昨日のとっても素敵な写真が掲載されだしましたね
JAさん、いつも大変でしょうが、みんな楽しみにしております
合同ガラ公演、初日は満席、大成功![ボリショイ×マリインスキー合同バレエ]
上から6枚目? 意外に可愛い(オシポアはイメージ通りです)
【Bプログラム】
《フローラの目覚め》よりパ・ド・カトル (振付:プティパ / レガート / ブルラーカ、音楽:ドリゴ)
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ(ディアナ) /
アリーナ・ソーモワ(オーロラ) /
ナターリヤ・オーシポワ(ヘーベ) /
スヴェトラーナ・ルンキナ(フローラ)
《ライモンダ》よりパ・ド・ドゥ (振付:プティパ / グリゴローヴィチ、音楽:グラズノーフ)
アンナ・ニクーリナ / ミハイル・ロブーヒン
《タンゴ》 (振付:ミロシニチェンコ、音楽:ピアソラ)
ヴィクトリア・テリョーシキナ / アレクサンドル・セルゲーエフ
《Fragments of a Biography》より (振付:V・ワシーリエフ、音楽:アルゼンチンの作曲家による)
ガリーナ・ステパネンコ / アンドレイ・メルクーリエフ
《ロミオとジュリエット》よりパ・ド・ドゥ (振付:ラヴロフスキー、音楽:プロコフィエフ)
アリーナ・ソーモワ / ウラジーミル・シクリャローフ
ー 休憩 ー
《ゼンツァーノの花祭り》よりパ・ド・ドゥ (振付:ブルノンヴィル、音楽:ヘルステッド)
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ / レオニード・サラファーノフ
《パ・ド・ドゥ》( 振付:ヤコブソン、音楽:ロッシーニ)
ナターリヤ・オーシポワ / イワン・ワシーリエフ
《パピヨン》よりパ・ド・ドゥ (振付:M・タリオーニ / ラコット、音楽:オッフェンバック)
アリーナ・ソーモワ / ウラジーミル・シクリャローフ
《グラン・パ・クラシック》(振付:グゾフスキー、音楽:オーベール)
スヴェトラーナ・ルンキナ / アレクサンドル・ヴォルチコフ
《ロシアの踊り》 (振付:ゴールスキー / ゴレイゾフスキー、音楽:チャイコフスキー)
ウリヤーナ・ロパートキナ
《海賊》よりパ・ド・ドゥ (振付:チェクルィギン / チャブキアーニ、音楽:ドリゴ)
アンナ・ニクーリナ / ミハイル・ロブーヒン
ー 休憩 ー
《パリの炎》よりパ・ド・ドゥ (振付:ワイノーネン / ラトマンスキー、音楽:アサーフィエフ)
ナターリヤ・オーシポワ / イワン・ワシーリエフ
《ジゼル》よりパ・ド・ドゥ (振付:プティパ、音楽:アダン)
エフゲーニヤ・オブラスツォーワ / アレクサンドル・セルゲーエフ
《プルースト~失われた時を求めて》より 囚われの女 (振付:プティ、音楽:サン=サーンス)
スヴェトラーナ・ルンキナ / アレクサンドル・ヴォルチコフ
《ファニー・パ・ド・ドゥ(ザ・グラン・パ・ド・ドゥ)》 (振付:シュプック、音楽:ロッシーニ)
ウリヤーナ・ロパートキナ / イーゴリ・コールプ
《ドン・キホーテ》よりパ・ド・ドゥ (振付:プティパ / ゴールスキー、音楽:ミンクス)
ガリーナ・ステパネンコ / アンドレイ・メルクーリエフ
《白鳥の湖》より黒鳥のパ・ド・ドゥ (振付:プティパ、音楽:チャイコフスキー)
ヴィクトリア・テリョーシキナ / レオニード・サラファーノフ
観て頂いて判るように怒涛の第3部でした。
ユーモラスで、お茶目で、シリアスな中に感情が流れ、超絶技巧の技のオンパレードです。
泣いて、笑って、キュンとして、この流れは凄いの一言です
まず、ポイントのみ書く事とします
第1部は本当に何も無く、ロミジュリは少し期待しましたが・・って感じです。
第2部《パ・ド・ドゥ》は、オーシポワ、ワシーリエフの為ではなく、6つのパ・ド・ドゥの中の1つ。
6つとは、ロッシーニ(今回)、ショパン、レハール、オネゲル、ブリテン、ドニゼッティの楽曲からの抜粋を振りつけた1つですが、そう・・とっても楽しい、先に書いたオーシポワ、ワシーリエフの為みたいに、彼らのキャラにぴったり合うし、オーシポワの表情がとってもキュート。とんでもなく楽しい選択でしたよ♪
結構マンネリになり易い、《グラン・パ・クラシック》ですが、今日のルンキナは切れ切れです
昨日も感動しましたが、ルンキナママ、やっぱり最近凄いですね♪ なにかふっ切った感じ。やっぱり長期間休んで戻る人って凄いです。良かったと思う部分は、気品が凄い。って今回のボリショイはポイントが高いです。これABプロ観ててそう感じてなりません。
ロパートキナは満を持して、《ロシアの踊り》 ですね。これは新国立劇場バレエの「白鳥の湖」で、ルースカヤって(湯川さんが得意のティベルティスマン)あるのですが、楽曲はそのものですね。チャイコの元の譜面には有ったそうです。今回切り出して、持ってきました。これは何も言いたくありませんが、やっぱりロパートキナ様
怒涛の第3部です。
よくここまで、チェックしました・・えらい!
5つについて書きます。
《パリの炎》よりパ・ド・ドゥ
は、技・技・技、表情、技、ヴァリエーションもパ・ド・ドゥも2人の技術レベルの見せ場、ここから初めて殆ど体も会場もホットにしてくれます。今日はとても会場が寒かったのでたすかります。世界でも最高の技術でしょうね、多分追従は出来ないと思いますし、いいもの観れた♪ その技術に溺れる事無く、これからもがんばってほしいですね!でもこの後ジゼルでした。どうしてくれるの ・・この気持ちの高鳴りって思いました
《プルースト~失われた時を求めて》より 囚われの女
以前オペラ座の「プルースト」全篇を観ているので、一応予習していきました。ルンキナの体が強い。ヴォルチコフは一時期の、コズロフとキナ様のようにルンキナとの気持ちの応酬が激しく、激情の上の振付自体が胸を打つ。この2人は心が有りますね。逃げ出す女(アルベチヌ/ALBERTINE)は、男(PROUST)の制止で儚さの中、眠りに戻っていく。このパ・ド・ドゥは本当に美しいのもです。余計に入る事が出来たときの感動は格別なのです。
オペラ座では、エルヴェ&エレオノーラでした。エレオノーラの儚さは絶品のDVDです
《ファニー・パ・ド・ドゥ(ザ・グラン・パ・ド・ドゥ)》 は、いつもながらですね、楽しい。コールプは、少し変えてきた。見下げる感が良い。
《ドン・キホーテ》よりパ・ド・ドゥは、町の庶民的なカップルな為、技術等に行きがちなのだが、改めて、ステパネンコ とメルクーリエフは、本当のこの演目を最認識させて頂く事が出来た気がする。それは、やはり、夢と気品。3幕では今までの庶民バレエが、気品を持ち始めますね。もちろん森の場面でもそうですが、持っている事が必要で、気持ちが有る事が大切。メルクーリエフは完全なサポートを本当に愛おしい表情でキトリを見つめてた。一方ヴァリエーションでは気持ちが乗る。そう気持ちの中、技術でワシーリエフとの比較をしてると思う。でももう一つ一つの手の表情がもう、エスパーダを思わせるくらいに男前。大好き。本当にほんとうにブラヴォー♪
さていよいよとりです。
《白鳥の湖》より黒鳥のパ・ド・ドゥ
なのです。テリョーシキナは完璧な黒鳥。先ほどのメルクーリエフ同様、サラファーノフのサポートは美しい。大変なブラボーコールです
2日観てですが、先にも書きましたが、マリインスキーは若手過ぎてか、ボリショイが良すぎてかバランスが悪過ぎる。確かに観るには1つおき的な形になります。だって、交互だもの。あの美しい筈のマリインスキーの十八番の造形美が観れていない。正確には初日1番目の舞台でのロパートキナのシルエット越しのボールドブラに観た気がするが、それだけかも。(明るくなって感動した)
一方、気持ちがあるし、キュートで、シリアスな表現、技術的な強さを併せ持ったボリショイ。若いメンバーに気品がつけば、マリインスキーのアイデンティティが危ない。
次に続くスターが居ないね。人気に実力が付いて行かないのは本人が一番わかっている筈だから、やっぱり大好きなロシアバレエは今後も観ていきたい。
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