2007年12月29日土曜日

12/29 日付変って

 
今年のバレエ鑑賞は終了しました
来年は1/8・バーミンガムの「美女と野獣」から始まります
また来年も拙い書き物をしてみたいと思います

今年のお正月はゆっくりしますので(9連休)暫くは更新はできませんが
このサイトへお越しの方がありましたら、来年も宜しくお願いいたします

2007年12月28日金曜日

12/29 愛すべきシェスタコワ

 
久しぶりにのサイトを確認してみると、なんとおめでたの話題!

ミリツェワ ・・ キャスト表の下に下記の文章が
※12/23夜、1/4公演に出演を予定しておりましたミリツェワが妊娠したため、キャストが変更となっております。ご了承下さい。


挨拶が遅くなりましたが、本日はレニングラード国立バレエの「白鳥の湖」を観てまいりました。 久しぶりに白鳥の湖で涙が溢れ出しました♪


と言う下記案内でしたが、タチアナ・ミリツェワって踊っていたのかな、すみません何せ初心者なので理解できていませんが、本日のキャスト表に名前が乗ってるって事は、一応負担の少ないように頑張っているのかな? (すみません、今日は遠くだったので、またこのサイトも気にしていなかったので不明です)




レニングラード国立バレエ
―ムソルグスキー記念/ミハイロフスキー劇場―
「白鳥の湖」
―全3幕4場―

キャスト

2007年12月28日(金)17:00開演 東京文化会館
<キャスト>
  【オデット/オディール】 オクサーナ・シェスタコワ
  【ジークフリート】 アルチョム・プハチョフ
  【ロットバルト】 マラト・シェミウノフ
  【王妃】 ズヴェズダナ・マルチナ
  【家庭教師】 パーヴェル・ノヴォショーロフ
  【パ・ド・トロワ】 イリーナ・ペレン、オリガ・ステパノワ、ドミトリー・ルダチェンコ
  【スペイン】 アンナ・ノヴォショーロワ、エレーナ・モストヴァーヤ、アレクセイ・マラーホフ、ミハイル・ヴェンシコフ
  【ハンガリー(チャルダッシュ)】 エレーナ・フィールソワ、ロマン・ペトゥホフ
  【ポーランド(マズルカ)】 ユリア・カミロワ、マリーナ・フィラートワ、アリーナ・ロパティナ、オリガ・ラヴリネンコ
              ニコライ・コリパエフ、アレクサンドル・オマール、アルチョム・マルコフ、ニキータ・セルギエンコ
  【小さい白鳥】 サビーナ・ヤパーロワ、エレーナ・ニキフォロワ、マリーナ・ニコラエワ、アレクサンドラ・ラトゥースカヤ
  【大きい白鳥】 タチアナ・ミリツェワ、エルビラ・ハビブリナ、エレーナ・コチュビラ、ディアナ・マディシェワ
  【2羽の白鳥】 タチアナ・ミリツェワ、エレーナ・コチュビラ

  指揮:ミハイル・パブージン
  管弦楽:レニングラード国立歌劇場管弦楽団
<タイム・スケジュール>
  第1幕約65分 休憩20分 第2幕約35分 休憩15分 第3幕約30分


今年の初めです。2007/1/30 「ジゼル」(シェスタコワ・ルジマトフ)の公演を観てからすっかり好きになり、今回も「白鳥の湖」を本日、「バヤデルカ」を2008/01に予定しています。 はじめにも書きましたが、彼女が出てきてから、パ・ド・ドゥが始まりバリエーションで、ぅぅぅ もうだめ♪、 飛びぬけて世界で、なんて・・多分、じゃないと思いますが、何となくっていうか、彼女が本当に大好きです(ブラボー×∞)。 なんとなく愛おしく、またこんな気持ちにさせてくれるバレリーナは、フェリがいない今は、私にとっては彼女だけかもしれません。 本当にブラボーです。 プハチョフとのペアも全く観てて安心・・信頼感は多分すごいのかな、文化会館のL列に座っていたのですが、オペラグラスから覗いた表情は、一瞬でこのオデットを愛してしまいました。 王子だけじゃ無かったよ♪  ・・ なんという恍惚の表情、これ以上無いくらいの丁寧さ、またサポートの優しさ、本当に胸がときめきました。このペアはとっても素敵。
小さい白鳥たちは、最後の最後で少し乱れた足元がありましたがとっても美しいく良かったな。やっぱりロシアバレエが大好きかもしれません。確かに大きな白鳥たちの中で1人だけ動きを抑えた方(ミリツェワかは分かりませんが)がいました。
あとやけに気になったのが、パ・ド・トロアですね・・やっぱり・・、何と豪華な布陣、ペレン、ステパノワ、ルダチェンコ 完全なソロイストです。来れて、観れてすごく得した気分♪
でもルダチェンコは完全に息切れ(?)状態でした。なにせ2人に囲まれ、バリエーションが終了する語りから多分ヤバかったと思います
第2幕が始まります。まず花嫁候補のワルツでは白一色のシンプルなサテンとオーガンジーの組合せ、ラッパ手が吹き鳴らし、いよいよオディールの登場です。・・その前のディヴェルティスマンはスペインはコメントしませんが、マズルカはとっても良かったと思います。何となくですが、チャルダッシュなどタンバリンはあまり好みのスタイルではない様です。 オディールとプハチョフ王子のパ・ド・ドゥが今日は最高に素晴でした。 叙情的なオデットと対照的で、常に顎を少しだけ上げて目線を常に保っており、王子の気を戻す場面でも強さを表現しておられた。・・本当の女性に見えました・・ いつも父兄同伴で登場するオディールはどちらかと言うと、娘的な感じを受けますが、さすがシェスタコワは完全な大人の女性を演じています。 レニングラードもコール・ドが美しい部類に入ると思っていますが、今日は全く以って目に入らない。 思い出したのは、セミオノワ・フォーゲルと東京バレエ団の夏の公演。 確かあの時もガラ状態で目に入っていなかった様ですが、今回は思いが少し異なりました。
でもでも見逃した・・ とっても残念だったのが、正体をばらした時のオディールの表情!
今度機会があったら必ずチェックします
休憩が終わり、第3幕です。このプロダクションも「黒鳥が登場」します。コール・ド綺麗でした。改めてこの幕で分かりました。
サイトから抜粋 --
王子はオデット姫に赦しを乞う。オデット姫は王子を許すが、悪魔の呪いが解けることはない。二人は愛を成就するために、湖に身を投げる。死をも恐れない二人の愛は、悪魔を滅ぼす。
・・とあります。 わりとあっけない幕切れで終了しますが、もういっぱいです。 最後のカーテンコールは、何となく1人でスタンディングしていました。

【オーケストラ】
第1幕ワルツ(いつも言いますが白鳥で一番好きな部分)が、スネア系の打が入り少し強すぎるし、優雅さと言うより、切れがあるワルツです。 第2幕はそれでも我慢できましたが・・ ここは絶対に外して優雅なワルツを聞かせて欲しいよ! やっぱりレニングラード国立歌劇場管弦楽団は少しミスが目立ちます・・ ポイントだけは外さないでね。今度のバヤデルカの時は・・・!
久しぶりの文化会館はやっぱり鳴りがいい事を改めて実感しましたが

【衣装】
レニングラードの衣装はどちらかと言うと、シンプル・庶民的・無駄がない等、また色使いも少し前から変化が無いゾ・・的な感覚を覚えます。でもシェスタコワがいらっしゃれば平気です(って文章になっていませんね)

【でまち】
またまたやっちゃいました。最近続いています。
どうしてもシェスタコワに会いたくなりました。今日サインは頂きません。会って握手だけしたい一心で待っていました。やっぱり綺麗。私の差出した片手に両手で答えてくれた方は初めてでした。もちろん私も両手で。 もう目を合わせた瞬間からだめでした。予想通りの素敵な方でした。
今からバヤデルカを観れるのが待ち遠しい・・♪

【ほか】
①舞台中央だと思いますが、敷物の調子が変だったかな?
 やたらにキュって音がここだけ強いし、チェックはしてね
②後ろの席が矢鱈とガシャガシャ状態でした。隣の方も気になっていて何度か後ろを向いていました
 酷いのは、アダージョの部分で足でリズムを刻みだす(これは犯罪です)
 お願いですから、おしゃべりとか、買い物したビニール、食べ出すなどは本番中はやめて下さい
 またオケが音を鳴らしていても、雑音とは違いますよ、決して紛れませんから・・ 
 おばあちゃんと子供の組合せの方です

    

12/27 モスクワ・白鳥の湖

  

今日は国立モスクワ音楽劇場バレエの ブルメイステル版「白鳥の湖」を観てまいりました。プロローグ/エピローグ 全4幕  18:30開演(フォーラム ホールC)でしたが、時間ぎりぎりで入り事が出来ました

スタッフ
  音楽: ピョートル・チャイコフスキー
  台本: ウラジミール・ブルメイステル、ワシリー・ゲリツェル
  振付・演出: ウラジミール・ブルメイステル(1953)
  第2幕振付: レフ・イワーノフ
  同復元: ピョートル・グーセフ
  美術: ウラジミール・アレフィエフ

キャスト
  【オデット/オディール】 : タチヤーナ・チェルノブロフキナ
  【ジークフリード王子】 : ゲオルギー・スミレフスキ
  【王妃】 : インナ・ブルガーコワ
  【悪魔ロットバルト】 : アントン・ドマショーフ
  【道化】 : デニス・アキンフェーエフ
  【パ・ド・カトル】 : オリガ・シズィフ、カドリア・アミーロア、セルゲイ・クジミン、ドミトリー・ハムジン
  【アダージョ】 : アナスタシーヤ・ペルシェンコーワ
  【スペインの踊り】 : イリーナ・ベラヴィナ
  【ナポリの踊り】 : アナスタシーヤ・ペルシェンコーワ
  【ハンガリーの踊り】 : ダリア・ダリエンコ、エカテリーナ・ガラーエワ、アレクセイ・カラショーフ、セルゲイ・マヌイロフ
  【マズルカ】 : マリア・ボロディネツ、ドミトリー・ロマネンコ

  指揮:(主席指揮者)フェリックス・コロボフ
  演奏:国立モスクワ音楽管弦楽団
    


 チケットは発売日から、頑張って買っていて納得いく席で十分に楽しめました。構成は、プロローグからの全4幕、3回休憩でエピローグを付けて、有楽町の駅に着いたときは22:30を回っていました。何となくゆったりした時間です。最近はコンパクトに時間を纏めているプロダクションが多いと思いますが、じつはこんなのんびりした時間を大切にしたいと思っています。

チェルノブロフキナがとっても愛らしい。期待通りのオデットです。本当に物語を紡ぐバレリーナです。決してフェリ的な女優という感じでは無いのですが、技術の裏付けされた人柄が出ているのかな。そうだと推測すると好きです。 またスミレフスキ の王子はまた絵に描いたようなフワッとした人物想定。なにか思い通りの「白鳥の湖」が展開されました。 大好きな1幕ワルツはコール・ドが素晴しく、また美しくやっぱり相当アダルティックな舞台でした。 本編曲順は、チャイコフスキーへの回帰とパンフレットにはありましたが聞きなれているオディールとのパ・ド・ドゥが第1幕から入っており、あれれ・・って思っているまもなく、アダージョが展開されます。 ここでは、両端の2人が候補となりますが、王子が選択したのは、ペルシェンコーワ、選ばれて嬉しそうにしている演出はとても面白かったです。
カトルは狭いホールCでは面積が物理的に足りないですね。スケールとあっていない振付と、人数が相当きつそうでした。 (勿体無いですよ、キョードー様) シズィフ、アミーロア、クジミン、ハムジンの4人で踊られますが、男性も女性も美しさはとっても良かったです。
どうしても気になったのが、王妃(インナ・ブルガーコワ) 、生粋のロシア美女です。絶世と言うには私自身の知至が足りないかもしれませんが、今日までの舞台で兎に角一番美しいと思います。
こんな母親だったら、オデットでない方向に進むパターンは・・って感じるほどでした。
そのうちにどこかで誰かのミューズ的な存在になるかも・・(意味違います?)
第2幕の湖のシーンは、静けさと言う意味でコール・ドは綺麗で、かつ素晴しい。

あと、ディヴェルティスマンでの、マントに見え隠れするオディールは少しずつ、少しずつ盛り上げます。オデットの残した、羽毛を握り締めた姿、・・スペイン・ナポリ・ハンガリー、マズルカと進みますが、この中身もそれぞれの見せ場があり、例えばチャルダッシュではタンバリンを花嫁の耳元で打ち鳴らします。とっても悪っぽく・・、観ていて「そう繋がるの的」な楽しさが自然と物語を作り上げます。特に招待客、花嫁はイジリ対象になっている様、そこからオディールが赤黒のマントから見え隠れする演出。 タイトルであった、ドラマチックは本当でした。これは決してチェルノブロフキナの演技では有りません。多分台本、振付、沸き出でるチームワークがそう感じさせます。(でもチェルノブロフキナ以外だったら分かりませんが♪)

*続きはまた書きます(今日はダウンです) ・・ 追記しました(12/28)
【プロローグ】
悪魔ロットバルトが、オデット姫を魔法で白鳥に・・
印象は、長いです。広げたはねは、約5メートルってところですね・・あれは! (あの台の上からオデット姫を隠してしまう長さ)
【エピローグ】
愛の力で悪魔の呪縛から解かれ、人間の姿に戻る。そこからサンライズです
このエピは少し感動的です。

カタログで、デッサン画があったのでつけておきますが、本当にこんな感じ。
衣装がどっちかと言うと、よき時代のソビエトみたいな感じがしています・・でもとっても(っていうか今は無いくらいのゴージャスさ!)

    
この「白鳥の湖」・・っていうか正規のブルメイステル版は初見でした。ストーリーは極めて分かりやすく、また人物の規定が確りされており、非常に理解し易いプロダクトかな。上にあるデッサン画ですが、衣装の事少し触れていますが、それより3幕、「王妃が催す舞踏会」のセットも凄かった。 シャンデリアはこの会場ではインパクトが強すぎて、ダンサーより目立っている様です。広い舞台でこそ発揮できるデザイン性ですね・・衣装も含めて。 ブルメイステル版ベースのヌレエフ版をDVDで見ていましたが、やっぱりこちらの方が総括的に好き♪でした。
  

2007年12月24日月曜日

12/24 CD/ダフニスとクロエ

 
23日、新宿で買い物のついでに、CDを見ていました。
フォーキン振付で現在存在する、ラヴェル(Maurice Ravel)の「ダフニスとクロエ」全曲です
今聞いています
1955年録音にしては、コンディションが良いです



アーチスト Munch, Charles - BSO, New England Conservatory Chorus and Alumni Chorus (RCA 1955)
アルバム The Art Of Charles Munch Vol.34 (RCA Japan BVCC-38461)
作曲 Maurice Ravel
1955

その内に理解できたら、感想を書きますが、WEBを捜していて、この様なサイトを見つけましたので紹介します
 → ここ

12/24 とっても素敵な言葉

 
WEBのNEWSですが、 クリスマスイブで素敵な言葉をみつけましたのでご紹介を♪

「【生きてるうちにしたいこと】作家・谷村志穂 子供のように透明になりたい」と言うタイトルで記事が載っています。 → ここからリンク
本当にそう思いますね
  

12/23 新国バレエ・『くるみ割り人形』③


今年の新国立バレエ最後となります。
『くるみ割り人形』を昨日観て参りました。さすがに3回目となるとかってが分かっておりまして、観たい部分はチェックすることが出来ましたが、昨日から気になっていた違和感ですが、今の新国バレエ団ではちょうどサイズ的に、キャスト的にしっくり来る舞台であったような気がします。

スタッフ
  【振付】マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ
  【作曲】ピョートル・チャイコフスキー
  【改訂振付】ワシリー・ワイノーネン
  【演出】ガブリエラ・コームレワ
  【監修】牧阿佐美
  【舞台美術・衣裳】シモン・ヴィルサラーゼ
  【照明】ウラジーミル・ルカセーヴィチ
  【舞台監督】大澤 裕(ザ・スタッフ)

  【指揮】渡邊一正
  【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

キャスト
  【マーシャ】宮内真理子
  【王子】山本隆之

  【ドロッセルマイヤー】マシモ・アクリ
  【シュタリバウム】ゲンナーディ・イリイン
  【シュタリバウム夫人】湯川麻美子
  【フランツ】大和雅美
  【道化】吉本泰久
  【人形】高橋有里
  【黒人】マイレン・トレウバエフ
  【ねずみの王様】市川 透
  【くるみ割り人形】八幡顕光
  【スペイン】厚木三杏 市川 透
  【東洋】楠元郁子
  【中国】西山裕子 福田圭吾
  【トレパック】遠藤睦子 本島美和 貝川鐵夫
  【パ・ド・トロワ】小野絢子 井倉真未 八幡顕光
  【ばらのワルツ】寺島ひろみ 真忠久美子 川村真樹 西川貴子
            中村 誠 陳 秀介 江本 拓 冨川祐樹
でした。

::: 感想 :::
この公演、冒頭でも書きましたが、やっぱりコール・ドが素敵です。雪と、ばらのワルツから最後のコーダから全員部分は何度観ても感激します。それとローズアダージョ的なパ・ド・ドゥですが、先日の美帆さんもそうでしたが、この部分が終了するとともに、とっても良い笑顔が観れます。相当なのですね。特に本日の真理子さんにいたっては、本当に緊張した顔から、自信に満ちた表情まで、全てを魅せて頂いた感覚 ・・それ位舞台は大変・・ です。 ありがとうございます。観ているこちらもコーダが終わった時点、涙がこぼれていました。
::: でまち :::
今日の主演の真理子さんではないのですが、ソワレのヴィシニューワです。レクサス貸切公演で先日間違った買い物をしてしまうハプニングがありました。私は公演のチケットを持っていなかった為、(23日の)18:00開演で21:00程度には終了すると考え、新宿で買い物をして食事、それから出待ちになります。 彼女は初めて会う事が出来ましたが、バレリーナとしてはじめての感覚です。とっても上品で知的です。・・多分、対応1つ1つに答える姿は、とっても感謝したい、また自制心の強さ、真面目さはファンと対応する姿だけで見て取れます。少しショックでした。ダイナミックさから見て取れる性質は、感覚勝負的な天性の大雑把さとは真逆な感じです。
握手だけして欲しかったのですが、サインもついでに頂き幸せでした。公演を観れてとっても幸せだった事を伝えると、にっこり微笑んでくれました。それと横には、ファジェーエフが座っておられましたが、ヴィシニューワの事を考えていたら、そのままスルーしていました、・・が彼もすごく素敵
::: ピーターライト版など :::
今回はワイノーネン版でしたが、くるみ割り人形と言えば、ロイヤルのピーターライト版が定説ですが、初心者の私はまだ見たことがありません。今度またDVDででも見てみたいな・・
多分新国立の疑問点などが解決できないかな? 何となくストーリーが見えてこないよ・。・;;

あと疑問が解決しました①(って②は無いのですが・・)
東洋の楠元さんの脇を固めていた方で、とっても気になった方は、大湊由美さんでした。とっても綺麗な方ですね。

※ 今年もクリスマスから、残りも少なくなってきました。
  あと、27日のモスクワ・白鳥の湖(チェルノブロフキナ)と
  28日レニングラード・白鳥の湖(シェスタコワ)を残すだけとなりましたが、
  来年も会社でのプロジェクトがあり多忙な中ですが、今年同様にバレエのとりこです♪
   
  

2007年12月23日日曜日

12/23 NBAバレエ「ドン・キホーテ」

 
先日から入っていましたが、改めて・・ 
NBAバレエ団 2月公演 「ドン・キホーテ」のチラシです
実はこの公演、マリインスキーのエフゲーニャ・オブラスツォーワが客演します
彼女は先日も「合同公演」で観ましたが、とっても可愛いバレリーナです
この公演は是非見てみたい感じがしますが、チケットで何処で売ってるの??



2007年12月22日土曜日

12/22 新国バレエ・『くるみ割り人形』②

 
今日も、ワイノーネン版・新国立「くるみ割り人形」、2回目です
少し天気が怪しいと思ってたら、帰りはやはり雨でした。今日は席が凄く見やすく、またお子様の声も少なかったので、割りに良い鑑賞が出来ました。

スタッフ
  【振付】マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ
  【作曲】ピョートル・チャイコフスキー
  【改訂振付】ワシリー・ワイノーネン
  【演出】ガブリエラ・コームレワ
  【監修】牧阿佐美
  【舞台美術・衣裳】シモン・ヴィルサラーゼ
  【照明】ウラジーミル・ルカセーヴィチ
  【舞台監督】大澤 裕(ザ・スタッフ)
  【指揮】渡邊一正
  【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団


キャスト
  【マーシャ】さいとう美帆
  【王子】マイレン・トレウバエフ

  【ドロッセルマイヤー】ゲンナーディ・イリイン
  【シュタリバウム】貝川鐵夫
  【シュタリバウム夫人】湯川麻美子
  【フランツ】大和雅美
  【道化】グレゴリー・バリノフ
  【人形】高橋有里
  【黒人】江本 拓
  【ねずみの王様】市川 透
  【くるみ割り人形】八幡顕光
  【スペイン】厚木三杏 市川 透
  【東洋】湯川麻美子
  【中国】寺島まゆみ 吉本泰久
  【トレパック】丸尾孝子 楠元郁子 貝川鐵夫
  【パ・ド・トロワ】小野絢子 井倉真未 八幡顕光
  【ばらのワルツ】寺島ひろみ 真忠久美子 川村真樹 西川貴子
            中村 誠   陳 秀介  江本 拓  冨川祐樹

::: オーケストラ :::
相変わらず好みがありますね。どうも苦手、出来自体は先日のプルミエの方がよくなっていますが、フルート系の音色がやけに強く響いてました。あと何となく理解できないのが、1幕・くるみ割り人形が気になり、マーシャがドロッセルマイヤーの元へ戻って喜びを表現する場面、くるみ割り人形を引っ張った時の「ギッーー」って音の数が多いのでは?
2回目にしてやっぱり変に思っています!

::: 感想 :::
先日の可愛いいヴィシニョーワがやけに気になっていましたが、今日は未帆さんとマイレン。本当にこの王子を楽しみにしていました。未帆さんも久しぶりに長く観れます。未帆さんは出てきた瞬間からとっても愛らしく子供たちと本当によくマッチしています。 またフランツの大和雅美 さんも仕草は、プルミエの時と同様に、とってもコミカル、表現者として今後少し気になる方です。これだけ役になりきっている方は他にはいないかも!。今日一です。人形では、大好きだったのが、江本さんの黒人、これはとっても楽しみました。みんな本当におっかなビックリで、とっても良かったです。 また高橋さん人形は先日も感じましたがもう少し、固さが在ったら完璧ですね。(少しだけ緩さがきになります) 人形劇の場面では、みんな本当に喧嘩状態で、「あるよね」って感じを醸していました。
寺島さんの tt サイト(2007.12.18)で紹介があります。・・がマリインスキーと同じらしいです。ひろみさん記・「衣装や舞台装置も全く同じなのです」とありますが、私は何となく違和感を感じているかもしれません → マリインスキーの抜群の容姿だとあの髪、飾りは必要ないでしょう! でも私もこのサイト記事を読んで思いましたが、今回など新国立は、コール・ド抜擢を推進していますが、ひろみさんマーシャはやっぱり是非みたいです。 またこの時期になれば「くるみシーズン」が来るので通常演目より可能性は高いよね♪ また、ピアニストの手の使い方がやけに美しいと思っていましたが、西山さんでした。多分彼女はピアノ上手いのかな? 好きなバレリーナの方は何となく良い様に解釈してしまいますが、本当に弾いている様な感じです。 1幕・雪の精にパートは、新国立の真骨頂。このコール・ドだけでもどこにも負けない感覚が私はします。 実はこのコール・ドがあるので新国立が私的には国内1番です。 揃っているのは前提だけど、ライティングも相まっていつも感動します。
2幕・ディヴェルティスマンでは、中国は素敵でした。まゆみさん吉本さんのコンビネーションは観ていて安心。ただやっぱり先日も書きましたが、最初はあまり楽しそうではない感覚に陥ります。スペインに関してはあまり書きたくありません。 パ・ド・トロワは今日もやっぱり、本当に美しいし先日から期待に変っている自分があります。今日もブラボーです。特にアラベスクの形が2人ともとっても美しくて、美しくて・・♪ あと「ばらのワルツ」は、4人のソロイストがとっても贅沢で、見応えたっぷり♪ このコール・ドを含むパートは大好きです。本当に「くるみ割り人形」が今回大好きになりました。
ワルツの最終から(問題がこの後)続く、パ・ド・ドゥ♪  高難度のまるでローズアダージョ(新国立・お客様の声にも書いておられますが)を思わせるステップのルーティン、先日のヴィシニョーワの時は男性陣が、本日は未帆さんが、とっても緊張されているのが、私も含め心拍が上がってしまいました。でもマイレンだけはマイペース?・・良い感じです・・。 ダイブ&キャッチを4人の男性と繰り返し、特に今日は最後4人目まで気が抜けませんでした。終わった時は、私も体が熱く、また少しだけ感動(少し方向は違うけど!)してしまいました。 ヴァリエーションはマイレンはいつもよりおとなしい感じ、先日のファジェーエフの様には行きませんが、彼が好きなので全然問題ありません。
ばらのワルツからこの場面の音楽はやはりチャイコフスキーのクリスマスの魔法ですね。宝石のような美しさと、少しおっかない低音管系の対比が見事です。
  
::: トピック :::
先日書きませんでしたが、「ねずみ」がもぎり前にいます
子供たちのアイドルになっていました。そうそう王様もいます。
あと、バックステージツアーが無料招待で抽選をされています
明日もあるかな?

あすは、宮内真理子さんと山本王子ですね
また軽く報告します
  

2007年12月21日金曜日

12/19 新国バレエ・『くるみ割り人形』①



先日新国立劇場のサイトで下記記事が・・
*24日のマーシャ役の寺田亜沙子が怪我のため出演できなくなりました。代わってさいとう美帆が出演いたします。(王子役は逸見智彦で変更ありません)なお、チケットの払い戻しはございませんのでご了承ください。詳細はこちら
  
  
12/19 7:00開演 『くるみ割り人形』を観てまいりました。
すっかりくるみのシーズン、私の仕事場所である六本木すっかりクリスマスのシーズンとなっています。今回3回見に行きますので、徐々に書いていきます(いつもの事ながら・・・)  
   




 
2007/2008シーズン バレエ
  くるみ割り人形
2007/2008 Season Ballet
THE NUTCRACKER
オペラ劇場
 
スタッフ
  【振付】マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ
  【作曲】ピョートル・チャイコフスキー
  【改訂振付】ワシリー・ワイノーネン
  【演出】ガブリエラ・コームレワ
  【監修】牧阿佐美
  【舞台美術・衣裳】シモン・ヴィルサラーゼ
  【照明】ウラジーミル・ルカセーヴィチ
  【舞台監督】大澤 裕(ザ・スタッフ)
  【指揮】渡邊一正
  【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
  【シリーズ協賛】花王株式会社/コスモ石油株式会社
  
キャスト
  【マーシャ】ディアナ・ヴィシニョーワ
  【王子】アンドリアン・ファジェーエフ
  【ドロッセルマイヤー】ゲンナーディ・イリイン
  【シュタリバウム】貝川鐵夫
  【シュタリバウム夫人】湯川麻美子
  【フランツ】大和雅美
  【道化】グレゴリー・バリノフ
  【人形】高橋有里
  【黒人】江本 拓
  【ねずみの王様】市川 透
  【くるみ割り人形】八幡顕光
  【スペイン】西川貴子 市川 透
  【東洋】湯川麻美子
  【中国】寺島まゆみ 吉本泰久
  【トレパック】丸尾孝子 楠元郁子 貝川鐵夫
  【パ・ド・トロワ】小野絢子 井倉真未 八幡顕光
  【ばらのワルツ】寺島ひろみ 真忠久美子 川村真樹 厚木三杏
          中村 誠  陳 秀介  江本 拓 マイレン・トレウバエフ
  
オーケストラ
今日の渡邊さんですが、やはりこの方の指揮での鳴らし方は苦手かもしれません。
折角のチャイコフスキーの宝石の様な楽曲がとても残念でなりません。
 
【感想】
ディアナは友人を率いて登場します。あれれ・・とっても楽しい筈の「クリスマスイブの夜」ですが、なんとなくぎこちない感じがします。ディアナはどうしたのでしょう? ファジェーエフとのコンビネーション、落ちちゃった。 何度か危ない所があったな・・こんな姿を観るのは初めてです。 男性ダンサー4人との、アダージョの部分も、やっとこなしている感じが、苦しいくらいに伝わってきます。物語がどう・・とか、が忘れるくらいピリピリとした舞台でした。

一部ディアナの情報は彼女のサイトにありますが、
12/11マリインスキー劇場で「ドン・キホーテ」だったのですね

でもでも・・・・
パ・ド・ドゥでのピンクのチュチュは何とも言えない色使いで少し光沢のある生地を生かして、ディアナの抜群のスタイルがとっても生えていました。
良かったのは、ディヴェルティスマンでの「トレパック」から「ワルツ」。 とっても美しいかったです。あと、まゆみさんと吉本さんの「中国」は楽しかったな♪  もう1つ気になったのは、小野さん井倉さんの「パ・ド・トロア」の安定感・・この方第3期研修生同期で、2007/03に新国立バレエ団に入ったようですが、大好きになりそうです。

また22日と、23日に観ますのでその様子を書こうと思います。
今日はこれくらいで・・
 

2007年12月15日土曜日

12/15 バレエ・リュス映画化

   
  
asahi.com 記事があります。


: (東京メトロ有楽町線「有楽町駅」D7-b出口より徒歩1分) 
                 
12/15(土)〜21(金) 9:15(〜終11:20)
12/22(土)〜 10:00(〜終12:10)※1/1(火)は休館
一般1800円/大高1500円/会員1300円中学・小人(3才以上)・シニア1000円水割(毎週水曜日)1000円
劇場限定「ポストカード」つき特別鑑賞券1500円 絶賛発売中!!
明日にでも、有楽町カノン2丁目 へ行ってきます
12月15日(土)よりモーニングショー!! らしいですが、これって朝早すぎませんか?
渋谷シネマライズでも開催されていますが(近いのですが)、やっぱり有楽町に向かおうと決めています。
  ** ** **




写真としてですが、非常に美しいですね。
まるで、(大好きな)デートリッヒの写真を観るような、良きレトロ感がいっぱい♪
機会があればまたUPします
 

12/15 吉田都さんに大英帝国勲章


読売ニュースから掲載 ← こちらから


吉田都さんに大英帝国勲章、ロイヤル・バレエ団で活躍

【ロンドン=本間圭一】英バレエ界で活躍してきたバレリーナ吉田都(みやこ)さん(42)に、英国政府から「大英帝国勲章」(OBE)が贈られることになった。英政府筋が11日明らかにした。

 日本人ダンサーが同勲章を受けるのは異例。約20年間にわたり、バレリーナ最高位の「プリンシパル」として踊ってきた功績が認められた。今月18日に授与される予定。吉田さんは11日、「異国の英国で地道な努力が報われ、大変光栄に思う。勲章を励みに今後も踊りを磨きたい」と喜びを語った。

 吉田さんは東京出身。9歳からバレエを始め、17歳で単身渡英し、18歳でロンドンのバレエ団に入団した。軽快でしなやかな舞が評価を受け、22歳の時、「プリンシパル」に昇格、1995年には、名門のロイヤル・バレエ団に移籍した。2006年9月には、日本のKバレエカンパニーへ移ったが、英国では現在も「ゲスト・プリンシパル」として公演を続けている。 同勲章は、優れた業績を残し、地域社会に奉仕した人物に贈られるもので、これまでにサッカーのデービッド・ベッカム選手らが受章している。
(2007年12月12日14時36分 読売新聞)



ほんとうにおめでとうございます
記事に書いていますが、これまでの努力の賜物と思います。これからも良い人生をお送り下さいね♪

でも気が付くのが少し遅れたみたいです
ロイヤルのサイトにはとっても綺麗(かわいい)な、都さんの姿が・・ ここ

12/14 国立モスクワ音楽劇場バレエが・・

スタニスラフスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ記念「国立モスクワ音楽劇場バレエ」vol.06
(2007/12/14配信)

http://www.mmtb.jp

「国立モスクワ音楽劇場バレエ」出演者変更のお知らせ。12/28 17:30公演と12/30 12:30公演の「白鳥の湖」にオデット・オディール役として出演を予定していた、ナターリヤ・ソーモワが本国ロシアでのレッスン中に腰を痛めたため、来日中止となりました。よって下記の日程でオデット・オディール役のダンサーが変更になります。

白鳥の湖 
<オデット・オディール役>
12月28日17:30 ナターリヤ・ソーモワ→オクサーナ・クジメンコ
12月29日17:30 オクサーナ・クジメンコ→ナターリヤ・クラピーヴィナ
12月30日12:30 ナターリヤ・ソーモワ→オクサーナ・クジメンコ
事前に告知させて頂きましたように、今回の出演者変更に伴う払い戻し、他公演への振替は致しません。またこの変更は12/14現在の予定であります。あくまでも出演者の正式発表は公演当日になりますので、お詫びとともに、ご了承を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。

個人情報の取り扱い方については http://www.kyodotokyo.com
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[発行] 国立モスクワ音楽劇場バレエ公演事務局
東京都港区北青山3-6-18共同ビル10F 株式会社キョードー東京内


と言うメールが来ています。

2007年12月8日土曜日

12/8 マリインスキー くるみ割り人形

  
先日Amazonで注文していた、「くるみ割り人形」が着きましたので、また観ていないのにUPします。
これは、新規発売分です

Amazonから抜粋:
2006年12月にマリインスキー劇場バレエ団&管弦楽団が、サンクトペテルブルグにあるホーム劇場で行ったバレエ公演の模様を収録。劇場の芸術総監督を務める名匠、ワレリー・ゲルギエフがタクトを振り、ファンタジックな物語に彩りを添える。


キャストも未発表のまま買いましたが、

ねずみの王様: ウラジミール・ポノマリョーフ
ねずみの王妃: エレーナ・バジェーノア
マーシャ: イリーナ・ゴールプ
フリッツ: アントン・ルコーフキン
ドロッセルマイヤー: アントン・アダシンスキー
くるみ割り人形: アレクサンドル・クリコフ
王子になったくるみ割り人形: レオニード・サラファーノフ
乳母: ナターリャ・スヴェーシニコワ

コック: イーゴリ・ペトローフ
2人の台所のメイド: タチヤーナ・ゴリュノア、イルミラ・バガウトゥジーノア
昆虫男: エドゥアルド・グーセフ
ねずみの枢機卿: アンドレイ・ヤーコブレフ
雪の女王: エカテリーナ・コンダウーロワ

くるみ割り人形の姉妹達: エレーナ・アンドローソワ、ダーリャ・ヴァスネツォーワ
                エカテリーナ・ペチナ、ダーリャ・スホルーコワ
こんぺい糖の精: オーリガ・バリンスカヤ
などですが、とリあえず今から鑑賞してみます ♪
 

12/8 キエフバレエでチラシ三昧 3



あともう1つですが、実は初めてかもしれません。
国立モスクワ音楽劇場バレエ団 のチラシを観るのは・・・
タチヤーナ・チェルノブロフキナの白鳥を無事に取ることができたので、とても楽しみにしています。

「招聘企画でこの規模のホールは画期的」と書いておられます。嬉しい限りですね
だた前方を取ったので、少し心配ですが
 

 

12/8 キエフバレエでチラシ三昧 2

 
やっぱり、大きく目を引いたのはこのチラシかも・・♪
来年2月は、新国立劇場バレエ団の年間チケット、ロイヤル(↓)、ABTと、大変な出費になりそうです。

12/8 キエフバレエでチラシ三昧 1

 
いろいろと興味を引くチラシが入っていました。
今日もNBSから会報が付きましたが、NBS Newsから「絶対外せそうにないジゼル」この企画は凄いかもしれません♪
ところで、ジゼルは?
できれば、小出さんジゼル、ミルタは井脇さんのキャスティングで観たいものです。



あと随分先の招聘企画まで発表されてますので、忘れること覚悟で載せておきます。
2008年12月(1年先) シュツットガルト
2009年5月(1年半先) プラテル校長のパリオペラ座バレエ学校
  同じく          デンマーク・ロイヤルバレエ
2009年7月(1年半先) 第12回 バレエフェス

 
 

などなど、NBSの祭典会員がまたまた増加しそうな企画です。

2007年12月5日水曜日

12/5 キエフバレエ 《ライモンダ》

 
本日は、キエフバレエ「ライモンダ」を"見て"まいりました
エレーナ・フィリピエワは『腰痛』の為、降板。田北さんがライモンダを代役としておられた。・・のはよいのですが、今日は、すごく席の問題もあり、1幕は音楽に聞き入ってました。ウクライナ国立歌劇場管弦楽団とコンダクター、ヴォロディミル・コジュハルの紡ぐメロディは、この上なく美しく、本当に宝石のよう・・久しぶりに満足♪
今日は席がダメでした。オーチャード(このホールは本当にいい思い出が無いです。帰り道も含めて・・)の1F前方は全然段差が無く、舞台センターが見えない・・ってどういうこと? まるでコール・ドバレエを観にいったようでした。 諦めは楽曲の素晴しさに助けれましたが、2幕目からは、席を変更していただきとっても良く見えました。 ありがとう・・こうらんしゃさん・・♪

今日は簡単に書きますが、後日また続きを書きます
2幕の踊りは観ていて、本当に気持ちよかったです。こんな舞台は割りに少ないと思いますが「ライモンダ」素晴しさにやっつけられました。

男性の見せ場が多い演目だけど、バタバタ感がありますが、パ・ド・キャトルだけはは美しかったと思いますよ!  あと私が知らないだけだと思いますが、伯爵及び婦人が踊るチャルダッシュ??って感じのパートありです・・凄く意表を突かれた演出。 また田北さんは1幕目は少しかわいそうな位、堅かったように感じましたが、2幕終盤の勢いは本来を観た様な晴れやかさがあり素敵でした。本当に1幕目は音のとり方・・うんぬんよりステップをこなす事に集中しているように感じられ、またセルギイ・シドルフスキーとのアイコンタクトが妙に気になってしまい、パートナーシップの薄さを、どうしてようも無く思いました。 そんなこと無い筈ですが・・
  コルプのバリエーションは素晴しいでき♪
  シドルフスキーは先日よりも調子がとても上がってきているようです
  白い貴婦人のユリヤ・トランダシルは見た瞬間からとっても好きになりました(美しいです)
 
NBS NEWS・チラシなど嬉しいNEWSも多くあり、画像を含めて休日にUP致します。 今日の空きは勿体無かったな・・こんな素晴しい演目と、音楽、なぜメジャーな演目にならないか不思議です 。 

   

2007年12月1日土曜日

11/30 キエフバレエ  《 白鳥の湖 》

  
今日は、(初)中野ZEROホールで、キエフ・バレエ 『白鳥の湖』を観てまいりました。

オデット/オディール : ナタリヤ・ドムラチョワ
王子: ヴィクトル・イシュク
  詳細情報のキャスティング表はありません。中野ZEROホールに張り出していただけ。少しもったいないな・・と感じています。 
  ペンを持ち書き写している人は何人か見ましたが、その状態で次回の『ライモンダ』まで持ち越さないようにお願いしたいと思います。
振付・演出: ワレーリー・コフトゥン 
美術・衣裳: マリヤ・レヴィーツカ
指揮: ヴォロディミル・コジュハル (主席指揮者)
オーケストラ: ウクライナ国立歌劇場管弦楽団

《オーケストラ》
とっても素晴しい音を出しています。 が・・ホールの残響音が長すぎる感じがありました。それと高音域は跳ねてしまっていてとっても勿体無い感覚があります。でもこの次もオーチャード『ライモンダ』か! なにかついていないな~ ^^);;  特に管楽器は全て大好きです。
それとヴォロディミル・コジュハル主席指揮の、テンポ・・最初大丈夫かな。なんて思いましたがとんでもない♪ とっても合っており素晴しかったです。 1幕の大好きなワルツの音は本当に胸が高鳴りました。 なにか意図的な演奏方法があるのか、ホール残響のせいか不明ですが、何となく規則的なズレと心地よい部分が多くありました。
息切れか、3幕の鳴りは少し乱暴になってた感は少し感じました

《感想》
ドムラチョワは若手だと書いているようですが、とっても後が楽しみなバレリーナです。素晴しいと思うのは「強さ」です。オデット/オディールというより、パーソナリティが強くこころに残っています。彼女の演じるオデットは若さ、恋、王子との関係、全てに措いて「現代的」って感じたことかな。 多分解釈と表現がこれほど上手い(若いけど)のは関心します♪ とっても可愛いオデットでは無いでしょうか。逆に身体の強さは一品です。 アティチュードの安定感は見ていて危なっかしさは全然!!
久しぶりに爽快って言葉がぴったりなオデットです。一方オディールも実はオデットと良く類似しており、冷たさより、可愛いイジわるさを表現している? 王子の話は何となく出てきませんが、記憶に余り残りませんでした。
それよりコール・ドのよさが気になった事。
幕が上がり、ゆっくりとしたテンポで丁寧なコールのダンスがありますが、いつまで続くかな・・なんて思っていましたが、これが1幕最後まで続きとっても綺麗でした。よく鍛えています。3幕はマリインスキーなどで見慣れてた、黒のコール・ドバレエが登場しますが、バランスは良かったと思います。

《いろいろ》
衣装は少し、今となっては古さを感じました。大変色使いもコントラストの対色(グリーン・紫など)を用いて、煌びやかさを表現しています。ゴールド刺繍等は特に美しく確りとした創りであることは確実。・・でもでも、今この時代との流れとしてはあっていないかもしれません。舞台は殆どが紗幕だけで構成され、とってもシンプルで、こじんまりした中野ZEROではピッタリはまっていました。
会場は、通路・椅子の下に付いている小さいライトですが、これがやたらに明るくってすごく気になりましたが仕方ないですね。

Київ  (クィーイィウ) wikiより
ウクライナ語:Київで、発音は「クィーイィウ」に近い。ラテン文字転写としては簡略なKyivが正式な表記とされているが、政府の発表により表記が統一されるまでは各文字を機械的に転写したKyijv、Kyjivなどが用いられていた。


(※The National Opera Theatre of Ukraine. Modern photo)



少し、サイトの情報を・・
1998年の情報ですが、(A playbill of tour in Japan, 1998 ) このようなチラシが出ています。

In the program there were also included G.Verdi's Requiem and D.Shostakovich's cantata Execution of Stepan Razin. In the summer the ballet troupe had visited Japan the eighth time with L.Minkus' Don Quixotte, P.Tchaikovsky's Swan Lake, The Sleeping Beauty and also with the common Ukrainian-Japanese modernistic production in "buto" style of the ballet Wings of Darkness.



2007年11月28日水曜日

世界一ゴージャスなバレエ ABT

ABT のチラシが、JapanARTSから届きました。
前売りは、2/7からのようです。

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ABTオールスターガラ
   7/17(木)・18(金)
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男達が舞う!!  LE CORSAIRE   《海賊》 セルゲーエフ版 
7/19(土)・20(日)・21(月・休)
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ロットバルトが2人!?  何かが違う! SWAN LAKE  《白鳥の湖》 
7/23(水)・24(木)・25(金)
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  合計 8公演 (東京文化会館)



また新しい情報が入ったら書き加えますが、今日はここまでですが
JapanARTSのサイトにこの様な サイトがあった
まだ記事は少ないのですが、ドメインが abt2008.seesaa.net なのでABT専用ですね

またまた楽しみが増えました
  

2007年11月23日金曜日

モーリス・ベジャール氏が死去

 
サンスポ記事より抜粋

世界的なバレエ振り付け家のモーリス・ベジャール氏が22日、在住先のスイス・ローザンヌで死去した。80歳だった。現地メディアによると、10月から心臓や腎臓などの不調を訴え、今月中旬から入院していた。仏・マルセイユ生まれ。60年、ベルギーで「二十世紀バレエ団」を結成。81年公開の仏映画「愛と哀しみのボレロ」で振り付けを手がけ世界的人気を集めた。87年には本拠をスイスに移し「ベジャール・バレエ・ローザンヌ」と改称。哲学者の父の影響で東洋思想に興味を持ち、三島由紀夫を題材にした「M」、「忠臣蔵」をバレエ化した「ザ・カブキ」を東京バレエ団に振り付け、日本とも親交が深かった。86年に勲三等旭日中綬章を受章、93年に第5回高松宮殿下記念世界文化賞を受賞した。

世界的な財産をまた失った瞬間です

2007年11月16日金曜日

キエフバレエ

 
-タラス・シェフチェンコ記念ウクライナ国立バレエ-ですが、本日「eplus」から得チケが出ている連絡がありました。また我慢できなくって「なかの ZEROホール・白鳥の湖」を買いました。なんと、S席で8,000だったけど、意外と良い席が残っており、大変良かったです。でもでもこれって金曜なのね・・! どうにか仕事の段取りを付けないと♪

ところで折角なので「なかの」イベントを調べてみるのも面白いかもしれません。
なにか、幼稚園のお遊戯会から、意味が分からないものまでとても幅広く開催しています

明日は仕事ですが、ちょっと寄ってみようかな?
新宿からだったら近いから・・
あとちょっと気になっている、12/28 シェスタコワ、プハチョフの白鳥の湖、チケットぴあかどこか明日聞いてみようと思っています。

2007年11月10日土曜日

牧版 『椿姫』 3回目

  
雨の土曜日です。
って言っても小雨ですが、すっかり寒さがきびしくなって来ました。本日は椿姫の最後を観てまいりました。今公演の気持ちは確定に変わりました。でも書く前に、とても素敵な画像が取れているのでそれを・・




説明は割愛させていただきますが、観て分かるようにデザイン画です。

【構成】
やはり、浅かった様に感じられます。本当に本当に残念です。初回感じていた事はが2回目で覆っていますが、やはりザハロワに引っ張られた事が大きいし、それでもあの「子供」のような心情描写をあれだけドラステックに魅せれるのはすごいです。 何となくですが納得出来ないでいます。
少しづつで結構ですので、修正をして頂ければと思います。またなんと言っても来客・友人(プリュダンス、伯爵、ガストンほか)がおざなりに為っているのは寂しい限り。 キャラクタダンスだけは楽しめたが、結局本筋とは無関係。 この公演は来期にも修正して観てみたいと思います。 牧さん再演お願いいたしますね♪
あと少し気になったので事は、1幕2場の「パリ・・」は "最高の幸福感" と、"父による絶望感" 、"振切ろうとする人間の弱さ" が私的には一番期待していた部分です。ここが一番退屈に今日は感じました。

【楽曲】
構成以上に気になった部分。
ベルリオーズ・幻想交響曲を使った1幕舞踏会シーンは良いが(問題ないと書いた方が正確)、2幕でも同じ楽曲を差し込みますが、既に彼方・・・。
言葉を語れると・・パンフレットには書いておられますが、本当に小さな言葉で、ダンサー(本日は菊池さん)の表情との相乗効果が全く感じられませんでした。 今日の2幕の「プリュダンスの館」での、紙幣を叩き付けられての絶望感、本島さんの演技では思わず涙が出そうになりましたが、あれでオーケストラがバックアップしてくれれば・・とか、やはりもう少し考察して頂けると、本当に嬉しく思います

【全般】
まず言いたいのは、ザハロワの器量のすごさと、マトヴィエンコとのパートナーシップが今回の演目を支えたのでは無いかと思います。 マルグリットをどの様に魅せていただけるのか大変興味がありましたが、現在のミューズである筈のザハロワの為の演目だったのか分かりません。私的には、このバレリーナの首筋から肩のラインがとても美しいと感じておりますが、複雑なパ・ド・ドゥが多すぎ、もしこのパ・ド・ドゥを挿入するのであれば、時間を延ばしても良いかも知れません。
 美くしさと激しさ
 苦悩と幸福
 許される事と苦悩
 忍耐と愛 ・・ などがダンサーで支えられる事についてマイナーでも良いので修正して、またみせて頂きたいと思います。とにかく日本で創作された事は素晴しいことだと感じます。最初から造り出すことは多分大変ですし、そのインフラが余り育っていない国でのこの公演。 いろいろなところからの批評は多いと思いますが、この土壌を支えて行くことが出来れば、バレエファンとして嬉しく思います。


あと今日ネタですが、ジプシーではひろみさん、メヌエットのマイレイ(絶品)、アラブのまゆみさん、チャルダッシュの西山さん、タランティラのさいとうさん本当に豪華なメンバーです。ここの繋がりにブラボー♪♪
  

2007年11月6日火曜日

牧版 『椿姫』 2回目

 
本日2回目の『椿姫』です。 

仕事に中断を入れて急いで新国立劇場(OPERA PALACE Tokyo)へ到着です。今日もスヴェトラーナ・ザハロワ、デニス・マトヴィエンコをメインとしたファーストキャスト(?)です。昨日からいろいろ書きましたが、やはり私の不徳の致す所・・らしい部分があれこれ♪

それと驚きと嬉しさですが、本日は2F席から鑑賞いたしました。プルミエでは1F席前方上手側で気が付いていませんでしたが、照明効果の素晴しさはほんうとに感激しました。2幕入ってからの光のディティールは素晴しいの一事です。 終幕、窓の光を意識した錯覚を起こさせ、マルグリットを通り過ぎた紳士達は、黒と赤のディティールで表現され、深海を思わせるブルーと黒、現実の白がとっても素敵でした。 ガラスと枠の微妙な光線の違いなど上げたら切りなありません。

【不徳の致した①】
衣装ですが、先日の生地の違いを上げていましたが、今回オペラグラスで覗いてみて、色違いの生地だって事に気が付きました。 黒の吸収を墨色と勘違いしたようです。タフタ系の表面地とオーガンジーのチュール(表地と同色)の構成、それぞれ椿をあしらった衣装でした。 また終幕はタイトと書きましたが、これはザハロワの体のラインで、ウエスト・すそのラインはドレープをゆっくり取った仕上げとなり、なんともスタイルが美しい(もしかしたら彼女にしか似合わない?)細工のような感覚を覚えます。
あと衣装で気になったのが、1幕「マルグリットのサロン」の場面での客人達の中間色系(タン・ピンク・ベージュなど)のペチコートが全て黒をポイントに仕上げられています。こんなに渋めの衣装なので改めてルイザ・スピナテッリの感覚の素晴しさにプラボー♪

【不徳の致した②】
Scriptについて先日批判的な意見を書きましたが、2回目の感想は少し違います。やはり観る目の無さに、少々がっかりです。(もう少し鑑賞目をつけなきゃ!) 大変な事を見落としていた様に思います。それは、アルマンの父の存在。今日はじっくりと1幕2場アルマンの父とのパ・ド・ドゥ(ローマの謝肉祭)ですがゲンナーディ・イリインの苦悩と、繰り返し納得させる演技、また最後マルグリットの頷き、この場面本当に涙が出そうになります。この時の表現(【照明】沢田 祐二さん)方法の構築思想は少し参りました。(あの照明色と男性遍歴の対比)こんなに素晴しい場面に気が付かなかった私にマイナスポイントです。 あれれこれってScriptには関係なかったかな・・ザハロワと沢田さんを褒めた結果♪
やっぱり無理があるかも知れません(3回目は変化するかも知れませんが・・)

【不徳の致した③】
ロバート・テューズリーの色気。貴族社会の気高さはなかなか日本人で出しずらい所ですが、彼はやはり綺麗です。

以上3点反省しています。でもでもやっぱりそう思っていたこととしては、選曲はやはり弱いです。先日感じたことと同じでした。ここは非常に残念でなりませんが、今後の修正を希望します♪

今日は久しぶりに出待ちをしました。新国立バレエ団では初めてですが、ザハロワは今まで何度か公演を見ま参りましたが、今日は本当に素顔を見たくなり、サイン自体は全く興味は無いのですが、流れで頂き、握手して頂きました。少しだけ声をかけてみましたが、笑顔の反応・・嬉しかったです。ただ気になったのは、握手して頂いたバレリーナの中では一番男性的な『手』をしていたと感じました。彼女の眼は強いですね。 国立のダンサーはやはり揃って美しいです。機会があればまた待って見ようと言う気になりました。

生み出す力を感じ入り、スタッフメンバーに感謝です。
また今週末に最後となりますが、観劇させて頂きます。

 

2007年11月5日月曜日

牧版 『椿姫』 1回目

本日は、
新国立バレエ団・新プロダクションの『椿姫』に行って参りました。
主なキャストを記載します

【マルグリット・ゴーティエ】スヴェトラーナ・ザハロワ
【アルマン・デュヴァル】デニス・マトヴィエンコ
【デュヴァル卿(アルマンの父)】ゲンナーディ・イリイン
【伯爵】ロバート・テューズリー
【プリュダンス】西川貴子
【ガストン】イルギス・ガリムーリン
【ナニーヌ(召使)】神部ゆみ子
【村人】小野絢子/井倉真未/福田圭吾
【ジプシー】川村真樹
【メヌエット】マイレン・トレウバエフ八幡顕光
【アラブ】真忠久美子/中村 誠
【チャルダッシュ】遠藤睦子/西山裕子/丸尾孝子
【タランテラ】高橋有里/吉本泰久/江本 拓
【演出・振付】牧 阿佐美
【音楽】エクトール・ベルリオーズ
【編曲・指揮】エルマノ・フローリオ
【舞台装置・衣裳】ルイザ・スピナテッリ
【照明】沢田 祐二
【舞台監督】森岡 肇
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団




楽しみにしていた分、分類して書いてみます。詳細はパンフレットを見て書いていますが、とても美しい色調、演目の期待が上がります。スピナテッリ の色使いはとても洗練されています。パリオペラ座・パキータ、クラヴィーゴ、英国ロイヤル・バレエの眠れる森の美女他、DVDなどで拝見しています。少し今日は早目にオペラパレスに入り、もぎり横2Fのステンの椅子にすわり、パンフレットを読み込んでいました。 とってもいい気持ちの日ですね。世の中は行楽日和という事になっていますが、とっても気持ちのよいバレエ日和でした。 帰りは新宿まで歩き、ヤマヤさん(ローカルな話題ですがとっても良い食材が買えるところです・・時間があるときはこのパターンが多くなっている!)で買い物(パスタ・パスタソース、シリアル、チョコレート他・・♪)をして帰りました。

【構成】
第1幕 1場 -- マルグリットの家のサロン
第1幕 2場 -- パリ郊外の別荘
第2幕 1場 -- プリュダンスの館
第2幕 2場 -- マルグリットの寝室
だいたいこの題目構成、見えてくることがあります。
詳細を読みいり、何となく単調な物語に見えてきますが・・内容は?

【使用している楽曲】
第1幕 1場 -- マルグリットの家のサロン
  1.マルグリットのパーティ: 「幻想交響曲第2楽章」
  2.マルグリットのバリエーション: 歌劇・「ベンヴォヌート・チェリーニ」4場
  3.乾杯: 歌劇・「ベンヴォヌート・チェリーニ」序曲
  4.客人退場: 歌劇・「トロイヤの人々」第1幕5曲
  5.マルグリットのバリエーションとパ・ド・ドゥ: 「夢想とカプリース」
  6.アルマンのバリエーションとパ・ド・ドゥ: 「イタリアのハロルド」第1楽章
  7.終焉: 歌劇・「トロイヤの人々」第1幕5曲
  8.マルグリットのバリエーション: 「ロメオとジュリエット」第2部

第1幕 2場 -- パリ郊外の別荘
  9.幕開き: 「イタリアのハロルド」第3楽章
  10.農民の踊り: 「ベアトリーチェとベネディクト」序章から第2幕
  11.愛のパ・ド・ドゥ: 「イタリアのハロルド」第3楽章
  12.アルマンのバリエーションとメイドの登場: 「イタリアのハロルド」第1楽章
  13.マルグリットとアルマンの父のパ・ド・ドゥ: 「イタリアのハロルド」第2楽章 & 「ローマの謝肉祭」序曲
  14.マルグリットとアルマンのバリエーション: 「イタリアのハロルド」第1楽章

第2幕 1場 -- プリュダンスの館
  15.プリュダンスの舞踏会: 「ロメオとジュリエット」第2部
  16.ジプシーの踊り:  「レリオ」第3曲
  17.メヌエット:  劇的物語「ファウストの劫罰」第3部
  18.アラビアの踊り:  歌劇・「トロイヤの人々」第4幕
  19.チャルダッシュ:  劇的物語「ファウストの劫罰」第1部
  20.タランテラ:  「ローマの謝肉祭」序曲
  21.アルマンの登場:  「ベアトリーチェとベネディクト」序曲
  22.マルグリットの登場と情景:  歌劇・「ベンヴォヌート・チェリーニ」第1幕
  23.カードゲーム:  「ベアトリーチェとベネディクト」序曲 
  24.マルグリットとアルマンのパ・ド・ドゥと終焉:  「イタリアのハロルド」

第2幕 2場 -- マルグリットの寝室
  25.幕開きと情景:  「幻想交響曲第1楽章」
  26.マルグリットの夢: 「キリストの幼時」第3部
  27.舞踏会の幻想: 「エルミニ」
  28.屋外の音楽: 劇的物語「ファウストの劫罰」第3部
  29アルマンの登場: 「ロメオとジュリエット」第4部 ・・3人の踊りと終焉、 「キリストの幼時」第1部

フランス・ロマン派のベルリオーズ、『幻想交響曲』《ラルゴ》から始まる演目でした。楽曲だけは聴いたことはあったので、すんなり聞き入りました。概ね曲調は流れに沿ったものと感じておりますが・・ ”あれれ”って思われるところが何点かあります。 例にとると、第1幕2場は「マルグリットとアルマンのバリエーション」で 「イタリアのハロルド」第1楽章をマウントしていますが、この場面は、アルマンの父から別離依頼で手紙を読み 絶望の淵を表現する場面、「ノイマイヤー版」では、Prelude D miner ,op.28/24を使用しています。烈しい思いがまるで言葉の様に伝わってきますが、この選択は少し疑問です。あと2日間あるので再度確かめたいと思います。
続きはまた書きます。




11/6(月曜) 続きです。

昨日の余韻にひたりたいところですが、お仕事が忙しく、それどころではありませんが、忘れないうちに書きます。音楽の話の続きですが、やはり流れは流暢で問題は無いように感じています。でも・・でも・・日々、「白鳥の湖」「ラ・バヤデール」等を聞きつつ通勤していますが、やっぱりメリハリって強く、残る部分が存在します。 伝えたいことと、どうしても分かって欲しいところが見えなかった選曲は、今後の変化を期待したいと思います。


【感想】
全体的に『記憶に残ってない演目』となりました。 ザハロワのマルグリッドはこの上なく清々しく、マトヴィエンコのアルマンはこの上なく上品で、プリュダンスの西川さんの存在は確認でき、テューズリーだけがやけに存在感がありました。スピナテッリの衣装は、(マルグリッド)生成りのシュフォン系タイトなドレス。トレインを引かせたと思わせる長いドレスはポワントで何度も何度も踏んでいて少し心配したくらい♪ 黒の衣装も少しつやを消した、薄手の生地を墨色に染めて本当に美しい。 純白の夜会用ドレスは美しい厚めの生地にコーティングした位の光をあつめてとっても素敵。 ・・チュチュのザハロワも手足の美しさに感動しますが、この上ない上品さと清々しさは、この役は彼女しか出来ない錯覚さえ覚えます。ザハロワ&マトヴィエンコの演技力なしで・・本当に他のダンサーで大丈夫か心配。 息の合ったパ・ド・ドゥは、ノイマイヤーを避けたと思えるくらい、やけに古典チックな振付(とっても綺麗でしたよが♪)。ほんとうに牧さんの「美意識」という集大成の様に感じられました。特に舞台を極力簡素化した、絵幕の美しさは、圧巻です。(手前の椿姫の絵は賛否だと思われますが) 2段重ねを上手に使い、遠近感を出すのは流石です。全体としてあれだけアンティックな絵画的なのもありです。 また衣装の色調も、村人は村人らしい安直な色と、貴族の豪奢な対比・・などなど・・褒めたい、いや素晴しい部分で一杯♪

足りないと感じたものは『基本構造(Script)』 これは痛いです。実はパンフレットにも書いていましたが、「生身の人間」的演出に弱さを感じているのは私だけでしょうか。 単調な美しさと楽曲が相まってロマンテックバレエを想像させる創りではないの?? なんて失礼なことを思っていました。美しい中間色の衣装にナニーヌの黒の衣装。形が決まっている分、目立ちすぎているナニーヌ結果的に大変不思議に映ります。(衣装など間違っているわけではないです)。 明日は2Fから観ますのでこの辺の感覚が違っているかもしれません(思慮が足りていない私の意見なので・・)

マルグリッドは「愛している気持ち」を”常時”表現しています。 侘びを導入し毅然とした女性が在っても良かったかな。いつもドキドキしてて、いつも「愛の壁」に押しつぶされそうな、マルグリット・ゴーティエは、なにかとても若く感じてしまいます。 「虚空な愛」と真逆な「真実の愛」を両面表現するには、余りにも恋的なドキドキ感を感じてしまってアルマンレベルの側に立った表現と勘違いしてしまいそうになってしまった・・様です。

ダンスとしては、大好きな西山さんチャルダッシュは少し危なかったかな?(いつもの安定感が・・)
また明日魅せていただこう・・なんて思います。
あとやってくれたのが、メヌエットのマイレイ この方は国立バレエ団の中では絶品ですね。ほんとうにとんでもなく怪しい雰囲気♪  (先日のドン・キホーテでもキレていた)
川村さんジプシーは今日は美しかったです。


【トピック】
明日、と10日の本島さんを再度観ます。 上の感想を基に変化を書きます(本当に観る日で感想は替わりますので・・)  あとさすがにプルミエ・全幕新プロダクションです。牧さんがもぎり横で来客したお客様に本当に丁寧に挨拶しておられました。またカーテンコールも何時もより長くザハロワもとっても良い気持ちだったように見えました。 相変わらずデニスは紳士でした。(でも少し疲れていたように感じですが) 

『オルフェオとエウディリーチェ』でも感じましたが、今回も同じ感覚を覚えています。
国立バレエ団の美しさは、舞台回数で培い磨いて欲しい。
今後マイナー改訂を重ねて「もっともっと」よくして欲しい。
来年も必ず再演をして欲しいし、ダンサーを魅せて欲しい。
・・我侭ばかり書いてみました♪

 

2007年10月30日火曜日

モスクワ レニングラード などなど

 
国立モスクワ音楽劇場バレエ団 のキャストが発表になっています。
発売日、日付も忘れましたが、12/27 (木) 18:30の「白鳥の湖」を購入しました。やっとの事でキャスト確認できたこともあり、大変嬉しく思います。 白鳥プルミエは、タチヤーナ・チェルノブロフキナでした。大当たりです。

それと、これも情報は遅いと思いますが、レニングラード国立バレエも併せて、あたり。

1月5日(土) 眠りの森の美女 ペレン
1月6日(日) 眠りの森の美女 エフセーエワ
1月10日(木) バヤデルカ コレゴワ(ゲスト)
1月11日(金) バヤデルカ シェスタコワ
1月13日(日) 白鳥の湖 シェスタコワ (唯一これが、12/28の文化会館がよかった) でした。

またまた、年末年始は忙しくなりそうです。 ・・しごと大丈夫かな? ・・

※先日の記事に少し間違いがあり、今回白鳥は1回だけです。
 文化会館も取りたかったです・・ざんねん♪

10/24 『真夏の夜の夢』を・・

  
最近、忙しく更新が遅れぎみ ・・まっ趣味の範囲なので出来る限りという事にしていますが、なんと「遅れすぎ」です(反省しています)先週の週中からは追込み時期で、仕事が「やっとひとだんらく」したといもいきや、金曜からシステム障害で土曜の昼迄、仕事するはめになるなんて・・・

ところで、10/24は 東京バレエ団 「真夏の夜の夢」/「バレエ・インペリアル」を観てきました。
NBSからの主な配役などを記しておきます。

「バレエ・インペリアル」
  吉岡美佳‐木村和夫
  田中結子
  大嶋正樹‐中島周  乾友子‐高木綾

バランシン作品には、先日の国立10周年ガラ「セレナーデ」から連続です。やっぱりこの物語の無い美しさに拘った振付。これは見る価値あります(今回忙しかったけど無理して行ってよかったぁ♪)
ピアノは志田さんという方ですが、全然先日「フェリ引退公演・椿姫 黒のパ・ド・ドゥ」よりも10,000倍程度、良かったです。「ピアノ協奏曲第2番ト長調」
吉岡さんの後ろの木村さんへ振り向く姿に「ゾクッ」をしました。なんで・・こんなところで・・っていう場面でのあの姿。 日本人バレリーナを見ている気がしません・・あの一瞬は異国の雰囲気を舞台全体に醸し、掌握し、楽しんでおられた気がします。と公演を魅せて頂きました。





「真夏の夜の夢」
  タイターニア:アリーナ・コジョカル
  オベロン:スティーヴン・マックレー

  パック:古川和則
  ボトム:高橋竜太
  ハーミア:西村真由美
  ライサンダー:平野玲
  ヘレナ:井脇幸江
  デミトリアス:高岸直樹
  村人: 野辺誠治、松下裕次 、横内国弘、氷室友、長瀬直義
  エンドウの花の精:高村順子
  蜘蛛の精:長谷川智佳子
  カラシナの精:乾友子
  蛾の精:佐伯知香
 
  指揮:デヴィッド・ガーフォース
  オーケストラ:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
  ピアノ:志田明子 (「バレエ・インペリアル」)
  合唱:TOKYO FM 少年合唱団 (「真夏の夜の夢」)
  協力:東京バレエ学校


   《バレエ・インペリアル》  19:00〜19:50
   《休憩》 20分
   《真夏の夜の夢》  20:10〜21:05


さて、今回アンソニー・ダウエルの推薦で選ばれた、写真のスティーヴン・マックレーくんですが、 微妙でした(と感じました)。
  柔軟性は言うことなし
  美しさもあり、オベロン役も良く似合っている
  立ち姿の美しいこと
  また体系も腰の筋肉のつき方は少し幼さ(体躯のか細さ)が残ります
でもでもコジョカル姉さんって言う感じ強かった。少し『頼る』感が強く感じられ、諍いの中にも少年っぽさが強すぎるかな・・できれば逆の方が私は好きでした。でも今後頑張って観て行きたいマックレーくん。でも危ないところもありましたが、柔らかい踊りをします。好きなタイプです。

また、パックの古川さんとオベロン・マックレーくんのテンポはすごく楽しかったです。こんなリズムのつかみ方が出来るマックレークンに期待大ですね・・やっぱり♪ (レイテンシーが全く感じられない、素晴しい掛け合いでした) 特に素晴しかった(役的に)がヘレナ・デミトリアス、ハーミア・ライサンダーの4人、とんでもない位に最高の演技です。しっかりとした主張・踊り・・どこを切っても、どこまでも素敵です。表情が見える位置に座席を取っていてとっても良かったです。


挟み込みの写真(急で仕方なくなのね♪)でも素敵です。
 

2007年10月21日日曜日

パリ・オペラ座バレエ団 2008日本公演 パキータ

 
楽天さんに少し”小ばか”にした記事が掲載されています

2008年POB公演の詳細が楽天に発表になっています。
ただキャストは未だのようで、誰が来日するのか気になるところ・・なんとも、楽天さんは、前日のフジテレビのようなチケット代金。少しきつそうですね。この金額で、ましてBunkamuraオーチャードホールの席でしたら、もしかしてパスかもしれません。先日のNBSの公演がとても良心的に思えてきます。NBSさんも2010年(だっけ?)の公演はこれに引きずられない事を望みますが、ファンはC席¥15,000はきっと次に繋がりません。

名 称 : 日仏交流150周年記念 パリ・オペラ座バレエ団 2008日本公演
出 演 : パリ・オペラ座バレエ団
管 弦 楽 : 新日本フィルハーモニー交響楽団
演 目 : 『ル・パルク』(振付:アンジュラン・プレルジョカージュ)
公演日程
  5月23日(金) 19:00開演
  5月24日(土) 14:00開演
  5月24日(土) 19:00開演
  5月25日(日) 14:00開演
会 場 : Bunkamuraオーチャードホール
入 場 料 : S席 25,000円  A席 22,000円  B席 19,000円  
         C席 15,000円  D席 11,000円  E席 7,000円 (税込)
発 売 日 : 2007年12月22日(土) 一般発売
お問い合わせ : 楽天エンタープライズ 03-6387-0140(平日10:00~17:00)


ちなみに調べてみた結果、パリオペラ座本拠地の公演は以下ですね 
Palais Garnier
Première  11 déc. 2007 19h30 
Prix des places  80€, 60€, 38€, 20€, 10€, 7€, 6€

Paquita  
Emilie Cozette/Aurélie Dupont/Marie-Agnès Gillot/Agnès Letestu/Dorothée Gilbert
Lucien d'Hervilly 
Jérémie Bélingard/Mathieu Ganio/Manuel Legris/Hervé Moreau/Karl Paquette
Inigo  
Stéphane Phavorin/Stéphane Bullion/Yann Saïz

多分ファーストキャストは、Aurélie DupontとManuel Legrisかと思いますが、リュシアン=ルグリの日って(だけ)は、楽天さんも自信はあるかと思いますが、Karl Paquette&Dorothée Gilbertのパキータ&リュシアンだと、少しつらいかも知れません。
80ユーロ(本日:10/21 為替レートで163円)=¥13,040か・・
それもガルニエで・・ 

ただ、この演目は少し興味があります。ほんとうに楽しみですね♪


ちなみにフランス語の月名は(ここを参照しています) 
  • janvier(ジャンヴィエ/1月) 
  • février(フェヴリィリエ/2月) 
  • mars(マルス/3月) 
  • avril(アヴリル/4月) 
  • mai(メ/5月) 
  • juin(ジュアン/6月) 
  • juillet(ジュイエ/7月) 
  • août(ウット/8月) 
  • septembre(セプタンブル/9月) 
  • octobre (オクトブル/10月) 
  • novembre(ノヴァンブル/11月) 
  • décembre(デサンブル/12月)

2007年10月14日日曜日

最近 ・・っていうか今日

久しぶりの更新です。最近本当に仕事が忙しくて怠っていました。
今日久々に時間が空いたので、「芸術劇場」・フェリ引退公演を繰り返し観ています。なんとちょっと気づきましたが、フリオ・ボッカが一瞬ですが、「シチリア島 最終公演・マノン」の短いショットですが、大変嬉しそうにフェリと踊っています・・その様に観えているのは私だけかも知れませんが・・幸せそうなボッカの顔をみてまた熱い気持ちがこみ上げて来ました。でも「沼地」なのに先日の東京文化会館のボッレとは全然違う気持ちです。
ところで、うちのDVDプレイヤーがやっと新しくなりました。先日まで、好きなDVDも観れない状態が続いており、仕事も忙しいこともあり、そのままになっていましたが本日はフェリを思って、繰り返し・繰り返しじっとしています。
来週は「真夏の夜の夢 THE DREAM」/「バレエ・インペリアル」ですね
でもまたeplus等で、

会場 :ゆうぽうと 簡易保険ホール
公演日時:2007/10/25(木) 18:30開場 19:00開演
席種・料金:ペアシート(2名分) \14,000×1枚[チケット料金]


等が出ているようですね。
コジョカルはとても美しいバレリーナかと思います。先日の「シンデレラ」以降来日を楽しみにしている1人ですが、こんなに早く来てくれるとは感謝ですね。少し短めですがとっても好きな演目です

2007年10月2日火曜日

新国立劇場開場10周年記念オペラ・バレエ ガラ公演

  
今日は「セレナーデ」を観てまいりました。
  第1部:バレエ「セレナーデ」
        【振付】ジョージ・バランシン
        【音楽】ピョートル・チャイコフスキー
        【ステージング】パトリシア・ニアリー
        【指揮】渡邊一正

『新国立 サイトから抜粋』
新国立劇場は、オペラ、バレエ、コンテンポラリーダンス、演劇という現代舞台芸術のための日本で唯一の国立劇場として、1997年10月10日に開場し、この秋、開場10周年を迎えます。おかげさまで上演する公演の水準は今や国際的にも評価されるようになりました。このたび、文化庁芸術祭オープニングを祝し、皆様の10年間のご愛顧に感謝の気持ちを込めて、新たに「オペラパレス」の愛称をいただいたオペラ劇場にて、オペラとバレエによるガラ公演を華やかに開催します。
開場と同時に誕生した新国立劇場バレエ団は、このシーズン、初の海外公演を実施します。それに先駆けまして、上演作品の一つであるバランシン振付の名作「セレナーデ」をご披露します。その技術と美しさは世界最高水準と賞される新国立劇場バレエ団による瑞々しい舞台をどうぞご堪能ください。
-- <ここまで>--


セレナーデは大変旋律の美しい楽曲です。 チャイコフスキーの「弦楽のためのセレナーデ」 ハ長調 作品48(serenade for strings in C major Op.48)です。 女性3人のソリスト 「ワルツの女」「ロシアンガール」「第一夫人」。

9/26「オペラ・バレエ ガラ公演「セレナーデ」直前報告」 ← 寺島ひろみ・寺島まゆみ オフィシャルサイトに情報があります。読んでからの行っていたので、楽しめました。バランシン振付のとっても素敵な、また美しい演目でした。 多分新国立劇場バレエ団のレパートリーとしては、とっても相性の良い演目と思います。今日はまゆみさんのロシアンガールでしたが、少し危なっかしい所もあり、昨日のひろみさんも観てみたかったな・・。今回は全然チケットの手配が出来なかったのでしょうがないか! でもでも「ジャンプガール」って感じはすごく理解♪

コールはとても揃っていて綺麗です。また2Fのちょうど下手斜めに座っていたので、フォーメーションは十分に堪能でき、良かった様に思います。
ところで、本日気が付きましたが、今日は電車の出口が新宿から後ろで、時間も少し余裕があったので、 オペラシティー側から歩きました。オペラパレスの正面、池の上にロゴが入っているって知りませんでした。「TOKYO OPERA PALACE」と少ししゃれた文字(多分ステンシルバー 夜だったのでちょっと分からなかったですが)が・・ うむ ようやく認知されだしている・・と感じた夜でした。


      
 厚木さん            まゆみさん          西山さん
 
西山さんが本当に素敵でした。
もちろん、逸見さん、森田さん、厚木さんも・・
大好きな、まゆみさんも ・・・ これからも楽しみにしています

2007年9月30日日曜日

ボリショイ・バレエ&マリインスキー・バレエ合同ガラ公演

NHKが先日の『フェリ引退公演』に引き続き、『ボリショイ・バレエ&マリインスキー・バレエ合同ガラ公演』を放映して頂けるようです。楽しみにしつつ、また後日レポートします


10月 5日 (22:25~1:20)
案内役:中條誠子アナウンサー
ゲスト:村山久美子(舞踊史研究家)


ロシアが世界に誇る屈指のバレエ団、ボリショイ・バレエ団とマリインスキー・バレエ団が8月末、歴史上初めて合同公演を行った。 それぞれの威信をかけて、互いが火花を散らすガラ公演の模様をあますところなく紹介する。


【ボリショイ・バレエ団】
≪エスメラルダ≫
   <振付:プティパ/音楽:ドリゴ>
   エカテリーナ・クリサノワ&ドミートリ・グダーノフ
≪マグリットマニア≫
   <振付:ポーソホフ/音楽:ベートーベン>
   ネッリ・コバヒーゼ&アルテム・シュピレフスキー
≪海賊≫
   <振付:プティパ/音楽:ドリゴ>
   ニーナ・カプツォーワ&アンドレイ・メルクーリエフ
≪ジゼル≫
   <振付:コラーリ/音楽:アダン>
   スヴェトラーナ・ルンキナ&ルスラン・スクヴォルツォフ
≪ファラオの娘≫
   <振付:プティパ、ラコット/音楽:プーニ>
   マリーヤ・アレクサンドロワ&セルゲイ・フィーリン
≪パリの炎≫
   <振付:ワイノーネン/音楽:アサフィエフ>
   ナターリヤ・オシポワ&イワン・ワシーリエフ


【マリインスキ-・バレエ団】
≪ばらの精≫
   <振付:フォーキン/音楽:ウェーバー>
   イリーナ・ゴールプ&イーゴリ・コールプ
≪べニスの謝肉祭≫
   <振付:プティパ/音楽:プーニ>
   エフゲーニヤ・オブラスツォーワ&ウラディーミル・シクリャローフ
≪3つのグノシエンヌ≫
   <振付:マネン/音楽:サティ>
   ウリヤーナ・ロパートキナ&イワン・コズロフ
≪ディアナとアクテオン≫
   <振付:ワガノワ/音楽:ドリゴ>
   エカテリーナ・オスモールキナ&ミハイル・ロブーヒン
≪グラン・パ・クラシック≫
   <振付:グゾフスキー/音楽:オーベール>
   ヴィクトリア・テリョーシキナ&アントン・コルサコフ
≪チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ≫
   <振付:バランシン/音楽:チャイコフスキー>
   アリーナ・ソーモワ&アンドリアン・ファジェーエフ
≪瀕死の白鳥≫
   <振付:フォーキン/音楽:サン・サーンス>
   ウリヤーナ・ロパートキナ
≪ドン・キホーテ≫
   <振付:ゴールスキー/音楽:ミンクス>
   オレシア・ノーヴィコワ&レオニード・サラファーノフ

指揮
パーヴェル・ソローキン(ボリショイ・バレエ)
アレクサンドル・ポリャニチコ(マリインスキー・バレエ)
東京ニューシティ管弦楽団

<収録>
2007年8月30日(木)、9月1日(土) 

新国立劇場 オペラ劇場 (東京) 

 

2007年9月26日水曜日

タッチキン・バレエ ・・続き?

サイトに下記記事が・・
  「白鳥の湖」全四幕(三幕4場)
  「サンクトペテルブルグ・バレエ・シアター」
  日本公演2008公演中止のお知らせ

この度、2008年3月20日~26日、東京文化会館、神奈川県民ホール、大田区アプリコホール、ティアラこうとうにて開催を予定しておりました「サンクトペテルブルグ・バレエ・シアター/タッチキン・バレエ」公演は、プリンシパル・ダンサーのイリーナ・コレスニコヴァの懐妊が明らかになった為、医師の判断により、中止することとなりました。お客様には大変ご迷惑をお掛けいたします旨深くお詫び申し上げますと共に、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。つきましては、チケット代金の払い戻しに関しましては、ご購入頂いたプレイガイドにて対応させていただきますので、大変お手数ですがお問合せお願い申し上げます。また今後の公演につきましては詳細が決定し次第、HP、新聞等各メディアで発表させて頂きます。何卒ご理解とご了承を賜ますようお願い申し上げます。

らしいですね。
チケットの払戻しは明日テイトへ連絡してみます。
それにしても、ご懐妊ですか、とにかく「おめでとうございます」お幸せに♪

2007年9月24日月曜日

少し気になっている -DVD レーベル-

 
先日Amazonからのメールで「BALLERINA マリインスキー・バレエのミューズたち」があり、少し気になったので、とりあえず注文してみました。
内容は、
  出演: スヴェトラーナ・ザハロワ, アリーナ・ソーモワ, ウリヤーナ・ロパートキナ, ディアナ・ヴィシニョーワ, エフゲーニャ・オブラスツォーワ
  リージョンコード: リージョン2
  販売元: TDKコア
  DVD発売日: 2007/10/24
  時間: 77 分
  ASIN: B000VDXETU

らしいですが、今から楽しみですね♪


2007年9月23日日曜日

昨日の NHK 教育 「芸術劇場」


    
    
    少しだけアッツォーニ 
       ***********
いきなりですが、やっぱりシルヴィア・アッツォーニ アレクサンドル・リアブコ:「マーラー交響曲第3番」、やっぱり良かったな・・。 ハンブルグ・バレエが「ノイマイヤー作品」をもって来てくれれば、絶対に見に行きたいと思いますね
       ***********

★ 素敵なバレリーナのアレッサンドラ・フェリでした♪

やっぱり、こんな素敵なバレリーナは多分無理かもしれませんね。
美しいとか上手いとかではない、ボッレもインタビューで言ってられましたが、「物語に引き込む魅力」が素晴しい。 たぶん何人かこの境地に達しているダンサーがいると思いますが、引退理由が「家族との時間」を1番にあげています。 本心かと思います。フェリの2人の娘さんのかわいい事・・ 本当にいいとこをを取った、お嬢たち♪  シチリア島での最終公演の翌日は、長女フェリの10歳の誕生日らしいね! この3連休中何回も何回も繰り返し観ています。 都さんもきていたのですね。知りませんでした。
・・シチリアではフリオ・ボッカとの・・
やはり彼との「マノン」沼地は圧巻でした。思わず(実際に観たことはありませんが、彼の存在はアイデンティティの一部だった様に思います)数秒のフィルムでしたが、本当になみだ・・感動です。(苦言:フジさんでは、この事を理解できないよね) 特に彼を見つめるフェリの刹那。 ボッレとは表情がこんにに違うのか・・
東京公演での会見内容: 「私は今、魔法にかかった様な状態にあります。表現したいことと身体の動きが完全に一つになっているのです。この状態が終わってしまうのを待ちたくありませんでした。今引退する事で、この時間の感覚をずっと覚えていたかったのです」・・ すごい言葉でした。 私は彼女の年齢の積重ねの緻密さに、あらためて尊敬の念を抱き、良い思い出としたいと思います。

お幸せに フェリ
ほんとうに ほんとうにありがとう フェリ


話題変わりますが、ミラノ・スカラ座で以下の記事があります



Teatro alla Scala
Romeo and Juliet
 8, 10, 20, 21, 23 February7 (2 perf.),
 12 (2 perf.), 14, 18, 21 March 2008
    Etoile Roberto Bolle (8, 10, 20, 21, 23 February)
    Massimo Murru (7 evening, 12 evening, 14 March)
 Guest Artists
    Alina Cojocaru (8, 10, 21, February)
    Julie Kent (20, 23, February)

先日はコジョカルしか発表されていませんでしたが、ジュリーケントですね。ムッルの相手役は、スカラ座のダンサーかな? フェリの居ない「Romeo and Juliet」がどうなるのか気になるところですが・・・。

また、「椿姫」のマルグリットは未だ決まってないようです。 なんとなくですが、決まって欲しくないな。特に「椿姫」は思いが強いので、観れるとしたら、ハンブルグ・バレエの公演で観てみたい気がします。
って勝手なこと書いちゃいました♪
 

2007年9月21日金曜日

本日の芸術劇場


 
9月 21日 (22:25~0:40)
案内役  :中條誠子アナウンサー
ゲスト   :吉田 都(バレリーナ)


ついにこの日が来ましたね♪ あの空っぽになった日から忙しさで紛れていましたが
ほんとうに待っていました。この続きはまた後で書きます。


★ 特集 バレエ界の名花 フェリが残したもの
当代随一の演技派バレリーナとして知られるアレッサンドラ・フェリ。情感あふれる踊りで世界中のファンを魅了してきたフェリが、8月のステージを最後にバレエ界を引退する。 フェリは、シルヴィ・ギエムと並び称される20世紀最大のバレエ界の名花。「バレエ界のマリア・カラス」とも呼ばれ、ミラノ・スカラ座バレエのエトワール、アメリカン・バレエ・シアターのプリンシパルという大役を果たしてきた。 番組では、8月2、3日に行われた最後の来日公演と、8月10日にシチリアの古代劇場で行われるラスト・パフォーマンスを取材。

★公演コーナー①アレッサンドラ・フェリ 引退記念公演
アレッサンドラ・フェリはイタリアが誇る世界のトップ・ダンサー。 ドラマチックな表現と類いまれな演技力でファンを魅了してきた。 ロイヤル・バレエ、ニューヨークABT、ミラノ・スカラ座などを中心に活躍を続けてきた彼女は今年3月、「最低の状態になったときに裏口から出て行くのではなく、艶やかにお辞儀をして舞台を去りたい。」と語り引退を表明。本公演は、日本で彼女をみられる最後の公演となる。かつて在籍した一流バレエ団のプリンシパルたちが 共演者として出演、フェリの最後を飾るガラの舞台となった。

<演目>
 「海賊」からパ・ド・ドゥ」(音楽:ドリゴ/振付:プティパ)
 「ロミオとジュリエット」からバルコニーのパ・ド・ドゥ(音楽:プロコフィエフ/振付:マクミラン)
 「交響曲第3番」から(音楽:マーラー/振付:ノイマイヤー)
 「白鳥の湖」から第2幕 グラン・アダージョ(音楽:チャイコフスキー/振付:イワノフ、プティパ)
 「エクセルシオール」からパ・ド・ドゥ(音楽:マレンコ/振付:デッラーラ)
 「オセロ」から第3幕のパ・ド・ドゥ」(音楽:ゴールデンサル/振付:ルボヴィッチ)
 「ジゼル」第2幕パ・ド・ドゥからアダージョ(音楽:アダン/振付:コラリ、ペロー)
 「太陽が降り注ぐ雪のように」(音楽:シンドラー/振付:ダレシオ)
 「ハムレット」からオフィーリアとハムレットのパ・ド・ドゥ(音楽:ティペット/振付:ノイマイヤー)
 「マノン」第三幕から沼地のパ・ド・ドゥ     (音楽:マスネ/振付:マクミラン))

<出演>
アレッサンドラ・フェリ (スカラ座バレエ エトワール/ アメリカン・バレエ・シアター プリンシパル)
ロベルト・ボッレ (スカラ座バレエ エトワール/ ロイヤル・バレエ ゲスト・プリンシパル)
ホセ・カレーニョ (アメリカン・バレエ・シアター プリンシパル)
ジュリー・ケント (アメリカン・バレエ・シアター プリンシパル)
アリシア・アマトリアン (シュツットガルト・バレエ プリンシパル)   ほか

<収録>
2007年8月2日(木) 東京文化会館




★公演コーナー②鈴木秀美&平井千絵コンサート
  オランダで古楽を学び、18世紀オーケストラやラ・プティット・バンドで活躍したチェリスト、鈴木秀美の演奏を紹介する。 共演は、同じくオランダで学び2001年にブルージュ国際古楽コンクールで第3位に入賞したフォルテ・ピアノの平井千絵。
<曲目>
チェロ・ソナタ 第1番 変ロ長調から 第1楽章、第3楽章(メンデルスゾーン)
<出演>
鈴木 秀美(チェロ)
平井 千絵(フォルテピアノ)
<収録>
2007年4月18日(水) 王子ホール(東京)

  

2007年9月17日月曜日

willcom (携帯電話) ネタ



■セサミのCMで、草刈民代さんが、携帯電話でイリーナ・ペレンが、最近少しだけ、バレエが多くなるのは嬉しい限り。

最近・・ 気づきましたが、携帯電話(Willcom)のCMで、美しいアラベスクを決めているイリーナ・ペレン(レニングラード国立バレエ)が気になりますね。一目で分かっちゃいましたね。あのあごの丸さは、最近ルグリAプロの階段下で近くで観ました。(偶然に見てしまいました。彼女も東京にいたのね。多分バレエフェスティバルだったと思います)
今年最初の初見(ジゼル・バヤデルカ)から、ルグリAプロで間近で見て、やっぱり素敵ですね。

willcom CMサイト
Download
(右クリック:保存でOKです。クリックで再生されるようです)

思っていたより身長は大きいようですが、大変愛らしいバレリーナです。