2007年12月28日金曜日

12/29 愛すべきシェスタコワ

 
久しぶりにのサイトを確認してみると、なんとおめでたの話題!

ミリツェワ ・・ キャスト表の下に下記の文章が
※12/23夜、1/4公演に出演を予定しておりましたミリツェワが妊娠したため、キャストが変更となっております。ご了承下さい。


挨拶が遅くなりましたが、本日はレニングラード国立バレエの「白鳥の湖」を観てまいりました。 久しぶりに白鳥の湖で涙が溢れ出しました♪


と言う下記案内でしたが、タチアナ・ミリツェワって踊っていたのかな、すみません何せ初心者なので理解できていませんが、本日のキャスト表に名前が乗ってるって事は、一応負担の少ないように頑張っているのかな? (すみません、今日は遠くだったので、またこのサイトも気にしていなかったので不明です)




レニングラード国立バレエ
―ムソルグスキー記念/ミハイロフスキー劇場―
「白鳥の湖」
―全3幕4場―

キャスト

2007年12月28日(金)17:00開演 東京文化会館
<キャスト>
  【オデット/オディール】 オクサーナ・シェスタコワ
  【ジークフリート】 アルチョム・プハチョフ
  【ロットバルト】 マラト・シェミウノフ
  【王妃】 ズヴェズダナ・マルチナ
  【家庭教師】 パーヴェル・ノヴォショーロフ
  【パ・ド・トロワ】 イリーナ・ペレン、オリガ・ステパノワ、ドミトリー・ルダチェンコ
  【スペイン】 アンナ・ノヴォショーロワ、エレーナ・モストヴァーヤ、アレクセイ・マラーホフ、ミハイル・ヴェンシコフ
  【ハンガリー(チャルダッシュ)】 エレーナ・フィールソワ、ロマン・ペトゥホフ
  【ポーランド(マズルカ)】 ユリア・カミロワ、マリーナ・フィラートワ、アリーナ・ロパティナ、オリガ・ラヴリネンコ
              ニコライ・コリパエフ、アレクサンドル・オマール、アルチョム・マルコフ、ニキータ・セルギエンコ
  【小さい白鳥】 サビーナ・ヤパーロワ、エレーナ・ニキフォロワ、マリーナ・ニコラエワ、アレクサンドラ・ラトゥースカヤ
  【大きい白鳥】 タチアナ・ミリツェワ、エルビラ・ハビブリナ、エレーナ・コチュビラ、ディアナ・マディシェワ
  【2羽の白鳥】 タチアナ・ミリツェワ、エレーナ・コチュビラ

  指揮:ミハイル・パブージン
  管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団
<タイム・スケジュール>
  第1幕約65分 休憩20分 第2幕約35分 休憩15分 第3幕約30分


今年の初めです。2007/1/30 「ジゼル」(シェスタコワ・ルジマトフ)の公演を観てからすっかり好きになり、今回も「白鳥の湖」を本日、「バヤデルカ」を2008/01に予定しています。 はじめにも書きましたが、彼女が出てきてから、パ・ド・ドゥが始まりバリエーションで、ぅぅぅ もうだめ♪、 飛びぬけて世界で、なんて・・多分、じゃないと思いますが、何となくっていうか、彼女が本当に大好きです(ブラボー×∞)。 なんとなく愛おしく、またこんな気持ちにさせてくれるバレリーナは、フェリがいない今は、私にとっては彼女だけかもしれません。 本当にブラボーです。 プハチョフとのペアも全く観てて安心・・信頼感は多分すごいのかな、文化会館のL列に座っていたのですが、オペラグラスから覗いた表情は、一瞬でこのオデットを愛してしまいました。 王子だけじゃ無かったよ♪  ・・ なんという恍惚の表情、これ以上無いくらいの丁寧さ、またサポートの優しさ、本当に胸がときめきました。このペアはとっても素敵。
小さい白鳥たちは、最後の最後で少し乱れた足元がありましたがとっても美しいく良かったな。やっぱりロシアバレエが大好きかもしれません。確かに大きな白鳥たちの中で1人だけ動きを抑えた方(ミリツェワかは分かりませんが)がいました。
あとやけに気になったのが、パ・ド・トロアですね・・やっぱり・・、何と豪華な布陣、ペレン、ステパノワ、ルダチェンコ 完全なソロイストです。来れて、観れてすごく得した気分♪
でもルダチェンコは完全に息切れ(?)状態でした。なにせ2人に囲まれ、バリエーションが終了する語りから多分ヤバかったと思います
第2幕が始まります。まず花嫁候補のワルツでは白一色のシンプルなサテンとオーガンジーの組合せ、ラッパ手が吹き鳴らし、いよいよオディールの登場です。・・その前のディヴェルティスマンはスペインはコメントしませんが、マズルカはとっても良かったと思います。何となくですが、チャルダッシュなどタンバリンはあまり好みのスタイルではない様です。 オディールとプハチョフ王子のパ・ド・ドゥが今日は最高に素晴でした。 叙情的なオデットと対照的で、常に顎を少しだけ上げて目線を常に保っており、王子の気を戻す場面でも強さを表現しておられた。・・本当の女性に見えました・・ いつも父兄同伴で登場するオディールはどちらかと言うと、娘的な感じを受けますが、さすがシェスタコワは完全な大人の女性を演じています。 レニングラードもコール・ドが美しい部類に入ると思っていますが、今日は全く以って目に入らない。 思い出したのは、セミオノワ・フォーゲルと東京バレエ団の夏の公演。 確かあの時もガラ状態で目に入っていなかった様ですが、今回は思いが少し異なりました。
でもでも見逃した・・ とっても残念だったのが、正体をばらした時のオディールの表情!
今度機会があったら必ずチェックします
休憩が終わり、第3幕です。このプロダクションも「黒鳥が登場」します。コール・ド綺麗でした。改めてこの幕で分かりました。
サイトから抜粋 --
王子はオデット姫に赦しを乞う。オデット姫は王子を許すが、悪魔の呪いが解けることはない。二人は愛を成就するために、湖に身を投げる。死をも恐れない二人の愛は、悪魔を滅ぼす。
・・とあります。 わりとあっけない幕切れで終了しますが、もういっぱいです。 最後のカーテンコールは、何となく1人でスタンディングしていました。

【オーケストラ】
第1幕ワルツ(いつも言いますが白鳥で一番好きな部分)が、スネア系の打が入り少し強すぎるし、優雅さと言うより、切れがあるワルツです。 第2幕はそれでも我慢できましたが・・ ここは絶対に外して優雅なワルツを聞かせて欲しいよ! やっぱりレニングラード国立歌劇場管弦楽団は少しミスが目立ちます・・ ポイントだけは外さないでね。今度のバヤデルカの時は・・・!
久しぶりの文化会館はやっぱり鳴りがいい事を改めて実感しましたが

【衣装】
レニングラードの衣装はどちらかと言うと、シンプル・庶民的・無駄がない等、また色使いも少し前から変化が無いゾ・・的な感覚を覚えます。でもシェスタコワがいらっしゃれば平気です(って文章になっていませんね)

【でまち】
またまたやっちゃいました。最近続いています。
どうしてもシェスタコワに会いたくなりました。今日サインは頂きません。会って握手だけしたい一心で待っていました。やっぱり綺麗。私の差出した片手に両手で答えてくれた方は初めてでした。もちろん私も両手で。 もう目を合わせた瞬間からだめでした。予想通りの素敵な方でした。
今からバヤデルカを観れるのが待ち遠しい・・♪

【ほか】
①舞台中央だと思いますが、敷物の調子が変だったかな?
 やたらにキュって音がここだけ強いし、チェックはしてね
②後ろの席が矢鱈とガシャガシャ状態でした。隣の方も気になっていて何度か後ろを向いていました
 酷いのは、アダージョの部分で足でリズムを刻みだす(これは犯罪です)
 お願いですから、おしゃべりとか、買い物したビニール、食べ出すなどは本番中はやめて下さい
 またオケが音を鳴らしていても、雑音とは違いますよ、決して紛れませんから・・ 
 おばあちゃんと子供の組合せの方です

    

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