2010年11月28日日曜日

11/28 2011- ローザンヌ国際の候補者リスト

ローザンヌ国際の候補者リストが、サイトから発表になっていますね♪
今年ももう時期がきました
[Selected candidates 2011]


Japan Male Ryunosuke Ishikawa Hakucyo Ballet Academy Nagano 
Japan Male Shizuru Kato  Acri-Horimoto Ballet Academy, Saitama
Japan Male Eisho SuzukiKunitachi Studio, Nishi Komako, Tokyo
Japan Male Koya OkawaThe Bolshoi Ballet Academy, Moscow
Japan Male Masahiro HanejiHouston Ballet Ben Stevenson Academy

日本人男性は5人が候補なのですね♪
また来年の2月だと思われますが、私たちが見れる時期は少し暑くなった頃かな?
楽しみにしましょう

詳細はこちらからです

2010年11月27日土曜日

11/27 ショパン・コンクールサマリ

ショパン・コンクールサマリを出してみました

Chopin 2010 - Score of the participants


”Define groupings and calculations”から、纏めたいカラムを選択します。エクセルで言うピボットの要領ですね。
データは下記からとなります
http://konkurs.chopin.pl/en/edition/xvi/verdicts2/1989_etap_i

私などは、上の表、少し見にくいのですが、”Define groupings and calculations”をクリックしてメニューを開きます
ColumnsからGroup byへ
Stage
└ Country
    └ Prize
の様に選択します。それでnextボタンからPointsの計算式(アベレージなど)を選択しOKで
148の+ or -を一度クリックすると中身が見えます。
例えば、(20) - 3rd のロシア出身者の順位は、1.5.7.9.20の5人が残っており、1位は3番のYulianna Avdeevaです
って具合ですね

あまりわからないので、特徴的なグラフをUPしておきます
1. 国別の合計取得ポイント (ステージ進出取得点数 の総和) :



2. 国別の平均取得ポイント (ステージ進出取得点数 ÷ ステージ進出人数) :




1番は得点の総和なので、1stStageなどでは、日本が大きくリードしますが後続きません
とくに2番のグラフ化で顕在化することは、1stの1/3に赤がなくなり、そのあと半分が第3ステージって感じでしょうか、なんとなくですが方向は見えます。やっぱり固まる傾向のようですね。当然か! やっぱり国、地域など、国際化してるのは当然として、以上に予算をかけれるか・・ってことでしょうね。日本では、いろんなコンクールで頑張っていますが、これ以上になる場合は、国、地域のバックアップが必要なのでしょうね
みなさん、頑張っておられます。

11/27 ARTE Live Web ロミオとジュリエット

先日書きました『ロミオとジュリエット』を見ることが出来ました

Romeo et Juliette, à la Maison de la Danse à Lyon
http://liveweb.arte.tv/fr/video/Romeo_et_Juliette__a_la_Maison_de_la_Danse_a_Lyon/


バレエ団: こちら
演目:    こちら (本日のプログラム詳細はこちら)

戯曲を超えた時間軸と、楽曲の持つモチーフを超越、共に異彩を放った『ロミオとジュリエット』
って感じでしょうか!

悪魔の象徴なのか、それとも表裏なのか、布石とも言うべき1本の長い棒を振り回し、効果音と共に始まります。 その後、時間軸が違う事に気づきます。戯曲を超えた部分、書かれていない2人が死んだ後の、パ・ド・ドゥ?。これは16人程度の男女と、ロミオとジュリエットが、まるで、『人魚姫』で見たイメージの、支え無しには成り立たない、パ・ド・ドゥ。斬新ではありませんが、この部分だけは楽曲の割り振りがとても好きだった。

そこから時間がフラッシュで逆に回っている感じ。(正確には分かりません)
モンタギューとキャピュレット、ヴェローナの喧騒、喧嘩
ロミオとジュリエット 2人の愛の情景
ティボルトの死
マキューシオの死
ジュリエットの仮死 (オープニングでの棒が、6本でジュリエットの十字架を作り張り付きます)
ロミオの死
エンディング

概ね時間軸の、幕はこうだった気がします
バレエっていう定義よりジョエル・ブビエ版は、確かに現代舞踏でした。
大変ストレートな”思い”が入ってくる・・って言えば合うかもしれません。

だだ好きか?
って言うと、嫌いな部分が多く、良くあるタイプの現代舞踏って言う事になるのかも
「奇をてらう」的に感じてしまうのかな?

こんなふうに書くと、余りに陳腐に思えるが、決してそれだけではありません
意味がよく解る部分も多いし、シンプルな表現が素敵に見えることもあります
それは、ジュリエットの死に際して、ただ上に記した十字架から降りて座る演技が、時間と共に死に見える。また、あの後にロミオの死が間として無いと、一瞬感じられるが、でも・・ここでも座ってしまう
また、ジュリエットと友人の女性たちのパートでは完全な錯覚を覚えました
チュチュを着てポワントでとても美しいパート部分を、素足のダンサーが何も無いに等しい舞台装置と、スムース地のシンプルな黒のワンピースと、重なります。中央にジュリエットが白のワンピースでつま先立ちで細かく刻み・・ あっ・・綺麗だったな♪
黒子的な共演者達が上手いし慣れているし、とても効果的。


ARTE Live Web でが、此の様な面白いコンテンツが多いですね
さぁ、明日は下記のプログラムですね♪
Pelléas et Mélisande par l'Orchestre Philharmonique de Radio France

こんな演目は普段チケットを買うことが無いので、入門として愉しみま~す


今気づきましたが、追記でございますが、ピリス(Maria-João Pires)のピアノが聞けます
モーツァルト最後のピアノ協奏曲第27番、ピリスのピアノで聴く美しさは極上と思います
また聴くことと致します

http://liveweb.arte.tv/fr/video/Le_Chamber_Orchestra_of_Europe_et_Maria-Joao_Pires_a_la_Cite_de_la_Musique/

2010年11月25日木曜日

11/25 遅いがショッキングな・・

先ほど、web newsを見てて、遅延数日でございますが、NewYork Timesの情報

When the Critic Says an Art Form Is Dying
http://artsbeat.blogs.nytimes.com/2010/11/19/when-the-critic-says-an-art-form-is-dying/

と題して記事が載っていました(が正解 11/19なので・・)。
興味がある方は読んでください
なお私的には、下にコメントしている方が心強くって、うなずきました
文章になることが以外ですが、感じている事は一緒かも・・


Natalia Osipova will perform with Ballet Theater in “The Sleeping Beauty.”

















それとナターリア・オシポアの記事も
A Determined Ballerina, Propelled to the Top

http://www.nytimes.com/2010/06/18/arts/dance/18osipova.html?scp=1&sq=natalia%20osipova&st=cse

です。
彼女やっぱりすごかったのですね。トップへ向かいひた走る彼女、
実は、スクールの最終試験でボリショイへの道が繋がっていた様です

偶然、出会い、不思議な巡り合わせと、運命なのでしょうか

11/25 Ballet du Grand Theater de Geneve

バレエ:
ジョエル・ブビエ版 『ロミオとジュリエット』のライブがあるようです
(振付家はこう読むのかなって感じですが・・)

こちらです
http://liveweb.arte.tv/fr/video/Romeo_et_Juliette__a_la_Maison_de_la_Danse_a_Lyon/

Joëlle Bouvier (chorégraphe)
Ballet du Grand Théâtre de Genève


配信は、土曜早朝ですね
楽曲はプロコフィエフなのですが、全く初めての版なので、観る事ができたら結果報告します

2010年11月22日月曜日

11/22 midori picture

Photos: T. Oda

先日 midori のprojectを書き連ねましたが、サイトで素敵な写真もたくさんあります(英語のサイトでございますが・・)

http://www.gotomidori.com/english/

こちらに是非紹介したいのは、midori の ICEP 2009(INTERNATIONAL COMMUNITY ENGAGEMENT PROGRAM) の写真たちです。

とても、素敵なのでここで全て紹介したいのですが、とりあえずURLのみ書き出します。

← この穏やかさ 、midori の素敵な事♪ 

INTERNATIONAL COMMUNITY ENGAGEMENT PROGRAM
2009/2010 - MONGOLIA AND JAPAN 

[project]
http://www.gotomidori.com/english/images/No.%20116%20School%20for%20the%20Blind.JPG


それとそのサイトサイドメニューにある Newsで掲載されている、とても好きな写真たちです。
[news(サイトで観たほうが良いです)]
http://www.gotomidori.com/english/images/Midori-snap.jpg
http://www.gotomidori.com/english/images/bookcover.jpg
http://www.gotomidori.com/english/images/081205news_2.jpg
http://www.gotomidori.com/english/images/IMG_9859.jpg
http://www.gotomidori.com/english/images/IMG_2929.JPG


※もしこの写真掲載に問題がありましたらメール、もしくはコメントをお願い致します

2010年11月21日日曜日

11/20 「ロミオとジュリエット」 DAY !!




  昨日、金曜日(11/19)、今年6月29日に東京文化会館で上演された、英国ロイヤル・バレエ団の、2010年日本公演「ロミオとジュリエット」が、NHK芸術劇場で放送されました。さっそくHDレコーダに取り、その時間は眠って居た為、本日いろいろとゆっくりと見てみました。吉田都に、興味を持ってなかったし、ましてわたしの中でジュリエット・ダンサーでない彼女。もちろん6月の公演へは行く事をしなかったのです。でも、ロイヤルの「ロミオとジュリエット」、期待していない訳ではなく、フェリ東京最後の公演の出待ちで観た、吉田都がフェリを呼び止め、抱き合い讃えあってた2人の印象は忘れることは出来ませんが、結局観る勇気が無かったと言う事が本音かもしれません。
もし観るとしたらやはりコジョカルなのでしょうね。実際にコジョカルはミラノなどでも完全に認められているのでしょうし、(ここいい加減に言っていますが・・)ジュリエット・ダンサーとしての世界的な認知度は高いダンサーと思います。
それも縁が無く観る事が出来ておりませんが・・。
なぜだろう・・ 
今思える事は、フェリと、現役であれば、ラカッラ、逆にマクミラン版では、これ以外は観たく無いのかもしれませんね
難しいです

って所なのですが、
「ロミオとジュリエット」 英国ロイヤル・バレエ団 2010年日本公演
「ロミオとジュリエット」 ミラノ・スカラ座バレエ団 DVD
「ロミオとジュリエット」 ダンサーズ・ドリーム パリ・オペラ座バレエ団 DVD
「ロミオとジュリエット」 パリ・オペラ座バレエ団 DVD
を立て続けに観る事になってしまいました。
買い物もいけなかったし・・

巧かった、って言うのが本音・・だから、こんなに気持ちが盛り上がってしまった感じ。
なんと、細かい演技、心遣いって言う事?
でもやはり舞台を観たかったって事が本音
いつも感じることは、劇場で感じた感動は、TVでは感じる事が難しい事
カーテンコール、吉田都の人間性が一気にでちゃう
いろんな場面で見え隠れする、歩んだ人生
スティーヴン・マックレも好印象

でも疲れた、また眠ります

2010年11月19日金曜日

11/19 第65回ジュネーブ国際音楽コンクール ピアノ部門

萩原さん「信じられない」=スイス
本日朝、聴きましたジュネーブ国際音楽コンクールの、ねたが少しずつ出てきましたね♪
受賞者など今わかる範囲でご紹介させて頂きます。
[所属 PTNA(ピティナ)]
[本家/ コンクールサイト]

コンクールの名称(日本語表記): 
第65回ジュネーブ国際音楽コンクール ピアノ部門
以下サイトから抜粋:
11月4日から18日までスイス・ジュネーブで開催されていた第65回ジュネーブ国際音楽コンクールピアノ部門で、 萩原麻未さん(23歳、当協会学生会員)が日本人初の優勝という快挙を成し遂げた
萩原さんは、小嶋素子先生(ピティナ正会員)のもとでピアノを勉強し、ピティナ・ピアノコンペティションでは1996年にC級金賞、1998年にD級金賞を受賞した。その後、パリ国立高等音楽院でジャック・ルヴィエ教授ほかの指導を受け、めきめきと実力を上げた。ジュネーブ国際音楽コンクールでは、過去に、ミケランジェリ、フリードリッヒ・グルダ、マルタ・アルゲリッチらが優勝し、最近では、10月のショパン国際ピアノコンクールで第1位を獲得したユリアンナ・アヴデーエヴァが2006年に最高位に入賞している。日本人では同2006年、菊地裕介さん(ピティナ正会員)の第3位入賞がある。
らしい。また各WEBでのNEWSでも掲載が多い。なにせ1位なのですから
それはそうと、今日のラヴェル・ト長調つながりなのですが、東響との協奏曲が2011年2月にあります。
http://www.tokyosymphony.com/concerts/20110225geijutsu.html
なにせ「上原が初めて弾くラヴェルのコンチェルトにも興味がつきません」ですっかり、まいりました!
そうなのです、決してテンポメーカーでは無いのですが、歌う感性を持ったピアニストが萩原麻未と少し今日重なったのかもしれません。
だって楽しいから・・素敵だもの


それと、ALTE Live WEB
http://liveweb.arte.tv/fr/video/Finale_de_piano_du_concours_de_Geneve/
今見てみたら、萩原さんの顔になっています。
嬉しいですね♪


  

11/19 ARTE Live Web la finale de piano du concours 2010

先日arte LIVE WEBから、ピアノコンクールの案内がありました

  ファイナリストの協奏曲。名曲・ラフマニノフ、2番をLeeが、どの様に聴かせてくれるのか、またあの”のり”をハギワラがどの様に表現するのかまた、もちろんプロコ3番は先日、上原彩子での演奏が鮮明に残っている楽曲ですし、この並びって良くも悪くもとても似た要素を持つ作品で、表現したいことがとっても分り易い楽曲だけに感性が分かれる所。とても面白いと思い楽しみにしておりました。
そういえば後でキチンと調べようと思いますが、ハギワラマミはショパン・コンクールでも出てたような・・・ すごい体力 !!

本日の配信内容
http://liveweb.arte.tv/fr/video/Finale_de_piano_du_concours_de_Geneve/


Retrouvez sur ARTE Live Web la finale de piano du concours 2010 :

    マリア・マシチェワ
        プロコフィエフ  ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調

    ハギワラマミ (漢字がわかりません)
        ラヴェル ピアノ協奏曲 ト長調

    - 休憩 0.5H -

    Hyo Joo Lee (読みが分かりません)
        ラフマニノフ ピアノ協奏曲 2番 ハ短調

    パスカル・ロフェ:指揮
    スイスロマンド管弦楽団 (って読むと思われます。初めて聞きました)


ハギワラのあと、30分休憩


Leeのラフマニノフの後、賞の発表時間 (結局30分後となった)



結果は以下です:
ハギワラマミが1位
言葉が分からないのですが、マリア・マシチェワ、Hyo Joo Lee は同着の2位かもしれません。詳細が文字で出ていない為、間違いがあれば後で修正とします。それとHyo Joo Lee は、別の賞を受賞しております。観客がかなり彼女のラフマニノフにブラボーを送っておりましたので、観客賞ってところでしょうか? 
発表まで2回、合計30分の遅延アナウンス(画面テロップ)で、司会者が登場し、発表でした

私の感想は:
やはり他の2人はお金を出して見にいきたい演奏では無い・・っていう感じです。
ずれてるのかな?・・なんて事も思いますが、Hyo Joo Lee の演奏は音がつながらない。テヌートしないラフマニノフってどうですか? これは私にとっては致命的。それでもあのブラボーは分からなかった。理解不能・・もう少し聞く耳を持たなきゃ!
それと、マリア・マシチェワは音楽性が違います。なにかあまり最近のピアニストでは無い感じ。プロコ3番も楽しく無い感じ。
さて、ハギワラマミですが、ラヴェル・ト長調ですね。第1楽章ではスィングし、第2楽章では、とても静かに、終楽章ではまた第1楽章でのスィング感が戻ります。特に終楽章って、わたしの感覚では、「迷路に迷い込み、不安で一杯な少女の心、フィナーレでは、いままでは、どうしようも無いって思ってた迷路が、開けて広い光の世界へ飛び出た」って感じです。この気持ち、テンポが合う演奏がわたしの好みなのです。終楽章はほぼ完璧。でも2楽章の静かな流れ感は、全然好きにはなれなかった。かも・・。 ピアニッシモでテヌート的な演奏をすると私的には大好きなのですが、ばらつきと、不安定なトリル・・・などが、どうしても好きになれたかった要因。でも他の2人とは次元が少し違う。 反則かもしれない。

ここでも女性
世界でとても頑張っている
日本人であるハギワラマミは、エールフランスからの賞品授与時、プレゼンターからの「素晴らしい演奏・・(これ英語)」って言葉に対して、首を横に振っていた。欧米では多分あり得ない返しだが、あくまで褒め称えてくれた ”こころ” をハギワラマミがその後に「受け取れた姿」がとても印象的であったと言える。とても明るい感じの女性であり、また音楽家。笑顔が素敵。
これからの東京でのリサイタルなどして頂けると思いますが、機会があれば行きたいと思います

2010年11月17日水曜日

11/17 ショパン/入賞者ガラ


JAのサイトを観ました。考えるだけでわくわくするし、いろんな意味で、聴き切る事ってできるかな? って
http://www.japanarts.co.jp/html/2011/chopin_gala/index.htm

本日ではありますが、ガラコンサートの『楽曲の発表』が既に出ておりました。

なぜ、この楽曲ってところ、たとえばヴンダー幻想は予測通りだけど、彼のマズルカが無いし、さみしい限り。また協奏曲は2日で4回それも1番のみ。そうもちろんみなさんファイナルで1番なので妥当なのかもしれませんが、聴くほうはちょっとつらいかも! なんとか調整って出来ないのでしょうかね・・
それと、アヴデーエワのソナタ2番はこれもあたり、でも協奏曲が1日目のみ。2日目などはたった1曲。エチュードは妥当。バラードがなし。これは1番ぐらいはやはり、聴きたかった。トリフォノフのマズルカ賞の実力を舞台で聴けることが嬉しい。それとタランテラなんて、楽しそう。もちろんゲニューシャスのポロネーズ第5番は、とても楽しみ。 ってやっぱり2日間聴きに行きたいし、逃すことは惜しい気がしてきた。そういえばノクターンって無いですね。作品27・嬰ハ短調などは比較的なじみの有る楽曲なので、有っても良かったと思います。こんな機会は5年に一度なので、もちろんマズルカ・ノクターン遺作系はアンコールしてくれるのでしょうね♪
これ全部足しても、5人にしては、時間が短い気がするし、(個人的には一番好きな)24の前奏曲とか、なにかサプライズがあれば嬉しいな・・。アントニ・ヴィット指揮、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団の協奏曲は、こんな機会でしか日本では聞けないと思いますので、2番なんかあると良いな・・って欲張りすぎですね。

でも・・どうしよう。小野さんのニキヤ、またチケットが無駄にしなきゃいけないかもしれないし・・・。



【11/17での発表分予定】
ショパン生誕200年、史上最高レベルと賞賛され、世界が注目する入賞者らが早くも来日!


1月22日(土) 14時開演 オーチャードホール
フランソワ・デュモン(第5位)
  即興曲第1番 変イ長調 作品29
   スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 作品39
インゴルフ・ヴンダー(第2位)
    ポロネーズ 第7番「幻想」 変イ長調 作品61
ルーカス・ゲニューシャス(第2位)
    ポロネーズ第5番 嬰へ短調 作品44
    12の練習曲 作品10  第1番~第2番 イ短調
    12の練習曲 作品25 第1番~第4番 イ短調、第11番 「木枯」イ短調
ダニール・トリフォノフ(第3位)
    ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
ユリアンナ・アヴデーエワ(第1位)
    ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11


1月23日(日) 14時開演 オーチャードホール
ダニール・トリフォノフ(第3位)
   3つのマズルカ 作品56 より 第1番 ロ長調 / 第2番 ハ長調
   マズルカ風ロンド ヘ長調 作品5
   タランテラ 変イ長調 作品43
ユリアンナ・アヴデーエワ(第1位)
   ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 「葬送」 作品35
フランソワ・デュモン(第5位)
  アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ(オーケストラつき)
ルーカス・ゲニューシャス(第2位)
   ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
インゴルフ・ヴンダー(第2位)
   ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11

いつもの様に、楽しみな楽曲は色を付けています

11/17 CDなど

CDの話1は、メールなのですが、本日EMIから下記の内容で届きました
サイモン・ラトルとベルリン・フィル『くるみ割り人形』ですね♪  (これ以上のコンビは暫くありません)
音の優しさは抜群なのでしょう。下の映像を観たらやはりこの時期ほしくなるCDです
でも既にわたし知らないだけで、アマゾンなどでも出てた。
夏にリリースした『くるみ割り人形』って・・・


リンクはここから:
http://www.emimusic.jp/classic/rattle/

ラトルのサイト(とてもかわいい映像が観れます):
http://www.simon-rattle.de/start/videos
(大進さんも少し登場します)


内容抜粋:
絵本付クラシックドラマCD『チャイコフスキー:くるみ割り人形』いよいよ本日発売されました!
クラシックの代表的な作品であり、チャイコフスキーの三大バレエ音楽のひとつ、『くるみ割り人形』を、21世紀最大の”カリスマ”指揮者サイモン・ラトルが指揮するベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が演奏。日本が誇るトップ声優である石田彰氏、釘宮理恵氏が「くるみ割り人形」の物語ナレーションを担当し、絵本を国内外のゲーム・小説業界で人気の高いイラストレータ 鈴木康士氏が手掛けるという、前代未聞の豪華コラボレーション作品です!

というものです。
以外とこれからのシーズン、少し音楽がほしい時に、明るくなりたい時に良いかもしれませんね♪

CDの話2ですが、先日観た事との無い midori & zukerman のタイトルが・・ 初めて見ました。さっそくアマゾンなども見てみましたが、既に廃盤? 13歳のmidori 、これば聞かなきゃ・・って思い買い込みました。まさにバロック。2つのヴァイオリン(Concerto for 2 violins, strings & continuo in D minor ("Double"), BWV 1043 )はとても有名な楽曲なのですが、ここまでとは・・・ 少し衝撃です。こんな音を奏でる13歳の才能。なにも書くことが出来ない・・。この時フーベルマンを持ってはないと思います。終楽章では既に未来のmidoriが聴こえてきます
一方のバッハBWV 1042のヴァイオリンの響きは、midori の歌い方とは全然似つかわしくありません。 正当っていう言葉が相応しい・・って感触です。テンポが思ってた以上に、それよりもっと丁寧な奏で方であり、真摯な演奏。この演奏家がズカーマンなのでしょうか? 多分(ここでも知らない無知なわたし暴露でした) 私の持っている音感では分りません。でもこんなバッハも良いですね。最近この楽曲はヒラリー・ハーンで聴きました。が、個性を出しすぎる感が多い中、本当に久しぶりに聴くバロックって感じの協奏曲。第2楽章は凄いです。静かな水面をこの音が流れても波紋され立たない程の丁寧なアダージョ。それと終楽章の晴れやかな音楽。なにかバッハを久しく感じた気持ちになるCDです。
もう一つのビバルディは、やはり私には理解出来ない作曲家・楽曲であるためパスです。やっぱり苦手です。




2つのバイオリンのための協奏曲ニ短調 
作曲: バッハ 
セント・ポール室内管弦楽団, ズカーマン(ピンカス), 五嶋みどり 
指揮: ズカーマン(ピンカス) 
バイオリン協奏曲第2番ホ長調 
作曲: バッハ 
セント・ポール室内管弦楽団 
指揮: ズカーマン(ピンカス) 
疑い*バイオリン協奏曲ハ短調 
作曲: ビバルディ 
セント・ポール室内管弦楽団, ズカーマン(ピンカス), 五嶋みどり 
指揮: ズカーマン(ピンカス) 
2つのバイオリンのための協奏曲イ短調 
作曲: ビバルディ 
セント・ポール室内管弦楽団 
指揮: ズカーマン(ピンカス) 

2010年11月14日日曜日

11/14 ゆっくり時間はこれ!

本日は、ゆっくりした時間を過ごしております
たまに仕事を完全にオフにして、こんなにゆっくり出来たのって久しぶりでした。
それで、何をって事ではないのですが、少し書くことにしました。

一つ目の気になった出来事
先日から続きが観たいって思ってたサイト、video archive をまたまた見てしまいました。そうです、ショパンコンクールのほかの演奏です。でも気になるのは彼女(アヴデーエワ)お音楽性からどうしても離れる事が出来ません。大好きなのです。やっぱり、2位に入った男性陣2人に比較して、タッチの正確性には欠けるものの、あの音楽性は何とも言えずに好き♪ 今日聴いたのは、セカンドステージ が中心です。特に最後のポロネーズは凄かった。 あと時間に任せて、聴いてて、ここはおすすめです こちら 
実は改めてYAHAMAのピアノの良さを再認識しております。話は違いますが、上原彩子さんもYAHAMAですね。チャイコフスキー1番を聴いたとき、スタンのピアノでも聴きたいって思いました。鎌倉で、そうスタンでショパンを聴きましたが、微妙です。ピアニストとピアノの関係ってどうなってるんだろう?
二つ目の気になった出来事
midori の記事。日本での滞在など、後中国での演奏会も控えてたので、そのニュースなど思って久しぶりにサイトを閲覧できました。・・があまり情報がありませんでした。京都公演での掲載記事情報のみ。こちらは少しさみしい限り・・
三つ目の気になった出来事
寺島ひろみさん。ファン心理です。サイトはあるものの、公演で観ることが出来ない寂しさって思いサイトへ。 知らなかった。 「とにかく初日が無事に終わり安心してます。」なんて書いてるし、写真だって掲載してる。それも「昨日無事にバレエフェスティバル・ピアノコンチェルト終了。」なんて知らなかった。既に9月からリハもしてたようです。 「ショスタコヴィチ・ピアノコンチェルト」の一楽章。 って。知らなかった・・なんて事。今度は見逃さないようにチェックします。
四つ目の気になった出来事
全然関係ないのですが、TVでのニュース 「ミャンマー軍事政権が、アウン・サン・スーチーを解放した」 ってもの・・。約束守ったのですね・・でもまた繰り返しなのですか?
五つ目の気になった出来事
今日から、こちらで予約開始です
https://www.e-get.jp/webap77/pcct/?G=n61bs0ti&RTNdom=https://www.e-get.jp/&RTNfld=nbsticket&RTNtik=pt&RTNmyp=pm&RTNent=pe&k=1289664594185
なのですが、出来ずじまいです。
追い打ちなのですが、
 東京バレエ団「「ダンス・イン・ザ・ミラー」」初演記念 ゲネプロご招待キャンペーン 
来年2月、東京バレエ団では、ベジャールの遺した「現代のためのミサ」「未来のためのミサ」「バロッコ・ベルカント」「ヘリオガバル」「M」「舞楽」「火の鳥」からの抜粋を、ジル・ロマンが一晩のプログラムとして編み直した新演出プログラム「ダンス・イン・ザ・ミラー」を初演いたします。この初演を記念して「ダンス・イン・ザ・ミラー」(併演「ボレロ」)の公演チケットを12月15日(水)までに、NBSチケットセンター(電話予約)、NBS WEBチケットでご購入いただいた方全員を、2月3日に行われるゲネプロにご招待いたします。
現在、NBS WEBチケットでは、一般発売に先駆けてお席をご用意する、先行抽選予約を受付中です(S券、A券のみ)。ぜひ、この機会にお申込ください!
なんて記事もありました。目的は、小出さん、サラファーノフの「ラ・バヤデール」なのでしたが、結局予約する事ができませんでした。4月なので、全然わからないって言う事が本心です。少し考えます

いろいろ気になるところもあり、ひろみさんの記事に驚き、ゆっくりとまた今midoriのヴァイオリンを聴いて書いております。あとでもう一度video archive を探して見る事と致します

そういえば、備忘録としてですが、昨日金曜の「弦楽四重奏の魅力」と題した、NHK・芸術劇場は、
   情報コーナー 「弦楽四重奏の魅力」
   公演コーナー(1) 「ハーゲン弦楽四重奏団演奏会」
   公演コーナー(2) 「エマーソン弦楽四重奏団演奏会」  でした。ハーゲン、シューベルト、弦楽四重奏曲ト長調では無く、そうエマーソン弦楽四重奏団は、「Onegin」のCDの演奏者として、amazonで登録されていましたので、憶えておりました。(このCDずいぶん探したのですもの) 。



どこで登場しているのか判別はつきませんが・・・。そう備忘録は来週は吉田都さんの登場です

http://www.nhk.or.jp/art/current/music.html#music1119

11月19日(金)
   放送時間:23時00分~25時40分
   案内役:礒野 佑子アナウンサー
   ゲスト:吉田 都(バレエ・ダンサー)
      情報コーナー 「吉田都の芸術」
      公演コーナー「英国ロイヤル・バレエ日本公演 『ロメオとジュリエット』全3幕」


2010年11月8日月曜日

11/8 聖パウロ女子修道会聖堂



  本日は、聖パウロ女子修道会聖堂、乃木坂の教会でのオール・バッハ・プログラムでございます。 大好きな楽曲ですし、期待するヴァイオリニスト。チェリストはあまり知りませんが、ついでにお勉強します。 紹介では以下となっておりましたので、重複はありますが転記致しました。


パリ・オペラ座のヴァイオリニスト 大島莉紗と、ウィーンフィルのチェリスト シュテファン・ガルトマイヤーの二人による、無伴奏オール・バッハ・プログラム!

公演名:
    J.S.BACH 大島莉紗ヴァイオリン プチリサイタル
    ウィーンフィルのチェリスト シュテファン・ガルトマイヤーを迎えて 

演目:
    「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調BWV 1003」
    「無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV 1009」
    「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調BWV 1004」

出演:
    大島莉紗(ヴァイオリン/パリ国立オペラ座管弦楽団)
    シュテファン・ガルトマイヤー(チェロ・ウィーンフィルハーモニー管弦楽団)


さて、本日のバッハは代表的な楽曲ですね♪
ノンヴィブラートで厳しい理性で聞かせてくれるのか、それとも意外と色気と歌い回しがあるのか、楽しいのか・・ 頭の中は、もうそのことで歩いている途中も一杯でした。今日は青山から徒歩。その先、乃木坂から六本木前辺りまでは、意外と時間がゆっくりしてる地域なので、歩いてても、この気候だし気持ちが盛り上がる

日本の教会って、聖堂って初めて入りました
もちろん、聖パウロ女子修道会聖堂・・初めてでしたし、この聖堂はとても・・って言うか、意外と質素で、歴史があり、ここが日本だって事、少し錯覚しそうな位。敢えて建物のことはあまり書いたこと無いのですが、いつもの公演とは全然趣が違いますし、こんな、プチコンサートって、初体験ですが面白い。(有)カノンはとても小さいけど、とっても良い。チケットだってきちんと対応してくれたし、きらいじゃないな・・・。 まず登場した大島莉紗は、パールなビリジアン系グリーンの、デコルテが大きく開いた素敵なドレスに身を包み、登場です。あっ・・若い。ギャルだ! 若い人独特の怠そうな顔つき。笑顔を作ることが苦手なのか・・? 音もこれ以上は書かないことにする。 緊張しているのか、声も楽器同様に全然聞こえないし、ハッキリしない。

シュテファン・ガルトマイヤーは、意外とベーシックでクリアーな音。
時に優しく、時に・・って言う感じでは全然なくて、常に張詰めた緊張感を守った良い音を奏でる。色彩豊かと言うより、本来のバロック的と思われる、とても正確な刻み方がとても嬉しくもあり、新鮮にさえ思える。彼はフライブルクで国家演奏資格取得後、2010年だから今年ウィーンフィルの正式メンバーとして入団している様である。 クリアーと書きましたが、純粋な音であり、澄んだ・・と言う音である。この聖堂は思った通り共鳴する物質が多い。時々とんでもない音を発するし、演奏者は、さぞびっくりしているかもしれない。
しかし、石と木の聖堂は、本当に音が途切れないし、面白い。バッハなど、クリアーな音で残響の短くシャープな音で刻むパッセージを期待するも、今日はこの聖堂に即した、BWV1009であったと思う。 美しいバッハでした。

そういえば1つ
大島莉紗のパルティータ、ジーグだけは本当に良く歌えていました。音階も正確になった
彼女凄く波がありますね。聞いていてつらくなるし、笑顔にもなれる。
そういう事である。
もしかしてバッハが嫌い?
アンコールでは、チェロと合奏したのですが、ここでは豊かな音で歌いあげておりましたが、
単に緊張?、
慣れ? 
・・・

この楽曲はやはり難易度が高く、歌い上げる為の強靭な気力が必要なのでしょうね。
それぞれで、出だしが信じられない位に早かった
このテンポで大丈夫?って思いましたが、やはり・・・。

これだけコンクールにも参加しているのに・・
本日、リサイタル・レセプションとして、あとに飲み物など振る舞ってくれていた様です
さっさと帰ってきたのですが、今考えると、少し本人に聞いてみても良かったのかも・・・
でもいいや!

2010年11月6日土曜日

11/6 またまたMIDORIのこと 2

先ほどの続きであるが、別に書いております
話してる内容は英語ですが、雰囲気で理解出来ますると思います

これはディスクリプションによると、
Midori stops by for a visit at SFGC, and enthralls the girls with an amazing performance!
( SFGC = San Francisco Girls Chorus と思います)
と書かれています。
単純ですね。って言うか、先ほどの言葉に集結します。
この子供達の最後の様子で、彼女の受け止められ方、音楽性が見えてきますね♪

楽曲:
J.S. BACH
BWV1003  無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 2番 フーガ
と思われます。
とにかく技術的な難易度の高い曲と思われますが(midoriも言っていますね)、とても美しいフーガです
(通奏低音が顔を出すところから既に引き込まれまる・・私♪)

実は来週早々に、BWV1003, BWV1004, BWV1009 を聴きに参ります為、また報告します。


11/6 またまたMIDORIのこと 1



五嶋みどり

”midori” と書くことに、先日からしています。

この画像は、『ベスト・オブ・五嶋みどり』と題した、2枚組CDのブローシャ(通常はライナーと言う事も多いと思うが)である。とてもmidoriの内面を映しているエレガンス。実際のライブで眉間に皺を寄せた姿も素敵ですが・・・。 書きたいのは、そんなことではありません。このしたの画像(批評ノートの最後)です。

特に先日から思っていた事、この内容物を読んだ時に、先の文言はいろいろあるのですが、最後の行・・
「彼女はだた音楽のために生きている」
ジュリアン・ヘイロックである。
長々と読んだ後にこの言葉は効いた♪

私もそう思った。


・・・ 英語ではあるが、ジュリアン・ヘイロックはかなり厳しい批評があった様に思っている。(厳しいのでこの名前を憶えているって思う。) ・・・

エレガントと言う事は、今バレエの世界では、ロパートキナ、それ以外には、midoriでしか思い浮かばない。どちらも、才能に対して実直に向合っている印象

  本日再度思い出しましたが、midoriを知ったのは、youtubeである。それも最近・・・ なにも知らない私であることを白状しております^^;; 。 でも、アバド指揮、ベルリンフィルとの協奏曲はとてつもない衝撃であったし、それからの思いは一途でした。とにかく、CDを聞きまくっていたし、初見でしたが、初めてmidoriの舞台を見ることができた。その間、先日紹介した活動なんかもホームページで見てたり、実直な活動(次の記事を見てね)に、ただただ頭が下がる思いであるし、その原動力が、上記に書かれている一言であることを感じた次第。
そう、「彼女はだた音楽のために生きている」である。見事と言う事しか出来ない。
言葉で生きている人の力と感じる。
心を一瞬で掴み、涙が出そうなくらいのインパクト
素敵です

少しだけこのCDのこと。
このブローシャにも書かれているが、まず全体を聞きたいときにはこのCDはとてもGoodです。私の場合、一番最初に買って聞いたのは、bach、BWV 1003が入っているCDです。そこから、チャイコフスキー協奏曲のCD とりあえずのコレクションでした。これ、この単位で聞いても凄いのです。ヴァイオリンの好きな方は聞いてみてね♪


ディスク:1
1. カプリース 作品1より 第1番ホ長調:アンダンテ
2. カプリース 作品1より 第5番イ短調:アジタート
3. カプリース 作品1より 第13番変ロ長調:アレグロ
4. カプリース 作品1より 第16番ト短調:プレスト
5. カプリース 作品1より 第24番イ短調:主題-クワジ・プレスト
6. 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV 1003より 第3楽章 アンダンテ
7. (プニャーニのスタイルによる)前奏曲とアレグロ
8. ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 作品30-3より 第1楽章 アレグロ・アッサイ
9. 愛の挨拶 作品12
10. ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 作品82より 第3楽章 アレグロ・ノン・トロッポ
11. なつかしい土地の想い出 作品42より 第3曲「メロディ」
12. ツィガーヌ
13. ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調 作品75より 第2楽章 アレグレット・モデラート-アレグロ・モルト


ディスク:2
1. ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品35より 第1楽章 アレグロ・モデラート
2. ヴァイオリン協奏曲第2番 Sz 116より 第2楽章 アンダンテ・トランクィロ
3. ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 作品26より 第2楽章 アダージョ
4. ヴァイオリン協奏曲ニ短調 作品47より 第1楽章 アレグロ・モデラート
5. ロマンス ヘ短調 作品11
6. ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64より 第3楽章 アレグレット・ノン・トロッポ-アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ



2010年11月4日木曜日

11/4 振り返り思うこと

midoriがエレガントな女性と言う印象は書きました。
現在進行中と思われる活動をサイトからコピーしています


みどり教育財団 (Midori & Friends)
みどりが1992年にアメリカで設立した非営利団体「みどり教育財団」。ニューヨーク市内の公立小学校とパートナーシップを結び、1年を通じて様々なジャンルの音楽家やティーチング・アーティストを派遣し、コンサートや楽器指導、放課後プログラムや保護者や学校周辺の住民を対象にしたコミュニティー・シリーズ・コンサートなど5つのプログラムを提供している。
http://www.midoriandfriends.org/ (英語サイト)
特定非営利活動法人 ミュージック・シェアリング
1992年からMidori&Friendsの東京事務所「みどり教育財団東京オフィス」として活動開始。2002年に、活動内容のさらなる充実発展を目指し、特定非営利活動法人(NPO)ミュージック・シェアリングに組織変更。みどりがピアニストやカルテットのメンバーとともに小学校や子ども病院などで演奏する「レクチャー・コンサート」のほか、日本の伝統音楽を紹介する「邦楽レクチャー・コンサート(箏曲・雅楽)」、特別支援学校に若い演奏家を派遣し、子どもたちに楽器指導を行う「楽器指導支援プログラム」、アジアの子どもたちに生の音楽を届け、同時に若手演奏家たちが社会貢献活動を体験・学ぶ「ICEP(インターナショナル・コミュニティー・エンゲージメント・プログラム)」などを提供している。
「インターナショナル・コミュニティー・エンゲージメント・プログラム-2006 ベトナム」の活動を写した写真はこちら。
http://www.musicsharing.jp/
Partners in Performance(PiP)
「パートナーズ・イン・パフォーマンス」(通称PiP)は、2001年にみどりが受賞したエヴェリー・フィッシャー賞の賞金を元に、アメリカで設立した非営利団体。全米でリサイタルや室内楽のコンサートが開催される機会の少ないコミュニティーが、小額の負担で質の高い一流アーティストによるコンサートを開催できるよう支援し、コミュニティーの活性化を図ることを目的としている。
http://www.pipmusic.org/ 
Orchestra Residencies Program (ORP)
「オーケストラ・レジデンシー・プログラム」(通称ORP)は、全米の地方都市のユースオーケストラとそのユースオーケストラと関係のある大人のオーケストラが対象。参加団体から提出された企画書に基づいて、招聘演奏家(五嶋みどり)と対象のオーケストラ両者の協議により活動内容を決定。プロのオーケストラ、ユースオーケストラとの共演、メンバーの個人レッスンなど、オーケストラのメンバー自身が行う音楽活動の発展を助け、行政機関に演奏に出向き、ロビイングも行うなど、クラシック音楽の健全な存続に寄与する事柄に重点を置いている。
http://www.gotomidori.com/orp/
トータル・エクスペリエンス
「トータル・エクスペリエンス」は、みどり自身が演劇鑑賞の際に劇場で得た体験をもとに、デビュー20周年を迎えた2002年に立ち上げたプロジェクト。演奏家、聴衆、コンサートにかかわる総ての人々がテーマの共有と、誰もが“私の、私たちのコンサート”と思えるような体験を目指し、今日のコンサートの在るべき姿の見直しを広く問いかける企画。第1回目は、全国13の公共ホールとパートナーシップを組み、ホール主催者、聴衆、地元住民ボランティアが協力し、“絆”をテーマにみどりのリサイタルを中心とした一連のイベントを企画・実施。2005年の第2回目は大学に場所を移し、新潟大学と昭和音楽大学にて実施。正規単位認定科目内プロジェクトとし、“輪”のテーマのもと、学生たちがアーティストや職員、地域住民と協力し大学と地域を結ぶ様々な企画を展開した。
Contemporary Music Project
日本では2004年末から2005年はじめにかけて、アメリカでは2006年春に行われた現代曲のみのプログラムによるリサイタル・シリーズ。みどりが生まれた1970年代以降に書かれた“同時代”の作品を中心に選曲。コンサート来場者の当日のコンサート体験をより充実したものにするため、事前に解説DVDを作成・配布したり、ホームページ上で定期的にニュースレターを配信。また専門家を招き、デモ演奏も含めたセミナーを開催。

他となります。ただのコピーペーストですが太字は、簡単に理解して頂きたいために太文字で印を付けました。
詳細はこちらから確認できます(五嶋みどりの日本語のWEBサイト)
http://www.gotomidori.com/japan/project/

これはmidoriが主体的に関与するプロジェクトです(名前貸し、などではありません・・もちろん)。これを見る限り、midori自身が、より多くの志を共にする人への橋渡しとなり、活動している風景が見えます。それとミュージック・シェアリングは凄いです。また、少額と言うKeyWordは商業主義を受け入れても、懸命に考えるmidoriの姿勢が伺えます。そう姿勢です。身の丈で出来る事を社会インフラを利用して、意思ある人に与える。これをエレガントと呼びたくなりました。以前から彼女の活動に対して関心を持ち、見るだけの私・・ですが、すこしでも活動のすそのが広がることを祈ります。

こんな日本女性って、才能の使い方って、エレガントだと思いませんか? 

ましてmidoriの、音楽に対する感性が好きでたまらないし、あの歌いまわし・・・ あ~思い出すだけで、胸が高鳴る。昨日のサイン会でのmidoriの感謝は、とてもじゃないけど頭が下がる思い。
こんな多人数の列は観たこと無いよ。(もしかしてバレエダンサーより体が強い?)
丁寧、本当に感謝しているのでしょうね! 
でも、ほんとうは ”自身に与えてくれた才能に” 関してかもしれない、そう思うから奢りが感じられないのかもしれない

あくまで私の個人的な意見ですが、そんな事感じて昨日ホールを後にしました
17:40くらい・・ 10°C の外気はとても寒く感じましたが、とっても幸せなきもちだった気がします

先日の合同ガラ、今回のコンサート、それと今後、本当に楽しいです。
やっぱりやめられない

11/3 文化の日・チャイコフスキーイベント


本日、石川県・金沢まで来ております。石川県立音楽堂でのコンサートです。
五嶋みどりのチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲ニ長調」が目当て。
あれれ、今日はオールチャイコフスキープログラムでした。(はっきりとはチェックしてないよ!)
なにせ、みどりのコンサートのみに心奪われておりますたので・・・^^;;
初めてのまち・ホール、たまには良いよ。この石川県立音楽堂はとても小ぶりで残響音も短く、オケにはきついホールと思われます。木の創りの割には篭った感があると感じました。今回オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK):「特別公演」。OEKの管はとても伸びやかで、気持ちが良く、聴いてて幸せになれる。また弦はこのホールの特性をしっかりと踏まえた上で、少し長めに伸ばす。譜面と相当程度対峙した結果だと思う。他の弦も頑張っている姿が印象的で、特に「眠りの森の美女・ローズ・アダージョ」ではチェロのパートは重たくなりがちなのですが、全然♪  本当に良い音を奏でております。チューバが優れており低音が確りしているし、管のレベルが相当に高い。木管も本当にうまい。「白鳥の湖・情景」は本当に最初でしたが、この弦から始まり、オーボエに渡し、ソロが展開しますが、この不安定な音階をオーボエは見事に演奏し切っていた。(白鳥の湖・オープニングではこんな気持初めてかもしれない)このオケ東京は年間4回程度の公演を東京でも行っているようですね♪ ぜんぜん知らなかったですが、これからは、演目にもよりますが、聴きに行きたい事になってしまいましたね。


本日の演目
オール・チャイコフスキー・プログラム
     「眠りの森の美女」より ワルツ、ローズアダージョ、パノラマ(って書いているが知らなかった)
     「くるみ割り人形」より こんぺいとうの精の踊り
     「白鳥の湖」より チャルダッシュ・オープニングの情景
     「くるみ割り人形」より「花のワルツ」
  休憩
     「ヴァイオリン協奏曲ニ長調」
         ソリスト:五嶋みどり (violin: midori)
  アンコール
     ショーソン「詩曲」
         ソリスト:五嶋みどり (violin: midori)


演奏:オーケストラ・アンサンブル・金沢
指揮:井上道義

パンフからの抜粋:
1988年世界的指揮者、岩城宏之が創設者・音楽監督を努め多くの外国人を含む40名からなる日本最初のプロの室内オーケストラとして石川県と金沢市が創設。~中略~「モーツァルト全曲交響曲公演」・「ベートーヴェン全曲交響曲連続演奏会」など日本各地に留まらず、世界でも評価をうけている。「ラ・フォルジュルネ」ではレジデント・オーケストラとして活躍。

って書いている。確かにそうかも♪
そうだね、東京エリア、関西エリアの他は、金沢の3都市だけだもんね。いろんなレーベルからCDも80以上だしている様なのですが、本日ホワイエに有ったタイトルにあまりそそるものはありません。もったいないよ! 1500円だから欲しかったのに・・1つ迷ったのは、コルサコフの「シェエラザード」がありました・・が、あの伸びやかな管で聴いてみたい衝動に駆られるも、買わずじまいでした。そのかわりって事では無いのですが、みどりの「ベスト」20年のベスト買ってみました。今までも「これは買わないでもいいや・・」って思っていましたが、そう、もう買っていないCDこれ以外に無かったので・・って事です。サイン会もあり、やっぱりここはって感じ?
とっても嬉しい事がありました。アンコールが聴いた事が無いくらいの・・って言うか、これプログラムに乗るよ・・的な初見のショーソンの「詩曲」です。あまりの美しさ、せつなさ・・終わってからの、長蛇の列のサイン会、ついでに指揮者迄。これはとても嬉しい誤算。ソリストと指揮者が同じCDにサインが出来るって感じで、嬉しさ倍増です
今日のコンサートは本当に嬉しい限りなの。本当に幸せな「文化の日」・・たまにこんな幸せがあると、本当に今度が怖くなる。

本題ですが、「ヴァイオリン協奏曲ニ長調」・・
みどりが登場します。そう私にとって彼女は初見。こんなにドキドキさせてくれるアーティスト、いままでいなかった。恋焦がれてた人に会えた気持ち・・って言い過ぎかもしれませんが、キャラが立った指揮者・井上と登場したみどりはとてもエレガント。なかなか上がらない一礼が、挨拶として、人間としての自信を物語っている・・って言い過ぎ・・これも?
間髪入れずに始まった第一部「眠りの森の美女」からは想像出来ないくらいの慎重さの井上。みどりはチューニングに時間をしっかりと取り、準備完了。
いよいよこの美しい協奏曲が始まりました。第1音から、そう今まで聴いていた歌い方がどんどん流れていく。聞き逃したくないけど、流れていく。感動して浸る時間なんて無い。今までは強靭さばかりを感じていたのですが、今日はとても自由なチャイコフスキー。こんなに緩く?、こんなに自由に?って思いは見事に裏切られ、オケとの会話では強靭なスタンスで答え受け返し、カデンツァでの柔らかさは、聴いたことが無いくらいの優しさで会場を満たしていました。凄い。第1楽章から涙が止まらない。カデンツァでこれ以上ない位にエクス・フーベルマンでピアニッシモと豊かなディミヌエンドを聞かせてくれた後、第1楽章のフィナーレである。から、もう息さえ勿体なくなる。この協奏曲は本当に良く出来ている。こんなに凄いとはほんとうに知らなかった。名曲である所以であろう。知らないこと、感じれ無いことが多すぎる。
終楽章で、みどりが走った。オケがついて行けない。でもみどりはそのまま走り、一瞬で帳尻を合してくる。見事♪
何度か巧く噛み合わないと思う部分は有った気がするが、いやいや私如きが、言う事が可笑しい
それ程の今日の「ヴァイオリン協奏曲」で在った事はは確かな気がする。

指揮者であり、ディレクターの井上は、終了後に会場と会話した。慣れている! また花のワルツの前、おどけて・・魅せた。全然嫌味では無く、この地域で愛されている事を実感した。ここ良いな♪

みどりは長蛇の列のファンを含む観客達に、丁寧にサインをしていた。
本当にエレガントな女性で有ることが分かりました。

また続きは書きます

2010年11月2日火曜日

11/2 First Concert !! ユリアンナ・アヴデーエワ

もちろんタイトルは全然違います

キャリアを積んでいる彼女のこと、また結婚されていることも併せとても失礼な主題になっておりますが、そう間違いなく彼女の経歴の中で、このコンクール1位は快挙。またそのあと日本でのコンサートは協奏曲1番でも感じられる通りですね♪

N響1688回定期公演 Aプログラムですが、先日ショパンコンクールで優勝したユリアンナ・アヴデーエワが参加するようですね。指揮がデユトワなので、聴きに行きたいな~なんて思いますが、あいにくとシンデレラの真っ最中!
http://www.nhkso.or.jp/calendar/concert_day_2010-12-05.shtml

残念だけど、JAが5人まとめて面倒見てくれる、ガラ公演がやっぱり良いかもしれません。ので取りあえず諦めることといたします。
ってこれ

http://www.naharnet.com/domino/tn/NewsDesk.nsf/Culture/01E149456BE364F5C22577C30049FE77?OpenDocument

の記事を読んでて、見つけましたが、
She takes home a gold medal with a check for 30,000 euros (42,000 dollars) and will also have the honor of playing at the New York Philharmonic and Tokyo's NHK Symphony Orchestra.
なにせ、行き当たりばったりですので、見つけたので前後関係を見ずに掲載中です

全然関係ないのですが、このサイトって、NotesDominoですね。NewsDesk.nsf ってデータベースをOPENしているので、気が付きましたが、やっぱりレスポンスの遅いサイトでした。もう見ることはないと思いますが、一応「遅いよ」って事、報告しておきます・・・ 
あれれ、アヴデーエワの事だった♪