2012年7月22日日曜日

7/21 これが見納め ニーナの【白鳥の湖】.vol3

今までその日に書くことを心情にしていたのですが、やはり体調が思わしくなく、少し余裕をもって、本日の「特別プログラム」と同時に書く事といたしました。歳にはかないません。

さきほど、沖縄タイムスの情報を見つけました
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-07-05_35962
ニーナの活躍ぶりが掲載されておりました。
世界が認める芸術を、こうしてみれる事は、良い事ですね♪



 19日、最後の「白鳥の湖」では、いま出来る完璧な状態迄、コンディションを上げている事が感じられ、とても力強く、また丁寧な舞台をグルジアバレエ1人一人とニーナ・アナニアシヴィリが紡いでくれました。本当にこのバレエ団はかわりました(嬉しいのです)。 ネガティブな言葉ですが、「ファジェーチェフ版白鳥の湖」は、それ程魅力的な構成とは思われません。ディヴェルティスメントの数も極端に少ないのですが、それでも、終幕コーダ部「情景」・光をさすが如く感じる、この楽曲を聞くと、とても晴れやかは気持ちになれます、今回の全幕舞台、ここまで私たちの「こころ」を持ち上げる事が出来るダンサーが、この演目最後になる事・・・ やはり、残念です。

肩から指先迄、決して気を抜いていないから感じるたおさかさと余りある感情表現も、かわいらしさも、妖艶さも、心細さも、悲しみも、強い意志で、「彼女の生きる力」で魅了した舞台にしてくれました、引っ張り続けたニナも、このタイトル通り見納めなのですね。もちろんダンサーとしてより、芸術監督としてバレエに関わり続る事が、うれしくも思います。怪我、体調、決してこの公演回数を見れば簡単で無い事と思います。それでもやりきってくれたニナにもちろん、ブラボーです♪

当日、YouTube(JAさん)にもアップされてましたが、本当にこんなに美しい舞台でした。
心が通った舞台に遭遇出来ることは、舞台を愛する者にとっての幸せです
今日を含む、全4回は私たちにとって、そんな時間を作って下さいました。





白鳥の湖  2幕4場

≪出 演≫
オデット (白鳥の女王)/オディール (偽のオデット) : ニーナ・アナニアシヴィリ
ジークフリート王子 : デニス・マトヴィエンコ
悪魔 : ワシル・アフメテリ
王妃 (王子の母) : ニノ・オチアウリ
式典長 : ユーリー・ソローキン
パ・ド・トロワ (王子の友人たち) : アナ・アルブタシヴィリ、ニノ・マチアシヴィリ、ウィリアム・サントス
3羽の白鳥 : ショレナ・ハインドラワ、マイヤ・イルリゼ、エカ・スルマワ
4羽の白鳥 : ヌツァ・チェクラシヴィリ、ニノ・マチアシヴィリ
アナ・アルブタシヴィリ、ニノ・マハシヴィリ
花嫁候補 : エカ・スルマワ
アナ・アルブタシヴィリ
エカテリネ・マハチャシヴィリ
ニノ・サマダシヴィリ
マイヤ・イルリゼ
ニノ・マチアシヴィリ
ナポリの踊り : テオナ・アホバゼ、ムルマン・キカリシヴィリ
ハンガリーの踊り : アリーサ・ボグダーノワ、ギオルギ・ベリッゼ
スペインの踊り : ショレナ・ハインドラワ、ヴェラ・キカビゼ
オタル・ヘラシヴィリ、ウィリアム・プラット
ポーランドの踊り (マズルカ) : タムタ・バフタゼ、 ラナ・カヴレリシヴィリ
ニア・ゲラゼ、 アナ・チモシェンコ
マルハズ・メスヒヤ、 ズラブ・ダトゥカシヴィリ
モリス・メスヒヤ、ギオルギ・エルカニシヴィリ

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