2007年9月2日日曜日

ロシア・バレエのスターたち Bプロ

送信者 Bolshoi

  
今日は、
ボリショイ・バレエ&マリインスキー・バレエ  『ロシア・バレエのスターたち Bプロ』に行ってきました。 
指揮:アレクサンドル・ボリャニチコ、パーヴェル・ソローキン
演奏:東京ニューシティ管弦楽団  Tokyo New City Orchestra

2007/09/02  新国立劇場 オペラパレス 於


先だしで少し・・本日『JapanArts』さま、やっちゃいましたね♪
なにもそこまで、みんな笑って(呆れて)ました。(でもなんだか楽しかったけどね)
アレクサンドロワは、オーケストラピットに投込み、サラファーノフはテリョーシキナに思いっきり浴びせているし、でもロパートキナも、エカテリーナも、みんなみんな、この公演の最後はいい顔していましたね。 本当にいい企画でした。2日間とも最高の席を取ることが出来た(多分こんな機会は初めてです)ので、ダンサーの表情・ちょっとした仕草、仲良しさん、カーテンコールの癖等、いろいろ思うことが出来ました。

 先日買った『作品解説』を読みながら、外の風に中っていました。外もだいぶ涼しくなってきました。 オペラパレス(最近すっかり馴染んでいます)の2Fの踊場です。”病めるばら”はプティの1973年マリア・プリセツカヤへ振付けた作品。  「目に見えない虫が、お前のベッドを見つけた・・・ その虫の暗い、秘められた愛は、お前の命を滅ぼす・・」。ばらは美の化身として描かれている。 音楽は、マーラーの第5シンフォニー。  マリア・プリセツカヤは、自分のための作品を、他のバレリーナが踊る場合ダンサーを厳選しているが、ロパートキナは昨年のプリセツカヤのガラで、この作品を踊ることを依頼され、以後彼女の大切なレパートリーにしている。

楽しみに、なってきたとおもいつつ、会場へ入りました・・
・・ 千秋楽の始まりです ・・

【マリインスキー・バレエ】
●アルレキナーダ  プティパ振付/ドリゴ音楽
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ&アントン・コールサコフ  
今日はマリインスキーが最初でした。
コールサコフは黒のタイツとセーラーの白のブラウス、仮面のメイクをしています。やっぱりですね。カーテンコールのお茶目な姿はさすがです。コールサコフはやはりダンスが綺麗ですね。すっかりファンになってしまいました。

●病めるばら  ローラン・プティ振付/グスタフ・マーラー音楽
ウリヤーナ・ロパートキナ&イワン・コズロフ
書いたとおり、期待一杯の2演目目。ロパートキナは、シュフォンのサーモンピンクと生成りのグラデーションの衣装、コズロフは、ライトグレーのパンツです。 プティの振付という事もあり、何かしら奇をてらうかも・・なんて思いつつ、出てきた瞬間に泣かされました。先日はダンスだけで、『3つのグノシエンヌ』を魅せ、今日は人間を魅せてくれました。 思考部分のダンスは全くなし。たった12分の間ですが、倍に感じ、また考えさせてくれます。
登場の瞬間、ロパートキナはリフトされ、アームス・シルエットの動きだけで表現します。次第にライトが明度を増し、ばらの色(イメージです)をモチーフにした衣装が鮮明になります。これが「他のバレリーナが踊る場合ダンサーを厳選している演目」です。 確かに納得の舞台でした。


●眠れる森の美女  プティパ振付/チャイコフスキー音楽
アリーナ・ソーモワ&アンドリアン・ファジェーエフ
やっぱりかわいいですね。ってそれだけかもしれませんが、バレリーナとしては大切な要素です♪
昨日も思いましたが、これだけの素質が勿体無い。もちろんオーロラは彼女にぴったりの素材です。 もっともっとソロイストとしての美しさがあれば、絶対に大ファンになりそうな予感♪

●ジゼル  コラーリ振付/アダン音楽
オレシア・ノーヴィコワ&ウラジーミル・シクリャローフ
昨日のボリショイ「ルンキナ&スクヴォルツォフ」の『ジゼル』。「今から公演を待ちわびています。真のロシアを代表する素晴しい二つのバレエ団の公演。楽しみにしていてくださいね。」ってコメントをしてくれていますが、ちょっと順番が悪いような。 やはりルンキナの丁寧さには勝てないかな。シクリャローフは何となく、良い子っぽくって物足りない感じかな? 

●イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド  フォーサイス振付/ウィレムス音楽
イリーナ・ゴールプ&イーゴリ・コールプ
先日の『フェリ引退ガラ』でアリシア・テューズリーのペアが余りにも良かったので、インパクトは少し少なかったかも知れません。ブルーグリーン(最初はライトの加減でダーク系と思ったが)と黒のコントラストを効かせた衣装。 コールプははじけていましたけど・・

●タリスマン  プティパ振付/ドリゴ音楽
エカテリーナ・オスモールキナ&ミハイル・ロブーヒン
初見です。「タリスマン」は、天の支配者アムラヴァチが、娘ニリチに贈った永遠の生命を与える為の贈ったお守りの意味(らしい)。ニリチは永遠の命を捨てて地上に残る物語。風の神ヴァイユとニリチのパ・ド・ドゥを今回披露している。 風の神ヴァイユ ・・ スカイブルーの衣装はマリインスキーらしい色使いの様に思えます。

●瀕死の白鳥  フォーキン振付/サン=サーンス音楽
ウリヤーナ・ロパートキナ
これを観るために、チケットを取りました。2回魅せて頂きましたが、やっぱり素晴しい。
これだけ心を打つダンサー(=芸術家)はどれ位いるのだろうか 。 死を前にして語られる情景・心情、いつまでみせてくれるか、どの様な努力かのか、何をしているのか、たった4分間の幸福な時間♪

●海賊  プティパ振付/ドリゴ音楽
ヴィクトリア・テリョーシキナ&レオニード・サラファーノフ
先日と違い、サラファーノフはいい感じでした。 所々(ソーモアのも言えるが)大げさな振りは少し気になりますね。でも大変この演目は素敵です。テリョーシキナはやっぱりマリインスキーの至宝ですね。
今日は本当にそう感じました。多分テリョーシキナが良く見えるロジックは、サラファーノフ のバックアップも当然あり、本当の彼をもう少し観てみたいな・・♪


【ボリショイ・バレエ】
●ばらの精  フォーキン振付/ウェーバー音楽
ニーナ・カプツォーワ&イワン・ワシーリエフ
いよいよ、ボリショイ演目で最後です。トップは先日マリインスキーで素敵な筋肉を観せた「イリーナ・ゴールプ&イーゴリ・コールプ 」の対抗となります。 ・・確かにこんな企画って面白い・・ 男性ソロイストの見せ場だが、やけにカプツォーワが気になりましたね! ワシーリエフは大変端正なって言うより、パワーダンスって感じました。 筋力が強いのかな? リフトをおろす瞬間の音のとり方は大変好きなタイプです。また、ヴァリエーションも綺麗です。(でも衣装はマリインスキーのメリハリのあるほうが好きだったよ♪)

●ライモンダ・アダージョ  プティパ振付/グラズノフ音楽
ネッリ・コバヒーゼ&アルテム・シュピレフスキー
素晴しいの一言。とっても良かったです。コバヒーゼのライモンダはいいですね♪

●白鳥の湖 「黒鳥のパ・ド・ドゥ」  グリゴローヴィチ振付/チャイコフスキー音楽
エカテリーナ・クリサノワ&ドミートリー・グダーノフ
ロパートキナがいてオディールか・・って感じを思いつつエカテリーナに期待・です。第3幕黒鳥のパ・ド・ドゥは漆黒の衣装が少し珍しいかな。 エカテリーナのオディールは悪女ってより、意地悪程度のかわいいオディールでした。表情を観ていましたが、見下す感より、同レベルで争うって方があっているかも知れません。 全幕で観るとまた感じが違うかもしれませんが、やっぱり先日の通りかわいいバレリーナですね。

●スパルタクス  グリゴローヴィチ振付/ハチャトリアン音楽
スヴェトラーナ・ルンキナ&ルスラン・スクヴォルツォフ
「私たちダンサーは豊かなレパートリーを持っていますので、興味深いプログラムで、感動していただけると思います。ロシアと日本のバレエは密接に繋がっていますよね!素敵な“バレエのプレゼント”をお贈りします。このプロジェクトに参加できて光栄です。」ってコメントを寄せてくれている通り、先日の『ジゼル』で魅せた通り、いい表現でした。とっても満足しています。
今回は第3幕のパ・ド・ドゥです。 スパルタクスとフリーギアの不安の表現がまるで『言葉』です。
よかった♪

●ミドル・デュエット  ラトマンスキー振付/ハーノン音楽
ナターリヤ・オシポワ&アンドレイ・メルクーリエフ
今日ここまでのボリショイベストです。1列目男性諸氏から、大変な「ブラボーコール」。確かに素晴しい演目と表現でした。 オシポワ・メルクーリエフ で黒の衣装でカジュアルなコンテンポラリ作品。ラトマンスキーがマリインスキーの為に、1999年に振付けたらしい。導入部分のパートが最後でリピートされる大変好きなタイプでした。 ガラ以外では、途中で倒れたペアのあと別のペアが出てくるらしいが、今回は2人だけの演目と為ってますが、この10分間のレベルでは無い様な・・。
是非また観てみたい演目でした♪ (オシポワ&アンドレイ・メルクーリエフ で良かったです)

●ドン・キホーテ  ゴールスキー振付/ミンクス音楽
マリーヤ・アレクサンドロワ&セルゲイ・フィーリン
いよいよ最後の演目。 本当に長いような短いような・・と言う感覚がぴったりな感じです。アレクサンドロワ・フィーリンでのパフォーマンスは、こんな明るい演目でも、少し感動した結果となりました。あまりにもかっこ良すぎる。ボリショイ全幕の片鱗を観ました。 この演目はやはりボリショイで必ず観たい。 特にフィーリンの見得を切る姿がとっても素敵です。 こんなバジルがいたらやっぱり好きにならない訳が無い・・って感じです。またアレクサンドロワのバランス感覚は綺麗です。 速いとかでは無い美しさを感じます。


最後に
各ペアがアレクサンドロワ・フィーリンの合図で次々に登場します。ルンキナ&スクヴォルツォフは特にかっこよかったです。 フィナーレは皆で、日本風「正座+リフト」で手を振りながらの、先日と同じ演出。 でも千秋楽なにかあるのかな・・なんて思いつつ拍手・拍手・・・
「ド~ン」と言う発砲音と共に紙テープ・紙の雪(でよかったかな?)・・それも大量
ダンサーが雪の為消えて(端のソーモア中り迄)いる。・・多すぎ?
掻き分けてカーテンコールに答える。
っと思った瞬間、また2発目・・今度こそ全員消えた。
遊ぶしかない状態 ・・やり過ぎだよJapanArtsさん・・
でも、今回の企画は私の中では、『フェリ引退ガラ』に次ぐ、BestStageの1つとなりました

最後はスタンディングオベーションで私も前に出て、「小さなブラボー」デビュー出来ました(これは書かないほうが良かった感♪)

  ありがとう
  みなさま♪
    

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