2010年3月12日金曜日

3/12 ニーナ最後のジゼル だった・・・

※あまりに美しいニーナの姿があります


JapanArts さんのBLOGからの記事です
本日読んで、心から涙しましております

詳細は下記
http://ja-ballet.seesaa.net/article/143332896.html


抜粋:


  日本公演でニーナが「ジゼル」を踊るのはこれが最後・・・ 
  そう思うと、舞台を目に焼き付けようと必死に観てしまいました。
  皆さんは、どうご覧になりましたか?


3/7の文章にきちんと紹介されておりました
ただただ私のチェック不足

最後の公演だったのですね。でもとても私は満足出来ましたし
その思いを拍手で、いっぱいの拍手で答えたつもりでおります

ありがとうございます、全ての人に感謝です
あと1公演を残しのみですね♪

2010年3月11日木曜日

3/10 ジゼル アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ



本日は、山手線が動いていない・・・・焦った・・・
それでも、今日は新宿から五反田迄通常15分が、なんと40分くらいかかってしまい、お腹も空いていたのですが、そのままゆうぽうとに入りました。5分前、そうだったクロークも無いので、寒かった今日は分厚いコートも着たままで席に着く事となりました。

≪ ジ ゼ ル ≫  全 2 幕  (2時間15分)
2010年3月10日(水) 19:00~21:15  

  音楽 :  アドルフ・アダン
  台本 :  テオフィル・ゴーチエ,
  ジュール=アンリ・ヴェルノワ・ド・サン=ジョルジュ
  振付 :  ジャン・コラーリ,ジュール・ペロー,
            マリウス・プティパ
  振付改訂:アレクセイ・ファジェーチェフ
  改訂振付補佐:タチヤーナ・ラストルグーエワ
  装置・衣裳:ヴャチェスラフ・オークネフ
  照明:  パウル・ヴィダル・サーヴァラング
  指揮:  ダヴィド・ムケリア
  管弦楽: 東京ニューシティ管弦楽団

<出  演>
  ジゼル : ニーナ・アナニアシヴィリ
  アルブレヒト : アンドレイ・ウヴァーロフ
  ベルタ(ジゼルの母) : テオーナ・チャルクヴィアーニ
  アルブレヒトの友人 : ユーリー・ソローキン
  公爵(バチルドの父) : パータ・チヒクヴィシヴィリ
  バチルド(アルブレヒトの婚約者) : マイア・アルパイーゼ
  ハンス(森番) : イラクリ・バフターゼ ダヴィト・アナネリ 
  ジゼルの友人 : アンナ・ムラデーリ,ニーノ・ゴグア
              ニーノ・マティアシヴィリ,エカテリーナ・スルマーワ
              ニーノ・アルブタシヴィリ,エカテリーナ・シャヴリアシヴィリ
  パ・ド・シス : テオーナ・アホバーゼ,ニーノ・マハシヴィリ
              ラーナ・ムゲブリシヴィリ,リーリ・ラバーゼ
              ワシル・アフメテリ,オタール・ヘラシヴィリ
  ミルタ(ウィリの女王) : ラリ・カンデラキ
  ウィリたち : ニーノ・ゴグア,アンナ・ムラデーリ 

2回目のジゼルでした。観るごとに関心します。いろんな意味で・・・
それは、物足りない脇役陣。パ・ド・シスはやはり今日も楽しく無い。美しい筈の2幕は所々破たんしかけており残念な気がする。カンデラキはだいぶ疲れてきているし、有ろう筈が無い不安定さ(・・の中でもジャンプの高さは一品)。とってもネガティブな話を先にしました。もちろん逆の話をしたい為ですし、先日も書いた通りに、『いっぱいの幸福感』は、今日もわたしの気持ちの受け皿が許す限りで、受け取る事ができたと自負します。稀有なバレリーナで有る事は、あの会場の温かさを観れば一目瞭然でしょう。私の前では、若い女性数人が手を振り歓声を上げておりましたし、それに気付いたニーナは投げキッスで答えている。女性、男性が放つブラーヴォの声は鳴りやむ事が無く、ウヴァーロフは愛しげにニーナの手を握り、尊敬の念を示し、何度もニーナに寄り添っていました。温かい。本当に嬉しい。

さて本題ですが、
楽曲も前回聞いていて慣れてきている様です。オケのテンポは、マエストロ、ダヴィド・ムケリアは気持ち良い。出だしの間の取り方は、とても素敵な感じがしますし、一揆に弦が鳴り止まり、間が空く。良い感じ・・一瞬今日のオケはとっても素敵に感じたのも確か。・・がフルートがダメだった。ここは致命的。なんで外すかな・・・。あと時々チューバと思われるが、低音でとてつもない音を出していたのが残念であり少し悲しい。また外れました。
今日の席は、上手側・・そうジゼルは今まで下手側でしか観た事無かった為に、少し楽しみにしておりました。ミルタ側からの視界は初めてでしたし、どんな表情でアルブレヒトを庇っているのか? 花占いの時のアルブレヒトに向ける表情、ハンスから逃げるときの顔・・等など。とっても良く見えました。そもそもジゼルは遠目から2幕の白のバレエを美しさを楽しむ事が多いのですが、ジゼルファーストコンタクトが、ルジマトフ・シェスタコワのインパクトにやられた為、それ以来近くで観る演目になっているのも確か。ましてニーナ&ウヴァーロフだけに今回のそうだったし、当たっていた。
1幕、心臓が苦しくなったジゼルはアルブレヒトが心配する中、平静を装う。ウヴァーロフの優しさに満ちた指先が、ジゼルを抱く。ここやっぱり素敵でした。どうしようも無いのですが胸がきゅんとくる。
しばらくして、母が登場し「ジゼルは何処?」って言う時にアルブレヒトの大きな体に隠れている、少女みたいな顔、演技。愛らしいニーナはいたずらっ子の様に母の心配に「私、恋をしての・・」って答えている様。でも母は気遣いからウィリ伝説とジゼルの体の事をいたずらに誇張してしまう。この母、少し大げさですが母心からですね♪ 説明に一生懸命になる母は周りが目に入らずに居るが、ジゼルは「私は大丈夫よ」って、ここで母は正気に戻されて、「そうね」って変な納得をしてしまいます。大きなウヴァーロフに隠れる、いたずらなニーナの顔は忘れる事が出来ません。
角笛を鳴らしたハンスは、アルブレヒトに一矢報いる手はず。ヌレエフパトリス・バール版では、ハンスとアルブレヒトが無言の対峙をし、意味をジゼルは瞬間的に察します。・・がこの版では、笑いで一応誤魔化して見せるアルブレヒト。恋人である筈が、ジゼルにとって雲の上の存在・バチルドの婚約者で有る事を確信する。一気に絡み合う運命とジゼルの気持ち。アルブレヒトが手にキスしようとした瞬間(・・そう、今日はあの対角線上の席でした)ジゼルはただただ、気力だけで2人の繋がれた手と手の間に割り込み、「わたしのアルブレヒト」で有る事を・・・・確認する部分を、改めて正面から拝見したのです。「感動的」以外に言葉が見つかる筈もありません。(今日は観点が違う)壊れゆくジゼルを見たハンスの苦悩。ここに注目した日は初めてでした。これだけハンスの後悔を観た事が有りませんでした。ここからは今日のポイントですが、ウヴァーロフのすさましいばかりの勢い。初めて観ました。怒っている。気が狂わんばかりに。憤怒の形相はジゼルを失った愛ゆえなのか?それともハンスと自身へ向けたものか? 上手く書き言葉では表現は出来ないのですが、双方で納得しております。凄かったです。あんなにノーブルを体現したダンサーであるウヴァーロフが、あの形相。
1幕は長い幕でした。

2幕の始まりです。
ミルタ・カンデラキの様子がおかしい。疲れなのでしょうか? 跳躍力はやはり素晴らしいのですが、観た事が無い程の不安定さ。ハードな移動と舞台でしょう。日本の公演が劇団にとって大きな収入になると嬉しいのですが、JAさんももう少しゆっくり体調調整出来る様にしてほしい・・なんてファンは勝手に思ってしまいます。もちろん、男性・女性問わず、とくにニーナとウヴァーロフも心配ですが、屈指の美しさを持ったジゼル2幕は完璧にこなしておられました。
ミルタが対角線上に並んだウィリ達の先頭での表情。ハンスが必死になって許しを乞う姿。とっても感情が出ていてイラクリ・バフターゼが好きになりました。
2幕アダージョでは、転調して長調になる部分。ジゼルが、空気より軽く飛び跳ねている姿が残ります。ニーナは確かに少し抑えている様ですが、あの部分だけは素晴らしいし、軽い。もう『空気感』って言える。ニーナが書いている通り、2幕ウィリになったジゼルは未だ間の存在。人間の様に有機的でもなく、良く有りがちな無機的でも無い。 当たりです。
一番好きな場面が続きます。
2幕は短い幕でした。

最後アルブレヒトは、長い長い・・ここはエピローグとしても成り立っている様に感じますが・・感謝の念をジゼルとウィリ、ミルタへ迄も、送っている様にさえ感じます。多分、この後アルブレヒトの幸せを、ジゼルは祈ったのでしょう・・・っていう事まで考えさせる演目でした。ジゼルの公演は終わりました。また観てみたいし、来日でこの演目を持って来てくれるのであれば、ニーナ&ウヴァーロフでは無く、グルジアバレエで見せて下さい・・とも感じます。欲張りな私はニーナ&ウヴァーロフでも観たい気持ちも入り混じりますが・・・。

今日も長い長いカーテンコールでした。
やっぱり最後までスタンディングで会場は溢れています。
わたしの様なと言うと、歴史を持った人も多いと思うので失礼と考えますが、熱心に応援するファンに支えられているニーナとしっかりと舞台を紡ぐウヴァーロフに送られていた感謝は、わたしも同じと思います。

ああ今日が終わり、最後の1回は14日です
まだ途中ですが、JAさんにはいつもながら感謝、でもオケなんとかしてほしい♪

2010年3月6日土曜日

3/5 ロミオとジュリエット アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ




本日は、仕事が休みなのでゆっくりとバレエに行ける日。って思っておりましたが、昨日からの寝不足がたたり、また昨日眠れなくて午後まで眠ってしまい、ギリギリ間に合ったって感じです。CDでも買ってから、また本でも見ながらって思っておりましたが、残念。 でも今日は東京20℃ って本当に温かいし、すっかり季節が変わりましたね♪ 春かも。 少し寒い日と交互で体調を崩さない様に元気に頑張ります。



≪ロミオとジュリエット≫  全 3 幕  
2010年3月5日(金) 18:30~21:30  



音楽 : セルゲイ・プロコフィエフ
台本 : レオニード・ラヴロフスキー,
セルゲイ・プロコフィエフ,セルゲイ・ラドロフ
振付 : レオニード・ラヴロフスキー
振付改訂 : ミハイル・ラヴロフスキー
振付改訂補佐 : ドミートリー・コルネーエフ,イリーナ・イワノワ
アレクセイ・ファジェーチェフ
装置 : ダヴィッド・モナヴァルディサシヴィリ
衣裳 : ヴャチェスラフ・オークネフ
衣裳デザイン補佐 : ナティヤ・シルビラーゼ
照明 : ジョン・B・リード
照明デザイン補佐 : アミラン・アナネッリ
舞台監督 : ニアラ・ゴジアシヴィリ
指揮 : ダヴィド・ムケリア
管弦楽 : 東京ニューシティ管弦楽団



<出  演>  


ジュリエット: ニーナ・アナニアシヴィリ
ロミオ:アンドレイ・ウヴァーロフ
ティボルト(キャピュレット卿夫人の甥):イラクリ・バフターゼ
マキューシオ(ロミオの友人)  :岩田守弘
ヴェローナの太守:パータ・チヒクヴィシヴィリ
キャピュレット卿(ジュリエットの父):ユーリー・ソローキン
キャピュレット卿夫人:ニーノ・オチアウーリ
ジュリエットの乳母:タチヤーナ・バフターゼ
パリス(ジュリエットの婚約者) :ワシル・アフメテリ
パリスの小姓:テオーナ・ベドシヴィリ
ローレンス神父:パータ・チヒクヴィシヴィリ
ジュリエットの友人:ラリ・カンデラキ
吟遊詩人/道化:ヤサウイ・メルガリーエフ
モンタギュー卿(ロミオの父):マヌシャール・シハルリーゼ
ベンヴォーリオ(ロミオの友人) :ゲオルギー・ムシヴェニエラーゼ
居酒屋の主人:ニカ・ジャイアニ



『ロミオとジュリエット』は私にとって特別な演目です
またジュリエット・ダンサーは私にとって女神と同意語



今日もその女神を探しに上野に出かけました。・・って、少し大げさな表現ですが偽らざる気持ちですし、こう書きたい程好きなのです。プロコフィエフの壮大な楽曲の上でダンサーの力量が試されます。友情、仇、決闘、歓喜、饗遊、愛、試練、絶望、一縷の望み、悲嘆、無・・。 どの語彙を組み合わせても足りない演目だと考えます。今回のラヴロフスキー版は、レオニード・ラヴロフスキーの長い振り付けを、息子?のミハイルが改訂し、たぶんですが、アレクセイ・ファジェーチェフ他補佐がグルジア・バレエ団用に少しいじっている感じがします。ファジェーチェフはドン・キホーテなどの改訂も、団に合った短縮版を手掛けておりますが、実はあまりにカットしすぎる傾向が、少し物足りなさを感じる部分があります。これを余韻と考えるか、ダメダメと考えるかは個人の感覚の問題なのかもしれません。ところで今回、ファジェーチェフがキャピュレット卿に扮している錯覚に陥りました。舞台で今まで見た事がないのですが、写真でよく見ておりました関係で、そう感じてしまいましたが、やっぱり錯覚!



結果から言うと、奇跡的な昨日の『ジゼル』と、超奇跡的な本日の『ロミオとジュリエット』でした。



ジュリエット・ロミオ・マキューシオ、ティボルト(偉そうな役作りも負けてないし)、パリス(上品だし)のキャラクターがはっきりと判る。(初めての版だったけどはまりました) それぞれのシーンで、ダンサーたちは素晴らしいパフォーマンス。感情表現が観客に移入され、直球で表現したい気持ちで会場を包みました。マキューシオの岩田さん、今日は少しだけだけど、浮いている感はあったものの、技術、演技の真髄は、以前見た通り、上品な中にもコケティッシュな表情(これがまた豊か)、役作りへのエッセンスがいっぱい。回を重ねれば大丈夫なのでしょうね♪ この3人でのとてもゴージャスな『ロミオとジュリエット』は、後にももう実現出来ない程の舞台なのかもしれません。完成度・・と意味ではもちろん無く・・はグルジア・バレエはソロイストの絶対的な数の不足、コールの力量、(個人的には衣装のセンス)、予算(ここは大事)・・など課題は抱えている筈。 でもニーナとウヴァーロフが、この3時間を完全に掌握し、魅せつけた結果でした。(でもロミオが出ていない、ジュリエットが出ていない時も素晴らしい舞台である事を付加しておきます。一丸となっていた事は確か!) もちろん、結果に対してジゼル以上の、カーテンコールと、拍手、ブラボー、スタンディングオベーション、会場は、ニーナの気持ちに応え、ウヴァーロフの演技の満足し、惜しみない感謝で包まれ終了しました。



疲れた・・疲労感はピークに達して、このBLOGも2回目の翌日更新となりました。(途中まで昨日書いたのですが、ダウン) 本当に満足してて、でまちできる状態でも無く、十分な睡眠をとりました。
でもダヴィド・ムケリアさんはとてもきつかったと思います。東京ニューシティ管弦楽団は最近あまりはずれがなかったと思うのですが、今日は大切な処(いっぱいあるから、逆に浮き彫りって事かもしれませんが)でやってしまっていた感がありました。



本題ですが、
いつもオケの始まりとともに、高揚します
ロミオが広場の立派な彫像前でぼんやり。彫像もでかいがウヴァーロフもでかい。しばらく間延びがあり、町の風景が展開される。モンタギューグループは一段、通りから下がった広場で楽しんでいる。そこへ、抗争相手のキャピュレットグループ。諍いがはじまる。凄い迫力。必要以上に狭い舞台をセッティングして、その中での剣を使った抗争。 実際刺すシーンも演じ切れている。そこへキャピュレット卿、モンタギュー卿がでかい剣を持って登場し、備えている模様。パリスも登場してしまった。 ヴェローナの太守登場。(ここのシーンが良く理解出来ない場合あり。ストーリは先読みしておかないと迷います) 太守護衛の公示は『ヴェローナの大通りでは剣の使用禁止』を提示しているだけ。一応太守の登場もあって、休止しているものの、公示を読むだけ読み、諍いがまた始まる。ここは死体を片づける事も無く、スポットがあてられません。マクミランはこの互いの執念に、あの音を割り当てましたし、インパクトは両家の確執の深さを象徴する事となっていた。舞台は一度幕を下ろし、キャピュレット家の中、支柱いっぱいの豪邸。そこでは女性たちのドレスの準備と品定め。あともてもてのティボルト。舞踏会の準備は下人たちによって進められ、乳母は必要以上に仕切っている。って乳母の位置づけがいまいち理解不能。



2場の始まり。
ジュリエットは舞踏会で着るドレスに着替えないで無邪気に遊んでいます(やっぱりここでも)。 ジュリエットでした、ニーナは。



ジゼルの登場でも感じた若さ、無邪気さはやっぱり思っていた通り。既にわたしの体は緊張感でいっぱい。期待が膨らむ。
またまた暗転、「通りから下がった広場」の光の色を変えてキャピュレット家の内部。騎士達はあの荘厳なテーマの始まり。振り付けは素敵でした。最初騎士たちが手に持つクッションの意味が判りませんでした。「なに?」 進むうちに女性がひざまずきます。その前に騎士はさっ・・とクッションを差し出す。そうか・・って振付。
既に入っているはずのロミオ一行がいない。迷子? その間に騎士たちの踊りが終わり、パリスとジュリエットは決められた進行表通りに、一応お披露目している。やっと登場した一行。いきなり見つめてはしゃぎだしてしまうロミオ。「あの女性は?」 って言葉が聞こえます。
少しだけ我慢して、周りを伺った後、ロミオは待ち切れずにジュリエットのもとへ、宴もたけなわになり、誰が何処に居ることも不明。そんな中、ロミオとジュリエットの出会いのパ・ド・ドゥが始まる。舞台は2人の為に中央天井付近から下ろされた小さな半円型の幕が2人のバックとなり、世界観を表現。わきから見える宴は今も進行中。ほんの挨拶代り・・であるはずが。 そこへ酔っぱらったティボルトが見つけ不審者と言うべき見知らぬ客人へ・・・そうジュリエットはパリスへ嫁ぐ身なのだから、って感じ。 ジュリエットは夢中。パリスは完全に視線から外されてしまった。
ニーナとウヴァーロフの創り上げる世界観はここで既に予測を超えた。ウヴァーロフがジュリエットを見る目は切なすぎる(表現が違いますがそう見えた)。ティボルトが現れてから、そうそうに逃げ帰る侵入者の3人。話題に上がっていた不審者について・・・ティボルトから直接聞いて驚いた乳母がジュリエットに真相を話す・・ショック!。 聞いてしまったジュリエットの理性と感情が互いに喧嘩し、理解を拒絶して入り混じる場面は、忘れられません。深い。 ブラーヴォ♪ 
宴は掃け、帰宅する人にもジョークを飛ばす事無く、「バルコニー」の楽曲が鳴りだす。「バルコニーの無いシーン」が始まる。これはヌレエフ版でもそうだった階段が世界を分けているセット。心に残った振付は、ロミオが後向きでジュリエットの膝を持ち高くリフトする振付。会場全体を見渡せ、高い位置から演技するニーナは凄かった。 1幕の終了です。 今日はもう少し今日は寒い方が良かったかもしれません。体の熱が冷めません。



2幕の始まりです
喧騒、喧嘩、ところが以外と静かな始まり。ジュリエットからの求婚の手紙をさらっと受け取ったロミオは、神父の許へ・・・。リアル現世の象徴・ユリの花、儚さの象徴・頭蓋骨しか無い神父のもとへ懇願するロミオが可愛い。もう2人を止められないし、思いも合致した神父は2人を祝う。 式の場面では長い長いアラベスクをキープしたニーナに拍手がまき起こった。わたしは、頭の中だけに抑えました。見事。
広場では既に喧嘩が始まっており、剣が持ち出されている。
ジュリエットとの結婚を機に、許しとも言うべき「理性」も持ち帰ったロミオは、堅い決意で、敵であった筈のティボルトへの愛を示し、また諍いをなくす決意を表現する。ここは男性にとってのポイント。ウヴァーロフは見事に演じている。上手い。引くところはジュリエットとの愛の為に折れ、仲間には強い威厳で仲裁する。この後の事を鑑みると心が痛む。
ロミオが調子ずくマキューシオを止めた瞬間、ティボルトはマキューシオに剣を突き刺す。岩田さんが光る。この後の長い長い苦悩と死に向かう体現。
ここ大事な部分ですが、死が友人たちを分かつ瞬間、ウヴァーロフの演技とロミオの解釈。
このロミオは自身の決意を引きずっている様に感じました。死によって感情が決意の線を越えた瞬間が無い様に感じました。なぜだろう? たくさんの人間が復讐の流れを作り上げ、まるでロミオは意思とは関係無しに操られている様にすら感じます。なにか大きい力がロミオを突き動かし、理性とは無縁な部分とも思えた(彼の顔つきからすると違うのかもしれません・・・)
結局は運命に翻弄さた様に見えるが、両家を結び付けるだけの強い星を持ったロミオだけに、本人にとって底知れぬ試練が襲いかかってくる台本が見事としか言いようが無い。
キャピュレット卿夫人は狂乱状態。ティボルトが担架で運ばれる中、キャピュレット夫人も一緒にのってしまった。 意表を突いた
やはりロミオとジュリエットは胸が詰まります。



終幕の始まりです(終幕は1場~5場、エピローグで組み立てられております)
寝室のパ・ド・ドゥ。実はあまりの衝撃の為かあまり覚えておりません(もう一度観ますので今度は書きます)。わたし、涙が流れていた事は確かです。ロミオは下手のバルコニーから抜け出し、マントヴァへ旅立ちました。何度も何度も出て行った先を見ているジュリエット。承諾する意思確認の為にキャピュレット夫妻、パリスがジュリエットの部屋を訪れますが、着替えもしないジュリエット、はっきり返事しない娘へのいら立ちがリアル。理由も判らず命令だけを告げる父。
ジュリエットの苦悩が会場の感情を包んでいるよう。
マクミランでは静。ラヴロフスキ版では動。苦悩するジュリエットが見事でした。
意思を決めるべく思いついたジュリエットは、神父の庵へ向かいます。大きいショールを掛けただけで家を飛び出すこの思いは、皆無と思っていたジュリエットに一縷の救い与えられた喜びにすら見えました。
2場、神父の庵に着いたジュリエットは、打ち明ける為に時間を要します。告白出来ないでいるジュリエットに苦しささえ覚えます。ついに神父に告白したジュリエットが授けられる事。恐ろしくもあり希望とも取れる神父の案に勇気を出す、男前さ。
3場、結婚の承諾をジュリエットは両親にします。早速パリスが呼ばれて嬉しそうにジュリエットと踊りますが、そこに居るジュリエットは人間の姿をしているものの、「こころ」はありません。試練、絶望全てを一縷の望みに懸けている決意は、唯一「いま心をなくす事」、あるのは全てロミオの為。
「すべて無い」を見事な迄に、ニーナが演じ切ります。
セクハラパリス(ここもパリス役が見事)はエスカレートし、一瞬我に返ったジュリエットは完璧拒絶。
紳士であるパリスも、気づきここは引き、明日に備えるようでした (彼、ほんとは紳士とは程多い演出です)
4場、散々葛藤したジュリエットが神父からの薬を、迷う事無く飲み干します。どれと比べても大げさでは無いすごくシンプルな最低限の演技。でも凄い。 翌日朝友人たち、乳母がジュリエットの部屋を訪れ、起きないジュリエットに怪訝な乳母。両親もパリス迄も部屋に入って来てジュリエットを待ちます。ここはパリスが入ってくるべき部屋じゃ無いよ・・って言ってほしい!。 乳母が死を知らせます。瞬間的に舞台が暗転。
マントヴァではロミオがジュリエットに会えない苦しみが見事に表現されている。 もうここは私的にウヴァーロフの今日一番の凄さを感じたところ。苦しみが胸を覆ってしまいました。もうここだけでも十分ですが、ジュリエットの死の知らせがくる。ロミオは凄い形相になって走る。
暗転のあと5場は、葬儀が行われています。舞台中央に見た事の無い位に大きな石棺が設置されており、ジュリエットが運ばれています。町中が泣いている。赤い服も、ターコイズブルーの服も、黄色も・・みんな。
葬儀が終わりみんな帰ってしまいました。そうパリスも残っておりません。葬儀後に到着したロミオはジュリエットが安置された大きな石の台の上に駆け上がり死のパ・ド・ドゥが始まります。既に硬直したジュリエットのからだは、見慣れているロミオの意思通りには動かずに悲嘆だけが舞台を包みこみ、あっさり終わり、迫真の演技の中でロミオは毒薬の瓶を取り出し一気にジュリエットの許へ・・・。
ジュリエットが回復してしまいます。(上過ぎて見えないよ!)
ロミオの死を瞬間的に気づいたジュリエットの絶望、表情からは、あ~一縷の望みさえ消えていた。
抱き寄せ、絶望と狂乱の姿を垣間見せた。
ロミオが飲んだ筈の瓶を見つけ飲み込むが、これでもかと言う位の苦しさ。
短剣で一気にジュリエットは果てる
石棺の大きな階段をで2人は果てていたのですが、痛く無かったでしょうか?
怪我しないでね
エピローグが付いている。
モンタギュー卿とキャピュレット卿は、ロミオとジュリエットの持っていた運命を実行した。

文化会館は終了ですね

お疲れ様です
あと、ゆうぽうとの3/10にジゼル、3/14・ロミオとジュリエットが残っております
JAさんのサイトもUP楽しみです
ですが、昨日も書きましたが、最後、音楽が終わらないのに、早く幕引かないで・・・ 観客は拍手するタイミングを完全に外してしまった。
多分10列以降では聞き取れなかったと思いますが、余韻が無かったのは勿体ないです

我ながら、言葉にすると陳腐になる様です
語彙が適切で無い部分は劇場で感じた事を自身の引き出しから選んで見ているのですが、上手くいかないし不満
でもわたしの気持ちは書きました
とにかく『ジュリエット・ダンサーは私にとって女神』は2人目エントリー完了でした。
って言いつつ現役は1人ですが・・

2010年3月5日金曜日

3/5 ボリショイ&マリインスキー・バレエ合同公演

2007年の興奮再び!ボリショイ&マリインスキー・バレエ合同公演!
と銘打って、JAさんのサイトにアップされた様です。


≪予定キャスト≫
【ボリショイ・バレエ】
芸術監督:ユーリー・ブルラーカ
スヴェトラーナ・ザハーロワ
マリーヤ・アレクサンドロワ (JAさん。サイトはアリーヤになっているよ!)
ナターリヤ・オーシポワ
アンジェリーナ・ヴォロンツォーワ
ミハイル・ロブーヒン
アレクサンドル・ヴォロチコフ
イワン・ワシーリエフ
アルチョム・オフチャレンコ


【マリインスキー・バレエ】
芸術監督:ユーリー・ファテーエフ
ウリヤーナ・ロパートキナ
ディアナ・ヴィシニョーワ
ヴィクトリア・テリョーシキナ
アリーナ・ソーモワ
アンドリアン・ファジェーエフ
レオニード・サラファーノフ
ウラジーミル・シクリャローフ
イーゴリ・コールプ

昨日、うろ覚えの書きかたをしていました。まことに失礼いたしました
JAさんのサイト(上のリンク)で確認できますよ

双方、稚拙なわたしは芸術監督を全然知りません
たぶん名のある方なのでしょうか、まずは演目楽しみにする事としましょう!

2010年3月4日木曜日

3/3 ジゼル アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ




本日は、たぶん今年一番楽しみにしていたニーナの舞台でした。文化会館とゆうぽうとで、それも土日主体の全5回の公演。間が空いて寂しさもありますが、まずは今後の事も鑑み理解しようと思いました。公演が行われれば私は満足ですし、なにせニーナ&ウヴァーロフの最高のコンビです。ファジェーチェフ版のジゼルは初見ですが、私にとって良い舞台になるのは事実 ・・ だと思い上野へ・・・・

JAからの抜粋:

≪ジ ゼ ル≫  全 2 幕  (2時間15分)

2010年3月3日(水) 19:00~21:15  
2010年3月10日(水) 19:00~21:15  

音楽 :  アドルフ・アダン
台本 :  テオフィル・ゴーチエ,
ジュール=アンリ・ヴェルノワ・ド・サン=ジョルジュ
振付 :  ジャン・コラーリ,ジュール・ペロー,
        マリウス・プティパ
振付改訂:アレクセイ・ファジェーチェフ
改訂振付補佐:タチヤーナ・ラストルグーエワ
装置・衣裳:ヴャチェスラフ・オークネフ
照明:  パウル・ヴィダル・サーヴァラング
指揮:  ダヴィド・ムケリア
管弦楽: 東京ニューシティ管弦楽団

<出  演>
ジゼル : ニーナ・アナニアシヴィリ
アルブレヒト : アンドレイ・ウヴァーロフ
ベルタ(ジゼルの母) : テオーナ・チャルクヴィアーニ
アルブレヒトの友人 : ユーリー・ソローキン
公爵(バチルドの父) : パータ・チヒクヴィシヴィリ
バチルド(アルブレヒトの婚約者) : マイア・アルパイーゼ
ハンス(森番) : イラクリ・バフターゼ
ジゼルの友人 : アンナ・ムラデーリ,ニーノ・ゴグア
            ニーノ・マティアシヴィリ,エカテリーナ・スルマーワ
            ニーノ・アルブタシヴィリ,エカテリーナ・シャヴリアシヴィリ
パ・ド・シス : テオーナ・アホバーゼ,ニーノ・マハシヴィリ
            ラーナ・ムゲブリシヴィリ,リーリ・ラバーゼ
            ワシル・アフメテリ,オタール・ヘラシヴィリ
ミルタ(ウィリの女王) : ラリ・カンデラキ
ウィリたち : ニーノ・ゴグア,アンナ・ムラデーリ 
(2幕目から誰かが変わったようです。アナウンスが有ったのですが聞き取れませんでした)

待ちにまって、ついに始まりました。こんなに幸せを頂けた『ジゼル』初めて。また2時間15分+長い長いカーテンコールとニーナ&ウヴァーロフの幸せそうな顔。またまた全然合わないJAさんとの幕引きタイミング。 花束を持ち、閉まり行くカーテンへ向けて歩く、残念そうな(忘れられない)顔のニーナ。レヴェランスが慣れてないダンサー?って感じって言うより、ニーナに気を使う団員。それを気遣いで返す主役。 でも思わずスタンディングオベーションとブラボーコール。上野から電車に乗ってもうるうる来てる程、またにやにやが思い出される・・これが今日の感想でした。 ほんとうに本当に幸せ♪

ファジェーチェフ版は、楽曲の構成もかなり違っていました。きちんと説明は出来ないのですが・・・ ごめんなさい。ダヴィド・ムケリアさんは、グルジア、バトゥーミ歌劇場の芸術監督と主席指揮者なのだそうです。 緩急自在に鳴らすタクは、トパ・ド・シスで初めてゆっくりした間を取った音が鳴りました。”そう言う事?”って感じながら、パ・ド・シスを観ていたのですが、少し無理があった。 でも次のタイミングは、アルブレヒト&ジゼルのパ・ド・ドゥで・・もうぴったり。こんな遅いテンポで、2人の気持ちが音の間と重なり合い、気持ち良い。 ヴァリエーションでも緩急のテンポは見事。音楽的な感受性を持ったダンサーにとっては、面白味のあるマエストロでしょう。

1幕村の風景で、ジビエの差し入れをベルタに渡すハンス。おお~いきなりの具体性。「ジゼルは居る?」、応対した母は居留守で断ってしまった。イラクリ・バフターゼは端正な顔だち。舞台が狭い。 アルブレヒトの登場です。友人は気にしています・・もちろんその姿をこれからの行動。剣とマントを隠すのは友人の役目。ジゼルの家の横の空き家に隠すのが常と私は思っておりましたが、なんと・・人が住んでいたし、出てきてしまった。女性だ。 住人は「そんな・・そんな危険物は預かれないわ」、考えるアルブレヒトは「そうだ、お金で解決!」って事で、友人が住人にお金を渡して完了。少しゴージャスなアルブレヒトが、家のドアをノックした。とても若々しい、愛らしいニーナの登場。元気、陽気、ポジティブな言葉が全て当てはまるニーナのジゼル。 恋をしてしまう予感も少ししつつ、セーブする”こころ”を見事に演じている。 パンフレットに『ニーナはシャンデリア』(内容は全然違います。人間性について書かれております)と言う記事が出ていましたが、それはあたり♪  
ハンスへの嫌悪感とアルブレヒトへの恋心。花占いの結果にでも気にならないくらい幸せ感。 もう止まらない・・気持ちがだんだん増していく。 オケは今日は本当に及第点?。今日はとくにオーボエ(だけは)が素敵な音を出していました。村娘たちとダンスにふけるジゼル。胸が苦しくなる。その様子を細やかな視線でみてたアルブレヒトは、ジゼルへ問いかける、またもうこれ以上無いくらいに優しく抱きよせる。 なんと優しさに満ちた腕。抱きかた。大好きなニーナに向ける楽しそうな笑顔のウヴァーロフ。ほんとうにこのペアは前回のグルジアでも見た通り、良いです。大好きです。ウヴァーロフは一番楽しそうに、またまごころを以って対するのは彼女が一番なのかって、少なくともわたしはそう感じます(ってそんなに観ているわけでもありませんが・・すみません!)

貴族の一行様に休憩場所を探し近づく。ハンスは気づきアルブレヒトが隠した剣を、家宅侵入して見つけ出し裏に隠しました(少しやばいです)。バチルドと父・侯爵は、家の前庭でワインを振舞われしばしの休憩、家来達にも休憩を・・。でもバチルドを選択しないアルブレヒトはなんか分るような・・・。 ネックレスを貰いダンスを披露する筈では?? って思ってたらさっさと家の中へ入っていくバチルドと父。村娘たちと楽しげに湧き立ちそうな瞬間・・様子を伺っていたハンスが、ジゼルとアルブレヒトの間に、間髪切れずに割って入る。うやうやしくも・・一礼。貴族に対するわざとらしい慇懃な態度に、怪訝な表情を浮かべるジゼルへハンスは、「こいつは・・」って声が聞こえる位に激白してしまった。「これでジゼルも、あいつを諦めるはず」と言いたげなハンスに、ジゼルは全く信じないし、アルブレヒトも一応とぼけるから、激情してしまったハンス。(ここの物語はみんな上手かった)。 合図で貴族達が集まってくる、状況的に追い込まれた。開き直っても素敵に見えるアルブレヒトはバチルドに「ご機嫌いかが?」って話している様子。斜め後ろのジゼルは既に壊れかけ。先ほどのハンスの激白は言葉で否定しても、心では理解している。納得は出来ないが事実として現実を受け入れ始めた瞬間だった為に、この様子がトリガーとなってしまった。ジゼルが変わる。顔が変わる。 あっちを見たり、上を見たり、目線が決まらない。ほんとうに判らないときって「こうなる」って説得力。 さっき迄の愛らしさは無くなり、空を見つめ、信じかけたアルブレヒトにすがり、「私を愛している」と無理にこころを再構成している。できる筈も無く、無理を重ね壊れ、顔つきが変わり、アルブレヒトもハンス迄もスパイラルにはまってしまう。 「あ~こんな筈では・・」って思いもハンスの心が見えてしまう。取りとめも無くジゼルが変わっていく姿をアルブレヒトは見つめ、またハンスも青ざめ、物証となった剣を振り回すジゼルを止める為にハンスは、素手で(腕ではなく)剣を取り上げてしまう。(凄い)もうここまでで私はうるうるでした。死に逝くジゼルがアルブレヒトへの愛を確かめる為に命をかけ失った。

2幕の始まりです。聞きなれない楽曲順。
ミルタのラリ・カンデラキはやっぱり上手いと思いました。わたしは好きなタイプです。怖げな顔も似合いますし、キトリも素敵でしたし。でも少しスタミナ不足なのでしょうか・・今回は。 だいぶ息が上がっていたように感じました。ジゼルの2幕は大好きな幕です。本当にって言うか、以前一番素敵なアダージョだと書きました。そうです、「ジゼルがウィリとなる」部分からが好きなのですが、2幕全体が最近では好きです。 ニーナの身体能力は見た目、衰えを知らない様です。 ジゼルがウィリとなり、ソロが始まります。アラベスクのキープ力と美しさ。パ・ド・ドゥではウヴァーロフとのこれぞ相乗効果。 パ・ド・ブレが絶品、パンシェが美しい、もともと彼女のポール・ド・ブラが大好きなわたしは、ひとつひとつの情景がこころに残りました。 少しJAさんの紹介でもあった機械。(電気の線を合わせて人魂を作る装置、らしいです。) おもしろい効果。 また空を飛ぶウィリ。 少し間のあいてしまった舞台。
 パ・ド・ドゥそれに続くヴァリエーション、ウヴァーロフは倒れこみながらも、拍手に上体だけを起こして答えていましたし、気持ちが嬉しい。 サポートで空を駆けるジゼル。でもジゼルヴァリエーションの時のフォーメーションが悪いのか、舞台が狭いのか?、少し詰まる場面が多い様に感じてしまう。せっかくの舞台なのに・・・♪
鐘の音が響き、朝を知らせます。光だけじゃ無く、音でも。 ジゼルは別れを告げ、またアルブレヒトに花をささげに再び現れ、彼もまた幸せに光とともに包まれ、貰った花を抱えて愛しい人を思います。悲しみでだけで終わらないファジェーチェフ版が少しすきになります。 ほんとうにこれで良かったと思える、またいろいろある『ジゼル』でした。

最初に書いた通りに、こんな幸せな『ジゼル』って良いですね。それとやっぱり書くべきはニーナの人間性なのでしょう。ウヴァーロフの顔は愛でいっぱいですし、感情移入・迫力は何処で見る彼の舞台より素敵でした。団員全員はニーナの舞台である事を知り、彼女に対しての気遣いと、彼女の気遣い。メンバーへ花束から一輪渡している。ウヴァーロフはニーナに花束を捧げます。みんな彼女に戻っていく。 ここには幸福のスパイラルが有る感じがします。確かにコール・ドは上手いとは言い難いし、ソロのヴァリエーションのそう・・なのですが、拍手が鳴りやまないし、スタンディングオベーションは多い。(私もその1人) あっさり終わってしまう舞台も多い中、ニーナは特別。
そういえば、アンケート用紙、今日も書きませんでしたが、こんな項目が・・・
「今後、ニーナ・アナニアシヴィリに踊って欲しい演目は?」 ってこれって普通ではないですよね♪
愛されているバレリーナの証拠♪
「続けて頂ける限り、全て観ていたい」が私の答えです。

明後日は、『ロミオとジュリエット』です。

別に、JAさんの次のバレエ記事。 『ボリショイ&マリインスキー合同公演』の出演者の頭出しのちらしが出ていました。覚えている範囲ですが、ボリショイからは、ザハーロワ、マリーヤ・アレクサドロワ、ワシリエフ、ミハイル・ロブーヒンほか、マリインスキーからは、ロパートキナ、ヴィシニョーワ、サラファーノフ、コールプ、ウラジーミル・シクリャローフあたり迄は覚えておりますがほかと書いておきます。なんとも豪華な名前が嬉しいですね。4月に詳細発表と有りましたので楽しみです。

2010年2月21日日曜日

2/21 岩田守弘さんのブログ

「岩田守弘オフィシャルブログ」 は、ロミオとジュリエットで満載。
とっても嬉しい。・・私
その中でも
http://ibashika.exblog.jp/13713625/ に記載されている言葉。

抜粋:
生活面では色々不自由なところもあり
決して裕福ではありません。
でも、人々の心は涙が出るくらい温かいのです。
物が無くても、お金が沢山無くても
お互いに助け合っていて、優しくて、明るく陽気で、

気持ちが伝わります。ここで話題が変わりますが、以前グルジアの公演では募金活動をしたJAさん。
外務省のNewsでは、先日書いた「感染症アラート」、大変な時期と環境で頑張っているニーナのバックグランドを考えるとき、この岩田さんの言葉に救われる思いとなります。
今書きながらでも少しこみ上げます。

ブログを読めばニーナへの愛が感じられます。本当に嬉しい事
この公演が成功することを期待しますし、そうでなければいけません。
少しでもグルジアバレエ団への外貨獲得になる様にファンとして応援したく。

2/21 NHK「芸術劇場」 見れました

NHK「芸術劇場」の録画をやっと見ることが出来ました。
(既に過去放送扱いです→) http://www.nhk.or.jp/art/archive/201002/03music.html

内容は以下となります
「三角帽子」 が以外と面白かったですね♪
以前、ルグリ公演で、ジョゼとアニエス・ルテステュの見たつもりでいましたが、全然感じ方が違いました。?
本当にちゃんと見たのかな? って気になりました
それと「ばらの精」 のイザベル・シアラヴォラ 、初めて見ましたが、エスプリのある方ですね
エミリー・コゼット が苦手な私なので、「牧神の午後」 はあまり好みではありません
・・が、オペラ座はやはり豪華で絢爛でした。少し感動
ヴェロ・パーン指揮は大好きです、あの音が羨ましいです。



■ NHK芸術劇場
2月19日(金)22:30~24:45 NHK教育テレビ

情報コーナー 「バレエ・リュス不滅の魅力」
公演コーナー(1)パリ・オペラ座バレエ『バレエ・リュス・プログラム』

「ばらの精」
  • 振付:ミハイル・フォーキン
  • 音楽:ウェーバー作曲/ベルリオーズ編曲
  • 美術:レオン・バクスト
  • 主演:マチアス・エイマン、イザベル・シアラヴォラ
「牧神の午後」
  • 振付:ワツラフ・ニジンスキー
  • 音楽:クロード・ドビュッシー
  • 美術:レオン・バクスト
  • 主演:ニコラ・ル・リッシュ、エミリー・コゼット
「三角帽子」
  • 振付:レオニード・マシーン
  • 音楽:マヌエル・デ・ファリャ
  • 美術:パブロ・ピカソ
  • 主演:ジョゼ・マルティネズ、マリ・アニエス・ジロ
「ペトルーシカ」
  • 振付:ミハイル・フォーキン
  • 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
  • 美術:アレクサンドル・ブノワ
  • 主演:バンジャマン・ペッシュ、クレールマリ・オスタ、ヤン・ブリダール、ステファン・ファヴォラン


出演:パリ・オペラ座バレエ団
指揮:ヴェロ・パーン
管弦楽:パリ・オペラ座管弦楽団
【収録】2009年12月 パリ・オペラ座 ガルニエ宮

2/21 男子フィギアスケートの点数をチェック

男子フィギアスケートの点数をチェックしてみました。 PCS の各「5項目(*1)」については、高橋さんに軍配ですね! 私的には、4回転が出来る、かつ成功した人に対する評価点が低いと思います。 また、アクセルジャンプの、加点(GOE)についても分かりません。男性でも難しい様で、高橋さん以外は、ほとんど加点なし状態。男性では、4回転でしょうし、女性では、トリプルのアクセルジャンプが、出来ても評価しないISUレギュレーションに疑問かもしれません。 って結局真央ちゃんに金が欲しいので言っている事もありますが・・・・






でもこう見ると(左の図をクリックすると詳細が確認出来ます)、テクニカルな部分では、前回の荒川さんの凄さを感じますね
とにかく、ISUのレギュレーションにより、分析して結果を出されたことと思います

それと気になったのは、会場との一体感に関する部分を見つけることができませんでした
(私のスキル不足のせいですが)
いくら会場を沸かせても、点数に追加出来る項目がない様に見受けられます
しっかりとは調べ切れていないのですが・・・

詳細は

Rule 522
Marking of Single and Pair Short and Free Programs の中で書かれています
また
Rule 612 は Clothing に関する内容迄あるのですね! 面白い!




*1
   SS Skating Skills
   TR Transitions/Linking Footwork & Movement
   PE Performance/Execution
   CH Choreography/Composition
   IN Interpretation


2/21 グルジア&ニーナ from JA

しばらく更新もしていませんでした。バレエはあくまで趣味の範囲なので・・って思いつつ・・とっても仕事がたて込んでおり、チケット争奪戦にも敗退し、とっても悲しい日々です。しばらく禁断症状が続いていた為、今日は、新国立劇場バレエ研修所の「エトワールの道程」を観てまいりましたが、やはり癒すことが出来ず、大好きなCDを探しに新宿の街をうろつきました。

久しぶりだった為か、以前から気になっていた「ラフマニノフ・ピアノ協奏曲」の1,2,3を買ってしまいました。今もBGMで鳴らしながらって感じです。もちろんメジャーなものなので誰にするか迷いましたが、2番はPentaToneレーベルのSACD(これ音が抜群です)にしました。1,3は、ティボーデのピアノに期待した為の選択です。 (素晴らしいです。ティボーデの音)



ところで、本題です。
今年私的に一番の期待♪ 大好きなニーナが、グルジアバレエとして来日しますね。ボリショイの方々と。とっても嬉しい限り。いよいよJAさんのサイトも活気が出てきて嬉しい限り。・・ですが、やはり外務省のサイトのチェックです
感染症危険情報が発出されています。(2010/02/15)
情報としては、「ヴァシャッゼ・グルジア外相の来日」 2009年2月来日してからの状態は進んでいないようです。

でも、JAさんのサイトでも理解出来る通りです(下写真:JAサイトから)

コメントには、
”クラシック・バレエでは男性ダンサーが少なくなる中、バレエ学校では多くの男の子たちが民族の踊りを学んでいます。先生方は、どうにかクラシック・バレエを学ばせようといろいろ考えているのだとか。 ”

と書かれています。
国勢が許さないのでしょうか。

でもこれ以外にも素敵な写真が多数あります。
ジュリエットがますます楽しみになります。
ニーナとウヴァーロフ、それと岩田さんなんとも素敵なキャスティング、JAさんの趣味の良さに打たれます。

それとニーナの素敵な写真でいっぱいなのが、嬉しいです。
監督として、マイクを持つニーナ。子供たちが窓から覗く風景。牧歌的なグルジア。本当に平和であって欲しいと知らないながら感じます。

3月からの公演が楽しみになりますね♪

2010年2月1日月曜日

2/1 ローザンヌ Live雑感

昨日書いた下記でパソコンをTVにつないで、見ておりました
http://liveweb.arte.tv/fr/video/Finale_du_38eme_Prix_de_Lausanne/

何も書けずに寝てしまった。 っていうより、うとうとしながら見ていたのでした。

『マノン』の楽曲が鳴っている・・・気になって目を開けると、誰か分からない2人が「寝室のPDD」を好演していた。 なんとも眠たく見ている気力に欠けました。 全体は、arteの司会者が、審査員さんと楽しげに話しておられますが、なにせ分からないフランス語? ときどきの単語位しか理解不能。語学に堪能だったら・・・ってこんな時に思いますね!

残念です、がまたVIDEOでも見てみたい気がします
雑感としては、
Amuchastegui Cristian Emanuel, のラ・シルフィードのジェームズは、とにかく足さばきの美しさは、びっくりしました。思わず見入ってしまいローザンヌを見ている気がしませんでしたし、ちょっとあのうまさは? って感じです。最後の演技だと記憶しておりましたが、クラッシック部分かな? とにかく群を飛びぬけている感じでした。

あと少し記憶が遠いのですが、日本人男性が上手かった方(多分Kinouchi Shuだと思います。)がいましたし、Sasaki Mariko,のContemporaine Traces soloはとても美しかったです。 この方、3位ぐらいに入っていたような気がします。未だ、サイトをきちんと検索出来ていないのですが、先ほどのエマニュエル君が1位、2位が名前は不明(Mungamba Reina Francisco 多分)ですが、デジレ王子だったようです。

ファイナリストはここから → 
http://lausanne.streamakaci.com/Prix_de_Lausanne_2010_Finalists_list.PDF

見始めた時には、クラシック部門の中間だった為、見れてない人も多いのでこの辺にします。
今度NHKでも見せていただけると思いますので、きちんと報告いたします。
でも『マノン』は意外と素敵でした。

検索したら、下記ありました
http://www.swissinfo.ch/jpn/index.html?cid=8200192

抜粋:1月30日に行われた「第38回ローザンヌ国際バレエコンクール」の準決勝で選ばれた日本人は、佐々木万璃子 ( まりこ) さん、木ノ内周 ( しゅう) 君、アクリ璃嘉 ( ルカ ) 君の3人。明日の決勝に挑戦する。

とありました。
そうなのですね。2人しか確認できておりませんでした。
木ノ内さんは少し残念でしたが、アリをクラシックで演じた彼の体はとてもダンサーとして良い資質と思いました。これからも頑張って欲しいと感じます。アクリ璃嘉さんは改めて確認することとします。
(今からRELOADしてみます)