今日は特別な公演です
本日は、渋谷オーチャードホールまで、NYCB・Bプログラムを観てまいりました
(link *1 : http://www.nycb2009.jp/about/index.html )
とても素敵な、NYCBスタイルは、わくわくさせてくれました。今日は「チャイコフスキー・ピアノ・コンチェルト第2番」が目的です。特にこの楽曲は大好きなピーターのもの。
Piano Concerto No. 2
第1楽章: G-Dur Op.44 - 1 Allegro brillante
第2楽章: G-Dur Op.44 - 2 Andante non troppo
第3楽章: G-Dur Op.44 - 3 Allegro con fuoco
約40分間の楽曲すべてを聞かせてくれますし、ジョージ・バランシンが楽曲とのNatural fusion とも言うべき舞台を魅せてくれます。またNYCBは見事に、洗練された躍動を伝えてくれました。 バランシン作品で(ってあまり経験の無い私が言うのも僭越ですが・・・^^)躍動と言う「ことば」が思い浮かぶなど、このカパニーを観る以前に感じた事がありません。私の見た目なのであいまいですが、どちらかと言うと、「楽しんで」おり、もっと言うと「揃って無く」・・でも、音への拘りは、1人に注視すると、きちんと掴んでいる気がします。それぞれが音のつかみ方にも個性があり、全体はばらついて見えるのですが、でも変じゃない。 って言葉では無く、やっぱり個性が躍動感を醸している。って表現が合います。アシュレイ・ボーダー、ジョナサン・スタフォードのペアリングは素晴らしいと感じました。音のつかみ方、コケテッシュな足捌き、ため方、バランス、優雅さ、ジャンルの違うどれをとっても、素敵でした。
今日は2Fからの鑑賞でしたし、この演目での、”完全に近しいシンメトリックな、数学方程式を取り入れたかの様な美” は十分に堪能できました。それに輪をかけて色彩感覚の素晴らしさ・・白とライトベージュ(ピンク系かも)の配置人数と、動きが相まって、またペールブルーとゴールドのアクセントが全体の雰囲気を盛り上げます。もちろんチャイコフスキーの楽曲のピアノの合わせてのバレリーナの低音の拘り。 オーケストラとのコール・ドのシンメトリは、難解な数式が解けた時程のβエンドルフィンが発生している模様♪ 本当に気持の良い舞台でした。
■タランテラ
タイラー・ペック/ダニエル・ウルブリクト
(ピアノ:ナンシー・マクディル)
■チャイコフスキー・ピアノ・コンチェルト第2番
アシュレイ・ボーダー/ジョナサン・スタフォード
テレス・レイクレン/ショーン・スオッツィ
クリスティアン・ツヴァルジャンスキー
アシュレイ・ララシー/フェイ・アーサーズ
(ピアノ:キャメロン・グラント)
(*2)マークのついているダンサーはその作品における初配役 (First time in a role)
でも上の様に書いておきながら、前列の人は最悪のマナーです。コンチェルトDSCH、バーバー・ヴァイオリン・コンチェルト、タランテラで2部が終了する迄、おしゃべりと、振り子のごとく頭を動かし、前のめりになり、3人組みでしたが、ちょっと最悪でした。でに本当にラッキーと思えるのが、たぶん大分疲れてきていたのか、第3部ではみんな静かになり、首を横に倒し、厭きている感で静かにしていてくれました。コンチェルトの冒頭部分(どきどきします)がとても気になっていた私は、少し満足し、その後も平和に見れた事、なんか逆に、この第1,2部は試練だった気さえしてくるのでした。 ← ってちょっと変ですが。でも変な感謝さえしました。 おかげ様で、とても集中することが出来たのかもしれません・・・ってとてもポジティブな発想が最近のお気に入りです♪
って長くなりましたが、本題です
■コンチェルトDSCH ラトマンスキー振付で期待しておりました。・・が、やっぱり好きになれない演目と思いつつ見ている間にのめってしまう瞬間が何回かあります。特に(まったくダンサーを知らない私です)ブルーのトロアで出ておられる方、とても素敵でした。
■バーバー・ヴァイオリン・コンチェルト 苦手、
■タランテラは楽しさがありましたし、でも苦手。
感想すら書けないので、やっぱり楽曲は大事です。コンチェルトDSCHはシェスタコーヴィッチによるものですが、”のめってしまう瞬間”が、やはり楽曲に助けられた事と思われます。
あと云い忘れに注意です。コンチェルトDSCHのエレイン・シェルトンは素晴らしいピアニストでした。
あまりにも稚拙でした。・・本日のUP分終了!
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