2007年8月11日土曜日

8/9 ルグリと輝ける仲間たち 2007 プログラムA

仕事を脱け出し、「五反田ゆうぽうと」へ
今日は「ルグリガラ」です。何となく先日のフェリのショックで、会社を離れると、ぼっ~としている時間が多くなっている私。ホールについてもパンフレットも買わないで待っていた(気が付きもしなかった)。以前このルグリガラは、『白の組曲』を心待ちにしていました。
Lalo: Namouna; Gounod: Mors et vita; Judex
のCDを聞いてからと言うもの、どの様に展開されるのか、待っていました。でも何となく空っぽな・・・

はじまりました。
アニエスのシガレット
ミリアム・ウルドとマチューのアダージョ
メラニーのフルート
等、コリフェから順に展開される演目、綺麗でした。
特に東京バレエ団のサポートの前後感は・・今日は良かったですね!

第3部に進み、「白のパ・ド・ドゥ」の生ピアノで、また涙ぐみました。エレオノーラがどうとか、ペッシュがどうとかではなく、
フェリの姿を映して、目を瞑ることで現実を逃避していました。

最後の「オネーギン」だけは別でしたね♪
この演目は私、全くの初見です。
モニク・ルディエールは、ヌレエフ版のジュリエット役(私の稚拙な知識だけですが)など、フェリと似ている点があると思っていました。実際は、ルディエールの方が表現が豊かかも知れません。での彼女はオペラ座一筋。 タチアーナを演じるルディエールは明らかに現エトワールである人々より表現力がある様に感じているのは私だけでしょうか。 手紙のパ・ド・ドゥは、心の動きが言葉で出てきてしまうくらいの迫力です。2Fからの観劇でしたが、ルグリ・ルディエールは十分に饒舌で演じられるペアダンサー
は、ボッカ・フェリが引退した現在、世界でこの2人が頂点の様に思います。
ルディエールはこの「オネーギン」でほんとうに引退するようですが、残念でしょうがありません。
オペラ座は定年(女性40歳、男性45歳)があり、ダンサーとしての引退と勘違いすることがありますが、この様な方がもう少し受け入れて欲しい。 私が求めている感性は少し古くなってきている様ですね。
明日、日曜日はBプロです。
これはイレールを観たいために買ったのですが、俄然「オネーギン」が楽しみです。

 

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