Romeo et Juliette, à la Maison de la Danse à Lyon
http://liveweb.arte.tv/fr/video/Romeo_et_Juliette__a_la_Maison_de_la_Danse_a_Lyon/
バレエ団: こちら
演目: こちら (本日のプログラム詳細はこちら)戯曲を超えた時間軸と、楽曲の持つモチーフを超越、共に異彩を放った『ロミオとジュリエット』
って感じでしょうか!
悪魔の象徴なのか、それとも表裏なのか、布石とも言うべき1本の長い棒を振り回し、効果音と共に始まります。 その後、時間軸が違う事に気づきます。戯曲を超えた部分、書かれていない2人が死んだ後の、パ・ド・ドゥ?。これは16人程度の男女と、ロミオとジュリエットが、まるで、『人魚姫』で見たイメージの、支え無しには成り立たない、パ・ド・ドゥ。斬新ではありませんが、この部分だけは楽曲の割り振りがとても好きだった。
そこから時間がフラッシュで逆に回っている感じ。(正確には分かりません)
モンタギューとキャピュレット、ヴェローナの喧騒、喧嘩
ロミオとジュリエット 2人の愛の情景
ティボルトの死
マキューシオの死ジュリエットの仮死 (オープニングでの棒が、6本でジュリエットの十字架を作り張り付きます)
ロミオの死
エンディング
概ね時間軸の、幕はこうだった気がします
バレエっていう定義よりジョエル・ブビエ版は、確かに現代舞踏でした。
大変ストレートな”思い”が入ってくる・・って言えば合うかもしれません。
だだ好きか?
って言うと、嫌いな部分が多く、良くあるタイプの現代舞踏って言う事になるのかも
「奇をてらう」的に感じてしまうのかな?
こんなふうに書くと、余りに陳腐に思えるが、決してそれだけではありません
意味がよく解る部分も多いし、シンプルな表現が素敵に見えることもあります
それは、ジュリエットの死に際して、ただ上に記した十字架から降りて座る演技が、時間と共に死に見える。また、あの後にロミオの死が間として無いと、一瞬感じられるが、でも・・ここでも座ってしまう
また、ジュリエットと友人の女性たちのパートでは完全な錯覚を覚えました
チュチュを着てポワントでとても美しいパート部分を、素足のダンサーが何も無いに等しい舞台装置と、スムース地のシンプルな黒のワンピースと、重なります。中央にジュリエットが白のワンピースでつま先立ちで細かく刻み・・ あっ・・綺麗だったな♪
黒子的な共演者達が上手いし慣れているし、とても効果的。
さぁ、明日は下記のプログラムですね♪
Pelléas et Mélisande par l'Orchestre Philharmonique de Radio France
こんな演目は普段チケットを買うことが無いので、入門として愉しみま~す
今気づきましたが、追記でございますが、ピリス(Maria-João Pires)のピアノが聞けます
モーツァルト最後のピアノ協奏曲第27番、ピリスのピアノで聴く美しさは極上と思います
また聴くことと致します
http://liveweb.arte.tv/fr/video/Le_Chamber_Orchestra_of_Europe_et_Maria-Joao_Pires_a_la_Cite_de_la_Musique/
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