2007年12月22日土曜日

12/22 新国バレエ・『くるみ割り人形』②

 
今日も、ワイノーネン版・新国立「くるみ割り人形」、2回目です
少し天気が怪しいと思ってたら、帰りはやはり雨でした。今日は席が凄く見やすく、またお子様の声も少なかったので、割りに良い鑑賞が出来ました。

スタッフ
  【振付】マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ
  【作曲】ピョートル・チャイコフスキー
  【改訂振付】ワシリー・ワイノーネン
  【演出】ガブリエラ・コームレワ
  【監修】牧阿佐美
  【舞台美術・衣裳】シモン・ヴィルサラーゼ
  【照明】ウラジーミル・ルカセーヴィチ
  【舞台監督】大澤 裕(ザ・スタッフ)
  【指揮】渡邊一正
  【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団


キャスト
  【マーシャ】さいとう美帆
  【王子】マイレン・トレウバエフ

  【ドロッセルマイヤー】ゲンナーディ・イリイン
  【シュタリバウム】貝川鐵夫
  【シュタリバウム夫人】湯川麻美子
  【フランツ】大和雅美
  【道化】グレゴリー・バリノフ
  【人形】高橋有里
  【黒人】江本 拓
  【ねずみの王様】市川 透
  【くるみ割り人形】八幡顕光
  【スペイン】厚木三杏 市川 透
  【東洋】湯川麻美子
  【中国】寺島まゆみ 吉本泰久
  【トレパック】丸尾孝子 楠元郁子 貝川鐵夫
  【パ・ド・トロワ】小野絢子 井倉真未 八幡顕光
  【ばらのワルツ】寺島ひろみ 真忠久美子 川村真樹 西川貴子
            中村 誠   陳 秀介  江本 拓  冨川祐樹

::: オーケストラ :::
相変わらず好みがありますね。どうも苦手、出来自体は先日のプルミエの方がよくなっていますが、フルート系の音色がやけに強く響いてました。あと何となく理解できないのが、1幕・くるみ割り人形が気になり、マーシャがドロッセルマイヤーの元へ戻って喜びを表現する場面、くるみ割り人形を引っ張った時の「ギッーー」って音の数が多いのでは?
2回目にしてやっぱり変に思っています!

::: 感想 :::
先日の可愛いいヴィシニョーワがやけに気になっていましたが、今日は未帆さんとマイレン。本当にこの王子を楽しみにしていました。未帆さんも久しぶりに長く観れます。未帆さんは出てきた瞬間からとっても愛らしく子供たちと本当によくマッチしています。 またフランツの大和雅美 さんも仕草は、プルミエの時と同様に、とってもコミカル、表現者として今後少し気になる方です。これだけ役になりきっている方は他にはいないかも!。今日一です。人形では、大好きだったのが、江本さんの黒人、これはとっても楽しみました。みんな本当におっかなビックリで、とっても良かったです。 また高橋さん人形は先日も感じましたがもう少し、固さが在ったら完璧ですね。(少しだけ緩さがきになります) 人形劇の場面では、みんな本当に喧嘩状態で、「あるよね」って感じを醸していました。
寺島さんの tt サイト(2007.12.18)で紹介があります。・・がマリインスキーと同じらしいです。ひろみさん記・「衣装や舞台装置も全く同じなのです」とありますが、私は何となく違和感を感じているかもしれません → マリインスキーの抜群の容姿だとあの髪、飾りは必要ないでしょう! でも私もこのサイト記事を読んで思いましたが、今回など新国立は、コール・ド抜擢を推進していますが、ひろみさんマーシャはやっぱり是非みたいです。 またこの時期になれば「くるみシーズン」が来るので通常演目より可能性は高いよね♪ また、ピアニストの手の使い方がやけに美しいと思っていましたが、西山さんでした。多分彼女はピアノ上手いのかな? 好きなバレリーナの方は何となく良い様に解釈してしまいますが、本当に弾いている様な感じです。 1幕・雪の精にパートは、新国立の真骨頂。このコール・ドだけでもどこにも負けない感覚が私はします。 実はこのコール・ドがあるので新国立が私的には国内1番です。 揃っているのは前提だけど、ライティングも相まっていつも感動します。
2幕・ディヴェルティスマンでは、中国は素敵でした。まゆみさん吉本さんのコンビネーションは観ていて安心。ただやっぱり先日も書きましたが、最初はあまり楽しそうではない感覚に陥ります。スペインに関してはあまり書きたくありません。 パ・ド・トロワは今日もやっぱり、本当に美しいし先日から期待に変っている自分があります。今日もブラボーです。特にアラベスクの形が2人ともとっても美しくて、美しくて・・♪ あと「ばらのワルツ」は、4人のソロイストがとっても贅沢で、見応えたっぷり♪ このコール・ドを含むパートは大好きです。本当に「くるみ割り人形」が今回大好きになりました。
ワルツの最終から(問題がこの後)続く、パ・ド・ドゥ♪  高難度のまるでローズアダージョ(新国立・お客様の声にも書いておられますが)を思わせるステップのルーティン、先日のヴィシニョーワの時は男性陣が、本日は未帆さんが、とっても緊張されているのが、私も含め心拍が上がってしまいました。でもマイレンだけはマイペース?・・良い感じです・・。 ダイブ&キャッチを4人の男性と繰り返し、特に今日は最後4人目まで気が抜けませんでした。終わった時は、私も体が熱く、また少しだけ感動(少し方向は違うけど!)してしまいました。 ヴァリエーションはマイレンはいつもよりおとなしい感じ、先日のファジェーエフの様には行きませんが、彼が好きなので全然問題ありません。
ばらのワルツからこの場面の音楽はやはりチャイコフスキーのクリスマスの魔法ですね。宝石のような美しさと、少しおっかない低音管系の対比が見事です。
  
::: トピック :::
先日書きませんでしたが、「ねずみ」がもぎり前にいます
子供たちのアイドルになっていました。そうそう王様もいます。
あと、バックステージツアーが無料招待で抽選をされています
明日もあるかな?

あすは、宮内真理子さんと山本王子ですね
また軽く報告します
  

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