2011年1月19日水曜日

1/18 新国立『ラ・バヤデール』2回目

芸術監督:デヴィッド・ビントレー Artistic Director : David Bintley
振付:マリウス・プティパ Choreography : Marius Petipa
改訂振付・演出:牧 阿佐美 Revised by Maki Asami
作曲:レオン・ミンクス Music : Leon Minkus
編曲:ジョン・ランチベリー Arranged by John Lanchbery
舞台美術・衣裳・照明:アリステア・リヴィングストン Production Designs: Alistair Livingstone
照明:磯野 睦 Associate Lighting Designer: Isono Mutsumi
指揮:アレクセイ・バクラン Conductor: Alexei Baklan
管弦楽:東京交響楽団 Orchestra: Tokyo Symphony Orchestra


【ニキヤ】        小林ひかる〈英国ロイヤルバレエ〉
【ソロル】        デニス・マトヴィエンコ〈マリインスキー劇場バレエ〉
【ガムザッティ】  厚木三杏
【ハイ・ブラーミン(大僧正)】森田健太郎
【マグダヴェヤ】  吉本泰久
【黄金の神像】    八幡顕光
【トロラグヴァ】  貝川鐵夫
【ラジャー(王候)】逸見智彦
【ジャンペの踊り】井倉真未  大和雅美
                  伊東真央  細田千晶  今村美由起
                  川口 藍   加藤朋子  盆子原美奈  益田裕子
【つぼの踊り】寺田亜沙子
【パ・ダクション】
                  [ブルー・チュチュ]
                      西川貴子  寺島まゆみ  丸尾孝子  本島美和
                  [ピンク・チュチュ]
                      さいとう美帆  高橋有里  西山裕子  米沢 唯
【アダジオ】マイレン・トレウバエフ  菅野英男
【第1ヴァリエーション】長田佳世
【第2ヴァリエーション】西山裕子
【第3ヴァリエーション】米沢 唯



本日は初台、2度目の『ラ・バヤデール』でございます。夜はやはり冷えます。

早速本題ですが、小林ひかるさんのROHからの抜粋ですが
http://www.roh.org.uk/discover/artistdetail.aspx?id=378
First Solo Shade and the Third Solo Shade in
Natalia Makarova’s production of La Bayadère

のようです。 新国立劇場のパンフでは、ガムザッティの履歴記載がありましたので、やはり初日ニキアデビューって言うほうがあってますね。私は2度目のニキアって言う事だとおもいます。
感想としては、とても柔軟なダンサーで技術もしっかりしてるし、期待のファースト・ソロイストでした。経験を積めばきっと素晴らしいROHのダンサーとして、私たちの誇りとなってくれるとおもいますし、今回の「ラ・バヤデール」の会場も1幕登場後の最初のソロ以外は、ブラボーが連呼されており、認められている感じは、正直とても以外であり、また新国立劇場バレエの観衆の暖かさを感じる次第でございました。拍手だけってこともありうるし、今まで正直不足気味の拍手等が多かったのに、今日は、小林ひかるへはとても暖かい対応に安心し、嬉しく感じました。
観衆も変わっているのかもしれませんね♪

ところで、
前回、16日と良く似たキャスティング、ガムザッティが厚木さん。マグダヴェヤの吉本さん、黄金の神像が八幡さんってところでしたが、前回16日とは全然違う舞台でした。それはニキア登場のシーン、ガムザッティとニキアの諍いと決心(1幕最後)、2幕ニキアのソロ、ニキアの死とソロル、ベール、フィナーレ。って思い出すだけでもこれだけは思ってしまいます(書き方が本来のタイトルと違いますが・・)。

ニキア登場のシーン:
ここでは、やはり恭しく登場となった、階段から降りてくるスピードで一旦止まり、そのあとはイメージ通りの登場シーンへ繋がるし目線等も素敵だった。一気に引き込まれる・・引込むオーラを持っている。あとのソロは巧かった。とても丁寧な表現で正確。ただ場を掌握する強さは持ち合わせておらず、先日の川村さんの様なプリマっぷりは無い。1人として、またソロルとの2人として観る場合の素晴らしさである。背中が柔らかい。とても形1つが綺麗。私的にはここが一番良かったが、ブラボー無し。
その後の大僧正とのやり取りにも、強さを感じるし、良かったのだが、楽曲「ジャ・ジャン」って所(分らないですよね)大僧正に向かいニキアが胸に両手を充てて、女っぷりを発揮し、きっぱり「なにか」っていうところですが、ここの形が好きでは無かった気がする。って言うか間違っている気がする

ガムザッティとニキアの諍いと決心(1幕最後):
ガムザッティが見栄を切り、「覚悟して・・」って所の前のやり取りです。お互いのコンセンサス不足か、なにか、良い舞台を作るって感じが観えて来ない。それぞれがそれぞれの事を見ておらず、自分の役、振りのみに集中し、楽曲の進む事に集中している様にしか見えない。今までの流れがあまり気にしていなかったので、ほんとの事は分かりませんが、「戦い」なのですから、出方を観て対応って事の方が嬉しいし、観てて迫力を感じますね。なにせ2回目の舞台なので

2幕ニキアのソロ、ニキアの死とソロル:
一気に書きます。ニキアのソロは大変美しいものでした。ザハロワには敵わないものの、近い感覚を覚える。ほんとこれってある意味同レベルなのかもって気までしてくる。比較するときの気持ちって馴染みに寄る気がしますから・・・。でも巧かったし、感情たっぷりに演じてくれる事は本当に彼女の可能性に期待しちゃう。(もちろん、ザハロワと同レベルって言い過ぎです。すみません) 
出たくない、でも巫女としての仕事なので、「あ~っ」って思いが顔いっぱいでした。ソロルは(ここ結構注目のしどころ)デニス君のソロルはとても後悔しており、懺悔にも似た表情を作り、ガムザッティに応対し、あろうことか、ニキアがちら見した時に、手にキスしてた。それまでの後悔の顔を観てれば・・もしかして・・・復縁なんて・・・って考えるも無駄!。 やっぱりここはこれ!なのですが、何回みてもデニス君のタイミングに惚れちゃう。ひかるニキアはとっても純粋で激情的であった。役つくりが新鮮であったな。そういえばROH・DVDで観たアスィルムラートワの役つくりと似ているのかもしれない。
戻しますが、毒にやられてニキアがガムザッティに向かうシーン、ここでも少し浮いてた。もう気にしない。 瀕死の状態でニキアが観るソロルは駆け寄りたい気持ちも抑えきってて、背中を向けてしまってた。あ~ って声が聞こえてきそうな位のニキアの顔と悲嘆。 オペラグラスで覗いててしっかり観てたのです。駆け寄るソロル、何年か前もあったが、やっぱりその場で悲嘆する姿がすきなのね、デニス君! 彼はそのまま逃げだす事無く・・であった。(牧先生・・完全無視?)

ベール&フィナーレ:
ベール及び、そのあとコーダ迄は少し弱いと感じたし、勢い余ってって所も感じた。実際ここまでこれほど完璧な技術を魅せてくれていた、ひかるニキアなのに・・って感じです。時間が足りなかったのかは不明なのですが、十分に楽しみましたよン。でもやっぱりここは難しいのね♪
全然理解しないわたしでございますが、フィナーレ迄楽しみました

あっ「影」の事忘れてた。そうやっぱり「お疲れ様」って書いとかなきゃ♪
この演目を好きな理由も、この数分間の為って部分も大きい。32人の影たちは前回以上のパフォーマンスを魅せてくれました。 うっとりです。そのあとの24人も引き続き頑張っていた。この気力ってすごいっていつも思える。 ブラヴォー♪ です

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