2008年12月27日土曜日

12/27 新国立バレエ4回目『シンデレラ』

 
今年最後のバレエ公演、新国立劇場バレエ「シンデレラ」を、観てまいりました。マエストロ・ガルフォースが指揮するプロコフィエフの素敵な楽曲に今日も包まれ、いい時間を過ごす事が出来ました。

【振 付】 フレデリック・アシュトン
【作 曲】 セルゲイ・プロコフィエフ
【監修・演出】 ウエンディ・エリス・サムス
【指 揮】 デヴィッド・ガルフォース

【シンデレラ】 西山裕子
【王子】 中村 誠
【義理の姉たち】  保坂アントン慶 堀 登
【仙女】 本島美和
【父親】 石井四郎
【春の精】 伊藤友季子
【夏の精】 湯川麻美子
【秋の精】 高橋有里
【冬の精】 厚木三杏
【道化】 八幡顕光
【ナポレオン】 伊藤隆仁
【ウェリントン】 小笠原一真
【王子の友人】 陳 秀介 冨川祐樹 江本 拓  マイレン・トレウバエフ

今日は大好きな裕子さんで今年が締めくくられるので、昨日のまゆみさんと併せてとても良い舞台でした。期待通りのシンデレラ。何にも負けない芯の強さと、いつでもポジティブ。 いつも感じる事は、裕子さんには気遣いがある・・ってことです。この配慮がいつも楽しみ。実生活に近しい。まず相手をいつも見ている気がします。それが主役となると、別かもしれませんが、やっぱり何か好きなバレリーナです。

”大事件”がありました。1幕目最後とっても幸せそうなシンデレラがかぼちゃの馬車で舞台を風の様に走り去ります。このスピード感が見せ場ともっていますが、なんと上手から出てきてUターンし、再度上手付近で、方輪が浮いている。 いやな予感的中です。幕前、下手で馬車が転倒。
先日の事もあり、裕子さん他、特に引いていた方々・・怪我の無い様にと思いつつ、会場は拍手。 まるで何もなかったかの様な・・。あっけに取られていた私も場内アナウンスが無いことで安心しておりました。2幕無事に出てきた裕子さんを観て安心しておりました。(みなさん大丈夫だったでしょうか?)

保坂さん 堀さんのアグリシスターズは今日も楽しかったし、場数を踏んでとっても進化している(面白さ倍増していました)。王子の友人4人は少し疲れてきたかもしれません。また四季の精では、冬の厚木さんがとにかく氷までイメージさせる冷たさを醸していました。伊藤さんは新国立劇場バレエのスタイルにもう少しフィットすれば素敵に感じると思いますが、何となく疎外感があるのかな? 彼女はとってもシャイなのかもしれませんね(雰囲気は強そうですが・・ごめんなさい)。中村王子はもっと素敵と思っていましたが、やっぱりアシュトン版は男性も難しいのかな?(この辺私の無知によりうまく書けませんが)

それと、今日はコール・ドの中央で、大湊さんをやっとみつける事が出来ました。昨日2Fからオペラグラスで覗いていて、見当はつけていましたが、今日確認できました。彼女は美人ですね。でも今回の衣装より、オリエンタル調の役柄の大湊さんの方が美しさが映えます。コール・ドに埋もれる事の無い彼女のスタイルはこれから来年も観ていきます。

とにかくとても素敵なシンデレラ週間でした。
ダンサーのみなさん、今年もお疲れ様です。素敵な舞台をありがとうございます。
感謝♪

  

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