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2011年7月2日土曜日

7/1 寺島ひろみさん 婚約

BLOGはずっと見ていたのですが、


おめでとうございます
ここは「花火」でも打ち上げたく(少し長いですが、わたしの気持ちです) ↓




http://ameblo.jp/terashimahiromi/entry-10940126794.html

タイトル通りです
内容は読んでください
のろけ話ありで、楽しいです。

2010年10月29日金曜日

10/29 たいへんでしらなかったこと

タイトル通りです
寺島姉妹のサイトがクロージングしております
10/10でした、ショックでしたね

先日有名人のアメーバブログを紹介しましたが、
ひろみさんの情報はこちらで見ることができますので
一応安心かもしれませんが、実はttのサイトって、
メールを送ることができましたが、今回はなしになったのね

とてもさみしいです
公演のたびにお疲れ様メールをお送りすることが楽しみの1つでした

またもしそんなことが出来ましたらうれしいですね♪

覚書:
http://ameblo.jp/terashimahiromi/

でも、昨日もまゆみさんが元気で舞台におられました

ず~っと ず~っと大好きでーす♪

2010年3月22日月曜日

3/22 新国立劇場バレエ 『アンナ·カレーニナ』 1回目

新国立劇場バレエで、新たに演目に加わった『アンナ·カレーニナ』、ロシア文学の神髄を観て参りました。 比喩的でリズミカルな表現と、両輪をなすストーリー。賢母ドリイとオブロンスキーの大家族の生活と、リョーヴィン・キチイの愛に満ちた時間。 これは生活感の中で美しさを奏でます。もう片側は、もちろんタイトル・ロールになったアンナとヴロンスキーとカレーニンに苦悩の時間軸。互いの時間軸が離れ、また絡みあい、小説を読んでいたわたしは、期待をしてこのマチネを迎えます。そう、アンナの心境表現は?、またカレーニンが一時的に天使になる様子は?、ヴロンスキーの愛ゆえの犠牲で獲得するものは?・・・ 思う事も多い小説ですね。兄オブロンスキーとドリイの浮気の仲裁に行った先で、会うべくしてヴロンスキーと会ってしまう。もともと賢母であったアンナは、”サンクトペテルブルグの良心” であるグループで、上品に、また敬虔に暮らした日々。
快活で有った筈のアンナの2面性。息子セリョージャと愛人ヴロンスキーの、究極とも言うべき選択を迫られた時の苦悩と、現代でも解決出来ない問題への対峙。幕切れ。
いろんな事を思い浮かべておりました。
また使われる楽曲もとても楽しみにしておりました。




スタッフ
    【振 付】ボリス・エイフマン
    【音 楽】ピョートル・チャイコフスキーなど
    【装 置】マルティニシュ・ヴィルカルシス
    【衣 装】ヴャチェスラフ・オークネフ
    【照 明】グレプ・フィリシチンスキー
                ボリス・エイフマン
    【芸術監督】牧 阿佐美
    【主 催】新国立劇場

キャスト
    【アンナ】    厚木三杏
    【カレーニン】  山本隆之
    【ヴロンスキー】貝川鐡夫
    【キティ】    本島 美和

新国立劇場バレエダンサー ほか



    中劇場は始まる時、真っ暗になるので少し・・っていうか怖いです。 まっくろの暗闇のその中、弦楽セレナーデ第1楽章が響きます。このどこをとっても素晴らしい楽曲といろいろな思いが合わさって、息子セリョージャへの愛に生きるアンナの生々しい位の厚木さんに、いきなりなみだしてしまうわたし。「いい」、厚木さん・・オデット以来苦手としていたわたしでしたが、今日ここまでは、「良い」。(って始まって1分程度。すぐでしたが・・)しっかり舞台を掴んでおりました。この演目難しいと思いました。真っ直ぐに観ている方が良い。小説など読まないで、素で観た方が入る。トルストイ、新潮文庫の単庫本でも1500ページ以上の長編です。自分でポイントと思っていた処も多いし、物語の中で迷子になっている自分。パンフレットを読んでボリス・エイフマンのアンナ・カレーニナへの思い、焦点は感じたつもりでいましたが、だめダメでした。(の為、今回は気になったポイントしか書くことが出来ない様です) 考えないで観る ・・これしか無い。

    セリョージャを寝かしつけた後、弦楽セレナーデに乗せて舞踏会のシーンが展開されます。(ここはキティがヴロンスキーとマズルカを・・と思ってたシーン、結婚を申し込まれ、「幸せな結婚」を夢見るキチイ)・・でもこの舞台では、ヴロンスキーとアンナはこの舞踏会で出会いました。一目でヴロンスキーが気になりました。(判るよ!でも厚木さんちょっと大げさすぎ?)。キティは全く予期せぬ行動・・ヴロンスキーがアンナをマズルカに誘った事に打ち砕かれてしまいますが、一向に気にすることなく、って言うかアンナしか目に入らないヴロンスキー。貝川さん・・ナイスです。とぼけたキャラは合いますね。
    この舞踏会のシーン、新国立劇場バレエの贅沢に配したソロイスト達は見事でした。もちろんこの後、何度か交響曲に乗せて縦横上下へ走り、リフトし、交差するシーンが繰り広げられますが、何処を切っても素晴らしいし、快活。上手く演目を選択したと思います。先日「セレナーデ」では、NYCBとでの違い・・コンチェルトに乗せた物足りない新国立劇場バレエの躍動感を書きましたが、良い悪いでは無く個性と思っている最近です。 あっ・・もちろん好みは有りますが、最後「黄金の仮面」で疾走する振付の素晴らしさは圧倒されますし、幻想序曲「ロミオとジュリエット」にのせ、黒の衣装を着て蒸気機関車の疾風を演じるコール・ドは迫力満点です。ドキドキします。表現が変ですが、日本男児(だけではありませんが・・)の心意気の強さを感じておりました。(ふんどし・大太鼓の圧倒感ってのが合っているかも?) ひろみさんが書いておられます。 → こちら http://www.t-twins.net/message/index.html ほんとうにきついシーンなのでしょうね♪ 十分に迫力は伝わります。

    舞踏会から時間が経ち、論理的な思考以外でも、アンナの行動の異変に気付く部分です。山本さん扮するカレーニンは、その思いを動と静で表現。(出来は未だなのでしょう)一部慣れてないな・・って感じるし、凄いと感ずる部分のギャップがまだ大きい。(いつもの完成度では無い事は感じた) 終盤に向けて完成度が上がってくるのが楽しみ。急激な「動」と時間が止まったかのように見える「静」。エイフマン独特の振付。 彼の表現はこの時点で苦悩を滲ませていた。そう、どんどん引き込まれる。厚木さんアンナとのPDDが大変長い時間、複雑でタイミングの難しさは観ててドキドキする位ですが、気持ちは十分に伝わる。「わたしはあなたに触れらる事を拒みます」って声が聞こえてくるPDD。アンナがベッドの中で、カレーニンを拒絶する論理的理由が理解出来ないし、仮説による追求もしない。
  
    またまた時間が経ち、2人のPDDを目撃してしまうカレーニン。ここでも山本さんの演技がさえる。理性(我慢)が伝わります。彼は「ロシアの知性」で有った為、倫理を尊重し、軽蔑と位置付ける猜疑心的な感情・自分の心の中の嫉妬、アンナの視線、などに蓋をしてしまいます。もちろんそれがあだとなるのは明白。一本気でいろんな意味で正直なアンナには、これは欺瞞としか映りません。この思いは”欺瞞に満ちたカレーニン”を軽蔑で拒否し、ヴロンスキーへの愛へどんどん転嫁され、彼女の生きる意味とします。上手でアンナがベッドに横たわって模索している中、下手カレーニンが暗闇で1人。考え上げた末、アンナがいるベッドルームへ向かいます。1つになった瞬間からアンナの絶叫。(官能的な場面でした)

    もう受け入れる事が出来ないアンナ。カレーニンは2人の事を既に知っています。 ヴロンスキー(下手)、華紺の紗幕を境に(ライティングが見事です。幕無しでも全然OKです)、上手にアンナが紗幕でうっすらとベッドにいる姿が映ります。完全に2人の気持ちがシンクした瞬間。互いに同じヴァリエーションを紡ぎだし(って、ここもう少し合わせて欲しかったです!)、こころとからだを合わせる事が出来ない切なさを感たかった。(← 振付ですが) 直ぐにでも彼のもと・・へって。パーティなのか? (何色か忘れましたが)ライトにぱっと華やぎ、群舞が踊り、何度目かの再会。ついにアンナはヴロンスキーと結ばれます。 結果はカレーニンの気付く事となり、世間的外聞を守る為に考え出した案(セリョージャとの生活)を飲む事が出来ないアンナは、セリョージャからついに離れる事となり、悲観のうちにヴロンスキーへ向かい、1幕が終了します。 この写真は、そのシーンです。 残酷です。でもそうなのかもしれません。
選択はしなければならないのです。

概ね流れは合っている気がしますが、細かい組み立てが、初見で覚えきれておりません

2幕はイタリア旅行からの始まりでした。(これ感です。たぶん)
    2人は大きなトランクを広げて、旅行を楽しんでる様です。彼女曰く、「真の夫」であるヴロンスキーとの旅行です。軍隊を除籍したのであろうヴロンスキーは、アンナといられなくなったサンクトぺテルスブルグから離れ、社交界から離れ、悠々自適に暮らし始める事を誓い、1つ目の行動がイタリア旅行の筈。らしき感じはありあませんが、屈託の無いアンナの表情とヴロンスキーの楽しげな、また短い幸せは絶頂なのでしょう。たのしげ♪

    たぶんサンクトぺテルスブルグに帰り、久しぶり・・人の噂もと感じてた2人に、世界は冷酷でした。・・やっぱり。 それまで楽しく踊っている群舞は、アンナ登場した瞬間、またアンナとヴロンスキーが踊りだした瞬間から、顔をゆがめ、不機嫌に、指を差し示し軽蔑を浴びせかけます。ここ迫力ありましたね。何人かは不明ですが、新国立劇場のソロイスト達が全員揃ったのでは無いか・・・位の軽蔑の視線が一点に。 そうアンナは瞬間的に、条件反射の様に立ち向かいます。・・がヴロンスキーが少し弱い。協力しても良いのに・・・ヴロンスキー・・って思いながらですが、何回か跳ね除けますが、アンナも、もう立ち向かう勇気が底を尽きます。黄金のマスクを被って、金の刺繍、アクセサリを贅沢に付けた、群舞はフォーメーションをあらゆる形に変化させて、軽蔑の感情を送ります。(この豪華さと気持ちが凄い)ついに我慢出来なくなって立ち去ります。

アンナにとって残されているのは、そう愛しい息子のセリョージャ、・・と生きる意味のヴロンスキーとの愛、失いかけの将来。

ここから意味が少し不思議なのですが、睡眠用のモルヒネの世界感なのか?
    ワゴンの登場でした(上手前方にワゴンがあります。1人が通れる位の小さなもの)。 憔悴してるものの、財力に任せ美しいドレス姿のアンナが、部屋で1人。先程の苦しさ、今後の対処を考えています。 横たわりアンナは、ワゴンから顔を覗かせ、そのワゴンを通った瞬間から深層心理の世界。裸です。(って見えるだけですが)最終的には全てのダンサーがまるで裸で蠢く、おぞましい世界感を演出している・・これはアンナの心の葛藤である事は明白。 選択した息子のセリョージャとの別れ、最後に残る筈の、ヴロンスキーとの愛。生活、そして残された将来。このソドム的な振付は、観る事がつらくなる位の迫力と雰囲気を持っておりました。 この部分はあまり観たい ”さま” ではありませんが、この世界観では必須なのでしょう。みなさん、ダンサーの方々は素晴らしい躍動感で演じてられてた事、とても感服しました。 ブラーヴォです♪
気持ちの整理がつかない、アンナはヴロンスキーに迫り、「愛している?」 「ほんとう?」・・ もう狂気に満ちていました。厚木さんの顔だけが怖いし、受け止めるべき貝川さんが、ここでも弱い。少しアンバランスですが、理解は出来ます。 ここではヴロンスキーへ選択を迫るアンナ。「一緒に居てほしい」・・「仕事がある」・・「不審感に繋がる」・・「愛していない?」って流れ。何処にもいけなくなるヴロンスキー。なにも出来なくなる2人。アンナはヴロンスキーを愛しているし、その気持ちがPDDでも伝わります。

いよいよラストです。ここは判りやすい。
    蒸気機関車の音とスモーク。列車を思わせるオブジェクト。群舞は黒い衣装と被りもので、疾走する機関車を表現します。とてつもない迫力と、楽曲が合い混じって、まるで『ボレロ』の最後近くの様な迫力で、前に迫ります。アンナが舞台後方のバルコニーに登場します。切羽詰まった表情がわたしの席からでも伺えます。幕切れと同時にエンディングに向かいました。

やっぱり、細かい組み立てが、初見で覚えきれておりません
間違っていたらごめんなさい
再度あと数回観ますので、間違いは都度修正します

    ボリス・エイフマンを演目にする事の素晴らしさ、難しさ? を初めて知りました・・って判ったふりをしすぎですが・・(すみません)、映像で「ロシアのハムレット」を観ましたが、とにかく初見はアクロバチック等と言う言葉が陳腐で、振付の必要性と、ダンサーの身体能力・表現力を、このカンパニーのプリンシパルは必要である事を思った次第です。今回新国立劇場バレエでの取り組みに対しては、ブラーヴォで有る事は間違いないと思いますが、なぜかわたしの中では「しっくり」ときません。今回だけかもしれませんし、次回は反対を言っているかもしれません。
なにせ、1回目の出来としては素晴らしいと思いましたし、男性陣を充実させた事が成功の一因と考えます。

最後今回のエイフマン・バレエの方、あとボリス・エイフマン本人もカーテンコールに出てこられました。スタンディングの方もおられた様です。
私自身は、上手く理解するまでに至っておりません



楽曲(1幕で使用されている楽曲です)
    チャイコフスキー 弦楽セレナーデ ハ長調 op.48 第1楽章
    チャイコフスキー 組曲第1番 ニ長調 op.43 序曲とフーガ
    チャイコフスキー 交響的バラード「ヴォエヴォーダ(地方長官)」 op.78
    チャイコフスキー 組曲第1番 ニ長調 op.43 間奏曲
    チャイコフスキー 懐かしい大地の思いで op.42 スケルツォ ハ短調
    チャイコフスキー 交響曲 第6番ロ長調「悲愴」op.74 第1楽章
    アレクセイ・ウートキン 「ロシアの鐘」
    チャイコフスキー 交響曲「マンフレッド」 op.58 レント・ルグーブレ
    チャイコフスキー 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」 op.32
    チャイコフスキー 弦楽6重奏曲「フィレンツェの思い出」 ニ短調 op.70
    アレクセイ・ウートキン 「ユーリエフの鐘」
楽曲(2幕で使用されている楽曲です)
    チャイコフスキー 交響曲第2番ハ短調 op.17 第4楽章
    チャイコフスキー 幻想序曲「ハムレット」 op.67a
    チャイコフスキー 組曲第3番 ト長調 op.55 主題と変奏
    チャイコフスキー 組曲第3番 ト長調 op.55 悲歌
    チャイコフスキー 交響曲 第6番ロ長調「悲愴」op.74 第3楽章
    チャイコフスキー 懐かしい大地の思いで op.42 瞑想曲 ニ短調
    デイブ・ミラー  電子音楽
    レオニード・エリョーミン  電子音楽
    チャイコフスキー 幻想曲「テンペスト」op.18
    チャイコフスキー 幻想序曲「ロミオとジュリエット」

2010年1月23日土曜日

1/23 新国立劇場バレエ 『白鳥の湖』 第3回目

本日は、新国立劇場バレエ 『白鳥の湖』を観てまいりました。 そう今日は大好きなマイレンの舞台ですし、朝少し早くから起きてしまって、朝食を外でとることとしました。 大抵土曜は、金曜の夜更かしのせいで遅くまで寝ている癖がついているのですが、なぜか朝から起きてしまいました。 (子供のようです)

それと、アトレ2月号が昨日着きました。2010-2011年の先行申し込みがあります。私は、ヴァリエーションフルとヴァリエーションミニを2つ申込みました。書いてびっくり、昨年より選択公演回数が増えている。 5月は無理なので、アラジンは殆パス状態なのですが、少し貯金しておかなくては・・・ ^^ ;;

スタッフ
【振 付】マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ
【作 曲】ピョートル・チャイコフスキー
【監修・振付】牧 阿佐美
【指 揮】アレクセイ・バクラン
【舞台装置・衣裳】ピーター・カザレット
【照 明】沢田祐二
【管弦楽】東京交響楽団
【芸術監督】牧 阿佐美
【主 催】新国立劇場

キャスト
【オデット/オディール】 さいとう美帆
【ジークフリード王子】 マイレン・トレウバエフ
【ルースカヤ】 湯川麻美子
【ロートバルト】 貝川鐵夫
【王妃】 坂西麻美
【道化】 福田圭吾
【王子の友人(パ・ド・トロワ)】 本島美和 長田佳世 江本 拓
【小さい4羽の白鳥】 遠藤睦子 西山裕子 寺島まゆみ 長田佳世
【大きい4羽の白鳥】 川村真樹 寺島ひろみ 本島美和 丸尾孝子
【スペインの踊り】 西川貴子  楠元郁子 福岡雄大 芳賀 望
【ナポリの踊り】 伊東真央 井倉真未 八幡顕光
【ハンガリーの踊り】 長田佳世 古川和則
【2羽の白鳥】 堀口 純 寺田亜沙子

新国立劇場バレエ団 牧版では、最後、オデットとジークフリードの愛のチカラで、ロートバルトは湖の沈み最後を遂げます。でもどう見ても、いや何度となく観ましたが、群舞のチカラが優っています。白の群舞・白鳥達は、ロートバルトに向かい・・これでもか・・このへんでどうだ!って何度も何度も攻め立てます。愛し合っているオデットとジークフリードは、その勢いについていき、まるで魔法?でロートバルトを湖の沈めるかの様。 もちろん戦いも無ければ、やっつけた感もない。4幕全体がセルゲーエフ版の省略形の様です。ジークフリードはオデットをリフトし、広げた羽でロートバルトに2人で向かいます。限界に達したオデットは力尽きたかと思いきや、直ぐにすっくと立ち上がり、王子の胸に抱かれてる。・・のだが、つかれたよ・・って声が聞こえてきそうな位の振付。 微妙に間の置き方が早い・・し、なんかジーンと来る時間も無い。 バクランさんは本当に頑張って盛り上げてくれるるのに楽曲が勿体無い・・・・ なんだか寂しくなります。

しかし今日の2人さいとう・マイレンペアはそれさえも吹き飛ばしてくれてたみたい。2人を観てて逆に思ったのでしたが、マイレンのオーラが薄くなっているって最初思ったのですが逆でした。さいとうさんが素晴らしい演技でもう・・完全にマイレンはサポートに徹した演技を貫き通し、こころ打つ系の演技力で観せてくれた事に感謝したい。先日の小野さんの舞台では、「今はこれで良い」って書きましたが、さいとうさんはやっぱり主役を踊っている回数が多いせいか、美しさ、魅せ方、間のとり方が急激に上昇傾向(って言うより高みに!)。 技術的な部分はあまり分からないのですが、省略している部分なども見受けられますし、(やっぱり小野さんの初役であの安定感は、改めて素晴らいと感じます)ときどき、あれれ・・って感じる部分はあります。また白鳥らしからぬアチチュードですし、いつもであれば「う~ん」って思うかもしれませんが、さいとうさんのオデットは役に対して、心の部分から入った感動を感じました。 また意外だったのが、オディールを演じたさいとうさん。意外とこの人意地悪なの>>>? 本性>>? ぐらいの勢いもあった様に。 その意地悪さ加減にジークフリードは振り回され、時に下を向き、喜びで眉を上げて、本当に3幕は楽しい時間でした。(あっもちろん、本性って言うのは迫真って事と思っております) 技術的バレエ用語で説明出来ないので申し訳ないのですが、さいとうさんはこのままの方向でしょう。急激に伸びる時に、赤のオーラを纏い、努力すれば良いと思います。 今後とも応援します(もちろん2011年も買っちゃいました)

今日はとても幸せな気分です。さいとうさんがプリマらしく成長している事とマイレンの舞台を観れたこと。大きい4羽の白鳥の美しさにうっとりしてた事。完璧と言って良い大きい4羽の白鳥ではないでしょうか。(勝手に書いちゃいますが)新国立で最強でしょうね。あと、福岡雄大さんは今後期待大。今日も彼の為にスペインは拍手してた気がします。福岡さんは種別で言うと、マイレン寄りだと感じます。技術も正確だし、あのキレとカッコのつけ方、大好きになった人がまたまた増えた気がします。

今回概ね東京交響楽団は良かったです。また、バクランさんの指揮は好き。やっぱりバイオリンソロの出来が素晴らしいと思います。クラシックコンサート等はあまりいった事が無いので、世界の本気と比較することは出来ませんが、いつも聴いているバレエ舞台でのソロとしてはとっても良かったと思います。(久しぶり) 悪い時は良く書きますが、もしかして国内のオーケストラを書くのは初めてかも知れません。

あまり書けなかったこと少し反省しますが、ザハロワさんお大事に!

2010年1月20日水曜日

1/20 新国立劇場バレエ『白鳥の湖』  第2回目

本日は、新国立劇場バレエ『白鳥の湖』です。まるで昨日の事が無かったかの様な、書き出しですみません。

小野さんやっぱり「白鳥の湖」はデビューなのですね♪ 楽しみにしてた舞台。

ダンサープロフィールです

これによると、小さな白鳥、トロア、ナポリらしいです。本日が主役デビュー、もちろん満足のいく舞台。嬉しかったです。技術的には新国立劇場の中でもしっかりとした方と思われますが、32回転はやはりドキドキ。 最初ダブルを入れて調子は良いかなって思いましたが、想像以上のプレッシャーだったのでしょう。ダブルでグラっと来てからはシングルで最後近く迄、頑張ってられました事、とても安心致しました。 
上手から一身に注目を浴びるオデットの登場。 以前から思っていたのですが、バレリーナと言うよりも、女芸人的なコケティッシュな顔立ち。笑顔がある意味笑える。もしかして次シーズンのジュリエット等は多分キャスティングされても違和感を感じない。フェり以外ジュリエットダンサーと未だに思えない私にとっては、少し大胆な意見。 でもあやこオデットは、少し悲劇的な境遇を受け止めてはいるが、暗くない。あくまでポジティブというよりも明るい雰囲気、好き嫌いはあるとしても、間、音、などの取り方が、何となく好みに合う方です。 少し天然的なジークフリード山本さんが、オデットを見つけるやいなやアタック。(押しが強い関西人!) 手を握るジークフリードがオデットを見つめた時から、今日の舞台が成功したと私的には思いました。思ってた以上に上手い。 一方のオディールは経験がカバーする。今日はこれで十分。・・でした。
でも真面目な顔をした時の小野さんも好きです。(フォローですが・・)

あと、道化では福田圭吾さんをキャラとして観ましたが、まだまだ遠慮はあるものの、技術的な感じは、やっぱり昨日の八幡さんより心に響いた。 男性陣は昨日も書きましたが充実です。小芝居も意外とイケてる。大きい4羽の白鳥には今日も堪能。 ここは安心して満足します。それと新国立の白鳥は、オディールが登場してから露骨な視線で、花嫁候補たちは無視しますし、王子には「なぜ~~? 黒なの?」ってかなり小芝居がかっていました。それとスペインの踊りですね。 湯川さんは好き、もうキレキレのスタイルは新国立では逸品。

スタッフ
【振 付】マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ
【作 曲】ピョートル・チャイコフスキー
【監修・振付】牧 阿佐美
【指 揮】アレクセイ・バクラン
【舞台装置・衣裳】ピーター・カザレット
【照 明】沢田祐二
【管弦楽】東京交響楽団
【芸術監督】牧 阿佐美
【主 催】新国立劇場

キャスト
【オデット/オディール】 小野絢子
【ジークフリード王子】 山本隆之
【ルースカヤ】 井倉真未
【ロートバルト】 貝川鐵夫
【王妃】 西川貴子
【道化】 福田圭吾
【王子の友人(パ・ド・トロワ)】 堀口 純 寺田亜沙子 福岡雄大
【小さい4羽の白鳥】 遠藤睦子 西山裕子 寺島まゆみ 長田佳世
【大きい4羽の白鳥】 川村真樹 寺島ひろみ 本島美和 丸尾孝子
【スペインの踊り】 湯川麻美子 寺島まゆみ 江本 拓 芳賀 望
【ナポリの踊り】 高橋有里 大和雅美 吉本泰久
【ハンガリーの踊り】 西山裕子 高木裕次
【2羽の白鳥】 堀口 純 寺田亜沙子

1/19 新国立劇場バレエ 『白鳥の湖』 第1回目



今日は、2Fで「新国立劇場シアターエチケット」と言う冊子を見つけました。面白いので掲載します。

 本日は、2010年最初の公演、新国立劇場バレエ『白鳥の湖』を見てまいりました。スヴェトラーナ・ザハロワの降板については、幕前に親切に「ご容赦の旨」の説明がございました。まずは、初見である、厚木さんの主役でしたがやっぱり、あまり好みでない事を改めて感じました。それにしてもウヴァーロフの3幕は微笑ましいですね♪ もうどうしようも無い位に”嬉しさ”を表現している姿。 もう足捌きも美しいし、あの表情(目)も素敵。少し遠くを見ていた1幕よりも、手の中に大好きな彼女をゲットした喜びが、もう身体中から発散しており、観てて恥ずかしくなる位に、微笑ましい。 とにかく素敵でした。 

 1幕のジークフリードは、友人たちがワルツにのって踊る姿を、少し遠くに見ておりました。そろそろ結婚を控え人生最後の無邪気に遊べる時期が終わりを告げる事の寂しさが滲みます。トロワを踊る王子の友人達にはっ・・と気づき、現実に戻ります。見事! カンパーイ そう、絶好調の道化は、ジークフリードを、「楽しましょう!」って誘います。チャイコフスキーの素敵なワルツは、バクランさんの鼻息の荒い指揮で心地よく進みます。とっても楽しんでいるけど、コール・ドは少しモタつきがあったのは、残念だったか・・(1人女性がぶつかってた)。西山さんが、ジークフリードに花の輪を乗せる。(少し乱暴かも?悪戯っぽくて良いかも?) 王女の登場に一同はうやうやしく一礼。 ジークフリードの姿が素敵。大きい。これって本当に王子の感じが出てる。(今まで余り気にしたこと無かったけど今回は感じました) 新しいボウガンを頂いたジークフリードは素直に喜びますが、やはり視線が少し遠くにあった。トロワの始まり・・川村さん、ひろみさん、マイレンってこれ以上無いトロワです。 同じファースト・ソリストなのですが、ひろみさんの音の取り方の素晴らしさ、また間の使い方には、やっぱり上手さがある。まさに絶妙のタイミングで、ヴァリエーションを観せて頂くことが出来た。マイレンは少し押さえ気味? でもとっても美しいトロワでした ブラボー♪ です。夕方あかりを持って、そろそろ散会の時間。楽しい時間は早いもの。 気を効かせた道化とともに、友人達もはけ、ジークフリードのヴァリエーションが展開される。寂しそうな表情からは、自分に向き合うジークフリードの心からは「王になる自信の無さ」が伝わる。もちろん「次期王妃」も気にしているのかも知れないが、私の観る限りでは、先行きに不安感と、満たされぬ心を感じた。目線を少し落としたウヴァーロフは母性本能に訴えかける資質満点♪ やっぱり美しいとしか言いようが無い。

 2幕の始まり。オデットが登場する。硬質と表現するより、与えられた振りをしているだけと感じる。それぞれがぶつ切り状態。遠慮? って感じでもないし、今日はコール・ド、小さい白鳥、大きい白鳥などなど・・観点を変えて見ることにしました。ザハロワが居ない舞台では、オデット/オディールを2人でキャスティングしても良いぐらいかも知れません。厚木さんのオディールはそれでも見事だったと思いますし、自信をもって臨んでいた(好き嫌いは別として)。休憩時間、また幕が開く前など、やはり払い戻して欲しい・・って声が何度か聞こえたし、「厚木さんがウヴァーロフと組むのは最初で最後」って声もあった位。わたしはどちらでもよいのですが、見てみないと好き嫌いは分かりません。でもこの幕の厚木さんは、やはり好みでは無い。大好きな2幕だけに、各4羽の白鳥たちに目が行ってしまう。 大きい4羽の白鳥・・ここでもひろみさんの上手さは別格でしょう。とても丁寧な感じは、コーダでまゆみさんと対角でおどっている姿にわたくしごとですが、とても嬉しさを感じてしまいました。 (こんなキャストだからできる場面です)

 3幕の「舞踏会」が始まります。私的にはぜんぜん知らなかった、スペイン・福岡さん、ナポリ・福田さんをとても楽しみました。福岡さん素敵でした。キレがあります。男性陣がとっても充実してきそうな・・って言うか充実した男性陣に、今後の期待は大でした。良いタイミングで確認出来たと思います。いきなりスペインで大拍手してしまいました。

 4幕「湖畔」あっさりした牧版の白鳥湖の終焉は、ノーコメントとしますが、2羽の白鳥ははじめまゆみさんかな・・って思いましたが、後で確認するとひろみさんなのでした。川村さんとの2羽の白鳥は今日一番のブラボー♪ です。またまた今日気づいた事ですが、昨年12月のマリインスキーで感じた愛らしさは、新国立劇場ではありません。やっぱりちがうな~。 (場面:コール・ドの白鳥群舞と黒鳥群舞が手を組んで4例位で進むところです) それと黒鳥には、金髪より黒髪が合うこと。(マリインスキーの黒鳥は少し間違えるとハゲのヅラに見えて・・)。
ここでのジークフリードは少ししっかりした男性になっている。反省したのか、資質なのかは不明だが成長感が凄い!視線が座り、オデットと力を併せてロートバルトに立ち向かい、心が強く持ったジークフリードが最後に登場した。やっぱり似合う、川村さんとのペアも見てみたい気がきているが、今回はやめておこうと考えます。

それと是非言っておきたいのは、いつもとは違う艶やかなヴァイオリンソロ。そうですパ・ド・ドゥが始まった瞬間から、聞き入ってしまいましたね♪ 3幕でも期待通りの艶々した音色。
グレブ・ニキティン(コンマス)さん?なのかな

明日は、小野絢子さんのオデット/オディールです。相手役は山本隆之さん。また明日書く事とします。
今日は簡単ですがここまでです。
気がついた事はまた続きを書きます・・・ 厚木さん事




スタッフ
  【振 付】マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ
  【作 曲】ピョートル・チャイコフスキー
  【監修・振付】牧 阿佐美
  【指 揮】アレクセイ・バクラン
  【舞台装置・衣裳】ピーター・カザレット
  【照 明】沢田祐二
  【管弦楽】東京交響楽団
  【芸術監督】牧 阿佐美
  【主 催】新国立劇場

キャスト
  【オデット/オディール】 厚木三杏
  【ジークフリード王子】 アンドレイ・ウヴァーロフ
  【ルースカヤ】 遠藤睦子
  【ロートバルト】 芳賀 望
  【王妃】 坂西麻美
  【道化】 八幡顕光
  【王子の友人(パ・ド・トロワ)】  川村真樹 寺島ひろみ マイレン・トレウバエフ
  【小さい4羽の白鳥】 遠藤睦子 西山裕子 寺島まゆみ 長田佳世
  【大きい4羽の白鳥】 川村真樹 寺島ひろみ 本島美和 丸尾孝子
  【スペインの踊り】 西川貴子  楠元郁子 江本拓 福岡雄大
  【ナポリの踊り】 伊東真央 井倉真未 福田圭吾
  【ハンガリーの踊り】 西山裕子 長田佳世 古川和則
  【2羽の白鳥】 川村真樹 寺島ひろみ

2009年12月26日土曜日

12/26 新作『くるみ割り人形』 3回目




本日は2009年最後のバレエ公演でした。
あっと言う間にクリスマスは飛び去りました。 気付いていない。

本日で、新作『くるみ割り人形』は都合3回鑑賞しております。 この季節・クリスマスの演目としては日本という場所では、きっと無くてはならない演目でしょうし、少なくともどこかのバレエ団で公演を打っている筈。 別に牧先生の新作『くるみ割り人形』に固執する必要も無く、好きな版を観る事ができれば、きっと幸せな気分で、チケットを有効活用できる筈。日本のバレエ団はわたし、新国立劇場バレエ団しかしりませんし、今のところは変更するつもりもございません。 ってやはり数年1つに絞って観ているので贔屓も出てきたり、成長も見えたり、意外性があったりでとても、趣味としては充実しております。やっと・・やっと終了してダンサーのみなさまもゆっくりお正月に向けて休んで欲しいものですね♪ 

  この公演を終わって判ったことがいくつかあります。それは後述するとして、小野絢子さんの成長が凄いです。もともと舞台での感情表現・細かい表情がウィークポイントと思っておりました。随分前2007年のくるみ割り人形・【パ・ド・トロワ】小野・井倉・八幡に観た時から、役がつくごとに成長しておられます。それは誤魔化しの無いパを美しく楽曲に遅れることなく踊れる資質です。今日は全然違う、新しい一面を発見(って前から持ってるのでしょうが、私的に発見とします)。 
  もちろんベースは変わっていないのですが、プラスアルファの 「感情表現がとても繊細で私たちに伝わる」 ものになっておりました。小野さんが・・舞台を、まずは1幕・・を完全の包んでいたように感じます。 さいとうさんはキラキラしたという表現がぴったりくる人。小野さんは楽しさ、ポジティブ、元気さを強いエネルギーをもって、展開されておられました。 でも表情がともて愛らしいし、少女の役にはぴったりで、ボールルーム(だと思われる)でのクリスマスパーティは、大勢の中でも彼女の元気一杯でとても愛らしいオーラは光っておりました。(逆に居ないと、少し地味に舞台が観えるくらいに・・) 彼女を観てるだけでこの演目、1幕は救われます。
  八幡さんとペアを組むことが多い小野さん、でも、初日(観ていないが)の山本さん、今日のマイレンさん、ペアを今後考えていただきたいと思います。わたし八幡さんが少し苦手なのでこんな事言ってますが、八幡さん自身はトレパックででも証明してるように、ともて魅せてくれるダンサーです。(プラボーコールは一番多いくらいです)

  さいとうさんの金平糖の精は、意外ですが、結構地味め? クララを演じている時のキラキラ感を、今日は出てきた瞬間から感じる事は出来ません。もちろん次第に盛り上がってきますが・・ 。それと抜擢なのでしょうか、今日の5期生の加地くん。なんとも頼りないし、技術もいまいち・・でも、憎めない顔。スタイル。^^;; 鍛えあげて下さい。かれとっても期待していますし、他の5期生メンバーは未だまだ、コール・ドの交代要員がほとんど。益田さん等は、安定してベテランさん後ろなどの定位置を確保した様ですね。 

  本日雪の女王の堀口さんは以前と感想は変わりません。音のとり方が、私にとっては苦手な部類。それぞれステップを一本調子で面白く無くすのも、タメを作ってメリハリをつけるのも、音のとり方・・感性なのでしょう。本当に感じます。 良い例では、NHKで都さんのバレエレッスンの生徒さんは殆どが、メリハリの無い踊り方をしている(?) 後の都さんの模範映像で、同じ振付が全く別ものになってたのは事実と思います。 それと同じような感想を、湯川さんで前回観てるので、今日の堀口さんはそう思いました。 ボリショイでの「椿姫」が素晴らしいのは、実は想像が付きません。 多分わたしが堀口さんの良い部分が分かっていないだけなのでしょう。 それか役柄によるものなのか? 現時点では不明ですが、今後楽しみとします。

  意外となんでも、消化しているまゆみさん。今日は中国です。前のアラビアではひろみさんが、気高い気品をもったアラビア王女で登場した後なので、少しある意味違和感を感じ見てましたが、うまいですね彼女は・・何を踊っても。Mayumi's Styleが確立されています。葦の精でも、今日もとっても美しく、スタイリッシュなまゆみさんにブラボーでしょう♪ 後輩たちと踊ってても軸の正確性、アラベスクの足の向きなど ・・多分一番綺麗♪ と思います。観てて力みのない、わたしがうっとりできる1人である事は間違いありません

★後述の1番目は、3回を通して書けていなかった事ですが、1幕目のクララと、王子のパ・ド・ドゥがあるのですが、この時、ボールルームの背景紗幕、他オブジェクトたちが、舞台転換の為に、引き上がり、次の舞台の為に、サイドの背景紗幕が降りてきます。ここ・・とっても気になります。何故かというと、集中して観たい部分で・・牧さんも新国立劇場のダンサーを一堂に魅せたいハズなのに、転換が気になってしまっています。 ここだけでも終わってからでもいいんじゃないでしょうか? そうする事で、このパ・ド・ドゥがいきてくる様に思うのは私だけかもしれません。
★後述の2番目は、2幕ではボールルームの背景は1幕の臙脂色から、ターコイズブルーと天井の高級なエメラルドグリーンを配した背景になります。そのに舞台正面にくり抜いた、入り口に星を配した夜景の中、金平糖の精が登場します。この場面はこの版で一番の美しさと思います。金平糖の精は白のベースに金刺繍のチュチュ。王子は、スカイブルーに金刺繍の上着で、白とのコントラストがこの上ない美しさを見せていました。(何度見てもうっとり♪)
★後述の3番目は、ひろみさんの素晴らしさはやっぱり、新国立劇場では飛び抜けていました。やはり階級通りである事は証明された感じをわたしは持ちます。(川村さんもです。もちろん)
★後述の4番目は、初回見た時の感想で「花のワルツ」と音が合っていないと書いておりましたが、今日は素晴らしい出来だったと思いますし、コール・ドのみなさんは本当に綺麗でした。
★後述の4番目は、クリスマス企画が多いこと。ホワイエには、ねずみ君がいて、人気者になっています(写真撮影では一番多いのでは?)


ちなみに・・服装辞典によると、
  白・・・願いが聞き届けられる希望・純潔
  赤・・・激しく燃え上がる愛、名誉欲、闘争心
  青・・・誠実
  黄・・・幸福をもたらす愛
  緑・・・芽生えつつある愛
  黒・・・死
の様になるそうです。


スタッフ
  【振 付】マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ
  【作 曲】ピョートル・チャイコフスキー
  【演出・改訂振付】牧 阿佐美
  【指 揮】大井剛史
  【舞台装置・衣裳】オラフ・ツォンベック
  【照 明】立田雄士
  【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
  【芸術監督】牧 阿佐美
  【主 催】新国立劇場

キャスト
  【金平糖の精】さいとう美帆
  【王 子】マイレン・トレウバエフ
  【クララ】小野絢子
  【雪の女王】堀口 純
  【ドロッセルマイヤー】森田健太郎
  【シュタルバウム】逸見智彦
  【シュタルバウム夫人】楠元郁子
  【フリッツ】加地暢文
  【ハレーキン】江本 拓
  【コロンビーヌ】伊東真央
  【トロル】八幡顕光
  【ねずみの王様】市川 透
  【くるみ割り人形】八幡顕光
  【スペイン】古川和則
  【アラビア】寺島ひろみ 貝川鐵夫
             今井奈穂 大湊由美 中田実里 原田有希 
  【中 国】寺島まゆみ 江本 拓
  【トレパック】グリゴリー・バリノフ 八幡顕光 福田圭吾 
  【葦の精】高橋有里 長田佳世 大和雅美
  【花のワルツ】遠藤睦子 丸尾孝子 西山裕子
                寺田亜沙子 陳 秀介 福岡雄大 
                輪島拓也 芳賀 望


2009年12月24日木曜日

12/24 新作『くるみ割り人形』 2回目


  本日も、新作『くるみ割り人形』でした。少し残念な書き方をお許し願いますね。やっぱり昨日の悪い意味での感想は拭うことが出来ません。まるで素敵なダンサー達へのイヤがらせのような振付なのです。こんな事書きたくない・・でもしっかりと残したい。 誰かが見てくれる、でも誰も読んで欲しくない。 このブログを作るときに思ってたこと。 履歴。そうこの言葉を自分の為に残したいと思い、思ったまま今日も書くことに致しました。もちろんこの様な舞台の中でも素晴らしいパーツはたくさん散りばめられている事 ・・ ダンサー達は、この演目でも宝石に観えるし、衣装、ライティングと相まって本当に豪奢な美しさをそれぞれが醸している。


  ひろみさんのヴァリエーションはこの上なく愛らしく、またあの金刺繍のチュチュにも負けないオーラをまとい、とても素晴らしい世界観です・・が、拍手が起こらない。 悲しくなります。わたし今日は本当に悲しくなりました。花のワルツでは、裕子さんの美しさは完璧です ・・でも拍手が全然起こらない。 何なのでしょうか? こんなに頑張っているのに・・。 雪の女王は、あの雪の(紙が)降る中、舞台上にたっぷり積もった上でのスピード感。素晴らしい技術である事は言うまでも無く 『ブラボー』に値するバレリーナ。 こんなに・・こんなに頑張っている新国立劇場の宝石たちが、なぜ拍手が起こらないのか?


  素晴らしい(UPされたお客様の声)と書いている、また感じた方も多くいらっしゃると思います。ただただ私もそう思いたいのですが、今日は前列で観ておりましたが、ひろみさんは、いつもの自信を持つ事が出来ていない表情?なの。「どうでしょうか?」 って声が聞こえてくる。素晴らしいに決まってるじゃありませんか! ・・ そう声を掛けたい位のモチベーション。1815人分位の拍手をお送りしたい気分。 さいとうさんは相変わらす、2幕ではイジめにあってた。 しかたないから観ているしかない ・・ 花のワルツが始まるときに、駈け出しますが、その表情の美しい事。 キラキラした愛らしさは彼女の大切な宝。


  貝川さん相手で、苦労している湯川さん、さいとうさん、それさえも消化し無理せず美しく魅せるパ・ド・ドゥを作り出すひろみさん。久しぶりにマイレンさんの居ない舞台。その代わり今日は芳賀さんを堪能しました。意外と地味に周りに気を使い、寺田さんのサポートを少し余裕でこなしている。 彼のキャラは大好きです。楽しいもの♪ ドロッセルマイヤー・森田さん本当に良かったです(彼カッコ良いと初めて感じました)。 ここも良いキャラ。 ハレーキン江本さん&伊東さんコロンビーヌはうまいですね(はけるまで釘付けです、またまたトロルの仕掛けを見逃すぐらい)。 昨日と違い着地がいまいちだったけど、吉本さん今日も素敵でした。


クリスマスの『くるみ割り人形』では、やはりありません。だから当然以前の版では、
サンタさんの出番はありません。どうせだったら、
   × 新作 『くるみ割り人形』
    新作 『サンタクロースのプレゼント ~くるみ割り人形のように~ 』 位にしておいてくれれば、良かったのに。
ビントレーのアラジン の様な、楽しさを作り出す方が割り切れます。
隠す手法をここで出さなくても良いと思いますし、
最後こんな冗談まで書きたくなるくらいに、悲しくなりました。


スタッフ
   【振 付】マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ
   【作 曲】ピョートル・チャイコフスキー
   【演出・改訂振付】牧 阿佐美
   【指 揮】大井剛史
   【舞台装置・衣裳】オラフ・ツォンベック
   【照 明】立田雄士
   【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
   【芸術監督】牧 阿佐美
   【主 催】新国立劇場


キャスト
   【金平糖の精】寺島ひろみ
   【王 子】貝川鐵夫
   【クララ】さいとう美帆
   【雪の女王】湯川麻美子
   【ドロッセルマイヤー】森田健太郎


   【シュタルバウム】逸見智彦
   【シュタルバウム夫人】楠元郁子
   【フリッツ】八幡顕光
   【ハレーキン】江本 拓
   【コロンビーヌ】伊東真央
   【トロル】吉本泰久


   【ねずみの王様】市川 透
   【くるみ割り人形】福田圭吾
   【スペイン】湯川麻美子 高木裕次
   【アラビア】厚木三杏 輪島拓也
         今井奈穂 大湊由美 中田実里 原田有希 
   【中 国】長田佳世 吉本泰久
   【トレパック】グリゴリー・バリノフ 八幡顕光 福田圭吾
   【葦の精】寺島まゆみ 小村美沙 細田千晶
   【花のワルツ】遠藤睦子 丸尾孝子 西山裕子 寺田亜沙子
            陳 秀介  福岡雄大 江本 拓  芳賀 望

2009年12月23日水曜日

12/22 新作『くるみ割り人形』 1回目


本日は、今年(2009年)最後となる演目です



新国立劇場は新シーズン開幕演目
本日は新国立劇場バレエの新作『くるみ割り人形』を観てまいりました




キャスト
   【金平糖の精】寺島ひろみ
   【王 子】貝川鐵夫
   【クララ】さいとう美帆
   【雪の女王】湯川麻美子
   【ドロッセルマイヤー】冨川祐樹
   【シュタルバウム】逸見智彦
   【シュタルバウム夫人】楠元郁子
   【フリッツ】八幡顕光
   【ハレーキン】江本 拓
   【コロンビーヌ】伊東真央
   【トロル】吉本泰久
   【ねずみの王様】 市川 透
   【くるみ割り人形】福田圭吾
   【スペイン】西川貴子 古川和則
   【アラビア】厚木三杏 輪島拓也
         今井奈穂 大湊由美 中田実里 原田有希 
   【中 国】長田佳世 吉本泰久
   【トレパック】グリゴリー・バリノフ 八幡顕光 福田圭吾
   【葦の精】寺島まゆみ 小村美沙 細田千晶
   【花のワルツ】遠藤睦子 丸尾孝子 西山裕子
           堀口 純 陳 秀介 福岡雄大
           マイレン・トレウバエフ 江本 拓


-- スタッフは後述致します --


今回、ネタバレ、新国立ファン(わたしもですが)に不愉快な内容となります。非常に厳しいのですが、感じたままに書いておりますのでご容赦願います。


今年最初の舞台は、ひろみさんの舞台となりました。 今シーズンからは、プルミエ公演はキャンセルしておりますので、初日の小野絢子さんの金平糖の精の舞台は観ることが出来ておりません。少し残念ですが、ゲスト組はもういいかな・・って購入する時に思っておりました事と、意外と席に偏りがあった為、軽く購入継続を致しませんでした。そろそろ2010/2011の演目なども、小出しに出ており、ビントレー新芸術監督になってからの演目には少し引かれている事もあるので、来シーズン(って早すぎですが)の申し込みは少し迷う所です。古典のほとんどを牧先生は、再振付をしており、思いっきり牧版のオンパレードとなってしまった、新国立の舞台。 そんな中の今回の新作『くるみ割り人形』です。まずはパンフレットを購入して席に着きました。  (その中で素敵なデッサン画が有りましたので、貼りつけておきました)


・・・・・ 先に言っておきます。
次回公演は観ないことに決めました。今回3回も買ってしまっておりまして、困ったもの。


※ 困った内容一覧
その①
始まったと同時に感じた
指揮者・大井さんのテンポが自分と合っていない事

本当に始まて直ぐに気になり出しました。気になったら止まりません。修復不能。
今日はオーケストラは悪くなかった気がしますが、出だし、この不景気で、バイオリン
の人数減らしたのかな?? ぐらいに感じました。これは指揮の意図と、後で判明しましたが・・
でも最後は可愛いかったです。一生懸命頑張ったのね!
その②
1幕目、クララとのパ・ド・ドゥが始まるまでの振付
(途中までバレエ公演とは思えないゆるさ)

最初から気になってたのは、ここあまりにも、バレエと言うよりって感じのゆるさ。 
楽曲が盛り上がってもこのゆるさでダメです・・ 見てるだけで嫌になりました
その③
オープニングでのビニール傘
(初めてです。使い方に幻滅。それとあんな現代有り得ない!)

東京・2009年(限定していないらしい)のクリスマス風景なのに、ビニール傘のおねえちゃん
プレゼントを抱えたガラの悪い兄ちゃんは、ぶつかった途端にいちゃもんを付けている
って街は渋谷なのか、どうでもいいけどエレガンスとは別世界。ビニール傘が汚れてるのはNG
その④
暗転での明るさ
(技術的要素は修正の余地ありです ブルーが少し明るいだけです)

現代から1910年へタイムスリップしますが、その暗転が明るすぎて、明転に!
その⑤
クララの小さくなる時の舞台の作り方
クララが小さくなる事はできない為、アニメ的な舞台効果をうまく使いクリスマスツリー、
建物の紗幕を大きくし表情を作るも、比率の違いすぎる移動が全然現実感が無いし、
遠近法を使うべき所でした
その⑥
2幕での下手のクララと木の椅子
前の人の頭で、下手が見えていなかったので暫く気がつかなかったけど・・、
ディヴェルティスマンのかたそれぞれが、下手へ向かい挨拶をしてて、のぞき込んでやっと
気づいたのですが・・ クララ・さいとうさんが、1人ポツンと椅子に座り、延々と眺め、拍手し、
やや気の抜けた表情。あの長い時間では、やっぱり振付の問題と思います・・完全に!
その⑦
金平糖の精と王子のパ・ド・ドゥが、楽曲とミスマッチ
アダージョ部分から、楽曲がフルオーケストラになり、見せ場がやってきますが、テンポを
遅くしなければ、各ステップがはまっていませんでした・・と感じました
パ・ド・ドゥ自身はとても難しそうに見えます

その⑧
全然楽曲と合っていない、花のワルツ
これが一番つらかった。豪華な衣装にくるまれ、美しく踊れるダンサーを持ちながら勿体無い




そう言えば、アラビア(キャストでは)→エジプトって場所が違うとか、ツッコミ所が満載です。アラビアの輪島拓也さんは初めて?なので、少し気になってましたが、やっぱりエジプトと書いたほうが合ってます。だって、スフィンクス登場でしょ!


もう書く気にもなれません ・・ 
ドロッセルマイヤー=サンタクロース? 最後で、ちょー投げやりな生衣装付け (赤いマント(これがまた豪華なので余計に嫌味)と赤い帽子、白のボンボン付き って)。 そうか・・! なんて思いません。 途中でわかってしまいますし、終了の電飾飾りのトナカイなんて、まるで子供劇の様な明解さ。 たくさんお金使って、豪華な衣装と一流の舞台装置を得ても、子供劇を作ってしまった牧 阿佐美。 サンタクロースからクララへのプレゼントが、くるみ割り人形?・・それが言いたい? 本当に困っているさいとうさんの姿が印象的です。昨年までの、ワイノーネン版が良かったです。少なくとも見終わった後に幸せな気分になり、またクリスマスを少し感じさせて頂ける事が出来ていました。このくるみ割り人形ではディアナがゲスト出演する事が恒例?になってましたし、それ自体を楽しみにしている自分でした。


  牧 阿佐美はパンフレットの中で、「現代の私たちにも通じる感動の世界」と説いています。 この言葉の意味は、それぞれの取り方でしょうが、牧さんはワイノーネン版『くるみ割り人形』がたぶん嫌いなのでしょう。いろんな意味で。 またJAPANESEを大変意識したのではないかと思われる位に今日は感じましたが、今のままでは完全に無理です。
  もうひとつ牧 阿佐美はパンフレットの中で、「ダンサー全員が活躍できる舞台」とあります。これは、粒ぞろいのソロイストたちを一堂に会する・・という意味と思われますが、振付を与えないで、舞台に立たせる牧 阿佐美が信じられません。 自分でもこんなこと書くなんてことが少し信じれない気分です。大好きなバレエなのに・・・
随分と言いたい放題、勝手放題言いました。が、そのせいで素晴らしい所が浮き彫りです。 ↓


※ 素晴らしかった内容一覧
その①
衣装デザインの色彩・色調・コーディネート
素晴らしいし、とってもうっとりする位の豪華さ。 どこをとっても修正して崩れる位です。全体の
色調はとても良いのですが、それだけポイントがぶれる可能性を秘めます 

その②
舞台装置、背景紗幕、それぞれのデザインと色調
関心したのは、色使い。背景紗幕で(2幕)ターコイズブルーの色調がとても素敵でした。あの
豪奢な背景が薄い布地のオブジェクトなのです
その③
特化している、金平糖の精の金刺繍の豪華さとひろみさん     




とにかく美しいし、ひろみさんのオーラとで、釘付け♪
観てて、ひろみさんは貝川さんとの踊り方を変えているように感じました
無理せずに出来る(って・・サポートが出来る)範囲で、踊っていらっしゃる様です
サポート付きのピルエットでは軸がブレるより、回転数を減らす・・っていった具合なので、
さいとうさんほどの踊りにくさをひろみさんは感じさせません
もう慣れないさいとうさんは、苦しそうで観てられない!

その④
吉本さんの素晴らしさ
着地が完璧。
中国の長田さんはあまりしらないのですが、こんな完璧な吉本さんって
今日一番の拍手をお送り致しました(会場全体では少なすぎです!)

その⑤
花のワルツでの衣装のコントラスト&刺繍?
ねずみの着ぐるみに圧倒的なインパクトを取られますが、
この衣装は色調と言いとても素晴らしいものです
その⑥
本日最高の葦の精たち
難しそうなパの連続でした・・と感じましたし、
それでも3人が(まゆみさんを中心とした)纏まってて素敵



もうこれ以上書くことができませんし、あさってひろみさんと26日、マイレンさんの舞台を再度観に行きます。バレエ公演を観てこんなに落ち込んだこと初めてかもしれません。そういえば椿姫(もちろん 牧 阿佐美の)の時と似ている気がします


【振 付】マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ
【作 曲】ピョートル・チャイコフスキー
【演出・改訂振付】牧 阿佐美
【指 揮】大井剛史
【舞台装置・衣裳】オラフ・ツォンベック
【照 明】立田雄士
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
【芸術監督】牧 阿佐美
【主 催】新国立劇場

2009年10月14日水曜日

10/13 新国立劇場 『ドン・キホーテ』 .その1



新国立劇場バレエ団 2009/10月シーズン開幕公演です。本日は、新国立劇場2009/2010開幕公演の『ドン・キホーテ』を観てまいりました。なんと、開幕公演がひろみさんとは嬉しい限り・・でも今日は慌てていてひろみさんって事、すっかり忘れており、パンフレットを買ってから気が付き、・・もう嬉しさ一杯でした。

 ■キャスト
   【キトリ(ドゥルシネア姫)】 寺島ひろみ
   【バジル】 山本隆之
   【ドン・キホーテ】 長瀬信夫
   【サンチョ・パンサ】 吉本泰久
   【ガマーシュ】澤田展生
   【街の踊り子】 厚木三杏
   【エスパーダ】 貝川鐵夫
   【キトリの友達(ジュアニッタ)】 遠藤睦子
   【キトリの友達(ピッキリア)】 西山裕子
   【メルセデス】 西川貴子
   【ギターの踊り】 湯川麻美子
   【ジプシーの頭目】小口邦明
   【二人のジプシー】 グリゴリー・バリノフ 古川和則
   【森の女王】 堀口 純
   【キューピッド】 さいとう美帆
   【ボレロ】 楠元郁子 貝川鐵夫
   【第1ヴァリエーション】  丸尾孝子
   【第2ヴァリエーション】  長田佳世

 まずパンフレットを観ていて、第4期生である加藤朋子さん、第5期生の宝満直也くんがセギディーリャ役。ポルカでは中村菜穂さん、町のおんなたちの中にはソロイストと共に、山田蘭さん。ちょっと違和感がある、ギターでは益田裕子さん・・もちろん2幕以降にも出てられました。今まで気がつきませんでしたが、間辺さん、丸澤さん、山田さんは準コール・ドその他は、コールドで登録されておられる様でした。大湊さんも(ずいぶんと)久しぶりに観る事が出来て少し嬉しかったです。一応4年目になる鑑賞歴は、何となく楽しくなってきれいる様です。 そう・・それと先日ボリショイで頑張っていおられた、(と思う)堀口さんですが、線がとても奇麗になってました。、いつも重たい感じがあまり好きではなかったのですが、ずいぶんと変わって来られてますね♪ ・・ やっぱりまず、公演をする事が大切な事は間違いないでしょう! 新国立劇場は採算を度外視するのも(国の援助があるので)良いけど、本当にダンサーの事を大切に育てたいのなら、公演数を増やさなければいけませんね♪ ビントレーさんに期待かな? (って規約などがある場合はしかたないが・・)

 今日の吉本さんは楽しかった。全日で彼のキャラクターが爆発しているのでしょう♪ わたし明日も観に行くのでやっぱり楽しみです。 って本題前ですが、もうひとつとても楽しかったところは、「んもう・・笑ごろげてた」的な・・ですが、2幕居酒屋で、キトリ、バジル、友人たちが座りますね。っていうか、ひろみさん、山本さん、遠藤さん、裕子さん4人でテーブルに着いたのは今まで通りですが、もう遠藤さんったら、前に胸をはり、完全に飲み屋トークな雰囲気。 山本さんは酒のピッチャーを振り回しているし、ひろみさんものりのり、裕子さんはこういう時に・・こうなるのでしょう的な、とってもいい?雰囲気です。 いやーこの状態・・ ギターの踊りが始まりますが、益田さんを見ようと決めてたし、大好きな湯川さんも楽しみにしてたけど、吹っ飛んでしまいました。もう釘付けです。ギターが終わって、エスパーダ貝川さんのカッコいい筈の、男前の踊りも・・やっぱり吹っ飛んでました。 いいわ♪ この4人

って、やっと本題
ひろみさんが絶好調♪
 何年か前、デニス君との、とんでもなく勢いがあり、激しすぎる 『ドン・キホーテ』を覚えておりますが、山本さん&ひろみさんペアリングの良さは、観てて気持ちが良い。しっかりと気持ちを受取る山本さんと、安心して見ていれるフィシュダイブ。 片手リフトは4回とも最高の出来。 完全にバランスを取り、オフにして丁寧に下ろす山本さんのサポート。ひろみさんは安心しているのでしょう、タンバリンで「きれいでしょ」って言う声が聞こえてきそう。 そう・・ひろみさんのポテンシャルを十分に引出し、観ている私は今日ばっかりは体が熱くなりました(今まで何度かはこんな公演があります)。いつもこの時期ぐらいからは、会場は少し寒い位になり、上着をかけている事が多くなるのですが、今日は少し汗ばむくらい。 グランフェッテ2回転入りも軸が完璧すぎて、楽曲のテンポが遅い位に感じますし、実際遅かったと思います。

 まず第1幕ですが、とても楽しい下町の雰囲気が欲しい所ですが、やはり新国立劇場のお行儀の良さを感じます。そのにさっそく裕子さんが登場・・しますが割愛。 ひろみさんはとっても溌剌としております。拍手♪ バジル山本さんはやはり男前ね。 いつもスロースターターなひろみさんだけど、今日は1幕目からとっても素敵な感じを醸しだしておりました。兄がガマーシュと会わせようと画策し、所詮バジルの財産じゃ・・って所ですが、ガマーシュが出て来てからのキトリの表情が・・・あちこちで「クスッ」って声がきこえる位に豊か。でもカッコいい筈のエスパーダ&街の踊り子は、厚木さんはやはり期待通りでしたが、貝川さんがはやり少し苦手なのでした。 今日のこの役はマイレン君であれば、私にとってはベストキャストだった気がします。もちろん彼は、今シーズン開幕でバジル役をGETしていますので、その方が良い事は確かですが。^^
 いよいよ芸達者なサンチョの登場でした。プロローグですっかり刷り込まれている私は、吉本さんを観るだけで幸せになります。もう誰も見ていない上手のテーブルでも、なにかしている吉本サンチョ。引き際になにか1つ付け加える、サンチョ。 今度はなに・・?ってもちろん期待しちゃうし。 現芸術監督はもしかしてあまり良い役を付けないので、好きでは無いのかも知れませんが、こんな楽しい、人を引き付けるダンサーは財産でしょう♪ にね

 2幕は冒頭書いた事でいっぱいになっていた所、「結婚できないなら、自殺するバジル」のところで、またまた山本バジルは楽しかったです。さすがに大阪人なのでしょう。この手の演技もうまいし、間の取り方が大好き。書かなきゃいけないこと忘れそうでした。今回メルセデス役で西川さんが久しぶりに、踊っております。最近は王妃などの役が多かった様に思いますが、支えてきたキャリアは流石と言うべきか・・でも最後は背中が固い彼女だけに、少々辛そうだったように感じたのは私だけでしょうか? (もちろんサンチョはここでも、見せてくれます。楽しい♪)
2場では、森のシーン。 堀口王女は、とても線がきれい。またキューピットは適役って言うか、新国立1番のはまり役の美帆さん&ひろみさん。急に舞台がパステルに変わるシーンは何度観ても奇麗です。ブルー・イエロー、白とピンクの美帆さん、超明るい白色系照明に、繰り広げられる森・・夢のシーンはこのバレエ団の一番の見せ場なのでしょう。子供はあまり必要ないのではといつも思いますが、今日はそれさえも「いいか・・」って思えました。
ひろみさん舞台は好きで何度も観ておりますが、今までの中で、安定感は一番でした。 3回ぐらいは上に伸びる肋骨と美しい見せ方と腕の位置。 しっかりした軸がブレないターン。とにかく美しいアチチュードの形。 私の知識は、ほとんど0(ZERO)なので、うまい表現が出来ない事が悔しいのですが、とにかく完璧でした。 完璧は美しく魅せる事が出来る事、今日体感出来たことに感謝です♪ 今まで森のシーンは、町のシーンとのギャップでどちらかが優位に立つのですが、いつも下町のキトリが上だったのに、今日は55:55でTOTAL110%の出来でしょう。(計算が合わなくてすみません)

 3幕結婚式の見せ場です。『ドン・キホーテ』は先日芳賀さんの桶川公演で観たひろみさんが楽しそうで、山本さんがどんな風に見せてくれるか楽しみにしておりました。美しいとしか言いようがありません。これも冒頭に書いた様に、パートナーシップが良いという事が、全ての基本なのでしょう。今日は気持ち良く見る事が出来ましたし、やはり相乗効果とはこのペアリングを言うのでしょう・・って感じます。

明日はザハロワ、ウヴァーロフペアです
この舞台を作っていただいたダンサーに感謝です♪

2009年9月19日土曜日

9/19 ひろみさんの『眠れる森の美女 全幕』

 
寺島姉妹さんのサイト(http://www.t-twins.net/schedule/index.html#nemuri)に、下記記事がありました。

詳細は下記になりますが、水戸なのですね。私では片道3時間ぐらいになるのかな?
交通アクセスは → こちら となりますが、本当に時間があれば、行きたいと思います。


#平成21年度 茨城県芸術祭 30周年記念洋舞フェスティバル
眠れる森の美女 全幕

#
公演会場:茨城県立県民文化センター[大ホール]
#


■ 日 時
2009年11月7日(土) 開場16:30/開演17:00
■ 全席指定
S席:7,000円 A席:6,000円 B席:4,000円
■ 振付:マシモ・アクリ
■ キャスト

オーロラ姫:寺島ひろみ
デジレ王子:黄 凱
カラボス:マシモ・アクリ
リラの精:丹野沙也香
四人の王子:秋元康臣・川島春生・後藤和雄・平野 玲

チケット取り扱い:県民文化センター TEL:029-241-1166
お問い合わせ:茨城県洋舞踏協会 TEL:029-244-6505



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2009年6月27日土曜日

6/27 新国立劇場バレエ『コッペリア』2回目


本日は、ひろみさんの『コッペリア』・2回目です。今日は湿度が少なかったせいか、暖かさが気持ち良い日。 初台からの帰りは涼しい位でした(いつもの様に新宿まで歩いてた)。 でも昨日の寝不足が祟ったせいか、とても眠たい1日でしたが、もちろん久しぶりに観るひろみさんの舞台。とても集中していた様です。帰宅してからは直ぐに眠りに落ちてしまい、blogの更新をが遅れました。いつも観た感想だけはその日のうちに1回は書く事を決めているのですが、ソワレだったら出来なかったところです。本日は昨日と違い、ホールの雰囲気も良かったし、「ブラボー」の声が有るべき所であり、とても安心してオペラパレスを出ることが出来た事、感謝です。

Roland Petit's COPPELIA
新国立劇場バレエ団
 オペラ劇場

 指揮:デヴィッド・ガーフォース
 オーケストラ:東京フィルハーモニー交響楽団

  【振 付】ローラン・プティ
  【音 楽】レオ・ドリーブ
キャスト
  【スワニルダ】 寺島ひろみ
  【フランツ】   山本隆之
  【コッペリウス】 ゲンナーディ・イリイン
  【スワニルダの友人】西山裕子/さいとう美帆/細田千晶
              丸尾孝子/伊東真央/寺田亜沙子

 本日気になっていた「スワニルダの友人」ですが、やはりまゆみさんのキャスティングはありませんでした。(それはそうですよね。そんな設定はプティの台本に無いでしょうから・・・♪) 細田千晶さんは、新国立劇場バレエ研修所・第2期生卒業生の方。堀口さん、伊東さん、寺田さん等とは同期生のようです。
 2年前の公演をしっかりと覚えている訳ではありませんが、思いだけですが、ひろみさんはやはり表現が巧くなっておりますね。大きな瞳を輝かせたスワニルダが目をパチクリする仕草、またフランツとの日常で、怒って見せたり、ほんとうにごく普通の日常がオシャレに、コミカルです。コッペリウスの部屋に忍びこむ、友人たちとスワニルダのシーンが(とても以前は”この劇団では合わない”的な感覚)、逆にお洒落な感じに仕上がってきている事がとても嬉しく思いました。

2幕目のひろみさん

  
なんとお洒落な雰囲気、写真だけでもエスプリはあります

ttサイト
にひろみさんのコメントで
 >最後に前回も一緒に踊ったフランツ役の山本隆之さんと共に、
 >おしゃれで遊び心に溢れたプティ版「コッペリア」をお届けしますので、どうぞお楽しみに!
とありました。今回のキャスティングはとても素敵でしたね。山本さんであれば本当に安心して観てられますし、ひろみさん自身のパフォーマンスが引出されます。とっても安定している姿はやはりパートナーシップにあるのでは無いでしょうか♪

まゆみさんのコメントであった
 >コッペリウス初役のゲーナ先生も見所です!
これ本当です。先日のルイジ・ボニーノさんは、このプティの作品にはもう何度もキャスティングされているかと思われますが、そのせいか鼻に付く部分が見受けられ、何となく好きになる事が出来ませんでしたが、本日のマチネ舞台を観させて頂き、ゲンナーディ・イリインさんの、エスプリを利かせた演技の素晴らしさは、最後の悲しみまでとてもよく伝わりました。残念ですが、生まれ持ったセンスという芸術(?)にも私は共感しているのかも知れませんし、人間が顕れる舞台の怖さだと思います。

 写真を掲載してみましたが、ほんとうにプティの美しさがこの写真からでも伝わります。おしゃれですね♪ たぶんこの写真がわたしの舞台鑑賞にとっても影響を与えている様に思われます。小粋さが必要な役がらをゲンナーディ・イリインさんは見事の演じておられます。確かに細かい表現・・
鍵を落とすシーンでの、白手袋の独特な振付などは、ルイジ・ボニーノさんの振りはとても巧いし、伝わり方は凄かったです。しっかりとダンスが言葉となっている感じですし、シャンパンを開けてコッペリアと会話するところ等は、とても楽しい。
でも以外と深いコッペリアの見せ所は2点あると書いておられます。
 ①自身の作品(コッペリア)への愛情
 ②人間が魂を扱えると思う事の愚かさ ・・ でしょう。
 特に一番と私が感じていた部分は、②の愚かさの、その後です。ゲンナーディ・イリインさんは決して大げさでは無いのですが、悲しさの本質(あくまで役がらでの)を”あきらめ”と私には見えました。多分あさってからのコッペリウスはまた次に進める感じ。一方、ルイジ・ボニーノさんは”老いた悲恋”でした。 多分明日は来ない的な表現に見えてしまい、街の喧騒とは縁遠い1人の世界観を強固に守り続け、このまま老衰する位の勢い。 フランス人のプティが、古典作品の回答をそんなこと形で出す訳ない様に考えますし、フランス文化を鑑みるとメンタリティは前を見ている筈。 ポーランドの田舎から都会的な設定リニューアルをかけたプティは「衛兵と憧れる女性達」に観る世界観はジェネレーションギャップでは解決出来ないと感じます。 戦前戦後でカルチャーが変わったしまった日本の様なショックを挟んだのであればしょうがないと思いますが、フランスはそもそも大陸ですし、プティであれば、「愚かさ」を忘れ、明日の為に、新しいネタを作る位のマインドがあるのではないでしょうか・・またそれが答えになるのでは無いでしょうか。 ・・なんて思います。
プティのエスプリがたっぷり詰まった作品 ・・ は私的にはこう解釈しています。
今回の舞台、そこにぴったりと合うキーになるコッペリウスは彼でした。
しかし拙いわたしの感想、月曜にファーストキャストのロホ・カレーニョで3回目を観ます。
間違っていたら、また書きますね♪

なにか話をつまらなくしましたが、今日はひろみさんが絶好調の様にみえました。
フランツの気を引きたいスワニルダは色っぽいポーズで・・ひろみさんの愛らしい事♪
がたがた震える足も、パチクリする目も、2回転も余裕で入れてるフェッテも、結婚シーンの回転リフトも今日はとにかく満足しました。

 それと、ホワイエにテレビが置いてあり2009-2010シーズンの『ドン・キホーテ』のビデオインタビューが流されていました。キトリを演じる1人1人がそれぞれ出演されていました。 ひろみさん以外でなんとなく目を引いたのはチケットを買っていない、川村真樹さん。先日バジルでみた芳賀さんがパートナーですので、とても楽しい舞台になる事は確かかもしれませんね。買い足さなきゃ・・って思っています。月曜に新国立劇場での「コッペリア」最終日、BOXOFFICEで残席聞いてみます♪
  

2009年6月7日日曜日

6/7 芳賀バレエアカデミー25周年記念公演「ドン・キホーテ」

 (※ロゴマーク使いました。問題がある場合は連絡願います)
 
 
 本日は、芳賀バレエアカデミー25周年記念公演「ドン・キホーテ」に行って参りました。いや~遠かった。やっぱり帰りは2時間かかりました。「ドン・キホーテ」全幕公演前には発表会があり、まゆみさんが出演している事を聞いていたので、せっかくなのでチケット購入してみました・・が、本日出際にもたついてしまい、1幕目を見逃す事となりましたが・・スタッフの方はとても親切♪
みんなで良い舞台を作る意気込みがひしひし ^^

芳賀バレエアカデミー25周年記念発表会
  第1部 “Les Petit Rien”
      グラン・パ・ド・ドゥ  
      アレルキナーダ PDD
      ライモンダ 夢の場PDD
      黒鳥のPDD
      海賊 2幕のパ・ド・トロワ  
       (PDDゲスト:秋元康臣、安西健塁、チョ・ミンヨン、田中一也、輪島拓
       小作品集
  第2部 「海賊」ACT3より ディベルティスメン
  第3部 「くるみ割り人形」より~お菓子の国~
     (ゲスト:金平糖の精:寺島まゆみ 王子:ドゥ・ハイ)
     (ゲスト:山崎健吾)

芳賀バレエアカデミー25周年記念公演「ドン・キホーテ」
  寺島まゆみ (新国立劇場バレエ)   メルセデス
  寺島ひろみ (新国立劇場バレエ)   キトリ
  芳賀望   (新国立劇場バレエ)   バジル
  マシモ・アクリ      ガマーシュ
  マキシム・グーチェレフ (NBAバレエ団) ドン・キホーテ    
  ヴァレンティン・バルテス(ヴァレンティノダンスセンター) ロレンツォ
  日比野秀之 (松井日比野バレエアカデミー) サンチョ・パンサ
  杜海(ドゥ・ハイ)(フリー)    エスパーダ
  輪島拓也  (フリー)
  田中一也 (フリー)
  安西健塁 (フリー)
  秋元康臣(NBAバレエ団)
  山崎健吾(アクリ・堀本バレエアカデミー)
  チョ・ミンヨン(東京シティ・バレエ団)    
  アクリ瑠嘉(協力出演:アクリ・堀本バレエアカデミー)  
  加藤大和(協力出:・竹内ひとみバレエスクール)  
  加藤三希央(協力出演:竹内ひとみバレエスクール)
  アクリ士門(協力出演:アクリ・堀本バレエアカデミー)

  *「ドン・キホーテ」追加ゲスト3名。輪島拓也さんは、発表会にも参加


 と言う内容。発表会と言う事も有り、個別(名前)で書く事は控えます。でも妖精を踊った小さいダンサーなど資質に恵まれた子供たちを見れた事はとても幸せな気分にしてくれました。

 「響きの森」桶川市民ホール・・ とても舞台に近い。っていっても半端な近さではありませんでした。 ダンサー達が前に来ると、(多分前列は)風を感じるくらいでは無いでしょうか。 新国立劇場でも1列目等は息遣いまでは聞こえますが、今日の近さは観ているこちらが緊張する位、またダンサーと目が近距離で会う位にカルチャーショックでした。 私が入ったのが、発表会の2幕目、自由席でしたので末席で楽しみました。久しぶりにこんな小さい子供たちのパフォーマンスを拝見出来た事、とても嬉しく思います。 将来のプリマ達、また王子達、頑張って欲しいものです。芳賀さん良いダンサーをたくさん育てて下さいね♪
全幕など、(なかなか経験できないと思いますが)この機会で出来た事は小さいダンサーにとって一生忘れられない事と思いますし、ゲストダンサーと同じ舞台に立てた事は良い経験にして頂きたいと思います。 ところで、3幕は、梅雨時期の「くるみ割り人形」です。 相当にしっかり準備した子供たち、またゲストダンサー、もちろん、まゆみさん・杜海さん。今の時期に観るのは初めてかもしれませんが、とても楽しみました。不思議ちゃんのまゆみさんは、思っていたとおりです。 出てきた瞬間から空気感を変えてしまいました。これって、あくまで「芳賀バレエアカデミーさんの発表会」ですが、本当にクオリティーが ”良い方” で良かったと思います。男性陣も一生懸命に演技している姿は、観てて気持ちがいいし♪
会場ホワイエ?(チケットもぎりの横)では、パンフレットも作成されており、キャスト表かなと思いきや・・立派なものです。見開き直ぐに「芳賀のぞみ」さんのコメントと、注目は市長の「祝辞」が掲載されています。 地元にねずいているのでしょう。また、「のぞみ会(多分関係者、親族他のボランティア)」のコメントも♪ 昨年11月から半年間の準備をしたそうです。大変だったと思います。私から言うのもおかしいですが、率直な意見として楽しみました。

 っで、肝心の「ドン・キホーテ」ですが、芳賀さん凄かったです。気合乗りまくりで、新国立劇場の芳賀さんとは別人の様に素敵でした。 以前体幹の事、弱いなんて書きましたが、イヤイヤ♪ 今日はしっかりとした軸と、微動だにしない足元。 美しいパフォーマンスで、また気合いも演技の数倍の1日だったと思います。彼とてもかっこよかったです。 これでこの価格で観て良いのかな? 
エスパーダの杜海さんと、まゆみさんのメルセデスは、先日のスペインを見ているせいで、全く違和感なしですし、以外と(って失礼と思いますが・・)キャラが立っていて合って来ていると感じます。

 プロローグが終了し、1幕が始まります。友人たちが入ってきて、続いてキトリ。 嬉しさより「近い」が感想です。私は9列目に居ましたが、舞台の目線とちょうど合う高さだと感じます。 ダンサーが膝をつくと少しこちらが高くなりますが、1列目はオケピも無い為(目線はポワント?)、1人が通れるか・・ぐらいなので、9列目と言うと空間距離で7Mないくらいですので、ひろみさん(もちろん他のダンサー達も)の表情のすべてが観れる状態でした。
 これ以上ないくらいのテンションで狭い舞台に入ってきたキトリは、町の中心人物。舞台全体がキトリのパに手拍子、タンバリンのリズムを刻みます。 本当に幸せそうなひろみさん(ここで私は既に満足モード全開)。なにがあっても、起こっていても「いいじゃん」って感じの舞台は、とても明るく手作り感いっぱい。 でも芳賀さんバジルが来てからは舞台が締まりました。 彼も並々ならぬテンションで頑張っています。全幕3回の休憩を挟み終了しましたが、少し残念なのが、ひろみさんが、3幕グラン・フェッテの見せ場で落ちた事でしょう。彼女のその後の口惜しさの表情が物語っていた様に感じました。 芳賀さんはキチンとフォローしていた様ですが、段取りと少し合わずじまい。また大円団の前、珍しくひろみさんが芳賀さんに声をかけている様子がありました。「大丈夫?」って言ってたように感じました。暫く指パッチンのダンスの所では芳賀さんの様子がおかしいと思われましたが、その後見事な状態を魅せてくれていたので、大丈夫な事を祈ります。

とても満足しました。
みなさん、ほんとうにお疲れ様でした。
でも、カーテンコールはもう少しあって欲しかったです ^^;;
  




2009年4月7日火曜日

4/7 芳賀バレエアカデミー「ドン・キホーテ」全幕

 
ひろみさんのサイト
の記事がありました。


主なキャストと出演者

キトリ 寺島ひろみ(新国立劇場バレエ団)
バジル 芳賀望(新国立劇場バレエ団)
ドン・キホーテ マキシム・グーチェレフ(NBAバレエ団)
サンチョ・パンサ 日比野秀之(松井・日比野バレエアカデミー)
ガマーシュ マシモ・アクリ(アクリ・塚本バレエアカデミー)
メルセデス  寺島まゆみ(新国立劇場バレエ団)
エスパーダ 杜海(ドゥ・ハイ)(フリー)
ロレンツォ ヴァレンティン・バルテス
街の踊り子 仲野優里、小杉咲里
ジプシーの女 八重田香里、明地菜摘
森の女王 田崎菜々美
キューピッド 岡田楓、飯田実由

チョ・ミンヨン(東京シティ・バレエ団)
田中一也(フリー)
秋元康臣 (NBAバレエ団)
山崎健吾 (アクリ・堀本バレエアカデミー)
安西健塁(フリー)
加藤大和 (協力出演・竹内ひとみバレエスクール)  
加藤三希央(協力出演・竹内ひとみバレエスクール)
芳賀バレエアカデミー
国際ジュニアバレエ団生徒

なのですが、
電話によるチケットのお申し込み
TEL:048-786-6625 (芳賀バレエ桶川スタジオ)

日 時:2009年6月7日(日)開場17:00/開演17:30
会 場:桶川市民ホール
チケット[全席指定]: 前売 A席:5,000円/B席:4,000円
当日 A席:5,500円/B席:4,500円
のようですね
これは是非行くしかないと思いますね♪

2009年3月29日日曜日

3/29 BALLET THE CHIC 第2回目

 
本日も、新国立バレエ「BALLET THE CHIC」を観てまいりました。

- BALANCHINE, THARP, DUATO-
ジョージ・バランシンの 『セレナーデ』
井口裕之         『空間の鳥』
ナチョ・ドゥアト      『ポル・ヴォス・ムエロ』
トワイラ・サープの    『プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ』

【振付】
ジョージ・バランシン(『セレナーデ』)
トワイラ・サープ(『プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ』)
ナチョ・ドゥアト(『ポル・ヴォス・ムエロ』)
井口裕之(『空間の鳥』)
【指 揮】渡邊一正(セレナーデ)
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団(セレナーデ)

<セレナーデ>
寺島ひろみ、厚木三杏、堀口 純、森田健太郎、中村 誠
ほか 新国立劇場バレエ団
<空間の鳥>
真忠久美子、貝川鐵夫、江本 拓、八幡顕光、高木裕次、佐々木淳史、末松大輔、
アンダーシュ・ハンマル、泊 陽平、清水裕三郎、野崎哲也、原 健太、三船元維
<ポル・ヴォス・ムエロ>
湯川麻美子、遠藤睦子、西川貴子、本島美和、丸尾孝子、高橋有里
吉本泰久、貝川鐵夫、陳 秀介、冨川祐樹、芳賀 望、末松大輔
<プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ>
デニス・マトヴィエンコ、厚木三杏、本島美和、小野絢子、西山裕子、山本隆之

 またも前列の席を取れておりました。各ダンサーの息遣いに、この2日間はとても楽しめました。もしかして、2階席からの全体のフォーメーションを見た方が楽しめたかもしれませんが、とても満足しています。今日はやはり、ひろみさんの美しさにうっとりしていました。 昨日のまゆみさんと同じロシアンガール。やはり、キャリアでしょうか、昨日のまゆみさんは個性を限りなく消し去って、まるで空気と同じ比重で、ふわり・・という感じがぴったり。 飛んだ時の高さと頂点、着地がこの上ない美しい弧を描き、それが衰えない感じです。体力ともともて充実しているまゆみさん。 このロシアンガールは空気感を追及するのであれば、まゆみさんはとても素晴らしいはまり役と感じます。でも確かにこの役はそれだけではない様におもいますし、詳細はわかりませんが、本日のひろみさんの舞台を観てやはり、個性は必要と感じておりました。 もちろん体力の充実感は最後まで衰えをしらず、美しい弧は他のダンサーの追随を許しません。 厚木さん、堀口さん、ひろみさんという3人は、厚木さんのやはり男前感は、この演目にはきつかったです。昨日書いたように、やはり、裕子さん、まゆみさん。寺田さんがベストキャスティングでした。

 連日のハードな演目で、出演者の方は疲れていたと思いますが、キチンと最後まで見せて頂くことが出来たこと本当にうれしくおもいますし、お疲れ様でした。 この演目は新国立バレエ団にはとてもあっていますね♪ バランシンの追及する美しさは、少し男性目線かもしれませんが、少し控え目な表現が得意な日本のバレエ団で、彼のレパートリーを増やしてほしいものですね♪

本島さんの事、久しぶりに書きたいと思いますが、ポル・ヴォス・ムエロでの彼女はとても、全幕公演などで観るより合っていた様に感じました。意外ですが早すぎるダンスも彼女は苦手なのかもしれませんね。

プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ、デニスでもこの演目の粋さ、キザさをこなしている感じはありませんでした。いったい誰の為の演目でしょうか?このとってもわざとらしい演技を厭味なく、またさらっとこなせる、現代の男性ダンサーとは誰なのでしょう? ・・ なんとなくこの演目は消化不良気味です。

今回の公演、コンテンポラリー作品は新国立劇場バレエでは初めてでした。とても理解出来るに至りませんでした。ポル・ヴォス・ムエロの感情もそうですし、空間の鳥での、生まれる為に破らなくてはいけない壁も、このダンスで正直理解することはできませんでした。 (というより、うまく感じることかもしれませんでしたが・・・。)もう少し感受性をを磨かないと無理かもしれませんね ^^;;

でも今日もまた、チャイコフスキー「弦楽セレナード」聞けたこと・・幸せでした♪
  

2009年2月11日水曜日

2/11 新国立劇場 第2回目『ライモンダ』


 
 本日も、新国立劇場へ向かいました。寒いです。今日は朝から仕事をしており、作成したファイルが見当たらなくなり、少し焦りましたが、ちゃんと保存してた。ほっとして、お風呂で温まり、初台へ向かいました。この時期のお風呂は気持ち良いですね。 ついつい長く入ってしまいますが、時間ぎりぎりまで入っていました。 今日はひろみさんの舞台・・楽しみにしていました。

スタッフ
 【振 付】 マリウス・プティパ
 【改訂振付・演出】牧阿佐美
 【作 曲】アレクサンドル・グラズノフ
 【装置・衣裳】ルイザ・スピナテッリ
 【指揮】オームズビー・ウィルキンス

キャスト
 【ライモンダ】 寺島ひろみ
 【ジャン・ド・ブリエンヌ】 山本隆之
 【アブデラクマン】 森田健太郎
 ドリ伯爵夫人: 西川貴子
 アンドリュー2世王: 市川 透
 クレメンス: 寺田亜沙子
 ヘンリエット: 堀口 純
 ベランジェ: マイレン・トレウバエフ
 ベルナール: 冨川祐樹
 第一ヴァリエーション: さいとう美帆
 第二ヴァリエーション: 高橋有里
 スペイン人: 井倉真未、 江本 拓
 チャルダッシュ: 大和雅美 グリゴリー・バリノフ
 グラン・パ ヴァリエーション: 遠藤睦子
 新国立劇場バレエ団

 今日のひろみさんは完璧でした。全開のパフォーマンスは以前デニスとの『ドン・キホーテ』の時に感じた一体感が私的には体験しましたが、またまた今日やってくれました。舞台全体がキラキラしていて、素晴らしいでは語り足りない生の舞台。 また山本さんとのパートナーシップが素晴らしいし、急な降板で大変だったと思いますが、失礼ながら結果的には本当に良かった・・と思います。ひろみさんは何処を切り取ってもライモンダで、ヴァリエーションはとても安定しており、見ていて思わず笑みがこぼれる位に嬉しくなる感じます。また山本さんのサポートが優しくて高貴で、、1幕目から(私だけかもしれませんが)グラズノフの楽曲も相待てって、涙がこぼれてきました。決してここは涙ぐむ場面で無い筈ですが・・・♪ 
やっぱり楽曲、演奏者、指揮はとても大事なエレメントであることを確認できます。
昨日に引続き、アブデラクマンの物足りなさを感じながらでしたが、とっても満足のいく・・っていうか最高の舞台に感謝します。3幕結婚式での8人4組が2グループと、ライモンダ、ジャンは新国立劇場の次世代のオールキャストで有るかの様に豪華ですし、力量も申し分ありません。グループごとの構成はよく分りませんが、たぶんこんな感じかもしれません(間違っていたらごめんなさい)
  丸尾さん、遠藤さん、寺田さん、まゆみさん
  湯川さん、小野さん、さいとうさん、裕子さん
本当に美しいし、煌くような舞台を魅せて頂きました♪
それと 第一ヴァリエーションでさいとうさんの素晴らしさを改めて感じ入りました。
またトロワではさいとうさん、まゆみさん、小野さん 本当にひろみさんの本日の舞台を盛り上げてました
『ドン・キホーテ』の時よりももしかして、新国立劇場バレエ団としての一致団結が感じられました。

あっと言う間に終了ですが、となりの老紳士がカーテンコールの時に「きれいだね。ぜんぶ日本人?」って。正確には違いますが、今回れっきとした海外ゲストなしの公演です。そう思ってるんだ・・と思い少し嬉しかったです。今日もとても嬉しい気分で、ピアノのヴァリエーションを頭で鳴り続ける中、新宿まで気分が良かったので歩いて帰りました。 ってオペラシティの信号で止まっている時、マエストロの姿を発見。早すぎです。私はいつも出るのが早い方と思いますが、ウィルキンスさん180cm位の大柄な方なので、あのメガネを見つけた時直ぐに判別できました。

今日はありがとうございます
また、貝川さんは早期のご快復を願っております
明日はライモンダ最後になります

素晴らしい新国立劇場バレエ団と、ひろみさん、山本さんに感謝ですね♪
 

2008年12月26日金曜日

12/26 新国立バレエ3回目『シンデレラ』

 
本日は、まちに待っていた、まゆみさんタイトルロール『シンデレラ』を拝見してまいりました。随分前から楽しみにしてた公演・2F1列目が取れていたので、本当にゆっくり、またベストのポジションで観ることが出来ました。今年は仕事の関係で、お正月も仕事で忙しい中ですが、この時間(休息の時間)は大切にしております。

【シンデレラ】 寺島まゆみ
【王子】 貝川鐵夫
【義理の姉たち】 保坂アントン慶 堀 登
【仙女】 本島美和
【父親】 石井四郎
【春の精】 伊藤友季子
【夏の精】 西川貴子
【秋の精】 遠藤睦子
【冬の精】 寺島ひろみ
【道化】 グリゴリー・バリノフ
【ナポレオン】 八幡顕光
【ウェリントン】 小笠原一真
【王子の友人】 陳 秀介 冨川祐樹 江本 拓 マイレン・トレウバエフ

 今回の最強シンデレラだったと思います。明日裕子さんの残り1回を残していますが、たぶん間違いないと思います。(って!) 彼女の人間性がやっぱり・・裏付けられた・・と感じる舞台。というのは、なにか、ほんわりした、なにか癒される、なにかやわらかい、なにか優しい、なにか幸せな、なにかわからないけど、雰囲気?オーラ?、やっぱり彼女、まゆみさんのほんわりしたステップが気持ち良かったです。貝川王子の優しさも本当に素敵に見えていますし、会った瞬間から恋におち、心からまた優しさ全開で、シンデレラへ手を差し出す仕草。 彼のヴァリエーションでの最後、バランスが取れないで手をついちゃったりとかすっかり忘れるくらいに、舞踏会で初めて2人が会い、エスコートする姿が素敵でした。
実に不思議ですが、まゆみさんはアグリーシスターそれぞれといる時と、王子をいる時、1人でのヴァリエーションの時、四季の精と踊っている時、また、ボロボロの衣装を着けている時、チュチュでキラキラ光っている時、いつでも周りと完全にシンクロします。まるで自分が全くと言っていいほど無いほど。でも違うんです。逆かもしれません。アグリーシスターズがいる時って、やっぱり1人で楽しみを見出す事が出来る事が生きる事だと思う。でも決していじけているとかでは無い、(自己犠牲的な)愛が感じられ、観ていて本当に人に優しくすることを、自分でもしたくなる程。 また王子とあった時は、惜しみない愛で包みこみ、決して卑屈にならない姿勢。 ・・ってやっぱり彼女にしか出来ない表現と感じます。 美帆さんは、王子と合っている時の本当と、右から左のアグリーシスターズの関係と言う感じが、今更ながら感じております。(でもうまさは美帆さんかな♪)

まゆみさんは人間性と演技がシンクロしているのかな?・・とっても自然に感じられましたし、いやな部分が無い舞台でした。ひろみさんが大好きな私でしたが、こんな優しさを持つまゆみさんがいて、ひろみさんがいる。このツインズは恐るべしです。

前置きが長くなりましたが、今日の劇場は子供、子供です。2幕目開始前では、お子様は静かに!というアナウンスが入っていましたが、まったくそのとおり。余韻に浸る時間も与えてくれませんでした。
1幕目サンドリヨン(っていう表現が合うかも)が、鏡の前に立ったり、姉達を横から覗きこんだり、絹のショールに憧れたりと色々な表情を見せてくれています♪ っでヴァリエーションが始まりますが、この環境下でこんな楽しく、美しく感じるのは少しやりすぎ?って思いまが、ストレートに感じてみるとそれがシンデレラなのかもしれません。
パンを差し出し、四季の精へつながりますが、本島さんはしっくりきませんね(今日も)。また、伊藤さんの春の精は、第1キャストの小野さんがあまりに素敵すぎてて、どうしても比べてしまい思わず・・あっ・・っておもいました。 冬の精・ひろみさんはラッキーなことに3回目。相変わらずですね♪
馬車にのったシンデレラを見逃さないとオペラグラスを準備していて、しっかりまゆみさんの変身した、笑顔を拝見する事ができました。 

いよいよ2幕目、宮廷でのシンデレラの登場です。ってその前に王子ですね。貝川さんは恵まれた容姿。長身で割りにがっちりしていますが、少し緩い部分を以前から感じていましたが、今日もヴァリエーションは期待しない・・ときめてましたが、やっぱりでした(ごめんなさい)。でも2人でのシーン(エスコート、パ・ド・ドゥ、コールドが合間ほか)は、とにかくこの王子のシンデレラに対する真っすぐな愛を、これほど出せる王子は天性のもの? 本当に観ていて心が洗われるほど、また優しくなれる姿でした。
コール・ドも今日はいい出来。メリハリの利いた難しさをこなし、場数を踏む毎にコンビネーションが安定して来て、本当に新国立の美しさを感じる事ができます。
ガラスの靴(tt siteで素敵な画像があります♪)をみつけた王子はサンドリヨン・・シンデレラと見つめ合います。アグリーシスターズはもう完全諦めモード。シンデレラだったのか、それならしょうが無いし、良かったのかも・・って言葉がきこえます。そのときでももちろん姉妹に対してはサンドリヨンだし、父に対してももちろんそう。 別れのハグはとってもいいシーンでした。 でも今日の姉妹はわきまえの良いシスターズでしたが、ここはもう少しアクが欲しい所ですが、ここ(この舞台)ではもちろん成立しています。(まゆみさんの”ちから”ですね♪)
最後、四季の精と、シンデレラ、まゆみさんとひろみさんのシーンはちょうどオペラグラスで入りました。(よこだったから) 完全に合っています。

良い舞台をありがとうございます。
とてもあたたかい気分で劇場を出る事が出来ました事に感謝♪

  


このプロダクション、アシュトンにすっかりはまっています。
今年あと、1回を残すだけとなりました。
明日裕子さんのシンデレラを楽しみに本日は就寝します。
あと、新国立劇場サイトのTOPページに下記の挨拶。(貼り付けておきます)




2008年12月22日月曜日

12/22 新国立バレエ2回目『シンデレラ』

本日は2回目、交代したさいとう美帆さんのソワレ公演、『シンデレラ』を観てまいりました。寒い雨の中、夕刻の光がとても素敵な新国立劇場の外見。今日も子供達の多いこと。相変わらずこの時期の風物詩、サンタと、中世宮廷の衣装を纏った女性が、トレーにガラスの靴を乗せて素敵な演出をしておられる。

【振 付】 フレデリック・アシュトン
【作 曲】 セルゲイ・プロコフィエフ
【監修・演出】 ウエンディ・エリス・サムス
【指 揮】 デヴィッド・ガルフォース

【シンデレラ】 さいとう美帆
【王子】 ヨハン・コボー
【義理の姉たち】 マシモ・アクリ,井口裕之
【仙女】 川村真樹
【父親】 石井四郎
【春の精】 小野絢子
【夏の精】 西川貴子
【秋の精】 遠藤睦子
【冬の精】 寺島ひろみ
【道化】 八幡顕光
【ナポレオン】 伊藤隆仁
【ウェリントン】 貝川鐵夫
【王子の友人】 陳 秀介 冨川祐樹 江本 拓 中村 誠

 今日は比較的前列で観てたので、各キャストの表情まですっかり堪能しました。マシモ・アクリ+井口さんの意地悪姉妹の素敵な事。 フレデリック・アシュトンは大嫌いらしいですが、書いてられる様に、端整なダンス・クラシックとのギャップが対比的な幕となっている。本当にコミカルな部分と、4精霊を含むクラシカルな1幕はとても見ていて起伏がはっきりしていて面白い。極めつけは、あの馬車の速さ。今日は(シンデレラの)笑み一杯にしている美帆さんのお顔がとても幸せな気分にしてくれました。
今日は美帆さんにつきます。
 ・大きいオレンジを上の姉が、王子の前で横取りした時の「えぇ!?」って、驚きの顔
 ・時計が12時を打った時に「あらっ!」って顔
 ・ボロボロの服で目覚め、ホウキを相手に踊り、靴を発見したと時の「そうだったんだ!」って、幸せの顔
もうすごく素敵でチャーミング。以外と、と言うと大変失礼ですが、シンデレラは美帆さんにとっては、はまり役だと思いました。(またこの次西山さんと、まゆみさんも観て報告しますが・・) 他のキャストと比べても、華奢で小さいけど、コボーもバランス的にちょうど良い感じで、とても今日の舞台には満足しました。

 あと、今日は精霊たちが登場している時は、小野さんひろみさん2人に注目してて、結構見逃している場面も多かったと思います。冬の精ですが、持ち直した・・的な感じ。 最初は何となくポワントが安定してなく少し心配しましたが、やっぱり大丈夫ですし、とっても安心して観ていました。4人の中ではやはり違います。あとやっぱり小野さんは上手いと感じます。なにがってうまく(バレエ用語での)説明はできないのですが、音の取り方が素晴らしいダンサーは大好きです。全然1つ1つをごまかさない正確さがその理由かもしれません。うまくキャスティングするには、厚木さん、ひろみさん、小野さん等が今後主役を多く見せて欲しい気がします。

 あとダンス教師は吉本さんなのですね。やっぱりって感じです。小芝居の面白いこと。とっても気取っているけど、なにか変。 ダンスは上手いけどあか抜けない。小芝居が意味もなく上手い。みんなの反応がいい。 もうこんな印象しか書けませんが、大好きです♪

この時期のこの演目は好きです。本当に舞台全体がキラキラしててとても素敵な気分になります。

最後にマエストロ・ガルフォースの事を少し。
ミラノスカラ座「ロミオとジュリエット」DVDで、楽曲を指揮していたのがマエストロ・ガルフォースです。彼の顔を見るとつい、フェリの事を思い出し、また曲調もプロコフィエフの双璧をなすシンデレラ。
先日は1Fの後ろだったので顔もあまり見えなかったのですが、今日はまた少し思い出して最初少し悲しい思いに捉われていました。 彼は上手いですね。

今週末にあと2公演で今年最後となります。
しっかりスケジュールを空けておきます♪