2011年4月21日木曜日

4/21 関連からのメッセージ

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンのプログラムが全て白紙となり、チケットが全て払い戻しです。政府の「レベル7」の一報には大変驚きましたし、チェルノブイリの”にのまい”的(どちらも現場では、大変な状態と思いますし、一生懸命だった事は違いは無いと思いますが)な日本人の対応だったのか改めて確かな情報で判断致したく思っております。そうじゃない! ・・きっと って

さて本題ですが、下記の【謹告】が出ております。大変以上な状態ですね。ホールAもそうですし、このイベントもそうです。規模としても大変はインパクトです。細かいイベントの中止はありましたが、数百万単位のイベントでは、芸術分野では(東京で)初めてかもしれません。(確かなことは調べて無く、いい加減な事言っているかもしれませんが) たしかに仕方ないと言えば・・仕方ないのですが、現実を受け入れるしか無いと思います。全てが無常です。永遠に平和はありませんし、いま私たちには「現実をそのまま受け入れる」気持ちが必要だと思うのです。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンがプログラムを見直し適切な形を実施・運営していただける事、心待ちにしております。昨日までテーマはマーラーの没後100年での「タイタン」。世界中でこの時期から夏の音楽祭では演奏される事と思います。ムターもJAの中止発表がありましたが、やはり彼女もバッハを挿入しているようですし、世界中で日本を愛している方の気持ちはプログラムで判別出来ます。海外で頑張っている人も日本で活動している人も、根っこの部分で「故郷」と定義出来る人が、気持ちを出す事がとても嬉しいのです。

最後にやはりmidoriの言葉
「当然一人の生きとし生けるものとして、できうる限りの応援を続ける所存です。」
この言葉が力になります


以下、内容
http://www.lfj.jp/lfj_2011/

【謹告】
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2011の開催内容変更のお知らせ
この度の東日本大震災によって、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、被災された皆様に衷心よりお見舞いを申しあげます。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2011-タイタンたち-の開催に向け鋭意準備を進めてまいりましたが、今般本イベントにつきまして皆様に重大な変更をお知らせいたします。

東日本大震災後の一連の大きな余震を受けて再度会場予定施設の安全点検を実施した結果、電気系統の不具合が発見され、ホールA、ホールB7及びホールB5の各ホールの利用ができないことが判明しました。また、福島原子力発電所における国際原子力事象評価尺度が「レベル7」に引き上げられて以降、海外アーティストの来日キャンセルが重なり、予定どおりのプログラムで実施することが困難となりました。
このような状況において、「タイタンたち」をテーマとした今年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2011は誠に残念ながら内容を大幅に変更せざるを得なくなりました。すでに販売したチケットをすべて払い戻しさせていただきます。イベントを心待ちにしていらしたお客様ならびに関係者の方々には多大なご迷惑をお掛けいたしますことを、心より深くお詫び申しあげます。

このような逆境ですが、私共は形を変えてでも公演を続行し、可能な限り最高のものを提供したいと考えております。またこの状況下でも来日の意向を示しているアーティストも大勢いらっしゃいます。これまでのプログラムは白紙に戻し、新たな感動と驚きを皆様と共有すべく、使用ホールを限定し、企画を練り直し、5月3日(火・祝)~5月5日(木・祝)に「とどけ!音楽の力 広がれ!音楽の輪」の合言葉のもと東日本大震災復興を願い、新たなラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2011を開催することといたしました。詳細内容とチケット販売については4月22日(金)にご案内する予定です。今しばらくお待ちください。
本イベントの主旨から会期中募金箱を設け集まった募金は東京都を通じて被災地の自治体に義援金として寄付いたします。

また、丸の内エリアで予定されている「エリアコンサート&イベント」につきましては、内容を一部変更の上、4月28日(木)から5月5日(木・祝)にかけて開催されます。
日本はいま、大変困難な状況に直面していますが、音楽が、この世界の大きな悲しみを乗り越えるための奇跡的な力を私たちにもたらしてくれることを信じつつ、勇気と情熱をもって、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2011の開催を決意する次第です。
誠に勝手ながら引き続き皆様の温かい支援のほど、よろしくお願いいたします。

0 件のコメント:

コメントを投稿