2010年11月8日月曜日

11/8 聖パウロ女子修道会聖堂



  本日は、聖パウロ女子修道会聖堂、乃木坂の教会でのオール・バッハ・プログラムでございます。 大好きな楽曲ですし、期待するヴァイオリニスト。チェリストはあまり知りませんが、ついでにお勉強します。 紹介では以下となっておりましたので、重複はありますが転記致しました。


パリ・オペラ座のヴァイオリニスト 大島莉紗と、ウィーンフィルのチェリスト シュテファン・ガルトマイヤーの二人による、無伴奏オール・バッハ・プログラム!

公演名:
    J.S.BACH 大島莉紗ヴァイオリン プチリサイタル
    ウィーンフィルのチェリスト シュテファン・ガルトマイヤーを迎えて 

演目:
    「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調BWV 1003」
    「無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV 1009」
    「無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調BWV 1004」

出演:
    大島莉紗(ヴァイオリン/パリ国立オペラ座管弦楽団)
    シュテファン・ガルトマイヤー(チェロ・ウィーンフィルハーモニー管弦楽団)


さて、本日のバッハは代表的な楽曲ですね♪
ノンヴィブラートで厳しい理性で聞かせてくれるのか、それとも意外と色気と歌い回しがあるのか、楽しいのか・・ 頭の中は、もうそのことで歩いている途中も一杯でした。今日は青山から徒歩。その先、乃木坂から六本木前辺りまでは、意外と時間がゆっくりしてる地域なので、歩いてても、この気候だし気持ちが盛り上がる

日本の教会って、聖堂って初めて入りました
もちろん、聖パウロ女子修道会聖堂・・初めてでしたし、この聖堂はとても・・って言うか、意外と質素で、歴史があり、ここが日本だって事、少し錯覚しそうな位。敢えて建物のことはあまり書いたこと無いのですが、いつもの公演とは全然趣が違いますし、こんな、プチコンサートって、初体験ですが面白い。(有)カノンはとても小さいけど、とっても良い。チケットだってきちんと対応してくれたし、きらいじゃないな・・・。 まず登場した大島莉紗は、パールなビリジアン系グリーンの、デコルテが大きく開いた素敵なドレスに身を包み、登場です。あっ・・若い。ギャルだ! 若い人独特の怠そうな顔つき。笑顔を作ることが苦手なのか・・? 音もこれ以上は書かないことにする。 緊張しているのか、声も楽器同様に全然聞こえないし、ハッキリしない。

シュテファン・ガルトマイヤーは、意外とベーシックでクリアーな音。
時に優しく、時に・・って言う感じでは全然なくて、常に張詰めた緊張感を守った良い音を奏でる。色彩豊かと言うより、本来のバロック的と思われる、とても正確な刻み方がとても嬉しくもあり、新鮮にさえ思える。彼はフライブルクで国家演奏資格取得後、2010年だから今年ウィーンフィルの正式メンバーとして入団している様である。 クリアーと書きましたが、純粋な音であり、澄んだ・・と言う音である。この聖堂は思った通り共鳴する物質が多い。時々とんでもない音を発するし、演奏者は、さぞびっくりしているかもしれない。
しかし、石と木の聖堂は、本当に音が途切れないし、面白い。バッハなど、クリアーな音で残響の短くシャープな音で刻むパッセージを期待するも、今日はこの聖堂に即した、BWV1009であったと思う。 美しいバッハでした。

そういえば1つ
大島莉紗のパルティータ、ジーグだけは本当に良く歌えていました。音階も正確になった
彼女凄く波がありますね。聞いていてつらくなるし、笑顔にもなれる。
そういう事である。
もしかしてバッハが嫌い?
アンコールでは、チェロと合奏したのですが、ここでは豊かな音で歌いあげておりましたが、
単に緊張?、
慣れ? 
・・・

この楽曲はやはり難易度が高く、歌い上げる為の強靭な気力が必要なのでしょうね。
それぞれで、出だしが信じられない位に早かった
このテンポで大丈夫?って思いましたが、やはり・・・。

これだけコンクールにも参加しているのに・・
本日、リサイタル・レセプションとして、あとに飲み物など振る舞ってくれていた様です
さっさと帰ってきたのですが、今考えると、少し本人に聞いてみても良かったのかも・・・
でもいいや!

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