2011年5月29日日曜日

5/29 ロミオとジュリエット か

新国立劇場『ロミオとジュリエット』の配役、気になって見てみました
もうとっくに出ているし・・

とても美しい、広告までできておりました
⇒ PDF DOWNLOAD
東京フィルは全然問題無いのですが、指揮が、大井さん・・やっぱり気になる。
ここ割に「おみあい」なんてしないで欲しいし・・なんて思います。

私は下記を今とっておりますが、行けるかどうか不明です。
体調が全然ダメです。また、気分的な事が大きいのかもしれませんが・・
小野さんもジュリエット・デビューなのですし、この公演は観たいきがする
7/2はあまり興味が湧きませんが、取り敢えず、29日は行きたいと思いますね♪

こちらも

【6/29(水)7:00】
    ジュリエット:小野絢子
    ロメオ:デニス・マトヴィエンコ<マリインスキー劇場>
    マキューシオ:八幡顕光
    ティボルト:マイレン・トレウバエフ
    ベンヴォーリオ:芳賀 望
【7/1(金)7:00】
    ジュリエット:リアン・ベンジャミン<英国ロイヤルバレエ>
    ロメオ:セザール・モラレス<英国バーミンガム・ロイヤルバレエ>
    マキューシオ:福田圭吾
    ティボルト:輪島拓也
    ベンヴォーリオ:菅野英男
【7/2(土)2:00】
    ジュリエット:本島美和
    ロメオ:福岡雄大
    マキューシオ:八幡顕光
    ティボルト:古川和則
    ベンヴォーリオ:厚地康雄

5/29 関連からのメーッセージ

5/27付けでJAから、コメントが出ておりました
そのまま貼り付けます
これは、大変責任の有る方からのコメントですし、抜粋では足りませんので・・
記載されておりますように、G8でもコメントされた様に日本政府の説明の行き届かぬところ、
また都内での放射線等、はっきりとしない日本国の状態。

しょうがありません
わたしたちは平静を保ち、頑張ることとし、我慢することを美徳としましょう!
(文字切れが内容に下記は改行をいれております)



東日本大震災に際し皆様へ
2011年5月27日


東日本大震災および福島第一原発の事故による影響で、来日を
断念するアーティストや演奏団体が多い中、
既にポール・メイエ、
チョン・ミュンフン指揮ソウル・フィルハーモニー管弦楽団、
ユーリー・バシュメットとモスクワ・ソロイスツ、
アリョーナ・バーエワ、
アレクサンドル・メルニコフ、
アントワン・タメスティが来日し、
メトロポリタン・オペラ、
ベルリン・フィル八重奏団、
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、
ABTアメリカン・バレエ・シアター
も来日を表明いたしましたことを喜びと感謝をもってご報告いたします。


この間、弊社としましてもアーティスト、演奏団体、関係機関に直接お会いして、
予定どおり安心して来日公演を行っていただけるように日本の現状をご説明して
まいりました。
しかしながら、いまだ福島第一原発事故の収束予定が明確にならない状況下、
アーティスト自身も日本へ来ることに多少なりとも不安を抱いているのも事実です。
また、本人の意志だけでなく家族の強い反対でやむを得ず来日が中止になった
例もございます。
大変残念ながら、結果的に来日キャンセル・公演中止ということとなり、お客様に
ご迷惑をおかけしましたことを、この場をおかりしましてお詫び申し上げますとともに、
弊社といたしましても最大限の力を尽くしました結果であることを何卒ご理解を
賜りますようお願いいたします。


最後になりましたが、いまだに不自由な生活をされていらっしゃる被災地の
皆様に心よりお見舞い申し上げます。私たちはクラシック音楽および舞台芸術が
人々の心に癒しや元気をもたらしてくれることを信じてこれからも活動を続けてま
いりたいと思います。




ジャパン・アーツ
代表取締役社長


大内 栄和

2011年5月21日土曜日

5/21 関連からのメーッセージ

http://www.opera.ge/eng/news.php?id=1041&menu=news&eventdate=2011-05-26

5月18日付けのJA・バレエBLOGに掲載が有ったようですね
ニーナのチャリティガラ・「Dreams About Japan」ですね
JAによると「ラトマンスキーが振付をした“夢の中の日本”を踊ります。」と記述があります
うれしいですね(今週ですね)

Nina Ananiashvili Foundation


Charity Gala Concert
26 May, 2011

The charity concert is presented with the support of the Tbilisi Opera and 
Ballet State Theatre and the Rustaveli Theatre
G. Puccini
Madama Butterfly Excepts  from the opera
Choir and Orchestra of the Opera and Ballet Theatre
Soloists
Makvala Aspanidze and Irakli Kaxidze

Conductor - Gianluca Marciano
L. Eto, N. Yamaguchi, A. Tosha
Dreams About Japan
Ballet in one act
Featuring:
Nina Ananiashvili, Lali Kandelaki, Tsisia Cholokashvili, 
Vasil Akhmeteli, David Ananiashvili, Philippe Solano, William Pratt
The percussion ensemble directed by Mark Pekarsky (Moscow)


グルジア・バレエを支えた2007年夏と、グルジア・バレエが助けてくれる2011年、因果でしょうね

2011年5月15日日曜日

5/15 JA発売関連

JAの予定なのですが、7月下旬に
ボリショイ・バレエ <1/31(火) ~ 2/9(木) 東京文化会館>
がはいっておりました。演目等は、6月位には出来るのかな
5/29発売の「アジア・フィルハーモニー管弦楽団」は、先日、良く書くことが出来ずじまいの、チョン・ミョン・フン(ガルニエの音楽監督)ですね。これ楽しむこととしたいのですが・・


5月21日 (土) 発売
5月22日 (日) 発売
5月29日 (日) 発売


7月上旬発売予定


7月下旬発売予定
  • ボリショイ・バレエ <1/31(火) ~ 2/9(木) 東京文化会館>
  • 仲道郁代 ピアノ・リサイタル 単券 <2/12(日) サントリーホール、10/14(日)紀尾井>

5/15 復活・・だったのですが

本日は早朝から起きだし、音楽に没頭でした。
久しぶりに、マーラーでもと思い出し、随分と前に購入したDVDからですが・・・

交響曲 第2番 ハ短調《復活》 [DVD]

1973年の収録です
シーラ・アームストロング (ソプラノ)
ジャネット・ベイカー (メッゾ・ソプラノ)
エディンバラ音楽祭合唱団

演奏者 : ロンドン交響楽団
指揮者 : レナード・バーンスタイン
収録     : イーリー大聖堂

これは既に廃盤ではあるのですが、私のライブラリには、たまたま存在していたのです。終楽章へ向け一気に昇華する様、それぞれの楽章のは美しくもあり、まるでバッハを思い起こさせる部分も多数あり、私的には、9番の次に好きなシンフォニーです。少しバーンスタインの揺れが気にはなったりするのですが、大好きな映像記録です。また下リンクから楽譜を取り出し、歌部分を、結構その気になって聞き入りました。久しぶりの映像だったのですが、涙が溢れ出します。歌のもつ普遍的な意味が凝縮されてますね
 やめられない♪
バーンスタインは、この中で全力を出していることが分かります。飛び上がり、下の写真にある様に、歓喜に泣き、特にここ

wikiからの抜粋(日本語訳)

私が勝ち取った翼で
私は飛び去っていこう!
私は生きるために死のう!
よみがえる、そうだ、おまえはよみがえるだろう、
わが心よ、ただちに!
おまえが鼓動してきたものが
神のもとへとおまえを運んでいくだろう!

ですね。赤文字部分のバーンスタインです。凄い迫力です。





  CPDL: The Choral Public Domain Library

それはそうと、今日の朝、首藤さん出演しておりました。
たまたま・・えぇって思い観ておりました。
40歳新たな境地として、インドネシア・バリでの記録映像です。
自身の価値と見識を広げる事の大切さが見えてきます。とっても良い映像でした♪ 彼にとって、今までのバレエを通した長く・厳しい道のり?価値観等が、ここバリでは根付いた、とても自然な価値観、決して無理せず、プロと言う認識すら無く、それぞれの仕事を抱えた村民が月2回の、舞踏舞台で弾ける様に、感動。町一番の舞踏家が語る、年齢を重ねた奥深さ・・、「40歳でまだ踊ってるの?」って言葉と対照的であった。
話は違うが、今の日本、原子力を無くし、新たに模索するか?、それとも再開となるか、なにか似ているきがしてならない。
少しもどるくらいでも良いのでは?って



2011年5月11日水曜日

5/10 久しぶりの、リハビリ・コンサート♪


本日ほんとうに久しぶりにコンサート、最近のネガティブな気分を払拭したいが為、赤坂へ参りました。


ソウル・フィルハーモニー管弦楽団
[指揮]チョン・ミョンフン
[独奏・独唱]庄司紗矢香(vl)
プログラム:
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 (ヴァイオリン:庄司紗矢香)
チャイコフスキー:交響曲第6番 「悲愴」
アンコール:
交響曲第4番ヘ短調作品36 第4楽章から
でした。
オケメンバーが入った瞬間、「あっ・・N響のチェロ」って思った。

初めて舞台で聞いた庄司紗矢香のヴァイオリンは、やはり好きではありませんでした。でも技術的な巧さ、ハーモニクスでこれだけ美しい音を出せる人はあまり居ないでしょう。また、見事な音感は指揮者が完全に支配した空気の中でさえも、完璧な調和を魅せていた。余りにもオケと一体になった姿は、ソロイストで有ることを忘れる位に、溶けこみ、調和し、美しいコンチェルトを聞かせてくれた。でもそれだけ。肝心な庄司紗矢香の顔が全然見えてこない。ソロイストの主張等、無用の如く・・、なにかCDで聴くかの如く、抜けていった協奏曲。
それが庄司紗矢香の音楽と言えば、そうかもしれない。無数の調和の方法があるし音楽家が、どの方法を、”そのとき”選択するかは、客である私の選択では無いことは確か! それは好みとしてでしか、言う事が出来ないし、事前に知るすべも無い。もちろん一瞬の舞台であって、無常であって、この方法しか・・って事は、同じ音楽家でもあり得ないのである・・・ って思っている。
続きで、
それと今日のコンサートは散々だった。コンチェルト第1楽章で拍手は出るし、悲愴では、第3楽章終章時点で、ブラボーコール迄出る始末。つくづく嫌になった。挙句の果ては、スタンディングオベーション。こんな事ってあり得ない。へそ曲がりな私は、嫌気がさしてしまったのです。 ましてアンコールが「交響曲4番」そう、有名な・・、メック夫人への献辞。終楽章はとても楽しげで、一時的には幸せな気分で聞ける終楽章であるも、「乗り越える悲しみ」を綴ったチャイコフスキーの人生を歌った交響曲。

相応しい選択って無いの?
なぜ今?
全く意味不明。

チョン・ミョンフンは冒頭の挨拶、そう地震により帰国した事、日本への慈しみ、言葉で語っていた事が全て???って思った。
最低限、悲愴迄は良かったのだが、アンコール曲を間違えたと思う。
・・ これはあくまで私の所感であって、他意は無い。

SPOはとても力強い感想である。ワルツでの歌い方が、特に第1ヴァイオリンの美しい事。これには恐れいった。でも、コンチェルトでの出だしは、音がバラバラで逆にびっくりした。面白い。 もちろん、その後直ぐに持ち直した事は言っておくが・・。細かいことが気になる日本人と、気にしない国民性が顕著に出ていたと思う。fff なんて所の調和は見事でったと思う。こんな激しさ、力は日本のオケではめったに聴くことは出来ないきがする。チャイコフスキーは本当に自分が聴くときによっても、また演奏家によっても、全然違う楽曲に聞こえることが多いので、ここで書いていることが明日否定するかもしれませんが、本日の感想でした。


2011年5月1日日曜日

5/1 プレミアムシアターから

http://www.nhk.or.jp/bs/premium/

リニューアルした、NHKなのですが、とても楽しくみております。いま舞台回数が減ってはいるものの、満足しておりますし、逆に以前の様に回数は、今は少し無理です。そんな中、4月から4回に渡り、「クライバーと小澤の特集」が放映されておりました。私などが言うのも無理があるのですが、ドキュメント+公演のプログラムはとても見ごたえがあり、何度も観ております。もちろん録画したものには鍵付きです♪
ウィーンのマノン・レスコーは少し好みではありませんでした。
でもまず書きたくなるのは、クライバーの指揮姿でしょうね ♡
それと小澤、フレンチプログラムは凄かったです。未だ舞台公演を観たことは無いのですが、CDでマーラー2番の「復活」等は涙が出る位の凄さを持っております。未だカーネギーのブラームスは聴いてはいないのですが、これは楽しい公演でした。
またクライバーのニューイヤーコンサート、シュトラウスは永久保存ですね。意味深な部分も含め楽しい。

■2回のクライバー・ドキュメントと1回の小澤・ドキュメントを思って
        「カルロス・クライバー~ロスト・トゥー・ザ・ワールド~」
        「目的地なきシュプール~指揮者カルロス・クライバー~」
        「世界のマエストロ 小澤征爾の指揮芸術」
共通点を見つける事が目的では無いのですが、やはり技術的な実現方法をいくら解くより、感情的な比喩(オケとの共通語)で訴え、また突き詰める事が出来る指揮者であった事は確か。この比喩はクライバーにとってオケとの対峙で、自身の音を創り上げる手段であり、またオケのメンバーが心和ます事が出来るコミュニケーションツールであった事がこの2回を観て判る。
なにせ、実際の奏者が出演してきて、けなす、褒める、尊敬する、吐露する・・・・などなど本当に側面を切り取り、意図だけをみせつけるメディア的手法は無く、ニュートラルな構成に親近感が湧く。
クライバーは決して、みんなに受ける才能では無いのだが、一種瞬間的な麻薬の様に音楽の身を任せ、腕でテンポを完全に掌握し、音を操り、オケ自体、舞台自体を昇天させる事が出来た指揮者であった事。「こんなピッコロの速さは聞いたことが無い」ってプラシド・ドミンゴが言い、実際の演奏者は、懐かしみ、こんな演奏は二度と出来ないと言い、歌手はブラボーを贈る。
その後、ウィーン・フィルとの共演は、成功だったが、過去共演した奏者は成功にはほど遠いと感じる。難しい感性と老化。小澤も、うなっている記憶があり、感性主体だと思われているが、全然読みが深く、また理論的。

なんとも面白い人種であろうか、指揮者とは・・・
でもこの様な方々がいるので面白い


4月2日(土) 午後11時~午前3時
◇ドキュメンタリー「カルロス・クライバー~ロスト・トゥー・ザ・ワールド~」
◇カルロス・クライバー指揮 バイエルン国立管弦楽団日本公演1986
        <曲目>
                交響曲 第4番 変ロ長調 作品60(ベートーベン)
                交響曲 第7番 イ長調 作品92(ベートーベン)
                喜歌劇「こうもり」序曲(ヨハン・シュトラウス)
                ポルカ「雷鳴と雷光」(ヨハン・シュトラウス)
        <出演>
                管弦楽:バイエルン国立管弦楽団
                指揮:カルロス・クライバー
        収録:1986年5月19日
        昭和女子大学人見記念講堂

◇カルロス・クライバー指揮 バイエルン国立管弦楽団演奏会1996
        <曲目>
                序曲「コリオラン」作品62(ベートーベン)
                交響曲 第33番 変ロ長調 K.319(モーツァルト)
                交響曲 第4番 ホ短調 作品98(ブラームス)
        <出演>
                管弦楽:バイエルン国立管弦楽団
                指揮:カルロス・クライバー
        収録:1996年10月21日
        ヘラクレスザール(ドイツ・ミュンヘン)

4月9日(土) 午後11時30分~午前3時30分
◇ドキュメンタリー「目的地なきシュプール~指揮者カルロス・クライバー~」
◇カルロス・クライバー指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団演奏会1991
        <曲目>
                交響曲 第36番 ハ長調 「リンツ」K.425(モーツァルト)
                交響曲 第2番 ニ長調 作品73(ブラームス)
        <出演>
                【管弦楽】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
                【指揮】カルロス・クライバー
        収録:1991年10月
        ウィーン楽友協会 大ホール(オーストリア)
◇カルロス・クライバー指揮 ウィーン・フィルハーモニーニューイヤーコンサート1992
        <曲目>
                歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲(ニコライ)
                ポルカ「都会と田舎」(ヨハン・シュトラウス)
                「オーストリアの村つばめ」(ヨーゼフ・シュトラウス)
                かじやのポルカ(ヨーゼフ・シュトラウス)
                ポルカ「観光列車」(ヨハン・シュトラウス)
                喜歌劇「ジプシー男爵」序曲(ヨハン・シュトラウス)
                ワルツ「千一夜物語」(ヨハン・シュトラウス)
                新ピチカート・ポルカ(ヨハン・シュトラウス)
                ペルシャ行進曲(ヨハン・シュトラウス)
                トリッチ・トラッチ・ポルカ(ヨハン・シュトラウス)
                ワルツ「天体の音楽」(ヨーゼフ・シュトラウス)
                ポルカ「雷鳴と雷光」(ヨハン・シュトラウス)
                ポルカ「騎手」(ヨーゼフ・シュトラウス)
                ワルツ「美しく青きドナウ」(ヨハン・シュトラウス)
                ラデツキー行進曲(ヨハン・シュトラウス父)
        <出演>
                管弦楽:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
                指揮:カルロス・クライバー
        収録:1992年1月1日
        ウィーン楽友協会大ホール(オーストリア)

4月16日(土) 午後11時30分~午前3時30分
◇世界のマエストロ 小澤征爾の指揮芸術
        <出演>
                小澤征爾
                サイトウ・キネン・オーケストラほか
◇歌劇「マノン・レスコー」(プッチーニ)
        <曲目>
                歌劇「マノン・レスコー」全4幕(プッチーニ)
        <出演>
                【マノン・レスコー】バーバラ・ハーヴェマン
                【レスコー(マノンの兄)】ボアズ・ダニエル
                【レナート・デ・グリュー】ニール・シコフ
                【ジェロント(財務官)】ウォルフガング・バンクル
                【エドモンド(学生)】サイミール・ピルグ
                【宿屋の主人】マーカス・ペルツ
                【士官】ヨハネス・ウィーデケ

        【合唱】ウィーン国立歌劇場合唱団
        【管弦楽】ウィーン国立歌劇場管弦楽団
        【指揮】小澤征爾
        【演出】ロバート・カーセン
        収録:2005年6月13日、17日
        ウィーン国立歌劇場(オーストリア)

4月23日(土) 午後11時30分~午前3時30分
◇歌劇「さまよえるオランダ人」(ワーグナー)
        <曲目>
                歌劇「さまよえるオランダ人」全3幕(ワーグナー)
        <出演>
                【ダーラント(ノルウェーの船乗り)】ワルター・フィンク
                【ゼンタ(ダーラントの娘)】ニナ・シュテンメ
                【エリック(狩人)】トルステン・ケルル
                【マリー(ゼンタの乳母)】マルガレータ・ヒンターマイア
                【かじ取り】ジョン・ディッキー
                【オランダ人】フランツ・グルントヘーバー
        【合唱】ウィーン国立歌劇場合唱団
        【管弦楽】ウィーン国立歌劇場管弦楽団
        【指揮】小澤征爾
        【演出】クリスティーネ・ミーリツ
        収録:2003年12月11日、14日
        ウィーン国立歌劇場(オーストリア)
◇小澤征爾&サイトウ・キネン・オーケストラ~フレンチ・プログラム・セレクション~
        <曲目>
                道化師の朝の歌(ラヴェル)
                シェエラザード(ラヴェル)
                幻想交響曲(ベルリオーズ)
                なき王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル)
        <出演>
                (メゾ・ソプラノ)スーザン・グラハム(2曲目のみ)
                (管弦楽)サイトウ・キネン・オーケストラ
                (指揮)小澤征爾
        収録:2007年9月、2009年9月
        長野県松本文化会館

5/1 ショパン・ガラ ~ TVで

本日、NHKプレミアで
「特選オーケストラ・ライブ▽輝けるピアニストたちショパンコンクール入賞者ガラコン」 
が放映されましたね。以前ジャパンアーツさんの招聘企画ですが、久しぶりの心和むショパンの響きです。今聞いていても、やはり素晴らしいピアニスト達。それぞれ思いもあり、吐露されている言葉も現実で、とても見ごたえの有る放映でした。何となく感じていた事を、それぞれのインタビューを引用して書いてみます。オーチャードではトリフォノフのピアノがスタンだったので2日目でした。残念♪



ユリアンナの内面世界(inside world)
取れた賞の嬉しさと大きさ、最近の多忙さ、偉大な音楽家との共演はとても嬉しい・・反面、こころの内面世界がどんどん鈍感になってきている自分がいる。普通に感じる事が、既に普通では無くなっている。あの1位を受賞して以来、周りの環境がどんどん変化し、持ち上げられ、自分と会話する時間、そう時間が無い。対峙する相手が違う気がする。音楽と向き合いたく、また人間的にも成長したいのに、周りが今「ピアノ協奏曲」などのリクエスト。もちろんショパンは好き・・でも、こんな形で弾くのが有っているか迷う。自分を見失わずに続けてくれることを望みます。彼女の迷いはこのインタビューで明確に分かりました。
ゲニューシャスの天賦のリラックス
楽しむ事が出来たのは、他の参加者への尊敬。練習ばかりでは内面へ、内面へ向きすぎた自分では決して結果を残すことは出来なかった気がする・・と語る。素晴らしいピアニストが集まり、それを愉しみ、また現実に戻り追求できる音楽の素晴らしさ。もともとの才能とそれまでの経緯をリラックスすることにより、出し切る強さ、ここに来ての強さ・・これは恐れ入る。とても良い経験と、今後の彼を私は観ていきたいし、大好きなピアニストであり、一番のお気に入り。あんなに激しいショパン、これは忘れる事が出来ないインパクト。いつか彼のラフマニノフでも聞きたいと思いますね
ヴンダーの肩の荷
「もう決してコンクールへの参加はありません」 とても印象的に、それも笑顔で語ってみせるインパクトにショパンコンクールの重みを感じたインタビューであった。 6年前の出場は、「ショパンが弾ける子供」と表現していた彼です。以前ここで書きましたが、繊細で切れそうな程の人間性はやはり確信できました。彼は決してコンクール向きでは無いといいますが、そんな事はもちろんありません。彼の内面はこのメンバーではショパン自身に一番近い、繊細な男性と思います。ピアノの永遠に優しく、また正確であり、大事にする、または・・したい事がハッキリとしており、とても素敵なピアニストであった。改めてそう思う。
トリフォノフの真球
クリーブランド音楽院で作曲を学ぶ19歳。いつか指揮をしたいし、あっ・・でも先の話ですが・・って軽く話す彼に、無限の才能を感じる。ほんとうに、ほんとうに真っ直ぐ音楽と向きあう姿が大好きです。以前とても近かった仙川の音楽堂で感じたあの人間性。インタビューでもそのまま。信じている道を真直ぐに進める強さを持ち続けていて欲しい。将来に迷いは無き様に・・


【ピアノ:出演】
ユリアンナ・アヴデーエワ
ルーカス・ゲニューシャス
インゴルフ・ヴンダー
ダニール・トリフォノフ
フランソワ・デュモン

指揮:アントニ・ヴィット
管弦楽:ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
(2011年1月22日・23日 Bunkamuraオーチャードホールで収録)


それと明日は、

BSプレミアム 5月2日(月) 午前6時00分~6時57分
クラシック倶楽部 -上原彩子ピアノ・リサイタル-
「夜想曲 変ニ長調 作品27 第2」 ショパン作曲
「練習曲集 作品25」 ショパン作曲
「牧神の午後への前奏曲」(2台ピアノ版) ドビュッシー作曲
です。これも嬉しみ・・です