2007年10月30日火曜日
10/24 『真夏の夜の夢』を・・
最近、忙しく更新が遅れぎみ ・・まっ趣味の範囲なので出来る限りという事にしていますが、なんと「遅れすぎ」です(反省しています)先週の週中からは追込み時期で、仕事が「やっとひとだんらく」したといもいきや、金曜からシステム障害で土曜の昼迄、仕事するはめになるなんて・・・
ところで、10/24は 東京バレエ団 「真夏の夜の夢」/「バレエ・インペリアル」を観てきました。
NBSからの主な配役などを記しておきます。
「バレエ・インペリアル」
吉岡美佳‐木村和夫
田中結子
大嶋正樹‐中島周 乾友子‐高木綾
バランシン作品には、先日の国立10周年ガラ「セレナーデ」から連続です。やっぱりこの物語の無い美しさに拘った振付。これは見る価値あります(今回忙しかったけど無理して行ってよかったぁ♪)
ピアノは志田さんという方ですが、全然先日「フェリ引退公演・椿姫 黒のパ・ド・ドゥ」よりも10,000倍程度、良かったです。「ピアノ協奏曲第2番ト長調」
吉岡さんの後ろの木村さんへ振り向く姿に「ゾクッ」をしました。なんで・・こんなところで・・っていう場面でのあの姿。 日本人バレリーナを見ている気がしません・・あの一瞬は異国の雰囲気を舞台全体に醸し、掌握し、楽しんでおられた気がします。と公演を魅せて頂きました。
「真夏の夜の夢」
タイターニア:アリーナ・コジョカル
オベロン:スティーヴン・マックレー
パック:古川和則
ボトム:高橋竜太
ハーミア:西村真由美
ライサンダー:平野玲
ヘレナ:井脇幸江
デミトリアス:高岸直樹
村人: 野辺誠治、松下裕次 、横内国弘、氷室友、長瀬直義
エンドウの花の精:高村順子
蜘蛛の精:長谷川智佳子
カラシナの精:乾友子
蛾の精:佐伯知香
指揮:デヴィッド・ガーフォース
オーケストラ:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
ピアノ:志田明子 (「バレエ・インペリアル」)
合唱:TOKYO FM 少年合唱団 (「真夏の夜の夢」)
協力:東京バレエ学校
《バレエ・インペリアル》 19:00〜19:50
《休憩》 20分
《真夏の夜の夢》 20:10〜21:05
さて、今回アンソニー・ダウエルの推薦で選ばれた、写真のスティーヴン・マックレーくんですが、 微妙でした(と感じました)。
柔軟性は言うことなし
美しさもあり、オベロン役も良く似合っている
立ち姿の美しいこと
また体系も腰の筋肉のつき方は少し幼さ(体躯のか細さ)が残ります
でもでもコジョカル姉さんって言う感じ強かった。少し『頼る』感が強く感じられ、諍いの中にも少年っぽさが強すぎるかな・・できれば逆の方が私は好きでした。でも今後頑張って観て行きたいマックレーくん。でも危ないところもありましたが、柔らかい踊りをします。好きなタイプです。
また、パックの古川さんとオベロン・マックレーくんのテンポはすごく楽しかったです。こんなリズムのつかみ方が出来るマックレークンに期待大ですね・・やっぱり♪ (レイテンシーが全く感じられない、素晴しい掛け合いでした) 特に素晴しかった(役的に)がヘレナ・デミトリアス、ハーミア・ライサンダーの4人、とんでもない位に最高の演技です。しっかりとした主張・踊り・・どこを切っても、どこまでも素敵です。表情が見える位置に座席を取っていてとっても良かったです。
挟み込みの写真(急で仕方なくなのね♪)でも素敵です。
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