2008年3月23日日曜日

3/23 春と秋、時節の色

 
すでに昨日に為っていますが、東京バレエ団の『時節の色』『スプリング・アンド・フォール』を観てまいりました。 会場は、ゆうぽうとホール  15:00開演になります。最近ブログ自体も仕事が忙しくて全然更新すら出来ていない状態でしたが、本日はやっと休みを取り、ゆっくりと観に行く事が出来ました。
また、昨日からDVDの調子が悪く、ドライブを変更しましたが、全然だめ!・・ 最終的に初期化をしてしまいました。やっとPCが本日復帰したばかり、データのロスは無かったものの、この忙しい時期に金曜の夜からは夜更かししてセットアップをしておりました。

【キャスト】
『スプリング・アンド・フォール』
  ■第一楽章 モデラート
    後藤晴雄、平野玲、松下裕次
  ■第二楽章 テンポ・ディ・ヴァルス
    小出領子
    高村順子-松下裕次、西村真由美-横内国弘、佐伯知香-平野玲
    吉川留衣-野辺誠治、田中結子、前川美智子
  ■第三楽章 スケルツォ、ヴィヴァーチェ
    後藤晴雄、平野玲
    高橋竜太、松下裕次、野辺誠治、氷室友、
    長瀬直義、小笠原亮、宮本祐宜、横内国弘
    小出領子
  ■第四楽章 ラルゲット
    小出領子-後藤晴雄
  ■第五楽章 フィナーレ、アレグロ・ヴィヴァーチェ
    全員

『時節の色』
  ■プロローグ-ドビュッシー
    男:高岸直樹
    男のさまざまな時節:平野玲、長瀬直義、中島周
    時:木村和夫
    想い出:斎藤友佳理

 ――I――
  ■冬-ドビュッシー/富田勲、シューベルト/ゼンダー
    高岸直樹
    高村順子-高橋竜太、長谷川智佳子、佐伯知香-小笠原亮、森志織-山口優
    福田ゆかり-野辺誠治、岸本夏未-宮本祐宜、阪井麻美-氷室友

  ■冬-ヴィヴァルディ
    高岸直樹
    井脇幸江-平野玲、田中結子-中島周

 ――II――
  ■春-シューベルト/ゼンダー、メンデルスゾーン
    斎藤友佳理-高岸直樹
  ■春-三木稔
    吉岡美佳

    西村真由美、乾友子、高木綾、奈良春夏、寺嶋麻衣、村上美香、
    前川美智子、吉川留衣小泉あゆみ、矢島まい、渡辺理恵、川島麻実子
  ■間奏I-ドビュッシー
    長瀬直義

 ――III――
  ■夏-ヴェルディ
    長瀬直義
    高橋竜太、松下裕次、野辺誠治、氷室友、小笠原亮、宮本祐宜、横内国弘、山口優
  ■夏-三木稔
    吉岡美佳-長瀬直義、高村順子-高橋竜太、佐伯知香-横内国弘
    森志織-氷室友、福田ゆかり-小笠原亮、川口幸恵-宮本祐宜
    岸本夏未-野辺誠治、阪井麻美-山口優、河合眞里-松下裕次
    高岸直樹
  ■夏-ヴィヴァルディ
    高岸直樹、木村和夫
  ■間奏II-ドビュッシー
    高岸直樹、木村和夫

 ――IV――
  ■秋-湯浅譲二
    高岸直樹、斎藤友佳理
    平野玲、、長瀬直義、中島周
    井脇幸江、長谷川智佳子、高村順子、佐伯知香、田中結子、岸本夏未、河合眞里
    松下裕次、野辺誠治、小笠原亮、宮本祐宜、横内国弘 
  ■秋-シューベルト/ゼンダー
    高岸直樹、木村和夫、斎藤友佳理

終演後、振付家ジョン・ノイマイヤー氏によるアフタートークがありました。

今回の公演はオーケストラが入らないテープ演奏だったので、今回比較的前の席だった事もあり、『春と秋』での小出領子さんをまじかで観ることが出来て幸せでした。第三楽章(ヴィヴァーチェ)の後藤さん、小出さんはとても素晴らしい熱の篭った演技でしたし、後藤さんはやはり特別な方です。 あとシンプルなステージと衣装、生成りを生かしとってもピュアな感覚を持ちました。初見でしたが、ルグリレッスンでも在ったので比較的ストレートに入ってくる振付に気持ちが良かった感覚があります。あと、『時節の色』 はこれも初見でしたが、Ⅰ・冬-ヴィヴァルディの井脇さんの美しいこと。 ・・ 比較的今日は前の列だったので、音楽テープでオーケストラが入らなかった事もあったので、まじかで見れることが出来ました。

終演後、振付家ジョン・ノイマイヤー氏によるアフタートークがありました。
直ぐにあるって場内アナウンスがあったにも係わらず、なかなか始まらない・・なんて思っていたら、明日帰国予定のノイマイヤーが終演を待って気になる部分をレッスンしていたそうです。
・・で、インタビュア:三浦氏で通訳入りで・・
Q1.初めての振付について
 A. ⇒ 23才:三島由紀夫の「近代能楽集」を読んで大変感銘を受けドビュッシーを使って振付をした
三浦氏:楽曲の選択について・・この楽曲を選択する感性が素晴らしいとの事(本当に綺麗な楽曲ですが、楽曲名は聞き漏らしています)
Q2.時節の時 ・・ 音楽ほかについて
 A. ⇒ 日本人の四季に対する感性に感銘を受けた。例えば季節毎に食器を変えて楽しむ習慣・・
      日本でのレストランでもインスピレーションを得た(笑)そうですが、季節をKeywordに169曲のリスト
      これから選曲して12パターンを準備して、プロジェクトに入る(来日して振付開始となる)
      日本人ダンサーは振りに対して理由を求めるが、ノイマイヤー自身も分からない
        → ダンサーを見て、団を見て構築(慣れていないので作業は難しかった)したらしい
      初演から8年だが、「季節と言うだけでなく ダンサーの人生の流れが感じられる」(三浦氏)
Q3.今後は
 A. ⇒ 来年2月にハンブルグ・バレエ団の来日発表
      また演目は、「人魚姫」、もうひとつは未定 → 三浦氏の懇願として、「椿姫」を・・ 大賛成です♪

というものでしたが、不明な点などありますが、とっても素敵な方ですね。
数学者のような風貌。

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