2008年12月20日土曜日

12/20 新国立バレエ 1回目 『シンデレラ』


本日は、初見の新国立劇場バレエ『シンデレラ』を観てまいりました。
タイロルロールの記載も括弧書きにしておりますが、実は2幕途中で、レジニナの、怪我により、舞台も中断、代役での公演となりました。怪我の説明などはありませんでしたが、折角来日して怪我で帰るのは、さぞつらいのではないかと思います。それにしても、15分間の中断で代役の美帆さん、マイレンの2人はブラボーですし完璧なマイレンはすごいとおもいます。また会場の空気もとっても温かいものでした。

【振 付】 フレデリック・アシュトン
【作 曲】 セルゲイ・プロコフィエフ
【監修・演出】 ウエンディ・エリス・サムス
【指 揮】 デヴィッド・ガルフォース

【シンデレラ】  さいとう美帆(ラリーサ・レジニナ)
【王子】 マイレン・トレウバエフ(ヨハン・コボー)
【義理の姉たち】 マシモ・アクリ,井口裕之
【仙女】 川村真樹
【父親】 石井四郎
【春の精】 小野絢子
【夏の精】 西川貴子
【秋の精】 遠藤睦子
【冬の精】 寺島ひろみ
【道化】 八幡顕光
【ナポレオン】 伊藤隆仁
【ウェリントン】 貝川鐵夫

 2幕のシンデレラと王子のパドドゥの後に、多分楽曲があっていない、デヴィッド・ガルフォースの指揮棒がおりません。舞台を見続けて、王子のヴァリエーションを踊ろうとしたヨハン・コボーは、小声で「マエストロ」と言い、1回頷き、ガルフォースがページを捲り、ヴァリエーションの楽曲が始まりました。 ・・  順番を飛ばして、レジニナの様子を見ている様に感じました。(この演目をはっきり知らないので・・いい加減な事言っているかもしれません) コボーのヴァリエーションは素敵。そのあとの踊りの後に幕が突然下りて明るくなり、男性監督による「主役が怪我をしました。15分後の中断の後に代役によって続けます」というアナウンスがありました。 そこで数分してから、美帆さん、マイレンのアナウンスがありました。実はその前、レジニナのポワントが一度落ちました。その前後、川村さんの仙女が下手へ下がる時に、妙にゆっくり歩いているので実は彼女になにかあったのかな・・なんて考えていました。 再開したあとも、レジニナの事が本当に気になりました。こんなことは短いバレエ鑑賞歴の中で初めてなのですが、今日の空気は後で鑑みると重かった様に思います。なんとなくそのあとも心配で、「どうかこのまま終了しますように・・」なんて考えていました。 またコボーもとっても残念だったのでは?ないかと思います。

 それにしても美帆さん、マイレンの代役はこんなときでも安心して、また素晴らしい出来でした。また川村さんはとてもとても素敵で上品な雰囲気を醸し出しており、うつくしい舞台です。ダンサーの代役、それも主役での途中登板は、直ぐに入れるってすごいと思います。 美帆さんは笑顔全開で努めており、マイレンに至っては本当に「彼だったら大丈夫」って感じさせる、オーラ全開ですね。

あと2回の公演詳細は未だでておりませんが、このサイトの記載通りです。


大事に至らないように。

 

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