2010年9月25日土曜日

9/25 ベルリン・バレエ

 やっちゃいました。今思い出しました・・今日はベルリン国立バレエの発売でした。ポリーナの日はすべてSOLD OUT !! ダメダメです。しょうがないので、チャイコフスキーのみを購入しました。
がっかりです。たった1枚だけでした。納得できる席・・・ あっ~ 気がつくのが15分遅かっただけなのに・・・・

  それはそうと、『チャイコフスキー』 エイフマン振り付けですね。楽曲も彼のものが並びます。先日聴いた、交響曲第6番・悲愴、それも第4楽章。交響曲5番、弦楽セレナード、イタリア奇想曲って本当にセンス?(選曲って意味)が光ります。 またまた劇的な振り付けとエイフマンの超スピーディなフォーメーションとアクロバティックな演出が、楽しみでなりません。いま思えば、新国立劇場バレエでの、アンナ・カレーニナで初めてエイフマンバレエと出会えたわたしでした。ここから弦楽セレナードの聴き方は変わったと思います。第1楽章の弦を劇的に聴くようになりました。今回は2楽章以降ですが、さてさて、またしてもエイフマンの哲学的なセンスがとても楽しみです。結構好き嫌いの激しい演目と思いますが、この手の演出の素晴らしさは、古典的な全幕を愛するのと同様に、直ぐに私の中に入ります。でもいつもそうですが、疲れます。とにかく疲れます。ある意味現代の振付家の特徴とも言うべき心理描写の妙は、とても刺激的ですし、楽しい♪

下の動画、you tubeで、tchaikovsky eifman で適当に検索をかけたら、たまたま出てきました。クリックしてyoutubeへ飛んで見てみてください(埋め込みができません)。 ここ、NBSの解説には楽曲の該当が無いのですが、たぶん『悲愴』の第2楽章と思われます。ってそうです。大雑把な役柄は、チャイコフスキー(マラーホフ)、チャイコフスキーの分身/ドロッセルマイヤ、フォン・メック夫人、妻 ミリュコーワ、王子(若者/ジョーカー)、少女 らしいのですが、私この演目は初見ですし、まったく見たことがありませんので解説は控えます(分かっていない為)。でも2幕フィナーレは、悲愴・第4楽章で、劇的な部分で終るか、楽曲のフィナーレ通り全てが消えゆくか、頭の中で考える時間がとても楽しい。
それと、1幕は交響曲5番です。2幕で使われる楽曲と趣が全然違いすぎるし、NBSの解説(→ こちらからリンク)を読んでも一応は納得出来る。
その下は、追加しましたが、ベルリンのキャストを先出しで観れます。

なにはともあれ、期待ですね♪

なにせ、相性の悪いNBS、ポリーナ・マラーホフガラの日は諦めましたが、この日はお願います
最近無意味にNBSの公演からは、遠ざかっておりますが、本当にいつも納得できる席が無い為に、これでは観る事さえ出来ない様になりそうですね。


1993 Scene from Tchaikovsky Ballet by Boris Eifman Zimin Arbuzova Galich...




追加:

2010年9月23日木曜日

9/23 第125回 『東京芸術劇場』 マチネーシリーズ

第125回東京芸術劇場マチネーシリーズ

<写真は、サイトの画像へのリンクとなります>
または、下記
http://yomikyo.or.jp/2009/10/201009231400.php

本日は、読売日響の、『第125回東京芸術劇場マチネーシリーズ』、東京芸術劇場へ行って参りました。
なにはともあれ、大好きなチャイコフスキーの『悲愴』を聴くために、またとても美しいコンチェルトである、メンデルスゾーンが目的です。

演奏楽曲

    ベルリオーズ/序曲〈海賊〉
    メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲
    チャイコフスキー/交響曲第6番〈悲愴〉

指揮: 小泉和裕
ヴァイオリン: イェウン・チェ

  イェウン・チェは、アンネ=ゾフィー・ムター財団(ってのがあるらしい)の奨学生に選ばれ、個人的にもムターのサポートを受けているそうです。って前置きでしたが、なんとなく感じたのは、そうムターに似た演奏なのでしょうか? あまり抒情性を押し出さず、って言おうか感じず、何版かのカデンツァの楽譜通りに運ぶが、でもトリルは微妙な揺れ(大雑把さ)が感じられ、規則性が欲しい所が弱い。パッセージは流石であると思う。(ソロイストである以上当たり前のレベルである)聴いてて感動は無いし、でも本人がとても美人なのでそれだけでもアドバンテージか。実力が付けばやはりスターとなるのか。残念ですが本日時点、私の中では「スター誕生」とまでは行かなかった。
  一方、小泉和裕が振るチャイコフスキー、交響曲第6番 悲愴。昨年度『アンナ・カレーニナ』のインパクトはやはり残っている。予習がてらですが、Igor Markevitch の悲愴を聴いていたのですが、その時から断面的ではりますが、シーン、雰囲気が蘇ります。 強いよ! 強すぎるよ!! エイフマン。

呪縛はあるものの、一番気に入ったのは”弦”
特にヴィオラ(本当に頑張っているしいい音♪)、第1が良いし纏まる。第1第2の息も良い。とっても艶やかな音色と、強さを併せ持っているし、特記すべきはバランスが超綺麗。 余りに良く言ってしまいましたが、あと第1に緊張感がもう少しあれば、なんて思います。 本日の第6番・第1楽章は弦を中心に聞き入ってしまいましたって、あの終盤では既に忘れていました・・。第2楽章は本当に心があらわれる"美"の象徴のワルツが華やかに奏でられ、中盤から、不安定なる美しさを見事に小泉和裕は醸していました。ここからはもうすっかりペースにはまってしまいます。やっぱり楽曲の美しさが、チャイコフスキー(このBLOGの紹介にも書いていますが)が、素晴らしい。第3楽章では、弦が徐々に行進曲的に、規則正しい旋律をうたいます。その後に続くファンファーレ。ここで終ってくれれば勝ち誇ってられるのに・・・。ここから終楽章ですが、いきなり、<<悲愴>> の旋律です。
あっ~~。そう延々続き、その悲愴感は、楽器を変え、音色を変え、徐々にボディブローの様に突き刺して来ます。わたしの全身がこの絶望の音に包みこまれ、耐え切れなくなってもその音に停止が見えません。限界を超えるかって思っている頃、小さくなってい音に、銅鑼が小さく叩かれ、スッと音が消えます。
あっ~~。やっぱり、やっと平和が訪れる?的なものも微塵もなく、この悲しさのエピローグがただただ悲しく響いて3分を使い切る。凄い楽曲です。終わった時は直ぐに拍手なんてできない。小泉和裕が止まる。オケも。

お疲れ様でした。
私は、今日とても満足しております

2010年9月19日日曜日

9/19 東京ガス管弦楽団 第10回定期演奏会

  自分でも意外だったのですが、本日はサントリーホール迄、アマチュアオケを聴きに行って参りました。指揮者である、平さんは真実と書いて、”まこと”って読む見たいですね。このアニバーサリー記念10回公演が、サントリーホールデビューだったようです。 現在は、広上淳一に師事し、2009年からこの正指揮者に任命されている様です。そもそも彼は、チェロ奏者であり、室内楽の公演を行っていたようです。ってもちろんこの方も、このオケも初めてですが・・。

東京ガス管弦楽団 第10回定期演奏会

指揮 平 真実
曲目
    ワーグナー
楽劇「ニュルンベルグのマイスタージンガー」-第1幕 前奏曲
    ショパン
ピアノ協奏曲第1番
    ドヴォルザーク
交響曲第9番 「新世界より」

   指揮     平 真実
   ピアノ   千原 未帆


アンコール曲
ショパン:ノクターン第2番
ドヴォルザーク:スラブ舞曲第1集op.46 B-83から第1番プレスト



あえての批評は止めておきますが、彼のドヴォルザーク「新世界より」はとても頑張っている様子が、印象的でした。快活な楽曲が似合うみたい♪

2010年9月18日土曜日

9/18 violin day

midori 's violin concerto with Mariss Jansons

昨日アマゾンから、注文していたCDがやっと揃い、到着です。
なにから聴こうか迷った挙句に、今日はヴァイオリン・ディ としました

  • MIDORI : メンデルスゾーン, ブルッフ (マリス・ヤンソンス指揮 ベルリン・フィル)
  • HILALY HAHN :  メンデルスゾーン. シェスタコービッチ (ヒュー・ウルフ指揮 オスロ・フィル)

ブルッフのコンチェルトはとってもお気に入りですが、今日は、メンデルスゾーンの聴き比べです





  って上の画像を貼り付けてしまっている様に、やはりMIDORIのメンデルスゾーンの美しさは言いようが無く、至上で、第1楽章であまり有るカデンツァは言葉にする事ができません。「なに?、この音は・・って位の出だし」・・ MIDORIはそれぞれの楽曲が凄い。そうこのメンデルスゾーンは美しさと言う意味で群を抜き切っている。第2楽章の中盤からの主題の美しさ。第1楽章が華やかに終わり、ヴァイオリンのソロが入る。その後に続く、主題は、言いたいことが満載であり、雄弁であり、オケとヴァイオリンの対話は、この第2楽章をあっと言う間に終わらせてしまう。 ここでヴァイオレーション的に一部拍手まで入ってしまうが・・もし私の此処に居たら、拍手するか、感動で動く事が出来ないかのどちらかと思います・・たぶん。続いての第3楽章は、技術的な見せ場であり、それまでの対話が流れを作り、一気にフィナーレへ持ち込まれる。もちろん、構成の妙(質の高さ)と言うべきか、全体を一心に聴く事が嬉しくさえ感じるMIDORIの音楽。パートナーにも恵まれているのでしょう。
このCDはライブ音源ですが、出回っているライブ音源なんかと比較してはいけません。上質だから。
  一方のヒラリーは、やはりこの上無い・・、って言うより、「よどみの無いヴァイオリン」を聴かせてくれています。この方がピッタリ嵌ります。とにかく技術が凄いし、相当のスピードであってさえも、ビクともしない強靭さを持っている。感情移入しないで、純粋に楽しみたい時はヒラリーのヴァイオリンは劇的な効果を発揮してくれます。
双方とも、あの有名な出だしで大きな違いがあります。マリス、ベルリン・フィルは、十分な長さを取って聞かせます。そうです、チャイコフスキー等の時のそうでした。全体的にはヒラリーより、各楽章が長くとられています。テンポが全然違います。(全体で今回のメンデルスゾーン、カデンツァ除くで約2分違います)先ほど言った近代のはやりとして、ピアノでも言えますが、ばかに早い演奏が好まれるのでしょうか?  私的には、先日のネヴィル・ブラームス1番もそうだったように、聴かせてくれる気持ちを大切にしたいと思って居りますし、聴いてて分るし。
でも双方、美しい音色は癒して下さいますね♪

そう言えは、MIDORIの日本公演の概要が彼女のサイトで確認出来ました
全然しらなかった、でも京都、金沢・・ 古都シリーズか。 残念です。いくら好きでも遠征が出来るほどの時間的余裕が無いし、やっぱりいつかコンサートで会いたいですし、聴きたいです。

http://www.gotomidori.com/japan/cms/schedule.php
スケジュール詳細は以下になるようですね(先生は大変そうです)


2010年11月3日(水) 15時

国・都市
日本:金沢
会場
Ishikawa Ongakudo Concert Hall 石川県立音楽堂
概要
オーケストラ・アンサンブル金沢
共演
井上道義
曲目
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
詳細
https://yyk1.ka-ruku.com/ishikawa-t/index.jsp?type=N&id=A101103-00&scr=detail

2010年10月31日(日) 14時

国・都市
日本:京都
会場
Kyoto Concert Hall 京都コンサートホール
概要
京都市交響楽団
共演
外山雄三
曲目
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
詳細
http://www.kyoto-symphony.jp/concert/

2010年9月16日木曜日

9/16 『NHK交響楽団第1680回定期公演』

  本日、サントリーホール、『NHK交響楽団第1680回定期公演』へ行って参りました。目的は、ネヴィル・マリナーが振る、 交響曲第1番。

曲目は以下となります

  • チャイコフスキー  :  幻想序曲『ハムレット』 op.67a
  • サン=サーンス  :  チェロ協奏曲第1番 イ短調 op.33
  • ブラームス  :  交響曲第1番 ハ短調 op.68

アンコール (Vc)
  • J.Sバッハ  :  無伴奏チェロ組曲第6番から「プレリュード」

指揮ネヴィル・マリナー
出演アルバン・ゲルハルト(Vc)
演奏NHK交響楽団

  いやーその前に、アルバン・ゲルハルトのサン=サーンス 、チェロ協奏曲第1番。この曲は初見でしたが、大好きになりました。って言うより、アルバン・ゲルハルトのチェロが琴線に触れたと言うか、たぶんそう・・だと思います。 チェロ協奏曲とても分り易く、サン=サーンス と言うべきできばえです。あまり代表的(正直私が知らないだけですが^^;;)な楽曲‥は・・と思いますが、バレエでは、『瀕死の白鳥』では謝肉祭の白鳥に使われたり、いろんな楽器で、踊られるバレエでは、ダンサーのアプローチがとても楽しめる楽曲です。 本当に今回のチェロもその様な感じがします。機会があれば、聞いてみて下さい。癒し系ばかりではありませんしとても楽しめます♪





アルバン・ゲルハルトです。
あっ、アンコールはバッハって言ってたし、聴いたら分かる・・何気に聞いていると、ある音で琴線に触れた。そこからもうダメダメになりました。気持ちよかったです。

それと本日のメインです。
  ネヴィル・マリナーのブラームス 1番は、軽いティンパニーの連打と弦から始まったものの、やっぱり途中、これ、本当に1番って言うぐらいにじっくりと聴かせたい気持ちが伝わる。本当にいいです。壮大な交響曲。決して長く方ではありませんが、堪能できます ・・しました。
  絶望、慈愛、平安、どん底への急展開とが、これでもかと言うぐらいに繰り返され、2楽章でコンマスの美しいと言うより、とっても寂しげな・・旋律が弦と交り合い、離れ展開される。疲れ切った処に第3楽章のこの上ない平穏な旋律。・・かと思いきや、小さな波が立ち、あらしを予感させる不吉ささえも後に続く音は美しさに変えるこの楽章。
  終楽章は、聴いた事が無い様な音でした。N響もすごかったし、老齢なマリナーも十分な力で私たちに聴かせてくれたと思う。この楽章の素晴らしさは言うまでもなく、ハ長調のとてもベーシックな音だけど兎に角凄い主題が感動的。調子が悪いと、もう最悪、涙が止まらない。こんな交響曲は是非ライブで聴くことを薦めます。CDでは聞こえない音がいっぱい埋もれ、とても素敵なのですから。たぶん15分位の楽章と思いますが、1/3は、「息も吐けない渾身の指揮ぶり」でした。こちらもそう。
いっぱいいっぱいです。マリナーはコンマスを連れてさっさと引き揚げましたが、納得できない会場でした!


2010年9月11日土曜日

9/10 白鳥の湖 フルオケ・ヴァージョン

  随分と涼しくなり気持ち良く、六本木からサントリーホール迄、歩いて行くことに致しました。本日のプログラムは、アレクサンドル・ラザレフ指揮 『日本フィルハーモニー交響楽団第623回定期演奏会』です。

とても楽しみにしてたのは、フルオケで聴く『白鳥の湖』と、上原彩子(pf)さんですね。
プログラムは以下です

日本フィルハーモニー交響楽団第623回定期演奏会
指揮 : アレクサンドル・ラザレフ

  チャイコフスキー

  • バレエ音楽『白鳥の湖』 op.20

  プロコフィエフ

  • ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 op.26  上原彩子(Pf)
  • 交響曲第5番 変ロ長調 op.100


  アンコール曲

  • プロコフィエフ:オペラ『戦争と平和』から「ワルツ」

となります。


この楽曲は、いつもバレエのオケピでの演奏ですが、やっぱりフルオケの音は全然違う。本当にいつもの白鳥の湖ではありません。 チャイコフスキーの『白鳥の湖』ってこんな音で聞こえてくるのかぁ・・・。って正直感じました。聴いていた音、いつものオーボエ。弦、バレエの<<情景>>が浮かびます。王子が登場し、華やかな<<ワルツ>>はとても楽しい。そう、いつも聴いているヴァイオリンのピチカート・・とっても美しい。いつもと全然違う。このワルツは、いつもわくわくさせてくれます。管の音もあれれ・・って言う事が無いし安心して楽しみました。3番目は、<<4羽の小さな白鳥>>です。もうここではバレエの音では無くオケを純粋に聴いている自分に気付きます。4番目は<<チャルダッシュ>>でした。後半の盛り上がり、ダンサーが居ないので超が付くほどの速度。衝撃です。 
ぜいたくなリクエストですが、でも・・どうせなら、コンマスのソロでアダージョも聞いてみたかった気がするし、私的には、2幕コーダが一番好き。機会が有れば、また出かけてみたいと思いましたね・・バレエ楽曲もので!

今日の一番の楽しみ!
3楽章で構成されたピアノ協奏曲第3番です。とっても楽しい楽曲
上原さんは黄色いドレスを着て登場しました
少し寂しげなクラリネットから一転、ハ長調の明るい1楽章。少しテンポが速いと感じた。この速さで一気に弾ききってしまうの?・・って。 上原さんとの打ち合わせ結果なのか? 弦が楽しく響きだし、鍵盤の指が動きだす。とても難易度が高いのだろうか、休む間もなく♪が刻まれ、鍵盤を叩いている。出だしは最高の感性を持っている気がした。ラザレフは上原さんが引く指先に気を配り、華やかに盛り上げる。そう、楽器を通してラザレフとの会話は大成功だと予感させてくれる。あのこの上原さんの感性が大好きです。今日はスタインウェイのピアノ。音も最高。オケと溶け合うし、なにしろあの優しさと力強い両面。協奏曲が出来上がる。はっきりと聴こえる席に今日はいました・・なにせ上原さんの日って思ってたので思い切ってS席買いました。この第1楽章のプロコフィエフの意図が、はっきりと・・。よかった♪
第2楽章は、ガデンンツァからの主題。中盤トリルでの木管との掛け合いのあと、管が鳴り響き、またソロパート。木管はが間を上手く繋ぐ。この楽章は、やっぱり素敵。もう楽しくって、楽しくって、思わず力が入ります。鍵盤を上下する動きに見惚れ、(この世の終わり的な主題はあっと言う間に消えて→ わざとっぽいですね!)あの何か楽しい主題は徐々に変化、第2主題へと、力強い鍵盤のタッチとオケの掛け合いが。現代音楽を思わせ、どっちかと言うと苦手な部類の筈が、やっぱりこの協奏曲は好き・・って言うより大好き。
第3楽章は弦(ここ、凄く良い音で聞き惚れました!)のピチカートで始まり、割り込み乗車の様な勢いでピアノが入ります。ビクッと成る程。終楽章は、勢いの凄さとピアノの音でまいりました。降参ですね。今日もですが ^^::

今日、上原さんですが、笑っていました。いつもケロッとしているのに、少し頬を赤らめ、初めてかも知れません。演奏が終了してから、あんなに嬉しそうな顔♪ 
やっぱりこの協奏曲は、ハードなのかな・・なんて思って居りました
いつも幸せを頂いております brava !!

でも今日のヴァイオリン、チェロ、クラリネットは上手いと思いました
とても楽しかったです → 主題ですね!

交響曲第5番はまた書くこととします。
少し疲れました

2010年9月7日火曜日

9/7 最近すっかり・・・

  最近、バレエを忘れている訳では無いのですが、クラシック楽曲が楽しくって♪ コンサートもそう、やっぱり舞台から離れることはできませんが、変化点が、いろいろと遣って参りました。きっかけは、ある人からの協奏曲。NYCBの公演だった気がします。もう既に写真のLINKも切れているのですが、
http://courier0002.blogspot.com/2009/10/109nycbb-program.html
こちらの公演です。
  2009年の10月なので1年未満ですが、実際に興味をもち、聞き出したのは、ここが原点だった気がします。それまでの私は、バレエと出会い、好きな楽曲が少し出てきていて、もちろん、聞いたことのあるバレエに絡むクラシックな楽曲は有りましたものの、交響曲をCDで聴く事は、ほぼ皆無に近い状態でした。ピアノ協奏曲第2番でしたね♪ もちろん3番も聞きました。大好きになり、初めて行ったのが上原彩子さんの、ピアノ協奏曲1番、とっても素敵でした。それからと言う物、メジャー系を全く知りませんが、こんなにもクラシック楽曲が好きになるなんて、思いも依りませんでした。

今はブルックナーに夢中です。
偉そうな事は分りませんが、小さな宝石の様な短い小節が、素晴らしい精度で散りばめれら、発見できる瞬間に無類の喜びを感じます。本当に美しい構造物って表現が嵌ります。先日は後期交響曲が好き!って書きましたが、いやいや、4番も素敵です(最近のマイブームです)し、今度は6番を聞いてみたいと思っておりますが、なにせ、1楽曲聴き通す時間は、約2週間から1ヶ月をかけて聞いております。楽章毎でも、とても大きな構造物なのです。

やっぱり音楽家(もちろん、ダンサーも違う意味で)って凄いと思います
感性に触れることが出来る、舞台は止められませんね♪