者、指揮はとても大事なエレメントであることを確認できます。
昨日に引続き、アブデラクマンの物足りなさを感じながらでしたが、とっても満足のいく・・っていうか最高の舞台に感謝します。3幕結婚式での8人4組が2グループと、ライモンダ、ジャンは新国立劇場の次世代のオールキャストで有るかの様に豪華ですし、力量も申し分ありません。グループごとの構成はよく分りませんが、たぶんこんな感じかもしれません(間違っていたらごめんなさい)
  丸尾さん、遠藤さん、寺田さん、まゆみさん
  湯川さん、小野さん、さいとうさん、裕子さん
本当に美しいし、煌くような舞台を魅せて頂きました♪
それと 第一ヴァリエーションでさいとうさんの素晴らしさを改めて感じ入りました。
またトロワではさいとうさん、まゆみさん、小野さん 本当にひろみさんの本日の舞台を盛り上げてました
『ドン・キホーテ』の時よりももしかして、新国立劇場バレエ団としての一致団結が感じられました。

あっと言う間に終了ですが、となりの老紳士がカーテンコールの時に「きれいだね。ぜんぶ日本人?」って。正確には違いますが、今回れっきとした海外ゲストなしの公演です。そう思ってるんだ・・と思い少し嬉しかったです。今日もとても嬉しい気分で、ピアノのヴァリエーションを頭で鳴り続ける中、新宿まで気分が良かったので歩いて帰りました。 ってオペラシティの信号で止まっている時、マエストロの姿を発見。早すぎです。私はいつも出るのが早い方と思いますが、ウィルキンスさん180cm位の大柄な方なので、あのメガネを見つけた時直ぐに判別できました。

今日はありがとうございます
また、貝川さんは早期のご快復を願っております
明日はライモンダ最後になります

素晴らしい新国立劇場バレエ団と、ひろみさん、山本さんに感謝ですね♪
 

2/10 新国立劇場 1回目 『ライモンダ』

 
本日は新国立劇場バレエ『ライモンダ』 プルミエを観てまいりました。ライモンダは観る側にとっては、とても満足できる(心ゆくまで堪能できる)演目。今日は怪我からの日本復帰ザハロワの姿を少し、心配しながら、また期待しておりました。 ただ、牧版は全くの初見。(ただし、5F資料室で一応は見ましたので、舞台初見と言う事になります)

【振 付】 マリウス・プティパ
【改訂振付・演出】牧阿佐美
【作 曲】アレクサンドル・グラズノフ
【装置・衣裳】ルイザ・スピナテッリ
【指揮】オームズビー・ウィルキンス

【ライモンダ】
  スヴェトラーナ・ザハロワ
【ジャン・ド・ブリエンヌ】
  デニス・マトヴィエンコ
【アブデラクマン】
  森田健太郎

 ドリ伯爵夫人:楠元郁子
 アンドリュー2世王:市川透
 クレメンス:丸尾孝子
 ヘンリエット:西川貴子
 ベランジェ:マイレン・トレウバエフ
 ベルナール:冨川祐樹
 第一ヴァリエーション:厚木三杏
 第二ヴァリエーション:寺田亜沙子
 スペイン人:井倉真未 江本拓
 チャルダッシュ:西川貴子 マイレン・トレウバエフ
 グラン・パ ヴァリエーション:西山裕子

 出ずっぱりのザハロワ、少しふっくらしているのかな? いつもの切れが無い様でしたが、5つのヴァリエーションはさすがに美しく舞ってました。 デニスも久し振りに登場した感じかありますが、なにか髪型が、おじさんっぽくなって来ているのが心配かも。 以前は王子を新国立で演じると、もうそのまま嵌る感がありましたが、今回は・・何となくザハロワとの相性に溝が出来ている?・・なんて思いながら1幕を観ていました。 さすがに新国立の舞台・・1幕夢のシーンの美しい事、この上ない。こんなライモンダはやはりこのバレエ団の真骨頂(って受け売りみたいですが)ですね。 海外にも持っていくだけの自信作なのか、ライト、衣装と相まって、夢の様な美しさを出している?感(たぶんこのあたりが限界)があります。
って言っても、もちろん美しいですし、コール・ドのレベルはどこより高いと思っております。本当に揃う・・と言う意味では大変鍛えられた、バレエ団と思います。

1幕の友人たちとリュート演奏や踊りですが、ザハロワの指先の繊細な事、本当に奏でているようでした。ここでの主題はライモンダの1回目のヴァリエーションですが、ベールをもった踊りはあまり調子が上がっていない様に見えました。
2幕・宮廷シーンでの少し物足りなさは核心へ・・・1幕夢のシーンから引きずっていましたが、アブデラクマンの野性味不足です。肌が白く、少し丸い目のアブデラクマンじゃやっぱり物足りません。先日のミハイロスキーの時も感じましたが、この役柄で演目が締まるかのポイントかと、私は思っております。ピッタリくるプロダクトは未だ出会えたことが無い事は、もしかして幸いかもしれません。(あとの楽しみです)
でももう少しメイクとか、肌の色とか・・今後に期待しましょう♪
2幕で素晴らしい出来だと思ったのが、第一ヴァリエーションの厚木さん。拍手は少なかったのですがブラボー♪です。 技術が強いです。情景表現は置いておけばこの方のダンスは大好きです。
ヘンリエット:西川さんとベランジェ:マイレンのコンビは相乗効果というより、平凡。
キャラクテールでのマイレンは何を踊っていても、かっこよすぎる男前なのに、なぜ今日は?って感じです。男性では、飛びぬけて彼を楽しみにしているし、期待を裏切らないパフォーマンスをいつも見せて頂いていましたが、今日は少し変でした。
3幕結婚式での8人4組が2グループと、ライモンダ、ジャンはさすがに美しい出来でした。目を引くのは小野さん、ヴァリエーションの最後、片ひざをついて肩を落とし、首を伸ばした姿の美しい事。 他の3人とは全く違います ザハロワもこの姿は手足が長い分バランスの美しさを持っているバレリーナですが、小野さん1つ1つの姿に関心します。 これは随所で出ています。
あと以外だったのは、サラセンの女性の1人がまゆみさんでした。なんとなくやわらかい、たおやかなダンスのイメージがありましたので、あんなに男前な姿、意外でした。もちろんそのあとのトロアのチュチュでのまゆみさんはいつもの感じが戻って居りましたが・・。
今日の一押しはなといってもサラセン軍団。 もうブラボー×100^って感じですね♪
まゆみさん、遠藤さん、千歳さん、男性が吉本さん、八幡さん、福田さん
もう首領であるアブデラクマンよりかっこ良い事♪ (部下恐るべし^^;;)

また明日ひろみさんライモンダを見にいきますので報告します
あとパンフレットに、「十字軍とジャン・ド・ブリエンヌ」と題して、時代考証とバレエ台本の比較の記事がありました。明日までにしっかり読んで続きを書きます。

あと、明日のキャストが変更になっています
引用:
-------<ここから>-----------------------------------
私の「ライモンダ」主演日が明日へと迫りましたが、貝川君が体調不良のため、残念ながら降板する事となりました。昨日の夜、彼から直接電話連絡をもらったのですが、舞台に出演できない悔しさが痛いほど伝わってきました。代役のパートナーは、山本隆之さんです。アブデラクマンを森田健太郎さんが踊ります。山本さんのアブデラクマンは11日のみでしたし、昨日更新した直前情報でもお話した通り、力強くて素敵なアブデラクマンだったので残念です。突然のキャスト変更で、全く不安はないと言ったら嘘になりますが、山本さんとは2006年に踊っているので、今日少し合わせたらすぐに感覚が戻って来ました。そして、アブデラクマンの森田さんともアメリカ公演で踊っているので安心しています。
ですから、お客さまは心配せず、どうか舞台を楽しんでいただければと思います。
貝川君の分まで頑張りますので、合わせて応援もお願いしますね!

  
-------<ここまで>-----------------------------------

と言う内容がひろみさんのコメントとして書かれています。
良かったと思います。 これを知ったのが今日の仕事中でいきなり更新してしまいましたが、支障ないようなので、ひろみさんも言っている通り、回転数を決めるのでは無く、音に合わせて柔軟に対応できるパートナーが彼である事は確かと思いますので、明日はよい舞台を期待しましょう。

2008年12月22日月曜日

12/22 新国立バレエ2回目『シンデレラ』

本日は2回目、交代したさいとう美帆さんのソワレ公演、『シンデレラ』を観てまいりました。寒い雨の中、夕刻の光がとても素敵な新国立劇場の外見。今日も子供達の多いこと。相変わらずこの時期の風物詩、サンタと、中世宮廷の衣装を纏った女性が、トレーにガラスの靴を乗せて素敵な演出をしておられる。

【振 付】 フレデリック・アシュトン
【作 曲】 セルゲイ・プロコフィエフ
【監修・演出】 ウエンディ・エリス・サムス
【指 揮】 デヴィッド・ガルフォース

【シンデレラ】 さいとう美帆
【王子】 ヨハン・コボー
【義理の姉たち】 マシモ・アクリ,井口裕之
【仙女】 川村真樹
【父親】 石井四郎
【春の精】 小野絢子
【夏の精】 西川貴子
【秋の精】 遠藤睦子
【冬の精】 寺島ひろみ
【道化】 八幡顕光
【ナポレオン】 伊藤隆仁
【ウェリントン】 貝川鐵夫
【王子の友人】 陳 秀介 冨川祐樹 江本 拓 中村 誠

 今日は比較的前列で観てたので、各キャストの表情まですっかり堪能しました。マシモ・アクリ+井口さんの意地悪姉妹の素敵な事。 フレデリック・アシュトンは大嫌いらしいですが、書いてられる様に、端整なダンス・クラシックとのギャップが対比的な幕となっている。本当にコミカルな部分と、4精霊を含むクラシカルな1幕はとても見ていて起伏がはっきりしていて面白い。極めつけは、あの馬車の速さ。今日は(シンデレラの)笑み一杯にしている美帆さんのお顔がとても幸せな気分にしてくれました。
今日は美帆さんにつきます。
 ・大きいオレンジを上の姉が、王子の前で横取りした時の「えぇ!?」って、驚きの顔
 ・時計が12時を打った時に「あらっ!」って顔
 ・ボロボロの服で目覚め、ホウキを相手に踊り、靴を発見したと時の「そうだったんだ!」って、幸せの顔
もうすごく素敵でチャーミング。以外と、と言うと大変失礼ですが、シンデレラは美帆さんにとっては、はまり役だと思いました。(またこの次西山さんと、まゆみさんも観て報告しますが・・) 他のキャストと比べても、華奢で小さいけど、コボーもバランス的にちょうど良い感じで、とても今日の舞台には満足しました。

 あと、今日は精霊たちが登場している時は、小野さんひろみさん2人に注目してて、結構見逃している場面も多かったと思います。冬の精ですが、持ち直した・・的な感じ。 最初は何となくポワントが安定してなく少し心配しましたが、やっぱり大丈夫ですし、とっても安心して観ていました。4人の中ではやはり違います。あとやっぱり小野さんは上手いと感じます。なにがってうまく(バレエ用語での)説明はできないのですが、音の取り方が素晴らしいダンサーは大好きです。全然1つ1つをごまかさない正確さがその理由かもしれません。うまくキャスティングするには、厚木さん、ひろみさん、小野さん等が今後主役を多く見せて欲しい気がします。

 あとダンス教師は吉本さんなのですね。やっぱりって感じです。小芝居の面白いこと。とっても気取っているけど、なにか変。 ダンスは上手いけどあか抜けない。小芝居が意味もなく上手い。みんなの反応がいい。 もうこんな印象しか書けませんが、大好きです♪

この時期のこの演目は好きです。本当に舞台全体がキラキラしててとても素敵な気分になります。

最後にマエストロ・ガルフォースの事を少し。
ミラノスカラ座「ロミオとジュリエット」DVDで、楽曲を指揮していたのがマエストロ・ガルフォースです。彼の顔を見るとつい、フェリの事を思い出し、また曲調もプロコフィエフの双璧をなすシンデレラ。
先日は1Fの後ろだったので顔もあまり見えなかったのですが、今日はまた少し思い出して最初少し悲しい思いに捉われていました。 彼は上手いですね。

今週末にあと2公演で今年最後となります。
しっかりスケジュールを空けておきます♪

2008年12月20日土曜日

12/20 新国立バレエ 1回目 『シンデレラ』


本日は、初見の新国立劇場バレエ『シンデレラ』を観てまいりました。
タイロルロールの記載も括弧書きにしておりますが、実は2幕途中で、レジニナの、怪我により、舞台も中断、代役での公演となりました。怪我の説明などはありませんでしたが、折角来日して怪我で帰るのは、さぞつらいのではないかと思います。それにしても、15分間の中断で代役の美帆さん、マイレンの2人はブラボーですし完璧なマイレンはすごいとおもいます。また会場の空気もとっても温かいものでした。

【振 付】 フレデリック・アシュトン
【作 曲】 セルゲイ・プロコフィエフ
【監修・演出】 ウエンディ・エリス・サムス
【指 揮】 デヴィッド・ガルフォース

【シンデレラ】  さいとう美帆(ラリーサ・レジニナ)
【王子】 マイレン・トレウバエフ(ヨハン・コボー)
【義理の姉たち】 マシモ・アクリ,井口裕之
【仙女】 川村真樹
【父親】 石井四郎
【春の精】 小野絢子
【夏の精】 西川貴子
【秋の精】 遠藤睦子
【冬の精】 寺島ひろみ
【道化】 八幡顕光
【ナポレオン】 伊藤隆仁
【ウェリントン】 貝川鐵夫

 2幕のシンデレラと王子のパドドゥの後に、多分楽曲があっていない、デヴィッド・ガルフォースの指揮棒がおりません。舞台を見続けて、王子のヴァリエーションを踊ろうとしたヨハン・コボーは、小声で「マエストロ」と言い、1回頷き、ガルフォースがページを捲り、ヴァリエーションの楽曲が始まりました。 ・・  順番を飛ばして、レジニナの様子を見ている様に感じました。(この演目をはっきり知らないので・・いい加減な事言っているかもしれません) コボーのヴァリエーションは素敵。そのあとの踊りの後に幕が突然下りて明るくなり、男性監督による「主役が怪我をしました。15分後の中断の後に代役によって続けます」というアナウンスがありました。 そこで数分してから、美帆さん、マイレンのアナウンスがありました。実はその前、レジニナのポワントが一度落ちました。その前後、川村さんの仙女が下手へ下がる時に、妙にゆっくり歩いているので実は彼女になにかあったのかな・・なんて考えていました。 再開したあとも、レジニナの事が本当に気になりました。こんなことは短いバレエ鑑賞歴の中で初めてなのですが、今日の空気は後で鑑みると重かった様に思います。なんとなくそのあとも心配で、「どうかこのまま終了しますように・・」なんて考えていました。 またコボーもとっても残念だったのでは?ないかと思います。

 それにしても美帆さん、マイレンの代役はこんなときでも安心して、また素晴らしい出来でした。また川村さんはとてもとても素敵で上品な雰囲気を醸し出しており、うつくしい舞台です。ダンサーの代役、それも主役での途中登板は、直ぐに入れるってすごいと思います。 美帆さんは笑顔全開で努めており、マイレンに至っては本当に「彼だったら大丈夫」って感じさせる、オーラ全開ですね。

あと2回の公演詳細は未だでておりませんが、このサイトの記載通りです。


大事に至らないように。

 

2008年11月21日金曜日

11/20 アラジン 3回目

 
本日「アラジン」の3回目、目的は小野絢子さんでした。 こんな平日の14:00開演の舞台・・新国立サイドも、学生を入れて頑張っておられましたが、すぐに彼女の舞台は、観客を呼べる舞台になる気がします。でも今回のアラジンといい、今シーズン最後のスワニルダと言い、大変楽しみになってきました。

スタッフ
【振付】デヴィッド・ビントレー
【作曲】カール・デイヴィス
【指 揮】ポール・マーフィー
【舞台装置】ディック・バード
【衣 装】スー・ブレイン
【振付】デヴィッド・ビントレー

キャスト
【アラジン】八幡顕光
【プリンセス】小野絢子
【魔術師マグリブ人】冨川裕樹
【ランプの精ジーン】中村誠
【アラジンの母】難波美保
【サルタン(プリンセスの父)】イルギス・ガリムーリン
【オニキスとパール】大和雅美/伊東真央/寺田亜沙子
          福田圭吾/泊 陽平/陳 秀介
【ゴールドとシルバー】川村真樹/西川貴子
           貝川鐵夫/市川 透
【サファイア】湯川麻美子
【ルビー】寺島ひろみ/マイレン・トレウバエフ
【エメラルド】高橋有里/さいとう美帆/古川和則
【ダイアモンド】西山裕子
新国立劇場バレエ団
 
 仕事がはねないままでしたが、とりあえず劇場へ向かいました。今日は朝から少し寒さもありましたが、なにしろ天気がよく、気持のいい時間を朝から過ごすことが出来ていました。既に主役デビューしている、小野さん、八幡さんコンビでの舞台。デビューも気にはなっていましたが、2日務めるのは新国立バレエでは珍しいので、(いつも講演回数の少なさが気になっています)2日目を今回は選択してみました。 初日は判らないのですが、少し失礼な言い方をすると、八幡さんのサポートが小さく、纏まり過ぎていて、彼女のダイナミックさが半減。主役を得て、初見で観させて頂きましたが、以外と(というと失礼ですが)妖艶な雰囲気と、あどけなさを併せ持っている方とお見受けしました。表情を作り過ぎている時も時々感じましたが、技術は強いし、表情感が兎に角素晴らしいし、舞台オーラを感じさせます。口角を上げて、口を噤む表情と、緩めて柔らかい表情。 的確な演出をしておられました。(そうなんだ・・って感じです) 
浴場のシーンでは、やはり湯川さんが本当に可愛く、初めて愛を見つけた表現が好きでしたし恥ずかしさの表現、一方彼女はそれを内に秘めて嬉しさに変えておられるよう見受けました。でもやはり迷いがあるのか、時々引きつつ前向きなプリンセスだった気がします。あと、サルタンがプリンセスに気持ちを確かめえるシーンがあるのですが、そこでの衣装が気になりました。小野さんは金色の装飾を多く散りばめた、白のワンピースでしたが、昨日の湯川さんはオフ白の、シンプルな衣装だった気がします。小野さんはどちらかと言うと童顔なので、この衣装が大変あっていました。またチェスのシーンではすっかり打解け、にこやかにさせてくれる、本日のキャスティングでした。
先に書きましたが、彼女が別の人とペアリングした時を想像してみたくなりました。素敵なプリンスとペアになる・・観れる時期を待ちたいと思います。
今後、芸術監督が代わられた時を楽しみにしつつ・・ですね

肝心のルビーですが、今日はひろみさんです。相手はマイレン・・現最強大好コンビと位置づけています。厚木さんのインパクトが初日に強すぎた関係で、引用が多くなりますが、毒のない、ひろみさんらしい(?逆にマイレンらしくない?)ルビーに上がっていました。マイレンの仕切りの強さはここでも観られ、負けていないひろみさん、この2人にブラボーです。

ビントレーのアラジン はバレエとして、云々より、今後育ててほしい演目です
3組それぞれに楽しませて頂きました今週でした。