それと、アトレ2月号が昨日着きました。2010-2011年の先行申し込みがあります。私は、ヴァリエーションフルとヴァリエーションミニを2つ申込みました。書いてびっくり、昨年より選択公演回数が増えている。 5月は無理なので、アラジンは殆パス状態なのですが、少し貯金しておかなくては・・・ ^^ ;;
スタッフ
【振 付】マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ
【作 曲】ピョートル・チャイコフスキー
【監修・振付】牧 阿佐美
【指 揮】アレクセイ・バクラン
【舞台装置・衣裳】ピーター・カザレット
【照 明】沢田祐二
【管弦楽】東京交響楽団
【芸術監督】牧 阿佐美
【主 催】新国立劇場
キャスト
【オデット/オディール】 さいとう美帆
【ジークフリード王子】 マイレン・トレウバエフ
【ルースカヤ】 湯川麻美子
【ロートバルト】 貝川鐵夫
【王妃】 坂西麻美
【道化】 福田圭吾
【王子の友人(パ・ド・トロワ)】 本島美和 長田佳世 江本 拓
【小さい4羽の白鳥】 遠藤睦子 西山裕子 寺島まゆみ 長田佳世
【大きい4羽の白鳥】 川村真樹 寺島ひろみ 本島美和 丸尾孝子
【スペインの踊り】 西川貴子 楠元郁子 福岡雄大 芳賀 望
【ナポリの踊り】 伊東真央 井倉真未 八幡顕光
【ハンガリーの踊り】 長田佳世 古川和則
【2羽の白鳥】 堀口 純 寺田亜沙子
新国立劇場バレエ団 牧版では、最後、オデットとジークフリードの愛のチカラで、ロートバルトは湖の沈み最後を遂げます。でもどう見ても、いや何度となく観ましたが、群舞のチカラが優っています。白の群舞・白鳥達は、ロートバルトに向かい・・これでもか・・このへんでどうだ!って何度も何度も攻め立てます。愛し合っているオデットとジークフリードは、その勢いについていき、まるで魔法?でロートバルトを湖の沈めるかの様。 もちろん戦いも無ければ、やっつけた感もない。4幕全体がセルゲーエフ版の省略形の様です。ジークフリードはオデットをリフトし、広げた羽でロートバルトに2人で向かいます。限界に達したオデットは力尽きたかと思いきや、直ぐにすっくと立ち上がり、王子の胸に抱かれてる。・・のだが、つかれたよ・・って声が聞こえてきそうな位の振付。 微妙に間の置き方が早い・・し、なんかジーンと来る時間も無い。 バクランさんは本当に頑張って盛り上げてくれるるのに楽曲が勿体無い・・・・ なんだか寂しくなります。
しかし今日の2人さいとう・マイレンペアはそれさえも吹き飛ばしてくれてたみたい。2人を観てて逆に思ったのでしたが、マイレンのオーラが薄くなっているって最初思ったのですが逆でした。さいとうさんが素晴らしい演技でもう・・完全にマイレンはサポートに徹した演技を貫き通し、こころ打つ系の演技力で観せてくれた事に感謝したい。先日の小野さんの舞台では、「今はこれで良い」って書きましたが、さいとうさんはやっぱり主役を踊っている回数が多いせいか、美しさ、魅せ方、間のとり方が急激に上昇傾向(って言うより高みに!)。 技術的な部分はあまり分からないのですが、省略している部分なども見受けられますし、(やっぱり小野さんの初役であの安定感は、改めて素晴らいと感じます)ときどき、あれれ・・って感じる部分はあります。また白鳥らしからぬアチチュードですし、いつもであれば「う~ん」って思うかもしれませんが、さいとうさんのオデットは役に対して、心の部分から入った感動を感じました。 また意外だったのが、オディールを演じたさいとうさん。意外とこの人意地悪なの>>>? 本性>>? ぐらいの勢いもあった様に。 その意地悪さ加減にジークフリードは振り回され、時に下を向き、喜びで眉を上げて、本当に3幕は楽しい時間でした。(あっもちろん、本性って言うのは迫真って事と思っております) 技術的バレエ用語で説明出来ないので申し訳ないのですが、さいとうさんはこのままの方向でしょう。急激に伸びる時に、赤のオーラを纏い、努力すれば良いと思います。 今後とも応援します(もちろん2011年も買っちゃいました)
今日はとても幸せな気分です。さいとうさんがプリマらしく成長している事とマイレンの舞台を観れたこと。大きい4羽の白鳥の美しさにうっとりしてた事。完璧と言って良い大きい4羽の白鳥ではないでしょうか。(勝手に書いちゃいますが)新国立で最強でしょうね。あと、福岡雄大さんは今後期待大。今日も彼の為にスペインは拍手してた気がします。福岡さんは種別で言うと、マイレン寄りだと感じます。技術も正確だし、あのキレとカッコのつけ方、大好きになった人がまたまた増えた気がします。
今回概ね東京交響楽団は良かったです。また、バクランさんの指揮は好き。やっぱりバイオリンソロの出来が素晴らしいと思います。クラシックコンサート等はあまりいった事が無いので、世界の本気と比較することは出来ませんが、いつも聴いているバレエ舞台でのソロとしてはとっても良かったと思います。(久しぶり) 悪い時は良く書きますが、もしかして国内のオーケストラを書くのは初めてかも知れません。
あまり書けなかったこと少し反省しますが、ザハロワさんお大事に!
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