2007年8月30日木曜日

ロシア・バレエのスターたち Aプロ



今日は、
ボリショイ・バレエ&マリインスキー・バレエ  
『ロシア・バレエのスターたち Aプロ』に行ってきました。

 指揮:パーヴェル・ソローキン,他 Conductors : Pavel Sorokin
  演奏:東京ニューシティ管弦楽団  Tokyo New City Orchestra

   はじまり・・   ・・ ・・・


【ボリショイ・バレエ】
●エスメラルダ  プティパ振付/ドリゴ音楽
エカテリーナ・クリサノワ&ドミートリー・グダーノフ
もともと、『ノートルダム・ド・パリ』(好きな演目です)を題材にした演目で、エスメラルダとフェビュスの第2幕パ・ド・ドゥが踊られました。 エスメラルダは、かなり渋めのモスグリーンの衣装、2幕のパ・ド・ドゥです。コーダではグダーノフのサポートが少し不安定でした。バリエーションが始まってからは、問題なく立て直していました。・・が、カーテンコールのとき、随分と、クリサノワの怒った顔が忘れられません。多分グダーノフがカーテンコールの段取りを間違えたような・・  
クリサノワの感想ですが、特にバリエーションでの小さなタンバリン(黒に長いグリーンと赤のリボン付き)の、音の取り方はとっても素敵でした。トゥで打つ時、最初はタンバリンを確認していましたが、最後の方は客席を見て、余裕さえ感じさせる感じ。なぜパ・ド・ドゥでのあの失敗?って想わせるほどの美しさです。 あととっても仕草がかわいいのが印象です(現実はどうでも)♪

●マグリットマニア  ポーソホフ振付/ベートーヴェン音楽
ネッリ・コバヒーゼ&アルテム・シュピレフスキー
マグリットマニア自体、初見の作品です。2000年初演のベートーヴェンの抜粋で構成されているらしいが、音楽自体が余り記憶から消えている模様。
今回実は、コバヒーゼのジゼルが観たかったのです。 (2005年、カールとのジゼルが話題になっていたので)


マグリットマニアの衣装は、両脇に深いスリットの入りの赤いドレスと白いシャツにサスペンダー付黒フォーマルパンツ、リフトの時間が長かったのが印象的です。コバヒーゼの空気感はとても素敵です。またシュピレフスキーのサポートが軽やかだった印象です。またこの演目初見ですが、ボリショイで一番でした。


●海賊  プティパ振付/ドリゴ音楽
ニーナ・カプツォーワ&アンドレイ・メルクーリエフ
ランケンデムとグルナーラの踊り、昨年の『海賊』はロパートキナで見ましたが、この2人は、またメルクーリエフはなんともかっこ良いです・・はい

●ジゼル  コラーリ振付/アダン音楽
スヴェトラーナ・ルンキナ&ルスラン・スクヴォルツォフ
ルンキナ・スクヴォルツォフ の『ジゼル』アダージョは良かったです。かなりの「ブラボー」コールがかかっており、本当に丁寧に、ていねいに踊ってられました。 アラベスク自体が安定しており見ていてこの短い時間で入り込むことが出来ます。 少しジ~ン・・涙でした。
ルンキナ、これからは少し気になる存在になりそうです。コバヒーゼで無くっても何となく良かった感じがとても幸せです♪

●ファラオの娘  プティパ,ラコット振付/プーニ音楽
マリーヤ・アレクサンドロワ&セルゲイ・フィーリン
第二幕のパ・ド・ドゥ。衣装は紫のチュチュと白地にブルーの胸当て付。特にアレクサンドロワのヴァリエーションは高速かつ複雑なステップがなんとも音楽とマッチしていて綺麗でした。 アレクサンドロワは目を見ると、すごく優しそうな感じがしました。 なんとなく今まで少しきつい系と思っていましたが、カーテンコールのとき、ふっと目が合ったような気がして、優しさがとっても印象的。
また、フィーリンは大好きなダンサーで、やっぱり今回も好きです

●パリの炎  ワイノーネン振付/アサフィエフ音楽
ナターリヤ・オシポワ&イワン・ワシーリエフ
前半・ボリショイ最期のペアの登場です。
オシポワの脚力に・・参りました・・♪ 舞台の上を歩いていないかのう様に空気の中で1人踊っていました。このペアはまだまだ若いのでこれから◎ですね♪ 
2人のトリコロールの衣装は少しどうかと思うけど、特にワシリーエフのヴァリエーションで斜めの角度が観ていてはらはらする程でした。やはりこの企画で初日ボリショイの最期を飾るにふさわしい2人です。 ダンスは第四幕のパ・ド・ドゥ


【マリインスキー・バレエ】
私の稚拙な経験では、マリインスキー引越公演(2006年末)があり、とっても大きな事件でした。
大変美しい大好きなカンパニーです。

●ばらの精  フォーキン振付/ウェーバー音楽
イリーナ・ゴールプ&イーゴリ・コールプ
コールプは少し安定感にかけているような。 そう言えば、ボリショイのトップバッターも危なかったね。しかし少し焼けたゴールプはとっても綺麗で、マリインスキーの大好きな部分を偉観なく発揮♪
コールプのアーム(って言うより筋肉?)はとても美しい印象です。

●ヴェニスの謝肉祭  プティパ振付/プーニ音楽
って為ってるけど、『サタネラ』という演目
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ&ウラジーミル・シクリャローフ
とっても若いとだけしか覚えていません。なにせ次への期待感で・・m(__)m

●3つのグノシエンヌ  マネン振付/サティ音楽
ウリヤーナ・ロパートキナ&イワン・コズロフ
サティの『 グノシエンヌ 第1番』からはじまる、耳慣れた音。生ピアノはアレクサンドラ・ジーリナ。テンポの取り方は好きです。
向かい合って、青いシフォンのドレスのロパートキナ。 立っている時から音楽に乗っています。とっても幻想的な音楽・照明とロパートキナはブルーという感情が、時には硬直し、リフトされ、下りた瞬間から人間に戻る、感性と現実の表現。 完全にダンスだけでこの演目を踊りきった感がします。コズロフは躊躇に無いタイミングでロパートキナをサポートしています。なんとも美しい姿♪
  
●ディアナとアクテオン ワガーノワ振付/ドリゴ音楽
エカテリーナ・オスモールキナ&ミハイル・ロブーヒン
あえてエカテリーナと書きますが、今回一番気になっているバレリーナです。
でもとっても残念な気がしました。(多分本人が一番だと思いますが)

          


十分に出し切れない残念さ・・ と共に、Bプロ(タリスマン)では期待しています♪
  
●グラン・パ・クラシック  グゾフスキー振付/オーベール音楽
ヴィクトリア・テリョーシキナ&アントン・コールサコフ
テリョーシキナからは、マリインスキーの安定感が期待できます。まるで数学的な動きと思えるような音への乗り方。やはり彼女の安定感にすっかり魅了されました。カーテンコールのロパートキナ以来の2回目ですね。 コールサコフ はヴァリエーションでは、美しい弧を描いてます。5番も綺麗に入る、基礎のしっかり出来た感じを受けました。この演目はやはり安定感ですね。先ほどのエカテリーナの分まで頑張っていたような・・・
  
●チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ  バランシン振付/チャイコフスキー音楽
アリーナ・ソーモワ&アンドリアン・ファジェーエフ
ソーモアはやはりかわいさではマリインスキーで1番ですね。 ピンクの衣装もまた彼女の魅力に花を添える感じがします。 とにかく足が良く上がる。 長い足が耳元まで上がるから。大きめのチュチュの動きと相まってこの演目は満足ですが・・ でもでももう少し丁寧にすれば多分もっと良かったと感じております。 綺麗止まりで無いことをこれからの観るときの課題とします。
  
瀕死の白鳥  フォーキン振付/サン=サーンス音楽
ウリヤーナ・ロパートキナ
このサイトでもLINKしていますが、Youtubeの映像を載せています。
やはり、期待通りの美しさ。ここでもよく書いていますが、『舞台は生き物』的な事の全く無いロパートキナの素晴しさに感動です
(※ここで終わりたいがあと1つ)
  
●ドン・キホーテ  ゴールスキー振付/ミンクス音楽
オレシア・ノーヴィコワ&レオニード・サラファーノフ
第三幕のパ・ド・ドゥです。 サラファーノフパワー炸裂! ・・ 会場みんな(これって大げさかもしれないけど)サラファーノフの意図が解からないぞ。 そんなに頑張らなくても、ノーヴィコワも私達に見せてください。 みんなの舞台だよ!
ノーヴィコワにはこの先だいぶ会いそうな気がします。

以上つたない意見ですが思ったことを綴ってみました。全体的にはボリショイのレベル感がかなり勝ってますが合同の意味の鑑みる時、マリインスキーはロパートキナを出演させてまで対応できる深さにはやはり敬意を感じます。 ボリショイとマリインスキーの関係が少し見えたような、また企画スタッフの気持ちが嬉しく思います

※ところで、ロパートキナのカーテンコールのお話ですが、他のバレリーナとの違いを発見しました
  当日は多分彼女だけだと思いますが、カーテンに消える瞬間まで観客に目線を送っています
  体はカーテンの中に消えているんだけど、顔が残って『もう一度、私を観てくれている』って感覚を・・
  どこまでもプロです。

9/2はBプロ・千秋楽を観る予定です
フィナーレの模様はその時まとめて・・・ (素晴しい瞬間でした) ・・・
  

またまた?大事件


ローラン・イレールが再び来日、先日の8/12 ルグリと輝ける仲間たち 2007 プログラムB 「さすらう若者の歌」に引き続き、今度は、マラーホフ降板で、なんと「ペトリューシュカ」を踊ります。なんとなんとそれだけではなく、先日のオネーギンで魅せられた、モニク・ルディエールと同時期、パリオペラ座エトワール、シャルル・ジュドが来日、「牧神の午後」を観ることが出来ます。こんな事ってあるのか♪

嬉しい限り、 ジュドはDVDでしか観たことが無く、大好きなモニク・ルグリでの「ロミオとジュリエット」でティボルトで参加されていました。 とにかく力のある役、1人で主役級のルグリ・ロミオを相手に、負けない力強さは圧巻♪
でも祭典会員でもない、また忙しくなることが予感され、このチケット取ってなかったんです。
前回と同じ展開、なんともならないと思った前回 ・・ 例の関係者枠・・で助かったものの、今回はそんなに上手くいかないあよね! NBS様


でも思うんですが、先日のモニク、フェリ、ルグリ、それと愛すべきイレール、極めつけはジュドって、本当に歴史を積重ねられた演技力、洞察力、呼吸、この公演(ガラ1演目でも)が観れるのは奇跡です。プロフェショナルとしてのダンサーを観る事ができる機会は、若く美しいよりダンサーより大変自身を高めてくれる様な気がするのは私だけでしょうか?
満足感と疲れを一気に与えてくれる、そんな舞台は大好きです♪
でも終わった時ってほんとうに寂しいけどね


バレエ音楽「ペトリューシュカ」 petrovchvka 記
 CDを買っています
   キングレコード「ロンドン・ジャスト・クラッシック」
   指揮:      ロリン・マゼール
   オーケストラ:  ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
   ピアノ:     ルース・メンツ
   録音 1974年3月
   場所 ウィーン、ソフィーエンザール
のものです。

曲を休日朝には、なしですが、なんでか頭に入ってきますね
ペトリューシュカは「オリジナル版」って記載
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団/ルース・メンツ 





このジャケットは何となくきらいじゃないよ♪

 

2007年8月28日火曜日

「衰え感じる前に潔く」 世界的バレリーナ、フェリ引退



  2007年08月27日14時53分


 世界的バレリーナ、アレッサンドラ・フェリの引退記念のガラ公演が先ごろ東京であり、妖精のような清らかで愛らしい踊りとの別れを惜しむファンの喝采が会場にあふれた。会見などで絶頂期の引退について聞かれると、「衰えを感じる前に潔く身を引きたい」。満面の笑みの中に、「バレエ女優」とたたえられた人気者の誇りがのぞく。
 ロベルト・ボッレやジュリー・ケントら人気ダンサーとのガラ公演では、「ジゼル」「マノン」など得意の演目を踊った。しなやかな動きと役の性格を浮き立たせる細やかな演技は、40代前半の今も目を見張らせるものがある。なぜ引退を決断したのか。 「10年、15年前より芸術家として充実しているように思える。比較的若い引退だけれど、経験と肉体のバランスが取れ、奇跡のような瞬間が味わえる時に辞めたい」
 19歳で英国ロイヤル・バレエ、21歳でアメリカン・バレエ・シアターのプリンシパルに。さらにスカラ座バレエのエトワールとして走り続けてきた。 与えられた才能を「神からの贈り物」という。それにこたえようと、自分の体をいじめ抜く厳しいけいこで有名だ。最初の娘を産んだ時は、出産間近までトレーニングし、産後もすぐけいこに出かけたほど。自分への厳しさからか、「仕事と正面から向き合えなくなったら、お客さんに失礼」と、引き際の重要さを強調する。
 劇場から劇場へと世界を飛び回る過密スケジュールを重ね、11歳と5歳の娘と親密な時間を十分持てなかった。 「2人ともバレエが好きで、よく劇場に来ましたが、疲れた私の姿を見たせいか、ダンサーになる気はないみたい。母親として励まし、成長をしっかり見守りたい」

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という記事を見つけました。
本当のことは多分フェリ自身しか知らないと思いますが、少なくとも私は、あの文化会館のあとの彼女の顔を観て、肌に触れそう感じました。 最高のパフォーマンスをしてくれた(結果は賛否ですが)事は多分間違いないと思います。舞台は生き物です。 良い日も有ればそうで無い時も多いかと思います。一生懸命の後は、やはり疲労が来ます。 観ているだけでも、その時のあと・は本当に疲れまた。
この疲れが思い出になる時、さて・・どのように思うかは、個人個人の思い入れのみかと思います。美しい思い出になれば良いとおもいつつ、やっぱりお別れですか?

  

2007年8月25日土曜日

既に来年のチケット

  
18回目の引っ越し公演
 
レニングラード国立バレエのチケット本日一般発売でした。ネット予約で昨年は、ジゼルを買い、バヤデルカを買ってたのは、もう1年か!(なんとも早いですね) 今回も、シェスタコワのとりこです。でもまだキャストは発表されていないのではずれ防止でだいぶ買い込みました。(このジゼルには泣きました)




眠れるもりの美女 2枚
バヤデルカ 2枚
白鳥の湖 2枚 合計6枚です
あと、ドンキがオーチャードだったので、パスしました。やっぱりあそこってなかなかいけないです。
フォーラムAは前列であれば多分問題ないと私的に思っていますが、2Fなどまだ座ったことがないので、何ともいえない初心者です。
また草刈さんは今回で「白鳥の湖」を封印するそうですが、これも少し気になりましたが、また買うかもしれませんね。でもでも、以前の記事は、大丈夫でしょうか? ご自愛頂きたいと思います。彼女はやはり日本の一時代を築いた人です。 



明日は、「新国立劇場開場10周年記念オペラ・バレエ ガラ公演」の発売日。またまた初台or Net予約どちらかで買います。うん少しまた減っていたチケットが増えだしていますよ!
それと24日に「くるみ割人形」のチケット付きました。以外にいい席が取れ安心してます。最近少し取り方がわかって来たような気がします。

2007年8月23日木曜日

Amazon - 世界のプリマバレリーナたち - 予約開始

 
Amazonで予約開始されました。



vol.2 ウリヤーナ・ロパートキナ
販売元: TDKコア
DVD発売日: 2007/09/26
ASIN: B000U90E16



vol.1 ディアナ・ヴィシニョーワ
販売元: TDKコア
DVD発売日: 2007/09/26
ASIN: B000U90E0M

また予約していた『チャイコフスキー:バレエ《白鳥の湖》』が本日届いたようですが、
あいにくと仕事が遅く、明日にした頂きました。今から楽しみです。

販売元: ユニバーサル ミュージック クラシック
DVD発売日: 2007/08/22
ASIN: B000RY42GC

詳細はまたの機会に書きますね♪

 

2007年8月21日火曜日

バレエ界の名花 フェリが残したもの

 
大変嬉しい、NEWSを見かけました
(いまどき)BS・CSが入らない環境でNHK教育は嬉しい限りですね!
それも大好きなフェリを
またゲストが都さんとは粋ですね!



NHK教育テレビ 

9月 21日 (22:25~0:40)
案内役: 中條誠子アナウンサー
ゲスト: 吉田 都(バレリーナ)

当代随一の演技派バレリーナとして知られるアレッサンドラ・フェリ。情感あふれる踊りで世界中のファンを魅了してきたフェリが、8月のステージを最後にバレエ界を引退する。る。 フェリは、シルヴィ・ギエムと並び称される20世紀最大のバレエ界の名花。「バレエ界のマリア・カラス」とも呼ばれ、ミラノ・スカラ座バレエのエトワール、アメリカン・バレエ・シアターのプリンシパルという大役を果たしてきた。
 番組では、8月2、3日に行われる最後の来日公演と、8月10日にシチリアの古代劇場で行われるラスト・パフォーマンスを取材した。

-- 放映演目一覧

<演目>
「ロミオとジュリエット」から「バルコニーのパ・ド・ドゥ」(音楽:プロコフィエフ/振付:マクミラン)
「マノン」第三幕から「沼地のパ・ド・ドゥ」(音楽:マスネ/振付:マクミラン)) ほか

<収録> 2007年8月2日(木) 東京文化会館

2007年8月16日木曜日

〈ルグリと輝ける仲間たち〉全幕特別プロ ≪第1夜≫


ジークフリート王子:マニュエル・ルグリ


オデット:ミリアム・ウルド=ブラーム


オディール:ドロテ・ジルベール


ジークフリート王子:マチュー・ガニオ

    
東京バレエ団  『白鳥の湖』(全4幕)
2007年8月16日(木)18:30 ゆうぽうと簡易保険ホール

【第1幕】
ジークフリート王子:オドリック・ベザール
王妃:加茂律子
道化:マチアス・エイマン
家庭教師:野辺誠治
パ・ド・トロワ:マチルド・フルステー、シャルリーヌ・ジザンダネ、アクセル・イボ
ワルツ(ソリスト):西村真由美、乾友子、高木綾、奈良春夏、田中結子、前川美智子

【第2幕/第4幕】
オデット:ミリアム・ウルド=ブラーム
ジークフリート王子:マニュエル・ルグリ
悪魔ロットバルト:ステファン・ビュヨン
四羽の白鳥:佐伯知香、森志織、福田ゆかり、阪井麻美
三羽の白鳥:西村真由美、高木綾、奈良春夏

【第3幕】
オディール:ドロテ・ジルベール
ジークフリート王子:マチュー・ガニオ
悪魔ロットバルト:ステファン・ビュヨン
王妃:加茂律子
道化:マチアス・エイマン
司会者:野辺誠治
チャルダッシュ(第1ソリスト):長谷川智佳子、大嶋正樹
チャルダッシュ(第2ソリスト):森志織、福田ゆかり、高橋竜太、氷室友
ナポリ(ソリスト):高村順子、マチアス・エイマン
マズルカ(ソリスト):田中結子、坂井直子、中島周、横内国弘
花嫁候補たち:小出領子、西村真由美、乾友子、佐伯知香、高木綾、吉川留衣
スペイン:井脇幸江、奈良春夏、後藤晴雄、平野玲

指揮:アレクサンドル・ソトニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

【ストーリー】
チラシを観ると、いつもの休憩スタイル(1/2幕が連続して、20分休憩と、3幕終了後の10分休憩)で、当然のごとく、東京バレエ団の「白鳥の湖」・・いつものゴールスキー版とおもいつつ、今日のガラ公演は趣が違いましたね。第2幕、パ・ド・ドゥで気が付きました。ミリアムのマイムが、以前ポリーナ(東京バレエ団の白鳥の湖はポリーナ・フォーゲルの4/10公演以来です)の時と違う事に気が付き、それから、第3幕はロットバルトが大変ポイントになるパリオペラ座のヌレエフ版をうまく挿入(アレンジって言う方が合うかも知れません)していました。ドロテ・ジルベール・マチュー・ガニオの若い美しいペアは、馴染みのあるダンスに絶好調の様・・・。
ガラ公演だけに、ストーリーがどうとかいうのは野暮ってものかな?
でも今夜は、ステファン・ビュヨン の個性の勝利(写真並べるだけ並べて・・!)



【感想】
 --第1幕
マチアス・エイマンの道化が楽しかった(ハプニングも対応が素敵でした)
でもアクセルの、パ・ド・トロア、ヴァリアシオンで、ブラボーは無いでしょう!
また私個人的ですが、マチルド・フルステーって余り好みではありません。 1回1回の「どう?」みたいな少しの間が、なんとなく気にかかります。(ファンの方ごめんなさい)。でも今日のヴァリアシオンは安定度は綺麗でした。『こんな音のつかみ方』をするバレリーナを始めて観た感じです。 間を取りながら遅れないし、急がない部分がとっても素敵。 今日は1F下手A席でしたのでフォーメーションの事は書きませんが、東京バレエ団は安定(?)していますね

 --第2幕
休憩無しで、いきなり始まる第2幕。ミリアムのオデットヴァリアシオンが、ゆったりとしたオケとマッチしていて、バランスも大変美しいって感じました。特にルグリとの安心感が組んだ瞬間からいきなり伝わる感覚♪ ほんとうにルグリの大きさが解かる舞台でした。 本拠地のパリオペラ座でオーレリとペアを組んでいる時のゴージャスさ、東京バレエ団の中にいても不思議とマッチする特性、改めて書きますが、ポリーナ・フォーゲルはガラ状態で少し突出する感が否めななかったと覚えておりますが、今回2幕は確かに物語を観ている事は確実でした。彼の素晴しさに終始した、2幕だった気がします。
 ・・ やっと休憩(この幕間は少し私には長すぎます)

ところで話はコール・ドですが、白鳥の群れが(手も足音も)バタバタ飛んでいく姿で最後にいる方(名前は不明ですが)前回も気になっていました。 なんとなく、いつも忙しくしている様(頑張ってくださいね)

 --第3幕
ドロテ・ジルベール・マチュー・ガニオのペア登場です
少し外しているラッパ手からの合図で、始まった瞬間からオペラ座仕様です。ロットバルトの衣装・・あれって・・に見覚えがあり、サテンのダークブルーの張りのあるマント。展開されるはずの光景がフラッシュバックします。(嬉しかった♪) 左手で素早く巻きつける仕草、来客たちへの高慢なレヴェランス・・ステファン・ビュヨンの大きな体が映えます。ロットバルトは、DVDで観ているカール・パケットの様に、綺麗な顔の方より個性の強い方の方が好きです。 何となくですが、3幕のパ・ド・ドゥの絡み、ロットバルト・ヴァリアシオン等で、弱い部分が観えると醒めてしまいます。
ステファン・ビュヨンは個性が強いですね。A proでの『スパルタクス』で初見でした。フルステーは上に書いたとおりで、やっぱりスジェかな~なんて思っていましたが、彼と組んでた時は良く見えました。以外と好きなダンサーになりそうな予感・・・・♪
一報、ドロテ・オディールの表情はすごく素敵♪。 王子への不敵な微笑み、もったいぶった表情、音につかみ方、ポール・ドゥ・ブラ(これはミリアムより好きかも)、やっぱり素敵なバレリーナです。
マチューも、特に最期の表情はオペラグラスで覗いていましたが、文句なしの王子。(この弱々しさが嬉しいぞ♪)

スペイン・井脇さん(バレエ団切ってのおとこまえ)も相変わらずでしたが、今日はそんなに目立ちません。う・・やっぱりオペラ座の個性ってすごい!

 --第4幕
再び、ルグリ・ミリアム登場
なんて充実した時間でしょうか。←私
仕事を放棄して観に来た甲斐がありました。すっかりゴールスキー版に違和感も無く戻りました。ロットバルトが羽を取られ、オデットが人間に戻る瞬間のミリアムの素敵な、表情・・笑顔か驚きかは判りませんでしたが・・が忘れられません。王子を見る視線も、返す背中も物語を語っていました。

この全幕ガラは、イベントとして、またルグリの贈り物として大変に嬉しかったです
ありがとう


【ちょっと】
チャイコフスキー・白鳥の湖で、大好きなパートが何個かあります
1. 第1幕ワルツ
2. 第2幕コーダ(もちろんソロパート・パ・ド・ドゥからの流れ全般)
3. 第3幕花嫁候補
ですが、花嫁候補のまえのマズルカのオケ(管)は少しまずかったです。速さについていけていないとか、ミスとか、折角盛り上がってきていたのにだいなし・・ (-"-);  でもでも、2幕オデットヴァリエーションは、ゆったりとしたソトニコフさんの裁き方が何となく良かった印象♪


【この季節】
やっぱり暑いですね。
会場まで少し距離があるので、途中でお茶を飲んで向かいました。会場内はなかなか過ごしやすい温度でしたが、YAHOO「今日・明日の汗かき指数」によると「吹き出すように汗が出てびっしょりビッショリ 」らしいです。MAX値! かといって、冷房の中に居続けるのはつらい毎日です。

千秋楽までもう少し頑張ってください。
 

2007年8月12日日曜日

8/12 ルグリと輝ける仲間たち 2007 プログラムB

 
2007年8月12日(日)15:00開演
ゆうぽうと簡易保険ホール

































 
 
――第1部
「タランテラ」
   メラニー・ユレル マルク・モロー
「アベルはかつて…」
   グレゴリー・ドミニャック ステファン・ビュヨン
「ドニゼッティ - パ・ド・ドゥ」(初演)
   ドロテ・ジルベール マチュー・ガニオ
「オネーギン」
   モニク・ルディエール マニュエル・ルグリ


――第2部
「ビフォア・ナイトフォール」
   第1パ・ド・ドゥ: メラニー・ユレル、マチアス・エイマン
   第2パ・ド・ドゥ: エレオノーラ・アバニャート、ステファン・ビュヨン
   第3パ・ド・ドゥ: ドロテ・ジルベール、オドリック・ベザール
   3組のカップル: マチルド・フルステー、ローラ・エッケ
             シャルリーヌ・ジザンダネ、アクセル・イボ
             グレゴリー・ドミニャック、マルク・モロー
「牧神の午後」
   バンジャマン・ペッシュ

――第3部
「ジュエルズ」より“ダイヤモンド”
   ローラ・エッケ オドリック・ベザール
「ドリーブ組曲」
   ミリアム・ウルド=ブラーム マチアス・エイマン
「さすらう若者の歌」
   ローラン・イレール マニュエル・ルグリ


今日のトピックは「ドリーブ組曲」のミリアム・ウルド=ブラームですね。先日のアニエスと衣装など同じですが、全く違う印象があります。マチアス・エイマンの跳躍力は素晴しくきれい。ミリアムは以前から少し気になっていましたが、やはり今回で大好きなバレリーナとなりそう♪

オネーギンは前回報告したとおり、ではなくそれ以上の感動を覚えた。第1部終了から涙が止まらない。今日の演目構成は、先日のフェリの公演と比較にならない順番の良さが有った様に感じています。NBSは流石にFUJIより良かったです。先日の後なので、帰り際にNBSの方に感謝したい気持ちであった。
今日は1Fの前方だったので、ルグリ・ルディエールの視線が良く感じられたました。タチアーナが椅子に座って凛とした視線を保っている姿・・もうここで涙腺が危ない・・は素晴しいです。決してこれから続くパ・ド・ドゥにもこの気持ちが続いており、信じられない位の意思の強さで、タチアーナは自身を保っている。パ・ド・ドゥは、背中向きのタチアーナと追いすがるオネーギンのやり取り・・もうここでダメ・・手紙を破る時の少し躊躇したルディエールの表情、でも「やるしかない」という気持ちが言葉として伝わりました。 最期オネーギンの後を追う姿が全てを表現しており、「どうしようもなく愛しているが、抑えるしかない理性」をこれだけ背中で表現できるバレリーナ。(まだ現役ですよね♪)

最上の演技に、多分これで見れない舞台に、どうしようもなく涙と拍手でお送りしました。
第1部終了後、明るくなって直ぐに涙を整理しに行きました・・・
 
「さすらう若者の歌」は、イレールを多分、日本で観れる最後ですね。
ではなく、この3ショットを今後観れる事はないと思いますが、十分に幸せな日曜日になりました。

ありがとう ルグリ
ありがとう ルディエール
ありがとう ローラン・イレール (現在まででパリオペラ座で一番好きなダンサー)


 今日の舞台は、先日「エトワール達の花束」のフェリの姿で空っぽになった気持ちを
 十分に埋めて頂ける演目でした。さすがパリ・オペラ座のエトワール達です。

 
 

2007年8月11日土曜日

8/11 追いついた

 
やっとの事で、Blogの引越し追いつきました
先日から、エキサイトブログから、こちらに引越し完了です
いくつか、フェリの画像をUPします

※Fuji TVさんの画像を掲載しています。
 問題があり場合は直ぐに削除しますので連絡下さい
 ブログと共に削除されるのは余りにも勿体無いので申し訳ありませんが掲載してしまいました


















ある方からのご意見で、改めて見直しました。
今は、このDVDで一番好きな場面です
















  

8/9 ルグリと輝ける仲間たち 2007 プログラムA

仕事を脱け出し、「五反田ゆうぽうと」へ
今日は「ルグリガラ」です。何となく先日のフェリのショックで、会社を離れると、ぼっ~としている時間が多くなっている私。ホールについてもパンフレットも買わないで待っていた(気が付きもしなかった)。以前このルグリガラは、『白の組曲』を心待ちにしていました。
Lalo: Namouna; Gounod: Mors et vita; Judex
のCDを聞いてからと言うもの、どの様に展開されるのか、待っていました。でも何となく空っぽな・・・

はじまりました。
アニエスのシガレット
ミリアム・ウルドとマチューのアダージョ
メラニーのフルート
等、コリフェから順に展開される演目、綺麗でした。
特に東京バレエ団のサポートの前後感は・・今日は良かったですね!

第3部に進み、「白のパ・ド・ドゥ」の生ピアノで、また涙ぐみました。エレオノーラがどうとか、ペッシュがどうとかではなく、
フェリの姿を映して、目を瞑ることで現実を逃避していました。

最後の「オネーギン」だけは別でしたね♪
この演目は私、全くの初見です。
モニク・ルディエールは、ヌレエフ版のジュリエット役(私の稚拙な知識だけですが)など、フェリと似ている点があると思っていました。実際は、ルディエールの方が表現が豊かかも知れません。での彼女はオペラ座一筋。 タチアーナを演じるルディエールは明らかに現エトワールである人々より表現力がある様に感じているのは私だけでしょうか。 手紙のパ・ド・ドゥは、心の動きが言葉で出てきてしまうくらいの迫力です。2Fからの観劇でしたが、ルグリ・ルディエールは十分に饒舌で演じられるペアダンサー
は、ボッカ・フェリが引退した現在、世界でこの2人が頂点の様に思います。
ルディエールはこの「オネーギン」でほんとうに引退するようですが、残念でしょうがありません。
オペラ座は定年(女性40歳、男性45歳)があり、ダンサーとしての引退と勘違いすることがありますが、この様な方がもう少し受け入れて欲しい。 私が求めている感性は少し古くなってきている様ですね。
明日、日曜日はBプロです。
これはイレールを観たいために買ったのですが、俄然「オネーギン」が楽しみです。