2008年5月28日水曜日

5/28 ラッキーな私!

 
今、ひろみさんのサイトで見つけました。
   → こちらから

「 新潟県中越沖地震チャリティー・バレエガラコンサート」に、ひろみさん、まゆみさんが出演されるそうです。
詳細はttのホームページから参照して頂きたく思いますが、以下の演目♪

9月1日(月) 新宿文化センター(東京都) 18:00開場 18:30開演
S席 15,000円 A席 13,000円 B席 10,000円 C席 7,000円 D席 5,000
寺島まゆみ: パートナー:未定      演目:未定
寺島ひろみ: パートナー:芳賀望さん   演目:「くるみ割り人形」よりグラン・パ・・ド・ドゥ
まだ、掲載の芳賀さんはフリーとなっています。
いよいよ楽しみのなってきました!
でもサイトには未だ今後追加と記載されていますが、 どうなる事でしょう♪
 

2008年5月25日日曜日

5/25 ラ・バヤデール4回目

 

本日はキャスト発表から気になっていた、西山さんガムザッティを本日は観てまいりました。
続けての「ラ・バヤデール」ですが、もしかして全然飽きないし、本当に新国立の公演は好きなようです。今日が一番集中して観ていられた感じがします。楽曲を頭で鳴らしながら、観ている時は私的に、本当に入っているときです。

キャスト
  【ニキヤ】本島美和
  【ソロル】マイレン・トレウバエフ
  【ガムザッティ】西山裕子
  【ハイ・ブラーミン(大僧正)】ゲンナーディ・イリイン
  【マグダヴェヤ】吉本泰久
  【黄金の神像】江本 拓
  【トロラグヴァ】市川 透
  【ラジャー(王候)】森田健太郎
  【ジャンペの踊り】楠元郁子 堀口 純
  【つぼの踊り】湯川麻美子
  【パ・ダクション】
    [ブルー・チュチュ] 川村真樹 寺島まゆみ 丸尾孝子 堀口 純
    [ピンク・チュチュ] 遠藤睦子 さいとう美帆 大和雅美 井倉真未
  【アダジオ】陳 秀介 冨川祐樹
  【第1ヴァリエーション】丸尾孝子
  【第2ヴァリエーション】寺島まゆみ
  【第3ヴァリエーション】さいとう美帆

純粋に、本島さん西山さんの対決と言うよりも、西山さんを観にいきました。 ひろみさん、まゆみさんは言うまでも無く、西山さんを含む3人の大ファンです。 あとマイレンも♪
西山さんの新しい部分発見した気分です。(長く観てられる方は当たり前と思うかもしれませんが・・)彼女の激しさが改めて認識できた事です。
脇に回ったときの彼女も大好きだけど、本当に嬉しいキャスティングでした。
ありがとう!

そういえばガムザッティ今回、西川貴子さん(18日)・真忠久美子(21日)さん・湯川麻美子(24日)・西山裕子さん(25日)と、4人とも観ましたが、西川さんの演技がやっぱり好きですし、美しさが無いとソロルは、「許せない男」になり切れないと思います。特にプルミエで観た時、違和感を感じてましたが、今日は舜刹・・完全に落ちていました。 (この辺りはマイレンも大好き♪) 感じたまま書いてみます。

   西川さん ・・ 超・気後れ気味でしたし、いつもの迫力が無かった様に感じます
            【大人度】 ○
   真忠さん ・・ 子供っぽいやりすぎ感。 でもキャラ的には全然ありですしひろみさんとのやり取りに整合性◎
            【大人度】 △
   湯川さん ・・ ザハロワとかなり張り合っていて、とにかく切れ切れ
            【大人度】 ◎
   西山さん ・・ 本島さんとのコンビがとても素敵でした。また一番強さを感じました
            【大人度】 ○
役作・特徴など入れて見たかったけど、私の知識では無理でした。
書かないわけにはいかないので、当然ニキヤですが、本島さんの技術はかなり上がっている様に見えました。 少しここ・・もう少し丁寧なアームスだったらと言う箇所がありましたが、ヴェール等、難しい場面でも崩れない見せ方など、強さを身に付けてます。
今回の「ラ・バヤデール」は非常に満足のいったものでした。
みなさんありがとうございます♪
 

2008年5月24日土曜日

5/24 ROH & ABT チラシ情報

今日にチラシに関西での英国ロイヤルバレエの演目紹介がありました。
その中のSNAPを入れておきます。ガラ公演少し関西在住が羨ましい演目ですね。 
英国女王へのオマージュです。


 あと、やっぱり帰って確認できましたが、ABTのチラシ、今日裏面を観てみましたが、何となく差し替えられていました。先日書いたジリアンとイーサンの裏面ですが、多分一番最初は、大好きなっていうか、これを見て海賊を買った事に喜びを感じていた私でしたが、いつの間にかニーナが、ケント(だと思いますが)に代わっていました。

5/24 ラ・バヤデール3回目


 
ソワレ「ラ・バヤデール」を観てまいりました 。先日西山さんのガムザッテイを観たくスケジュールを調整して、本日チケットをゲットしました。意外と2F席でしたが、良い席がありBOXOFFICEで購入。ラッキーでした。ザハロワ3回目のニキヤ公演で、今日はもうスイッチオン状態。 素晴らしい出来だったと思います。
それと少し気になっていましたがTVカメラが今まで見た事がない位に入っていました。TV放映かな?
なにせ、1列目やや上手を分捕るわ、サイド、2Fまで本当にこんなに邪魔してって思うくらい!
決まったら教えてねって感じですが・・

キャスト
  【ニキヤ】スヴェトラーナ・ザハロワ
  【ソロル】デニス・マトヴィエンコ
  【ガムザッティ】湯川麻美子
  【ハイ・ブラーミン(大僧正)】ゲンナーディ・イリイン
  【マグダヴェヤ】吉本泰久
  【黄金の神像】八幡顕光
  【トロラグヴァ】市川 透
  【ラジャー(王候)】逸見智彦
  【ジャンペの踊り】遠藤睦子 井倉真未
  【つぼの踊り】真忠久美子
  【パ・ダクション】
    [ブルー・チュチュ] 川村真樹 寺島まゆみ 丸尾孝子 堀口 純
    [ピンク・チュチュ] 遠藤睦子 さいとう美帆 西山裕子 小野絢子
  【アダジオ】グリゴリー・バリノフ 江本 拓
  【第1ヴァリエーション】丸尾孝子
  【第2ヴァリエーション】川村真樹
  【第3ヴァリエーション】厚木三杏

2階席中央で本日は鑑賞したしました。 以前座ったときは、ダンサーの高さとか、表情とか、いろいろなものが見えないなんて思っていた私でしたが、いやいややっぱりこの演目は2Fの少し離れた席から観るのがベストかもしれません。 表情が見えないなんて気のせいですし、高さは多分慣れます。自分なりの尺度が出来るまでは少し時間がかかると思いますが。
肝心の本題ですが、今日のザハロワは完全にSwitchON状態でした。 良かったです、改めて演技と技術が噛み合う時に参加できて幸せでした。 初日はやはり体が重たい印象がありましたが、終日に向けて合わせてくる辺りは、さすがです。 普段あまり「感動」を彼女に感じる機会が少なく思っていましたが、今日は別♪  素晴らしいニキヤにブラボー♪

 今日は2幕ニキヤが解毒剤を落とし、死に至ってからはソロルは走って帰りました。やっぱり初日と振りが違っていた様です → これどうでもいいかも知れませんが、私にとっては重要な3幕への布石です。 3幕始まりが、ソロルのアヘンのシーンと最後の2人の女性が争うシーンへ繋がるように思っており、彼は「逃げなければならない」役回りが(意外と気弱とか)定義されるほうが、物語として面白いと思っておりました。 だって、残る=後の処理 だもの!
なにせ、人間ソロルは男前で自己中心的で、かつ子供であって(表現ではなく芯が)欲しい・・と言うのが好みですから。
今日もデニスはよく演じています。またザハロワの3幕の空気感はとにかく凄かったです。まるでこの世界に居ませんでしたし、デニスのサポートの良いせいか軽い、なにしろ軽い。
良い日でした。
いよいよ明日は落日です。
西山さん頑張ってくださいね♪  
 

2008年5月23日金曜日

5/23 ラ・バヤデール2回目

 
 会社を定時であがり初台に向かいました。入ったのはぎりぎりで10分前です。いつも時間は余裕をもって行動したいのですが、忙しいので観れるだけでもOKです。 心待ちにしていたひろみさんニキヤなので絶対遅れる訳にはいきませんし、どうにか滑り込めたのは助かりました。 先日も京王線はすごく遅れていて、こんな時は日頃しない、神様に感謝しますね♪

キャスト
  【ニキヤ】寺島ひろみ
  【ソロル】中村 誠
  【ガムザッティ】真忠久美子
  【ハイ・ブラーミン(大僧正)】ゲンナーディ・イリイン
  【マグダヴェヤ】八幡顕光
  【黄金の神像】グリゴリー・バリノフ
  【トロラグヴァ】市川 透
  【ラジャー(王候)】森田健太郎
  【ジャンペの踊り】楠元郁子 堀口 純
  【つぼの踊り】湯川麻美子
  【パ・ダクション】
     [ブルー・チュチュ]川村真樹 寺島まゆみ 丸尾孝子 堀口 純
     [ピンク・チュチュ]遠藤睦子 さいとう美帆 大和雅美 井倉真未
  【アダジオ】陳 秀介 冨川祐樹
  【第1ヴァリエーション】丸尾孝子
  【第2ヴァリエーション】寺島まゆみ
  【第3ヴァリエーション】さいとう美帆

【感想】
なかなか書けないでいましたが纏まりが無いと思いますが、とにかく書いてみます。
先日文句ばっかり言っていた、オーケストラはプルミエ公演と違いとってもゆっくりした(って比べると)心地よいものでした。できるじゃん♪ 音は逆に先日の方が良く鳴っていたと思いますがテンポが[130]ほどある行進は足が絶対について行かないと思います。今日はとっても良かったです。
 本題ですが、めちゃめちゃ緊張の登場でした。観ているこっちももう”ドキドキ”です。自分なりにニキヤ登場のシーンは思い入れがあったりして、良し悪しではないのですが「まったりした登場」とかがお気に入りです。出てきて足を一歩進める瞬間から、ひろみさんは”ぎこちない状態”でした。こんな登場って今まで見た事無いよ・・。 以外(ごめんなさい)と冷静さを持っていた中村さんとの事を鑑みると、今日は少しおかしいかも・・・とおもいつつ。 ニキヤ最初のバリエーションはやはり堅さが目立つ出来。終わって近づく大僧正を前にして、腹筋が大きく動き、また肩まで使って息をしているひろみさんでした。もしかしたらって思いました・・本当に。 でも水を与え会える嬉しさで笑顔になった時には、何となく少し落ち着いたように感じていました。少し可愛そうだったのが、大僧正との絡みのシーンでも、演技する顔のこわばりは消えていませんでした。 ここはやっぱり毅然として欲しい所! 愛する人があるのに・・あなたって、もっと「きっぱり」と答えて・・と言う気持ちです。中村さんソロルとのパ・ド・ドゥですが、ぎこちない様に感じました。 拍手も比較的ファンが多いひろみさんにとってでも少なく感じております。
1幕2場、「ラジャの屋敷」のシーンが始まります。色が昨日観たものと少し違う感じがありましたが、気のせいかもしれません。もっと黄色が強かった気分でしたが。(少しいい加減な事言ってるかもしれません) ジャンペは良かったです。今日は音にすごく良く乗れていて、観ていてつい笑顔が出てくる感じ。 いよいよ初見の真忠さんガムザッティの登場、の前にこの前の家臣のリアクション(結婚命令が告げられた時の・・)はやっぱり少ない振り付けです。これは正式な振り付けなのでしょう! とってもかわいいガムザッティです。 中村さんソロルは多分惚れたでしょう。 一瞬「おぉ~」という声を発している様に、いや・・はっきり聞こえました。 先日のタイトルですが、やっぱりこの男許せないかも♪ 大僧正が登場したときも、先日のデニスは後ろめたさを感じさせ、「内緒の話が・・」では、もう私だ・・的な表情を浮かべてとても面白く拝見していましたが、今日の若いソロルは現代的に、とってもクールな表情でかわしていました。 ← すごいぞ♪ 彼の表情は大変面白いです。若いけど少し大人びた顔も作り、一生懸命さと抜いている状態が一目で判ります。 ジャンプも軽いし大変頼もしい成長を今後見て行きたい気分にさせられますね。
見せ場の、ニキヤとの対決は彼女の表情にすっかり参りました。もちろん真忠さんです。兎に角チャーミングです。決して造っている訳ではないと思いますが、一つ一つが子供っぽさを感じさせながら、きつい事を言う、一見整合がある様で、考えずに出来る自然な役つくりだと思います。 キャラがとっても素敵でした。クールな方が最近多いし心の強さと控えめな表現等と真逆なバレリーナって、ここって感じの存在感。またこの時間からひろみさん発揮でした。とにかく素敵♪
2幕「婚約式」です。やはりここは昨日観た色かな? 少しライト自体のブルーが昨日より冷たさを感じさせます。(全く気のせいかもしれません)
パ・ダクシオンは初日と比べると少しだけ地味です。わくわく感が薄らいでいる自分がありました。でも皆さん丁寧で、今日は舞台センターに座っていましたが、とても綺麗の揃っているチームワークにブラボーです。
っで、肝心のパ・ダクシオンですが、真忠さんの最後のグラン・フェッテはなしでした。でも本当に彼女の可愛あふれるガムザッティは、こんなキャラでも”あり”って納得させる出来だった様に思います。真忠さんって実はあまり今まで観ていない1人だったのですが、好きな・観て行きたい追加1人になりました。まゆみさんは第2バリエーションでした(バリエーションはこの楽曲が一番好きです)。トロアでの彼女も、バリエーションでもとても丁寧な踊り、もっともっと評価されてもいい様に思いますが♪
ここからが今日の本題です。ひろみさんの表現は花籠を含め、素晴らしい出来です。こんなに切なく毅然とした舞姫。解毒剤を落とす目線は思わず涙が溢れてきました。ここからもう次々涙腺がだめ!
3幕「影の王国」昨日に続き、真センターから観る影たちの素晴らしい事。 本当に新国の白は素敵です。
ひろみさんは人間ニキヤから、無機質な空気感が出ていてこんな物悲しさの表現はとっても回数が足りないよ♪
もっと観ていたい。ヴェールでも多分プルミエで観たより良い出来だったと思われます。総じてひろみさんの背中の硬さを除けば、今日は3幕に集約されていました。とにかく素晴らしいとしか、私のボキャブラリはありません。

ありがとう、ひろみさん
今週あと1回24日を観ますが、西山さんのガムザッティのチケットを25日日曜分良い席があったら買う事に決めました。好きな演目なのでしょうがないな♪

2008年5月18日日曜日

5/18 あなたはこの男を許せるか‥?

 
今日は、新国立バレエ「牧版 ラ・バヤデール」(初見です)を観てまいりました。
京王線の電車は問題なく動いており、速く出た分、速すぎって感じで・・でも時間があってパンフレットを事前にゆっくり読む事が出来ました。

スタッフ
  【振付】マリウス・プティパ
  【演出・改訂振付】牧阿佐美
  【作曲】レオン・ミンクス 
  【編曲】ジョン・ランチベリー
  【舞台美術・衣裳】アリステア・リヴィングストン
  【照明】磯野 睦
  【舞台監督】森岡 肇
  【指揮】アレクセイ・バクラン
  【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

キャスト
  【ニキヤ】スヴェトラーナ・ザハロワ
  【ソロル】デニス・マトヴィエンコ
  【ガムザッティ】西川貴子
  【ハイ・ブラーミン(大僧正)】ゲンナーディ・イリイン
  【マグダヴェヤ】吉本泰久
  【黄金の神像】八幡顕光
  【トロラグヴァ】市川 透
  【ラジャー(王候)】逸見智彦
  【ジャンペの踊り】遠藤睦子 井倉真未
  【つぼの踊り】湯川麻美子
  【パ・ダクション】
    [ブルー・チュチュ] 川村真樹 寺島まゆみ 丸尾孝子 堀口 純
    [ピンク・チュチュ] 遠藤睦子 さいとう美帆 西山裕子 小野絢子
  【アダジオ】グリゴリー・バリノフ 江本 拓
  【第1ヴァリエーション】丸尾孝子
  【第2ヴァリエーション】川村真樹
  【第3ヴァリエーション】厚木三杏

 早く着いて読んでいたパンフレットで気になったのは、「第4期研修生」が”影の王国たち”のメンバーに入っていました。 加藤朋子さん、益田裕子さん、間辺朋子さん、丸澤扶由子さん、山田蘭さん5名の名前は載っていましたが、先日怪我の(研修発表会)の中村さんの名前は無かったって事は、未だ罹っているようですね。 今日研修生の誰かは不明です。(確認できていません) それと、目をひいたのは ”世界一短い「ラ・バヤデール」”の記事です。牧さんの「演出ノート」に記載されていましたが、現代的なスピード感が結果的に前記になったようです。 少しびっくりしましたが、1877年マリインスキーでの初演公演では、4幕7場総人数230人での舞台だったって・・すごすぎです!  (知らないのは私だけかな?)
 あと、このパンフレットのすごい所は、「プティパ版」「マカロワ版」「ヌレエフ版」^^;「牧版」のダイジェストを・・これはとっても判りやすいぞ(good!!) でも牧版での2幕ニキヤの死のあと「ソロル悲嘆にくれ走り去る」とありますが、走ってないぞ! ヌレエフ版と同じく、抱きかかえて嘆いている様に見えたが、これはもしかして水曜にもう一度確かめます。・・ パンフレットの話はこれくらいにしてみます

【感想】
事前に読んだランチベリー の編曲でどうなったか興味深々での始まり♪
やけに速いテンポでした。 って思っていたら、あっという間にでした。みんな少し音から遅れ気味?・・大僧正とニキヤの駆け引きもとっても”さらっ”と終了して・・あれれって思っている間に「ニキアとソロルのパ・ド・ドゥ」、重要な布石となる筈のシーンも、一応要素は入っているものの、こんなに気持ちが乗る暇を与えないスピード感って・・って疑問ありじゃないかな。(もしかすると2回目からは大丈夫かもしれませんが) ニキヤが出てきた瞬間、大僧正は、皆に「さぁ」って踊りだした瞬間、求婚! またビックリする暇も無く、切り返すニキヤ、断り方も迷いが無い(少なからずリスペクトする大僧正であれば、少しの間が欲しいもの・・この速さからすると日頃の大僧正はややエッチな性格なの?って思いました) 返答とその後の対応。 ここから聖水のニキヤの踊りだけでも、テンポをメリハリ・・緩めて欲しいと思いました。 でもデニスは本当に素晴らしいダンサー。 ザハロワは少し切れが無かったかな? 2人になるとでもやっぱりこの透明感は、気持ちは少し伝わり辛いですが、美しいです。

1幕2場は、間髪入れずに暗転します。 ラジャの屋敷が向日葵色と言うべきか、とても暖かい良い色彩で浮かびます。ゴールドと言うより夜のひまわりの様な色感を受けました。  ラジャは得意気にソロルに愛娘のガムザッティを紹介します。デニスの困り果てた表情はとってもかわいい♪  でもリアクションが悪い家臣。(なにか笑えます) またまた急な展開でガムザッティが直ぐに紹介され、とりあえずにこにこの西川さんととりあえずのデニスの対比。ガムザッティはドキドキしている様子が観られます。大僧正の登場とラジャとの駆け引き・・ またヴェールを投げ捨てるラジャは、また音と合っていないよ(ってこれが正式かも・・この辺はマカロワ版とよく似ている)。 なんとなく収まりが悪いことはおいて置き、ガムザッティが聞いてしまう。 椅子に座った所にニキアが登場し、顎に手を充てて確かめるのですが、とっても自信のなさげなガムザッティは、少し可愛そうなくらいに上下がはっきりしてしまう。
いよいよニキヤとガムザッティの対決・・大好きな場面ですが、既に結果が見えるくらいに迫力が伝わりません。 やっぱり伝える間、・・とガムザッティ&ニキアの差異が余りにあり過ぎる結果だったように見えました。(見てしまいました) 最後ガムザッティが「やってやる」的な迫力で迫る場面でも音が余っているよ感じたのは気のせいかな(今度確かめます)

2幕「婚約式」です。 舞台は華やかな色彩 ・・オリエンタルな中間色 とっても良かった色彩: 赤紫、藤色、瑠璃紺、もえぎ色、紅赤、暖色で纏められた色調は、ダンサー迄飲み込むくらいの洪水を起こし、婚約式としてはにふさわしい物だったと思います。 でもやりすぎかもと感じる方も多いと思いますが明度としては私的にとても好きな明るさでした。(大好きだったデザイナーの高田賢三(kenzo paris)さんを思い出しました)

一押しは八幡さんの「黄金の神像」。一方で観ていなかったのが、「パ・ダクシオン」での2人。 ちなみに「太鼓」はありません。 ここはピンク・チュチュの西山さんと小野絢子さんに見惚れていました。 この場面の楽曲でのパ・ダクシオンはいつもとても楽しみにしている場面の筈が・・・・デニスごめん! いよいよニキヤのヴァリエーション。

ここが私にとってのツボです。 このヴァリエーションのザハロワは素晴らしく綺麗でした(ここら辺では復調しています)・・思わずジーンときてしまっています。 ところで(自分の解釈と観たままですが)牧版で明確になったのは、大僧正が「解毒剤」はいつも持ち歩いている・・と言う疑問ですが、ヴァリエーションの途中、花籠を持った瞬間にピーンときたのか、マグダヴェヤに命じて「解毒剤」を準備させている。 また準備した「解毒剤」に”これがあれば”と言う表情まで見せている。・・という事。 題名に付けましたが、ソロルもニキヤの前なのに、手をとって、それも自分の頬に手をあてて・・までするかな? 普通やっぱりニキヤは愕然としますよ・・やっぱり許せないかもしれません(あれれ・・牧さんの述中に・・)。 ザハロワは花籠最後で、少し疲れていましたね。 彼女は途中でこんな姿を見たこと無かったのですが、本当にお疲れ気味かもしれません。

3幕はいよいよ「影の王国」です。影のメンバー1人目は小野さん。 前幕を忘れて、彼女がここにいると本当に一流のバレエ団に見えます。本当に安定していて綺麗です。 いつもの事ですが、この楽曲を聴くともう「涙腺」が駄目になります。 この新国立バレエ団のコール・ドはやはり好きですし、とっても綺麗。 ソロルはここではニキヤの事で頭がいっぱい。悩み、苦しみが本当につらそうです。 影のニキヤから真相を聞かされて後悔する。 難しいステップを感情で伝えるデニスがいました。ヴェールのヴァリエーションでは先ほどの疲れからか、最後まで続かない彼女を観るのはとてもつらかったです。 第1から第3ヴァリエーション(川村さんの出来がとても素晴らしかったと思いましたが、期待していたのは、厚木さん。この直前まではとっても丁寧でしたが。)の後、いよいよ結婚式のシーンですが、影のニキヤが出てきて少しハプニングがあったものの、最後のヴェールのニキヤがソロルを先導し、力尽きる設定は納得です。(気持ちに踏ん切りがつけられるかもしれません)

とても牧版が好きとは言えませんが、とても好きな場面が沢山ありましたし、ガムザッティ&ニキアが新国バレエ団のメンバーでの公演がとても興味深く思えてきています。 21日ひろみさんの舞台を観ますのでまた報告しますね♪

先日言っていたチケット・西山さんガムザッティは本日時点で買えないでいます。 気持ちはわかって頂けると思います。
 

2008年5月14日水曜日

5/14 ABT & 今週末からの予定

とっても久しぶりの更新です。すみません
JAサイトのABTブログ(こちらから)で、ジリアンとイーサンの素敵なチラシの秘話(?)が掲載されていました。(抜粋)ジリアンとイーサンが、湖の中でキスをしている写真には、問い合わせが殺到。
・・とある様に、やはりとっても気になるチラシでした。何とも美しい写真は、当然合成では無く、Fabrizio Ferriさんの撮影だったようです。なんと(抜粋)「はい、OK」と、3分で撮影は終了したそう。・・なんて、これで惹きつける見事さは脱帽♪ こんなときでもフェリを思ってたりしますが、まずは公演までの時期を楽しみたいと思います。
それとこの中に、(知らなかったのですが)・・12日、月曜日の「英語でしゃべらナイト」はご覧いただけましたか?見逃してしまった方は、再放送の予定がありますので、こちらをぜひチェック!⇒再放送予定:5月15日深夜<16日午前>2:45~ 総合テレビ ・・という記事が。 明日は見てみようと思いますが、金曜も朝から忙しいので大丈夫なか!

 あと楽しみにしていた新国立バレエ「ラ・バヤデール」が日曜から始まります。キャストの詳細も発表されていますが、気になってのが「ご観劇の参考に・・」ですというPDFファイルのリンク。 頑張ってますね! 詳細はこちらから → 

2008年5月8日木曜日

5/8 新潟県中越沖地震チャリティーバレエガラコンサート

 
楽しみにしていたチャリティーバレエガラの情報です
新潟県中越沖地震チャリティーバレエガラコンサートブログ が立ち上がっています。
ドメインも新たに、niigata-gala.seesaa.netを取得されており、とても正規なサイトとなっているようですね。(良かったですね♪) 最初はYAHOOのブログがとても心配で、かつ連絡は携帯電話での対応、さぞかし問い合わせなど大変だったと思います。
とても個人での対応で、このような招聘を行えるとなると、いろいろな”事件”等、大変だったと思いますが、良くここまで到着出来たことに感謝したいです。(会場などさすがに法人格でないと難しいと思いますが・・・) 私の方は、今日チケットが到着しておりました。何しろゴールデンウィークの間はメールBOXさえ見れない状態だったので、多分数日前に着いていたかと思われます。本当に良い席でした。ありがとうございます。またサプライズ①で、「公演当日の舞台稽古 特別ご招待」の件は先日発表があった通りの様です。情報によると、サプライズ②がそのうちにあるようですが、楽しみに待っています!
チラシが同封されているので掲載します。

ブログのなかで管理人”たま”さんですが、更新がほぼ0時に為っていますが、忙しく頑張っておられると思います。お体ご自愛願いますね!