2007年8月10日金曜日

7/16オーストラリア・バレエ団.2

  

眠れる森の美女オーストラリア・バレエ団 2007年日本公演(全3幕)

振付:           マリウス・プティパ/スタントン・ウェルチ
音楽:           P.I.チャイコフスキー
指揮:           二コレット・フレイヨン
構成:           クリスティアン・フレドリクソン
装置・衣装:         フィオナ・レイリー
照明:           ジョン・レイメント        


【キャスト】
オーロラ:         ルシンダ・ダン
フロリムント王子(兄):  マシュー・ローレンス
フロレスタン王子(弟):  ケヴィン・ジャクソン
王:            フランク・レオ
王女:           キスメット・ボーン
カタラブット(式典長):  コリン・ピアズレー
宮廷の看護婦:      ソフィー・フレッチャー
看護婦:          カミラ・ヴァーゴティス、ジュリエット・バーネット、ナタリー・ヒル、ジーナ・ブレシャニーニ
リラの精:         ダニエル・ロウ
カナリヤの精:       マドレーヌ・イーストー
地の精:          久保田美和子
空気の精:         ラナ・ジョーンズ
水の精:          アンバー・スコット
火の精:          ゲイリーン・カンマーフィールド
リラの精の騎士:     アダム・ブル、ポール・ノブロック
青い鳥:          レミ・ヴェルトマイヤー
二人のイワン:       ダニエル・ゴーディエロ、ツゥ・チャオ・チョウ
ジンジャーキャット:   ベン・デイヴィス
白い猫:          ナターシャ・クセン
人形:           ジェシカ・トンプソン、ブルック・ロケット、本坊玲子、ダナ・スティーヴンセン
彫像:           ルーク・インガム、ティモシー・ファラー、ゲンナーディ・クーチン、ジョン=ポール・イダシャク
カラボス:         オリヴィア・ベル
四人の冬の精:      ロビン・ヘンドリックス、ジェーン・カッソン、ステファニー・ウィリアムス、フランシス・マーフィー
フクロウ:         シモーヌ・プルガ
カラボスの騎士:     藤野暢央、マシュー・ドネリー
四人の王子:       トリスタン・メッセージ、アダム・スーロウ、ルーク・インガム、アンドリュー・キリアン
オーロラの友人:     カミラ・ヴァーゴティス、ジュリエット・バーネット、ナタリー・ヒル、ジーナ・ブレシャニーニ
男爵夫人:        ジェーン・カッソン


【改訂記】
(抜粋)「おとぎ話」から「エキゾチックで神秘的な寓話」へ・・・1991年メルボルン州立劇場で初演される。「眠れる森の美女」に核心である善と悪の戦いを、前面に押した。振付・美術とも、二人の姉妹、”冬の女王カラボス”と”春の女王リラの精”の闘争に焦点をあて、季節同士の戦いを描き出す。「オーロラは成長し、やがて氷と闇の世界」に入って行く。最後は、彼女の生命に立ち返り、全てが赤と金色に染まる・・・・。

【感想】
今日は、こんな・・「眠れる森の美女」もありか・・って感じでした。実は、1・2幕は、舞台の3/4は見えませんでした。前の女性2人が(多分)バレーボールの選手位の座高があり、壁となってウゴウゴする事も出来ずに、全体感がまるで不明!(すみません)おまけに、左右に首振り・・少しだけでいいのでマナー向上にご協力願います!
っとまあ、2幕ローズアダージョの位置に前もって頭をもって行って置いたので、ルシンダ・ダンのバランス感だけは、観ることが出来ました。3人目で少し不安定になって危なかったが、終了でブラボーの嵐でした。(私も心の中でプラボー!× ∞ でした)
幕間にNBS様にお願いして、1F後方に席を変更して頂きました。(本当に親切な方で助かった)・・3幕目、キャラクタとグラン・パ・ド・ドゥは見るぞ・・なんて思い、視界が開(いた事が)けて良かったです。ストーリー性はなんか読み進むうちに納得はするが、前回の「白鳥の湖」でも感じましたが、「おとぎ話」的な方が自分では好きなようです。
ただ、ジンジャーキャット&白い猫、人形のキャラクターダンスはつぼにはまりました。青い鳥はそんなに良いと思わないし、また「グラン・パ・ド・ドゥ」特に、フロリムント王子のバリエーションは少し物足りなかった様に感じました。男性陣の体力は殆どをリフトに使い果たしている配分・・もう少しだけでいいので、充実して欲しい所です。さんざん言いたい事言ってますが、ルシンダ・ダン&マシュー・ローレンスは凄く素敵でした♪多分ですが、ルシンダ・ダンの(ロットバルト男爵夫人の演技・オーロラの演技)演技力は団の背景でも書かれていた様に、経験で育てられた結果かと思います。そうした"見守れる土壌がオーストラリアにある事"は素晴しい事! 併せてオーストラリア・バレエ団の真価は、総合力かと思われます。指揮・構成・装置・衣装、これはすごく現代的で、間延びの少ない色使い、動きを考慮したマテリアル(男性陣のタイツの生地の光沢系は綺麗ですよ)は、「はっ」とするものを使用している。構成要素のセンスは大好きな方です。また相変わらず、先日同様、照明(ジョン・レイメント )は良い仕事。 
「眠れる森の美女」の感想になっていませんね。 今回は見えなかったのでこれ位しか書けません。

【オーケストラ】
相変わらず素敵でした。 構成は先日の音を踏襲しており、管系以外は二コレット・フレイヨンの感性が効いていた様に思います。この方やはり今日も気になり観ていましたが、舞台を本当に良く見ていますね。(一般的に良いか悪いか判りませんが・・)  微妙なリズムは、時々で”ダンサー主体ワザ”を使い分ける姿は忘れない♪

【特記】
台風は大丈夫でしたが、本日「日本の真ん中」で、地震がありました交通機関は上越方面がこの時間も停止していましたが、JR山手等の影響は大丈夫被害に遭った方にはお見舞い申し上げます

【少しの・・ネタ】
先日の「白鳥の湖」は、オデットがロットバルト男爵夫人を・・今日の「眠れる森の美女」は、オーロラがカラボスを・・ほっぺをぶってった。(珍しい光景を見れました)やっぱりこれは、微妙な好みです!

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