2010年10月27日水曜日

10/26 第3回目 ボリショイ・マリインスキー ガラ公演

本日3回目でございます。上野の東京文化会館に向かいました
ガラ公演もいよいよ明日1日残すのみとなりましたね。殆どこの時期から12月迄は年中行事的な忙しさとなりますが、挫けず、頑張ります。今年の公演は現在12/24迄の予定です。新国立劇場が意外と早い時期に終了するので、って言うかクリスマス公演も有りませんので、今年は、バレエの数が少ない!
これはとてもさみしい事です。改めて思う事 ・・・ このガラ公演を観てやはり、バレエが一番だな・・なんてつくづく感じております

本日はAプログラムです
昨日掲載した、順序、キャスティングの変更はありませんでした
ほんと、ダンサーのみなさま、無事で何よりですね♪
(明日は日本での最後の1日です。楽しんで・・楽しませて下さいね)

その前に
JAさんのバレエ・ブログは、いつもの通り写真の山です
素敵でとても愛らしいダンサーたちの、スナップがたくさんありますが、その中でわたしは・・
2日目の お気に入りショット: http://ja-ballet.up.seesaa.net/image/DSC_0279.JPG


本題ですが
先日書きました通り、ルンキナですが、《ジゼル》よりパ・ド・ドゥ 、《黄昏のヴェニス》 とても素晴らしい出来でした。今日のジゼルの素晴らしい事、一瞬で引き込んでいってしまいました。空気感が、そう本当に空気の摩擦が邪魔って言いたげな位の、スピードとたおやかさ・・相反する事を難なくこの本当に美しいパ・ド・ドゥの中で2人は実現してくれました。それにしてもジゼルのこの場面は美しいな♪
サポートしているアレクサンドル・ヴォルチコフも見事です。
ソロのヴァリがどうとかって言うより、この空気を見事に作り上げた事、本当に感謝。
壊さないのが第1、第2は相乗です。第2までは望みませんが、美しい2人のジゼルは涙もの♪
久しぶりに美しいジゼルを観ました。でもこれ全幕で観てみたい衝動に駆られますね

それと、意外と人気も無い《黄昏のヴェニス》です。これって最後の最後、オレンジ色の中で、これ以上無いダンサー体形のルンキナが影絵になる演出の美しさって、またメルクーリエフの下手姿が、悲しくて、本当にこの演目好きになりました。でも人気無いんだよね
でも良いの、私が好きだから・・

《ジュエルズ》より〈ダイヤモンド〉のパ・ド・ドゥは、本日も素晴らしい。細かい事は置いておいても、やはりロパートキナが踊るダイヤモンドは、別格です。とにかく美しいし気品があって・・ほんとうに良いものを魅せて頂いている。それはそうと、今回気がついたのですが、ロパートキナのダイヤモンドの衣装は、少しベージュ+グレーが混ざった色に、イエローとクリアの飾りですね。凄く薄い素材なのにとても美しいですね。この衣装で登場するロパートキナは、フィナーレで女性ダンサー全員が登場した所(壮観です)で、後ろ上からゴールド等ラメ系の紙吹雪となりますが、見事にロパートキナを輝かせている結果となっています(そう感じてしまいます)♪
これは、Bプログラムでは観れません。

それと全幕観てみたいもう1つは、エフゲーニヤの《シンデレラ》でしょうね。昨日はあまり良い事を書きませんでしたが、そう、この演目はすっかり彼女は自身のものにしていますよね。今回持ってきた中では・・。多分わたしなど、知らないところで素晴らしいパフォーマンスを発揮してるから今のポジションがあると思います。このラトマンスキーの振付は本当に彼女に合っている気がするし、表情を無理に作って無いところが好き。

実は今日感じたのは、タイヤモンド、ジゼル、黄昏のヴェニスの3演目のみという気がしたが、これだけは書いておきたい。

ナターリヤ・オーシポワとイワン・ワシーリエフです。

この2人、本日の第1回目の登場は、《海賊》でした。会場はアリのヴァリエーションの技に喝采だったのですが、わたくしは最初の2人のパ・ド・ドゥかあまりにも見事という気持ちでした。(こんな完璧さを観た事が無い)演技がどうって言うより、とにかくひとつひとつが意外ですが丁寧なのです。リフトでは、一回も持ち直す事無く、ポジションをずらす事無く、ワシーリエフはオーシポワの支える支点を一発で決めている。観ていてこれ程安心するペアは、皆無であるし、前にも書きましたが。今後どの様な運命をたどるのかとても興味があります。観客は今を観て次を期待します。もっともっと・・って。応えるべく今日もワシーリエフは新しい技を見せてくれていましたが、決してデパートであってはいけないし、これ(どれかは判りませんが)を機に、ここまで上り詰めた2人ですから、2人で行くべき方向をしっかりと持ってほしい気がします。良い、ほんとうにベストなペアなのですから。

別枠とって・・って言われると《タランテラ》です
もう最高です。これは面白い。バレエの醍醐味♪
お笑いは・・って言うと、《愛の伝説》です。
いや物語はシリアスなのですが、コルプの衣装が駄目なのです。
今日も笑いが出そうになり、観ている事が出来なくなります。って失礼な!

良くも悪くも、テリョーシキナ が入っちゃった

0 件のコメント:

コメントを投稿