2008年9月11日木曜日

9/11 ジゼル・東京バレエ団

 
本日は、東京バレエ団「ジゼル」を観てまいりました。以前NHK「芸術劇場」でルグリ・コジョカルを見ましたが、東京バレエ団の舞台での「ジゼル」は初見となります。
やっぱり今日も、到着は10分前。忙しい中でしたが、行けただけ感謝です♪




「ジゼル」キャスト

◆主な配役◆
ジゼル: 小出領子 
アルブレヒト: ウラジーミル・マラーホフ 
ヒラリオン: 後藤晴雄 

―第1幕― 
バチルド姫: 川島麻実子 
公爵: 木村和夫 
ウィルフリード: 野辺誠治 
ジゼルの母: 橘静子 
ベザントの踊り(パ・ド・ユイット): 高村順子‐中島周、乾友子‐長瀬直義、佐伯知香‐松下裕次、吉川留衣‐平野玲 
ジゼルの友人(パ・ド・シス): 西村真由美、高木綾、奈良春夏、田中結子、矢島まい、渡辺理恵 
―第2幕― 
ミルタ: 井脇幸江 
ドゥ・ウィリー: 西村真由美-乾友子 

◆オーケストラ◆
指揮: アレクサンドル・ソトニコフ 
演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 

◆タイムテーブル◆
【第1幕】 19:00 - 19:55  【休憩】 20分 【第2幕】 20:15 - 21:10 



 小出さんは先日の、「スプリングアンドフォール」から、久しぶりの姿です。ここでも以前書きましたが、マラーホフ、ルグリとの共演、おめでとうございます。本日初日とっても楽しめました。最近、東京バレエ団をリーダーを使用してチェックするようにしました所、ブログで下記の様に紹介されています。

■小出さんインタビューの記事です
―――本番を前にした今の心境は?
7月に海外ツアーから戻ってからは、8月の「ドン・キホーテ」と「ジゼル」のリハーサルを同時進行で行ってきました。限られた時間の中で音楽を聞きながら、自分なりのジゼル像を創り上げてきました。ジゼルの純粋な少女らしさを表現できるように仕草やふるまい、肩の使い方などを意識しています。「ジゼル」は、小さい頃から憧れていて、ずっと踊ってみたいと思っていた作品です。もう踊ることはないかもしれないと諦めかけていたところに、このような素晴らしい機会をいただき、とても光栄に思っています。


少し意味深です。何故だろう? と思いつつ、発売後直ぐにチケット購入していた事、結果的にとてもよかったと思っております。マラーホフは、グレーのタイツ濃紺の上衣で登場。ブラウン系を想像していた私をいきなり裏切り、彼にとってももっとも引き立てる無機質なトーン。また2幕ブルーの照明にも、もちろん美しいコントラストを放っていました。
 なんと美しいサポートでしょうか。1幕目から、リフトでもトゥがつくまでの優しさは、数秒に思われるくらいの丁寧さです。2幕パ・ド・ドゥでは小出さんの体はもはや無重力状態で、宙を舞っていました。本当に羽の様な、ふわりとしてジゼル。 
 小出さんというバレリーナは不思議です。スプリングアンドフォールでの姿は、ぴったり役に嵌り、今回もそう。遊びが全くなく、自分を消し、完全な・・ほどの「なりきる」勇気さえ、感じます。 彼女の姿には、何となくですが悲壮感があり、今回の「ジゼル」2幕の彼女の魅力を十分に発揮した舞台と感じておりました。多分女優になったとしても成功してたよね・・なんて帰り際考えていました。
 1幕目は日ごろの疲れで、少し眠たくなっていましたが、2幕目は感涙状態です。この演目は好きです。今日は2Fからの席でしたし、全体を見てみたいと思っておりましたが、やはり彼女の舞台は1Fで観ていたい気がします。 ・・が、ここは”ゆうぽうと”なので、ウィリー達でさえも少し狭い感じを醸していました・・ように、満足して今日は終了です。

  

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