midori 's violin concerto with Mariss Jansons |
昨日アマゾンから、注文していたCDがやっと揃い、到着です。
なにから聴こうか迷った挙句に、今日はヴァイオリン・ディ としました
- MIDORI : メンデルスゾーン, ブルッフ (マリス・ヤンソンス指揮 ベルリン・フィル)
- HILALY HAHN : メンデルスゾーン. シェスタコービッチ (ヒュー・ウルフ指揮 オスロ・フィル)
ブルッフのコンチェルトはとってもお気に入りですが、今日は、メンデルスゾーンの聴き比べです
って上の画像を貼り付けてしまっている様に、やはりMIDORIのメンデルスゾーンの美しさは言いようが無く、至上で、第1楽章であまり有るカデンツァは言葉にする事ができません。「なに?、この音は・・って位の出だし」・・ MIDORIはそれぞれの楽曲が凄い。そうこのメンデルスゾーンは美しさと言う意味で群を抜き切っている。第2楽章の中盤からの主題の美しさ。第1楽章が華やかに終わり、ヴァイオリンのソロが入る。その後に続く、主題は、言いたいことが満載であり、雄弁であり、オケとヴァイオリンの対話は、この第2楽章をあっと言う間に終わらせてしまう。 ここでヴァイオレーション的に一部拍手まで入ってしまうが・・もし私の此処に居たら、拍手するか、感動で動く事が出来ないかのどちらかと思います・・たぶん。続いての第3楽章は、技術的な見せ場であり、それまでの対話が流れを作り、一気にフィナーレへ持ち込まれる。もちろん、構成の妙(質の高さ)と言うべきか、全体を一心に聴く事が嬉しくさえ感じるMIDORIの音楽。パートナーにも恵まれているのでしょう。
このCDはライブ音源ですが、出回っているライブ音源なんかと比較してはいけません。上質だから。
一方のヒラリーは、やはりこの上無い・・、って言うより、「よどみの無いヴァイオリン」を聴かせてくれています。この方がピッタリ嵌ります。とにかく技術が凄いし、相当のスピードであってさえも、ビクともしない強靭さを持っている。感情移入しないで、純粋に楽しみたい時はヒラリーのヴァイオリンは劇的な効果を発揮してくれます。
双方とも、あの有名な出だしで大きな違いがあります。マリス、ベルリン・フィルは、十分な長さを取って聞かせます。そうです、チャイコフスキー等の時のそうでした。全体的にはヒラリーより、各楽章が長くとられています。テンポが全然違います。(全体で今回のメンデルスゾーン、カデンツァ除くで約2分違います)先ほど言った近代のはやりとして、ピアノでも言えますが、ばかに早い演奏が好まれるのでしょうか? 私的には、先日のネヴィル・ブラームス1番もそうだったように、聴かせてくれる気持ちを大切にしたいと思って居りますし、聴いてて分るし。
でも双方、美しい音色は癒して下さいますね♪
そう言えは、MIDORIの日本公演の概要が彼女のサイトで確認出来ました
全然しらなかった、でも京都、金沢・・ 古都シリーズか。 残念です。いくら好きでも遠征が出来るほどの時間的余裕が無いし、やっぱりいつかコンサートで会いたいですし、聴きたいです。
http://www.gotomidori.com/japan/cms/schedule.php
スケジュール詳細は以下になるようですね(先生は大変そうです)
2010年11月3日(水) 15時
- 国・都市
- 日本:金沢
- 会場
- Ishikawa Ongakudo Concert Hall 石川県立音楽堂
- 概要
- オーケストラ・アンサンブル金沢
- 共演
- 井上道義
- 曲目
- チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
- 詳細
- https://yyk1.ka-ruku.com/ishikawa-t/index.jsp?type=N&id=A101103-00&scr=detail
2010年10月31日(日) 14時
- 国・都市
- 日本:京都
- 会場
- Kyoto Concert Hall 京都コンサートホール
- 概要
- 京都市交響楽団
- 共演
- 外山雄三
- 曲目
- ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
- 詳細
- http://www.kyoto-symphony.jp/concert/
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