2008年1月11日金曜日

1/10 レニングラード国立バレエ「バヤデルカ」

  
本日はレニングラード国立バレエ「バヤデルカ」を観てまいりました。

【キャスト】
ニキヤ: アナスタシア・コレゴア
ソロル: イーゴリ・コルプ
ガムザッティ:エレーナ・エフセーエワ
幻影のバリエーション: イリーナ・ペレン、タチアナ・ミリツェワ、イリーナ・コシェレワ

【オーケストラ】
指揮: ミハイル・パブージン
管弦楽: レニングラード国立歌劇管弦楽団

【感想】
相変わらず、ぎりぎりに東京文化会館に入りました。意外と人が少ないと感じており気分的に少しあせった状態でクロークに向かいました。 そんな事ない・・って気が付いたのは私がただぎりぎりだったせいでした。 ほんとロシア的な顔つきのミハイル・パブージン が登場して、大好きなミンクスの前奏が始まります。
コルプのソロルは思っていた通りの端正で丁寧な役作りで登場。いよいよコレゴアのニキア登場です。あれれ・・丁寧に踊っているが何となく固いかな? ・・じゃなくって若いかな? ・・そうではないのかな? でも身体能力の高さは素晴しいです。特に背中の柔軟さは観た事のない様な骨格をしています。ビシニューワを見たとき以上のインパクトがありますが・・ 何だろうこの違和感は・・って感覚が暫く続き、大僧正に迫られるシーンで、はっきりしました。 役に合ってないんだ・・って。 多分この後ある、キトリなんかだとすごくいい感じかもしれません。 またマーシャなんかも可愛くっていいかも。 手足の細さまた長さ、顔の小ささ、はっきりした顔立ち、先に書いた身体の強さ、などなどバレリーナとして決して嫌いではありませんが、この演目にキャスティングしたルジさんに疑問でした。 カーテンコールで久しぶりに拝見しましたが、すっかりいい感じでなって、もう少し満足のいくキャスティングを望みます!
エフセーエワのガムザッティは素晴しかったです。昨年(ちょうど1年前のオーチャード)より、とんでもなく素晴しい演技でした。 それと相変わらずだな~と思ったのは、キャスト表を見ながらクロークで待っていた時に目をつけていた「グラン・パ」と「幻影のバリエーション」 
特に「グラン・パ」はミリツェワ、コシェレワ、コチュビラ、カミロワが出てきた瞬間から空気が変りました。「幻影のバリエーション」はイリーナ・ペレン、タチアナ・ミリツェワの出来が特にブラボー♪

あと先日の書きましたが、床の下手前方などが張りが悪かったようです。ここだけ変な音がしています。また3幕「幻影登場」のコール・ドでは、聞いた事のない音がしていました。

でもでもいつもの様に、3幕「幻影登場」で感涙♪
ミンクスのこの部分は本当に素晴しいです。 時折入る高音域のピッコロ系の音が入る部分などは本当に心に刺さります。大好きな3幕です。兎に角この8分間が最上の瞬間です

明日は、愛すべきシェスタコワの登場です。
頑張って参加します
  

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